大和国大神神社(奈良県) その参

大和国を訪れると、必ず大神神社に参拝することにしています。
今回の記事は「その参」としていますが、実際の参拝回数ではありません。
コロナ禍に見舞われる以前は、連続して三輪山登拝をしていましたからね。

ということで今回は各所で大和国を満喫した後の夕刻、大神神社を訪れました。
駐車場に車を停め、大鳥居の向くと

天照大神が笑顔で手を振ってくれていましたよ。

 

同じ時刻の

三輪山の様子です。
夕方に大神神社を訪れるのですが、肉眼では暗く感じていても画像ではまぁまぁ明るいのです。

 

大和国一宮ですからね、大和国に来たら大物主大神に挨拶しなくては。

 

JR桜井線の踏切です。
ここを渡って

 

ワイド写真で箸墓古墳(左)と三輪山(右)を一枚にまとめちゃいました。

 

参道の工事はほぼ完了と見えますが、初詣体制として自動車の一方通行の指示がなされていました。

誘導のガードマンも複数配置され、鳥居前に停まろうとする車に声掛けをしていました。

 

工事が完了したら、二の鳥居までスッキリするのでしょうかね。

 

 

二の鳥居の前には門松が据えられています。
年末は、こうした風物詩を楽しむことができますね。
武蔵国在住なので、年始の大和国を訪れるのは現状困難なので。
それにしても明るい写真です。
天照大神が沈んで、暫く経っているにも関わらずです。

 

南天が鮮やかに映えていますね。
〝魔除け〟ですよ。

 

 

夕刻の参拝だと、観光客の姿はほぼありません。
画像加工など、全くしておりませんよ。

 

 

「三輪明神」の額です。

 

参道の画像は撮っておりませんでした。
黙々と拝殿へと向かってしまったからです。

 

手水舎には宝珠に巻き付いた蛇が御座します。

三輪山・大神神社ですからね。

 

手水舎で禊をしていると、丁度明かりが点きました。

 

同時に参道も明るくなりました。
そうそう、暗かったから写真を撮らなかったのですよ。

 

注連縄を潜り、愈々拝殿の前に行きます。

 

二の鳥居から拝殿前の階段までは森の中歩いている様で暗いのですが、拝殿前になると明かりが差す様になっているのですね。
神社建造物の配置は、こうした配慮もなされた上で定められているのです。
古の人びとの考えを、現代の我々はこの様に気付く訳です。

 

拝殿、向かって右側に毎年干支が掲げられています。
来年は辰年ですから、ドラゴンが描かれていました。

 

 

他に参拝客が居なかったので、ちょっとの間、拝殿前で遊んでいました。

 

神社の皆様も片付け/撤収をしているのですが、明かりが点いている奥の売店(授与所)は営業をしているのです。
朱印をいただきましたよ。

 

朱印をいただいた後、拝殿前で立ち止まると

こんな感じでした。
短い時間で、こんなに暗くなるのです。

 

拝殿、向かって左側の神木。
明るかろうが、暗かろうが、蛇(もしくは龍)が巻き付いている様に見えます。
いや、蛇(もしくは龍)が巻き付いているのですよ。

 

急激に暗くなってしまいました。
星が輝いていますね。

 

参道を下り、二の鳥居で振り返ると

こんな感じに。
通常は夕方の神社参拝をしない様に心掛けているのですが、大和国大神神社だけは別なのです。
だって、拝殿の表情の変化や幻想的な参道の様子・・・。
とても楽しむことができているのですから。

 

帰り道、ふと振り返ると、夜空に満月が。

 

なかなかな勢いで、満月の位置が高くなっていきます。

 

駐車場から、三輪山の上に浮かぶ満月を観ています。
2~3年前も満月でしたが、今回は雲が無い、素晴らしい状態を楽しむことができました。

 

この様な場面、又とありませんからね。

大鳥居まで歩き、「三輪明神」の灯籠から観月している様子です。

明るいうちは天照大神に、暗くなってからは月読命に愛でられ、とても心地好き旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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