特別企画⑩　イＳム「毘沙門天」2020Limited（Standardサイズ）への模様入れ

「イＳム」様の毎年恒例となった「Limitedシリーズ」ですが、2020（令和２）年春の受注は〝金・銀・銅の輝きを身にまとい力強く未来を見据える毘沙門天〟でした。オリンピック開催をイメージしたカラーリングです（結果としてオリンピックは１年順延となましたが）。
受注期間は2020（令和２）年４月16日～４月29日と短めで、この時はS-ClassとStandardの２サイズでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「イＳム」様公式ＨＰより）

〝Limitedシリーズは逃さない〟を標榜しておりますので、申し込むことに問題は無かったのですが、S-Class／Standardの２サイズというのは、この時が初めてでした。

S-Classは未だ当御所で迎えたことはありませんし、価格的に破壊力が大き過ぎということで、ほぼ躊躇することなくStandardサイズを申し込んだのです。

出来上がったという連絡をいただき、東松山のロジスティックセンターへ迎えに行き、その美しきお姿は既に紹介した通りです。

普通は、ここで話が終わりです。ところが、これが話の始まりなのですよ。

先に掲げたS-Class／Standardの毘沙門天2020Limitedの画像、最初に見た時にS-Classのデカさにだけ圧倒されて、「スゲえのぅ」としか思っていなかったのです。
そして当御所ＨＰに記事を掲載し、そこで安心していました。
記事をまとめる際、色々な視点・角度から撮影しましたので、像の姿が記憶に残っていました。その状態で、かなり時間が経過してから、偶々この毘沙門天2020Limitedの特設ページを見て、気が付いちゃったのです。

下半身を防護する、前楯（まえたて）と表甲（おもてこう）に
　S-Class　　…繁栄の象徴パルメット文様＋勝者と栄光のシンボル月桂樹あり
　Standard　…上記文様が省略されている

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「イＳム」様公式ＨＰより）

のが・・・。
背景が白くても黒くても、受注受付期間では気付きませんでしたよ。
ですから、当御所で迎えたのは

繁栄の象徴「パルメット文様」と勝者と栄光のシンボル「月桂樹」が無い、毘沙門天でしたの。

なので、いつもお世話になっているスタッフ様に連絡し、
〝Standardサイズの毘沙門天2020Limitedに、S-Classのパルメット文様と月桂樹を入れてもらえませんかね？〟
という相談＆お願いをしてみました。
いろいろな経緯がありまして、最終的に特別料金がかかることを受け容れて、文様を入れてもらえることになりました。
篁千礼先生、そしてイＳムスタッフの皆様、お手数をおかけし申し訳ありませんでした＆誠に有り難うございました。

そうして再び連れ帰ってきたのが、こちらっ。