Elfin Knights Project「倶利伽羅之剣/黒染」

2014(平成26)年10月、Elfin Knights Project様が発売された「倶利迦羅之剣」のお話です。

先日お話しした「草薙之剣」よりも横幅のある桐箱に入っています。
初版ではなく、発売後暫くしてから入手しました。

 

 

蓋を開けてみますと、こんな感じです。
「黒染」ヴァージョンを購入していました。

 

 

連れ帰ってきてから7年程が経過していますね。
触っていると「黒染」が手に付く、つまり色落ちし易いということでしたが、触ることもなく、そのまま箱の中に封印していました。
久し振りに封印を解き、箱の中から解放してみると・・・

 

 

何と、錆びているっ!
背景を黒くしたところ、茶色く錆びているっ!
〝使い込んでいる〟感がしますが、安心してください。使っていません。
そもそも〝使い方〟を知りませんの。

「黒染」とは表現されていますが、塗装だということです。
ハイメタル製だということですが、メタルの種類によっては錆びるのだそうです。
錆びちゃうんだ・・・。

 

 

柄本から剣身を見ています。
剣身の中心部に「倶利伽羅龍」が彫り込まれています。
左右に「爪」がカッコ良く広がっていますね。

 

 

切先の拡大画像です。
先端部分には、笹穂の形にも似た膨らみがあります。
剣の先端がこの形態である事例として典型的なものは、大和国新薬師寺の十二神将のうち「伐折羅大将」(国指定名「迷企羅」)が手にしている三鈷剣です。

実際に刺突すると〝抜けにくい〟形状です。

 

 

仮に表側としますが、剣身中央部に「倶利伽羅龍」が彫り込まれています。

 

 

反対側(仮に裏側とします)にも、向きが異なりますが同じ姿の「倶利伽羅龍」が彫り込まれています。

 

 

剣身の手元がギュッと括れて、左右に鋭角な「爪」が広がっています。
形状としては剣身の括れから爪の内側に刃がつけられているのでしょうね、実際はついていませんけれど。

それにしても黒染は剥げているし、錆びてもいるし・・・。
形態はカッコいいのに。

 

 

 

こうして剣身の全体が映るようにして見ると、やっぱりカッコいい。
剣身がもっと長かったなら、もっともっとカッコいかったのに。

 

 

 

剣身部分の厚みをお伝えするため、斜め側から観ています。
刃が薄く、鋭利な印象が強く伝わってきます。
左右の爪が〝獲物を逃さない〟感を主張しています。
何と強力な波動を発する武器なのでしょう。

長い柄の先に装着しても、素敵な三つ叉の槍としてイケそうです。

 

 

剣身部分を真横から観てみました。
形状から刃がついているかの様ですが、物質を切ることはできません。
特殊な術などを施せば、何でも〝斬れちゃう〟感がしますね。

 

 

 

ここまで持っていた「柄」の部分に視点を移してみましょう。

剣身部分から〝握る〟柄の部分を観ています。
柄と剣身が一体化した造りとなっています。

 

 

柄頭の拡大画像です。
先端が接触している三鈷杵になっています。
ということは、Elfin Knights Project「倶利迦羅之剣」は剣身に倶利伽羅龍が彫り込まれている三鈷剣ということになります。

三鈷剣は、三鈷杵のうち中央の鈷が伸びて剣となっており、本来は不動明王の持物で災厄・悪気・煩悩を切り払って剣を持つ者を守護し、魔を降伏する強力な法具・武器です。

 

 

柄頭の三鈷杵と、握る柄の部分を観ています。
柄は、これまでElfin Knights Project様が製作された長い三鈷剣・独鈷剣の柄と同じデザインになっています。
迫力がありますな。

 

 

柄部分を拡大しています。
中央部には大日如来の眼を象徴する「鬼目」(きもく)と呼ばれる突起が象られています。
また、「蓮弁帯」(れんべんたい)」を簡略化した蓮の葉の意匠が施されています。

 

 

柄を真横から観ています。
剣身部分が薄いのに対し、柄はこの様に凸が激しくなっています。
ですから握った時、手にしっくりと馴染むのです。

 

 

斜めにして柄頭から柄を観ている画像です。
三鈷杵といい、鬼目・蓮弁帯が表現されている柄といい、剣身の付け根部分から広がっている爪といい、どの組み合わせをとって見ても、素晴らしいシルエットです。

 

 

握ったことで本来ならば柄の部分の塗装が剥げたり、変色したりするものでしょうが、柄の黒い塗装が生きています。
逆に触っていない柄頭や剣身部分の塗装が変色したり、錆が生じているのが判ります。

 

 

 

封を解いて箱を開けた時、〝塗装し直さなければなならないな〟と思ったのですが、現状を見ると味が出ていて「このままでいっか」となってしまいました。
再塗装は何時でもできますからねっ。

 

 

 

 

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