(2023・令和5年)霜月のある日、株式会社MORITA様のロジスティックセンターへTanaCOCORO「清浄比丘童子」を迎えにいってきましたよ。
いつもお世話になっているスタッフ様が清浄比丘童子を3体、ご用意してくださいました。
倉庫からランダムに出していただいたのだそうです。
ちょいと上から観てみます。
光の当たり具合で表情が変わって見え・・・
じゃないですね。
中国の工房で職人さんが一体一体ずつ手作業で彩色しているということで、並べてみるとどれひとつとして全く同じにはならないのだそうです。
公式サイトの通信販売で購入されるのが一般的ですよね。
「購入オーディション」が開催できるのは株式会社MORITA様のご厚意と、通い続ける「河越御所」との間に生まれた信頼関係によるのです。
清浄比丘童子1体を迎えにいったのですが、こうして3体のうちから選ばせていただきました。
こうしてご覧いただくと、各々の清浄比丘童子に「個性」があることがお判りいただけることでしょう。
ほらっ、それぞれの「個性」が際立っていますよね。
先ずは3体のうち、左側の清浄比丘童子です。
眉がくっきり太めですね。
目力(めぢから)もなかなか強めです。
次は3体のうち、真ん中の清浄比丘童子です。
眉の形が非対称ですね。
実際に存在する坊主っぽいです。
頭部の彩色が、少々淡い感じですね。
そして3体のうち、右側の清浄比丘童子です。
あら、こちらも眉毛が太めです。
顔の彩色が、少々暗めな感じですね。
1体ずつ獲った画像は、光が当たる様にしたものです。
3体を並べた画像よりも、「個性」が判り辛いですな。
ちょいと離れ、また3体が並んだ画像をご覧ください。
「個性」が判り易いでしょう。
ありゃ、この画像が「個性」が 判りませんのぉ。
こりゃ又、難儀な画像・・・じゃないのですぞ。
〝頭〟ばかりにとらわれてはなりませぬ。
背中から脹ら脛にかけての彩色に「個性」を見出すことができまする。
こうした遊びは楽しいのですが、キリがございませぬ。
いやはや、横からですと清浄比丘童子の「個性」と特徴は余り明確になりませんな。
顔が見えると、「個性」が判りますわな。
〝人形は顔が命〟とは能く言うたものです。
この「清浄比丘童子」が発売されるというお話をうかがった時、
「こりゃ、売れんでしょ。」
と礼を失する発言をしてしまいました。
高野山・八大童子の商品化が進んでおります。
来年(2024年)には八大童子が勢揃いすることになるでしょう。
他の童子の如き強さ・鋭さ・格好良さを感じる造形ではありませんからね。
今回のロット(在庫)のあるうちに、「清浄比丘童子」を迎えられるのがよろしいかと存じますよ。
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