活動の覚書(ブログ)一覧

中尊寺をじっくりと楽しんできました。

 探訪エンターテイメント部門「陸奥国中尊寺(岩手県)その弐」を掲載しました。

 弥生(3月)に陸奥国平泉を訪れた時のお話です。前の中尊寺参詣は如月(二月)で、時間も限られていた〝駆け足参詣〟でした。この時(弥生)は任務も終了して、時間にゆとりを以て中尊寺を楽しむことができました。月見坂を上り、参道沿いの諸堂を訪ね、朱印授与をしている堂では朱印をいただき、「かんざん亭」様で昼ご飯等を楽しみ、讃衡蔵および金色堂で奥州藤原氏の栄華の一端に触れ、特に旧覆堂を愛でてきました。旧覆堂は室町時代に現在の姿になったそうです。木組みの合わせ目に注目すると朱の顔料の痕跡が確認できます。朱色の覆堂の中に金色堂が収まっていた光景、想像すると楽しいですよ。

2023年05月24日

「平泉黄金バウム」の現在。

2022(令和4)年末に、陸奥国から貢物が届きましたよ。
               (だいぶ前にまとめていた記事です)

 「平泉黄金バウム」

がねっ。2個、届く予定だったのですが、いろいろとありましてな、1個だけになってしまいました。

「平泉黄金バウム」とは以前にも出会っておりまして、中尊寺境内の讃衡蔵(さんこうぞう)隣の売店で購入しました。
コロナ禍の影響により、現在では販売場所が限られております。残念ながら讃衡蔵隣の売店での販売は休止となっております。

当時は見本品が展示してあって、それを見てテンションが上がり、購入しました。
その時の印象は〝とても金色が美しいバウムクーヘンだ・・・〟というものでした。
実際、現在ネット上にある画像でも公式サイトに掲載されていたものは〝金色〟が強めです。

そうした昔の記憶に拠りながら、楽しみにしていました。

送られてきた箱から取り出したのがこちら。
画像を撮るため、壁へ斜めに立て掛けております。

 

平らなところに置いて見ています。

 

折角なので視点を変えて

見てみました。
廻して見られることを想定した箱になっていますね。

 

HIRAIZUMI
  OHGON
  BAUM

 

日本の文化に興味・理解を示されている外国人観光客の皆様にはウケることでしょう。
当然、日本人観光客の方々にもウケますよ。

 

ワクワクしながら、箱の中から本体を取り出します。

こんな感じです。
おやっ?金色っぽくない?

 

こうした〝拘りの原材料〟の説明がありましてな、

 

反対側(表側)には
目映いばかりの「金色」を纏った黄金バウムの姿が。

 

拡大しちゃいますね。
ほら、鮮やかな金色。

 

ネット上で捜すと
見ているだけで幸せ感が込み上げてくる画像も出てきましたぞ。

何とも凄い「画力」(えぢから)なのでしょう(笑)。
「河越御所」のパソコンの壁紙にしちゃおうかと思っちゃいましたよ。

 

説明書を退けた画像です。
やはり金色というよりも、パールグレーって感じ。

 

食用パールパウダーの砂糖衣で包まれているのだそうです。

詳しき事は判りませんが、
 以前購入した金色の黄金バウムは3,000円だったと記憶しています。
 現在のパールグレーの黄金バウムは税込で2,000円ちょっと。
時期やサイズ等で違いがあるのでしょうかね。

 

現行のも(パールグレー)のは
 ・事前予約して店頭購入で2,100円超だったか。
 ・店頭販売品はちょっと訳ありで2,000円を下まわる価格(1900円くらいだったか。
実際に店頭にうかがって価格表示を見たのですが、正確に記憶していません。

 

まぁね、金(価格)の話は置いといて、麗しき姿を愛でましょうか。

光の色や光の当たり具合もあるのでしょうが、美しいのですわ。

 

カバーを外しました。
写真でも美しさが伝わることでしょうが、実際に目の当たりにすると惚れ惚れしますよ。

 

かなりの肉厚になっています。
こりゃ、喰ったら腹一杯になりますわな。
まるまる一個じゃなくて、切り分けたとしてもですよ。

 

横から観察すると、上下で少々色合いが異なっておりますね。
下部には食用金箔が散らされています。

 

金箔散らし部分を拡大すると、こんな感じです。

 

 

撮影が済みましたので、食すために斬りました。

斬ってから気付くのですが、もっと粋な斬り方をすれば良かったと後悔してしまいました。
皆で分けるということで、この様に斬ったのですがね。
いや、それにしても肉厚であることがお判りいただけたことでしょう。

 

斜めに斬った様子も採っておきましたよ。

 

塗り重ねられたパールグレーの砂糖の層、案外硬くて、斜めに斬るのが難儀でしたよ。

押さえていたら、手のひらに薄らと金色が付いちゃいました。
見た感じ目立ちませんが、「黄金」バウムでしたわ。

2023年05月16日

天燈鬼も竜燈鬼も〝艶やかさ〟に注目して連れて帰ってきました。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑬ 『天燈鬼』&『竜燈鬼』(イSム「掌」)購入のオーディション」を掲載しました。

販売価格改定ということで「イSム」様ロジスティックセンターへ連絡を入れ、お邪魔してきましたよ。だって1万円ちょいも価格が上昇しちゃうんですからね。天燈鬼&竜燈鬼、各3体ずつご用意いただきまして、オーディションしてきました。スタッフ様、いつもお手数をお掛けして申し訳なく思いつつ、楽しませてくださいまして有り難うございました。
小さい画像ですが、実際計6体が目の前に並んでいると、掌サイズですが迫力が凄いんです。光の当たり具合もあるのでしょうが〝艶やか〟つまりテカリ具合が顕著だった1体ずつを「河越御所」に連れ帰ることにしました。特に竜燈鬼3体を並べた画像が気に入っています。小さくても迫力のある邪鬼たちの魅力、本編でお楽しみくださいな。

2023年03月30日

よく長屋王の〝呪い〟って謂われますが、違うんぢゃないですかねぇ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国平城京長屋王邸跡(奈良県)」を掲載しました。

去夏(2022の夏)のお話ですよ。これまで何度も大和国に出向いていましたが、電車の窓から遠目に「アレが長屋王の屋敷跡か・・・」と眺めているだけでした。一度車で行くと、奈良駅からそんなに遠くなく、買い物をすれば駐車場は無料なので、平城宮跡も徒歩圏内(共感されないかも)なので案外楽しめる観光スポットということで、その後も訪れています。今回は最初の訪問時のことです。以前から〝長屋王の祟り/呪い〟と謂われているのを知っていましたが、改めて考えてみると「祟り」は屋敷跡を潰されちゃったからか、と思えるのですが、「呪い」は違うんぢゃないかと。『続日本紀』にも「誣告」(ぶこく)とありますが、それは長屋王没後の話なので、もし〝長屋王の呪い〟があるとすれば藤原不比等の息子・四兄弟になるのではないか?でも藤原房前は長屋王のことを積極的に排除しようとは思っていなかった様ですしね。つまり経営破綻したのは経営母体の責任であって長屋王のせいではないということ。だって訪れてみたら怒っている感じ、しませんでしたもん。

2023年03月22日

法隆寺門前の土産物屋で見つけた竹炭・阿修羅像。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(東邦製鏡株式会社 インテリア仏像 竹炭コーティング)」を掲載しました。

法隆寺門前の「松本屋」様で〝竹炭コーティング〟という新たな概念の阿修羅像と遭遇しました。法隆寺門前で興福寺モデルの阿修羅を購入するとは思っていませんでしたが、こういうのって縁ですからね。2,800円という価格にもかかわらず、全体のバランスがとれているのですよ。大阪の「東邦製鏡株式会社」様が発売されているものです。
また法隆寺に参詣しますのでね。「松本屋」様で今度は「斑鳩名物 竜田揚げ定食」をいただく予定です。「柿ソフトクリーム」もね。おばちゃん、また寄らせていただきますぞ。

2023年03月13日

ドラゴンとの接触を記念して、木造「龍王辨財天」を迎えました。

 仏像エンターテイメント部門「龍王弁財天(たまふり屋 上野国・水澤寺モデル)」を掲載しました。

これまで仏像フィギュアは〝ポリストーン製〟のものだけを収集対象としてきました。2022(令和4)年の夏から年末にかけて、大和国に三度遠征をした時、何れの折りも「龍」(ドラゴン)との接点が複数回ございました。現地では気付かずとも、帰還してからの画像整理等で気付かされることも屡々でした。鈍感であるため、ライブでの「龍」(ドラゴン)との交流ができないのですが、「龍」(ドラゴン)との接点を記念してだけでなく、忘れないために「たまふり屋」様の木造「五徳山 水澤観世音 龍王弁財天」を迎えることにしました。木像ならではの〝温もり〟と、まるで活きているかの如き表情が素敵でした。これからも「たまふり屋」様の木像を、機会をみながら迎えようと考えております。

2023年03月08日

掌サイズの迦楼羅王って、顔の向きがみんな違うんです!?。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑫ 迦楼羅王(イSム「掌」限定200体)購入のオーディション」を掲載しました。

最近、「イSム」様のインテリア仏像の終売(廃盤)が続いていますよね。心底、哀しく感じています。先の更新で採り上げた室生寺モデルの十一面観音は製品化のリクエストが多く寄せられたことで販売が実現したものの、発売当初は飛ぶ様に売れたそうです。でもその後の売れ行き状態で・・・。迦楼羅王もStandardサイズの人気があって、掌サイズでの発売が実現したといいます。200体という限定がありましたがね。今回の購入にあたってのオーディションは4体中の2体を〝お持ち帰り〟するという設定でしたので、宝冠の煌めき具合を基準に判断しました。でも帰還してから画像を見比べてみると、4体中2体が真っ正面を向き、残りの2体は中心線から見ると左側を向いていました。特に1体は大きく左側を向いていました。次、迦楼羅王の掌サイズが再販された時は、早い時期に購入オーディションを開催し、〝顔の向き〟を判断基準に〝お持ち帰り〟する迦楼羅王を決めようと考えています。

2023年02月24日

ミッションで訪れた金色堂で、不思議な光(球体)と遭遇しましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「陸奥国中尊寺(岩手県)」を掲載しました。

急用が生じたため、7~8年ぶりに平泉の中尊寺に参詣してきました。雪の残っている季節に中尊寺を訪れたのは初めてです。晴天でしたが、観光・参拝客の方が少ない日でした。
目を酷使していたので、「峯薬師堂」に立ち寄ることができて良かったと感じています。
時間が限られていたのですが、讃衡蔵をまぁまぁ時間を掛け、金色堂はじっくりと楽しみました。覆堂に向かう際、〝天照大神の恵み〟が強く射してきて、緑色の光(球体)がまるで金色堂へ誘うかの様な動きを見せていました。現場では気付かなかったのですが、帰還して画像整理をしていて認識しました。不思議なことですが、もはや驚く様な事ではなくなってしまいましたがね(笑)。

2023年02月23日

本物「十一面観音」と繋がったから「One of One Thousand」?

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑪ 十一面観音立像(イSムStandard)購入のオーディション」を掲載しました。

久し振りの「仏像エンターテイメント部門」の通更新にございます。ネタは豊富なのですがね、どうしても詐欺「征伐」エンターテイメントの軍事作戦を優先してしまいます。流石に毎日とはいきませんが、こちらは週3~4度の更新を心掛けております。詐欺「征伐」が終了したならば、「河越御所」にとって下品・下劣な詐欺ヤロウと関わったことは黒歴史になるのですよ。今回の更新は、詐欺「征伐」で薄汚れた「河越御所」を浄化するかの如き内容です。知り合いの真言宗の御坊から既に「繋がる」ということを教えていただきました。それが突然、体感できたのですよ。ここに掲げた画像は、「イSム」様の東松山ロジスティックセンターでおこなわれました、終売予告が発表された「十一面観音立像Standard」(大和国室生寺モデル)の購入オーディションで「河越御所」に〝お持ち帰りしなかった〟十一面観音のお姿です。どちらとも相当「魅力的」な十一面観音でした。インテリア仏像を大切にする方に購入されることを切に願っていますよ。

2023年02月20日

「福島限定 もも棒」(福島県)

かなり時間が経過してしまいましたがね、仕事で陸奥国は会津(福島県)に出向いた折、土産物売場の目立たぬ場所に埋まっていましたよ。
 「福島限定 もも棒」
が(笑)。
勿論、「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」の隣でした。

30本が、ギッシリと詰め込まれています。
棒状スナック菓子、「うまい棒」なんだそうです。こういうのって楽しいですよね(笑)。

袋から4本出して、立てました。
「桃」は呪術的アイテムとしても使われる、美味なる果実ですね。
魔物に追い掛けられた時、奴等に放り投げると、スルスルと実をなして奴等(魔物)の足止めをしてくれます。魔物に追い掛けられたことはありません、ネット上で詐欺ヤロウにストーキングされていますけれどね(笑)。彼奴等に「桃」は放りませんよ。罵詈雑言しか浴びせません(笑)。

 

気になる表記がありましたので、拡大してみました。
  ピーチソルト仕立て 
・・・って。
確かに、桃のテイストよりも甘塩感が強い印象がありました。

 

中身(棒状スナック菓子)は、こんな感じ。
見た目は〝うまい棒〟と変わりありません。ココは馬刺し棒と全くの同文です。
よっく観ると、小っさいですが桃のイラストに「 桃風味 」の文字が載っかっています。
決して「桃の味です」と断言していない。絶妙ですよね、この表示(笑)。

 

「桃の味」とは違う、甘塩っぱい感じ・・・。
あぁ、これが「 ピーチソルト 」(仕立て)の味なのか・・・、と納得です。
「桃の味」を堪能したければ桃を喰らえば良いのです。
この「ピーチソルト」(仕立て)を楽しめる〝心の余裕〟が欲しいですよね。

こちらも袋に30本まとまって入っていましたのでね、職場の同僚や遊び相手等に散蒔きましたよ。
やはり、みんなウケていましたぞ(笑)。

因みに今回も詐欺ヤロウが画像を盗用したら、早々に「〝詐欺の本分〟を忘れた」シリーズで吊し上げてやります。だって、売る気が全く無いのに「河越御所」の画像・記事を盗むだけの嫌がらせをしているだけだから(詐欺だもの)。吊し上げられることが判りきっているのに〝盗む〟んですよ。もう病気ですからね(笑)。当方としても既にターゲットは複数捕らえていますのでね(笑)。

2023年01月29日

会津限定「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」(福島県)

かなり時間が経過してしまいましたがね、仕事で陸奥国は会津(福島県)に出向いた折、土産物売場の目立たぬ場所に埋まっていましたよ。
 「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」
が(笑)。

30本が、ギッシリと詰め込まれています。
棒状スナック菓子、「うまい棒」なんだそうです。こういうのってセーフですよね(笑)。

袋から3本出して、立てました。
武人にとって「馬」は大切な愛玩動物であり、また戦友でもあります。
自ら屠って喰らうということはありませなんだが、馬肉食文化のある地域を訪れると、必ずではありませんがいただいちゃうことが多いですね。
パッケージの馬肉が美味そう。

中身(棒状スナック菓子)は、こんな感じ。
見た目は〝うまい棒〟と変わりありません。

 

会津に赴いた時、実際には馬肉を食していなかったのですが、相続力も駆使すると
 〝馬肉を食している〟
感じになるのです(笑)。

30本も入っていましたのでね、職場の同僚や遊び相手等に散蒔きましたよ。
みんなウケていましたぞ(笑)。

因みに詐欺ヤロウが画像盗用したら、早速「〝詐欺の本分〟を忘れた」シリーズで吊し上げてやりますよ(笑)。

2023年01月28日

新規オープンした収蔵庫入口で出逢いました。

 仏像エンターテイメント部門「空也上人立像(海洋堂 六波羅蜜寺公認)」を掲載しました。

年末(2022年)の駆足初詣の最初は山城国・六波羅蜜寺でした。東京国立博物館での特別展「空也上人と六波羅蜜寺」に行かなかったことで、海洋堂「空也上人立像」フィギュアを入手していなかったからです。ネット上で〝六波羅蜜寺で売っている〟という未確認情報を元に、久し振りに参詣してきました。2022(令和4)年5月に「六波羅蜜寺 令和館 重要文化財収蔵庫」がオープンしたことで、本堂の外縁を廻ることができなくなってしまいましたが、2階建の収蔵庫は良かったですよ。収蔵庫入口の近くに設定された売店コーナーで海洋堂「空也」を発見することができました。東博での販売価格は9,000円でしたが、六波羅蜜寺での売値は11,000円でした。でもオークションだと15,000円超ですからね。差額分は寺の運営のために役立つのであればと思っています。今後も六波羅蜜寺に参詣したいと考えています。その時は、また海洋堂「空也」を連れ帰る予定です。

2023年01月15日

初めて六波羅蜜寺「踊躍念仏厳修」を拝見し、幸せな気分になりました。

 探訪エンターテイメント部門「山城国六波羅蜜寺(京都府)」を掲載しました。

2022(令和5)年末の駆足初詣、実行してきましたよ。今回は時間的なゆとりをもてたので〝欲張りプラン〟を立てて山城国・大和国で遊んできました。一発目に訪れたのが、空也で有名な六波羅蜜寺でした。平安時代末期は平氏一門の邸宅が集中していた場所ですし、承久の乱後には六波羅探題が置かれた場所でもあります。六波羅蜜寺の本堂は南北朝時代に建てられたものが現在に伝わっており、外観・外陣・内陣と3種類の雰囲気を楽しむことができます。また2022(令和4)年5月に「令和館」(宝物館)がオープンしていて、有名な空也造・清盛像が立派なガラスケースの中に展示されていました。偶々年末におこなわれている「踊躍念仏厳修」を拝見することができ、温かく柔らかい雰囲気に包まれながら、幸せで楽しい気持ちになりましたよ。

2023年01月02日

普段遊べていない遊び相手と、「いっちょう」様で遊ぶ。

大和国に行ってきましたのでね。ここ最近なかなかスケジュールが合わなくて、普段遊べていない遊び相手と、土産を渡すついでで久し振りに「いっちょう」様で遊んできました。
「打ち合わせ」でもよく「いっちょう」様を利用させていただいていますが、純粋な〝遊び〟としてうかがうのは久し振りです。

いろいろと喰らいたいのでね、まずはミニ丼シリーズから。

「ミニ・親子丼」。
だって、美味いのが判っているから。

 

次いで、

「ミニ・ビン長丼」。
こちらも美味いのが判っていたから。

 

更に「サーモンづくし盛り」を頼みました。
これまた、美味いもんだと判っていましたからね。

色々なサーモンたちが、これでもかっと存在を主張しています。
何と、素晴らしい図柄でしょう。

 

こうして、勢揃いしたのがコチラ。

見ているだけで幸せ気分になりまする。
純粋な〝遊び〟の象徴的な絵(図柄)になります。

 

水分が必要になりましたので、

「アセロラソーダ」を頼みます。
あれっ?メニューには、こんなんありませんでしたよ。

・・・そうなんです。
「なつかしのももアイス」を投入したのですよ。
大丈夫、アセロラとももアイスの相性はバッチリにございましたよ。

 

一方で、遊び相手は気に入ったのか、前回と同様に「あったか抹茶プリン」を頼んでいました。

店員さんから「火が消えるまで、蓋を開けないでくださいね。」と言われます。
「はーいっ」と元気良く返事はするものの、店員さんが襖戸を閉めた瞬間に

「どんなん、なっている?」という興味が勝ちますので、蓋を開けるのです。
液体の抹茶プリンが、中におりましたよ。
特段、変わった様子はございませんの。

なので、静々と蓋を閉め申したとさ。

 

毎回頼む訳ではありませんが、美味きもんは何度でも頼みます。

また頼みましたよ、「バナナ天ぷら」を。
このまま喰らっても、充分に美味き状態ですが、

折角なので、付属しているベリー・ソースでも食し、

勿論、相性のよろしいチョコレート・ソースにも埋めて食しました。
遊び相手と、
「こうして喰らっているバナナ天ぷら、また阿呆な詐欺ヤロウが画像を盗用するんだよっ
と笑いながら食しました。盗むなよっ!詐欺ヤロウ(笑)!!

 

こうして遊んでいるうちに、火が消えて「あったか抹茶プリン」ができましたよ。
蓋を開けて様子を見ましたところ、こんな感じです。

普通に、抹茶プリンです。ただ、量が多いプリンにございます。

 

ちょっと時間が経過してから、
「中身、どうなっている?」
って聞いて、見せてもらったところ・・・

「もっと、美しゅう喰えっ」
という、前回と同じツッコミになりました。
次回は、ホンマに「美しゅう喰え」を徹底させたいと存じております。

 

甘き物でひとやすみをした後、頼んだのが

「うざく」。
鰻の切り身とキュウリの切り身を合わせ、酢であえたものです。

 

寄ってみましょうか。

「ひつまぶし」という食い方がありますからね。
決して奇をてらった食し方ではありませんが、鰻は単体で喰いたかった。
まぁ、良き経験とはなりましたがね。

 

ちょいと間を置いて頼んだのが

「生ハム」寿司を一貫にございました。

一貫なれど、しっかりとこうした状態で提供されるのですよ。
素晴らしい、心意気にございます。

角度を変えて観察しています。
美しゅう、ございますなぁ。

魚の寿司と何ら変わることの無い、美しく、それでいて美味さを感じさせる姿でしたよ。

 

 

そろそろ、満腹になりましたのでね。
「帰ろうか」
となったのですが、道路が混雑している時間帯であったため
「もうちょい、居よっか」
となりましてな。

温かいお茶を飲みながら、
「ミニチーズケーキパフェ」を食したのです。

 

ゆっくりと話ながら食し終わったのですが、やはり道路が混雑している時間帯でしたので「もうちょい、居よっか」となりました。
翌日が休みだと、ここからが長いのですが、翌日は平日でしたのでね。

最後に

「プリン」を頼んでおしまいとしました。

3~4時間程の滞在にございましたが、とても緩りとした時を過ごすことができました。

2022年12月18日

〝美味さ〟優先の打ち合わせでしたよ。

かなり時間が経過してしまいましたが霜月(11月)、楽しいイベントの打ち合わせで「いっちょう」様に行ってきた時のお話です。

この季節はおすすめが「鰻」だったのですが、経費節減のために「鰻」は回避しましたよ。

ミニ丼、2つ頼みましたよ。

 

「ミニ十勝丼」にございます。
高級肉ではありませんが、すんごく美味いのです。

 

「ミニ・サーモン丼」にございまする。
ちょいとサーモンが薄い感じですが、こちらもまた美味いのです。

 

〝酸っぱい味〟が欲しかったので、

「シメサバ」を頼んだのでござる。
少量とお思いでしょうが、このくらいが丁度良いのでござるよ。

 

こうしたものを食していたら、急激に肉を食したくなりましてな。

でも、ただ肉を喰らうのも如何なものか?と考えまして、
「チーズフォンデュ ソーセージ盛り合わせ」
を選びましたよ。

 

色々な種類のソーセージがあったので、食感を変えて楽しむことができました。

 

最後は、安定の

アイス・ティラミスでした。

打ち合わせに重点を置いたため、あまり彼や是やとはなりませんでしたが、何れも美味しくいただきましたよ。

2022年12月17日

参拝客がいっぱいでしたが、人気(ひとけ)の無いところに引っ張られましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国石上神宮(奈良県)その参」を掲載しました。

事前に調べたりしませんんからね。交通の便がよろしくない所在地から安心して向かったのですが、「鎮魂祭」なる祭事があって、境内には参拝客が仰山居りましたよ。静かな佇まいの中で楼門・拝殿などを愛でようと思っていたのですが、なりませんでした。致し方ありません。参拝するたびに感じていたのですが、〝奥の方〟から〝薄気味悪い気〟が洩れてきているのですよ。恐る恐る、そちらに進んで行くと〝薄気味悪い気〟が何なのかが判明しました。勿論立ち入っていませんし、今後も立ち入る気はありませんよ。年に一度、祭礼で部分的な立ち入りが可能になるのだそうです。ココは好奇心・興味本位とか肝試しとかを〝してはならない〟場所です。

2022年12月13日

ドラえもんにあげたら、喜んでくれますかね?

 お土産エンターテイメント部門「焼き和菓子『しかまろくん 若草山みかさやき』」を掲載しました。

今回(秋)の大和国遠征は、「旅行割り」と「クーポン券」支給という恩恵がありましてな。ここ暫く会えていない親族にも配ることができるように土産物を買いましたよ。

それらを列挙することはしませんが、そのうち〝最近遊んでいない遊び相手〟のために用意したのがコチラ。

「明月合格堂」様が製造し、株式会社「菊一文殊四郎包永」様が販売されている

  焼き和菓子「しかまろくん 若草山みかさやき」

という名の、大っきなどら焼きにございます。

大っきいだけではなく、しっかりと厚い。

「しかまろ」も、しっかりと可愛らしく表現されています。

先程から「大っきい、大っきい」と言っておりますが、

先日、紹介した〝普通サイズ〟の山梨県「桔梗屋」様の「桔梗信玄 餅どら」と、今回の〝しかまろ どら焼き〟を並べてみました。
如何に大っきいか、お判りいただけますでしょう。

価格は800円弱です。
1個喰ったら、間違い無く腹一杯になりますよ(笑)。

2022年12月12日

可視化された「ドラゴン」、見~っけ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生龍穴神社(奈良県)その参」を掲載しました。

確かに心身共に疲弊していました。でも「妙吉祥龍穴」と「室生龍穴神社」で2~3時間程過ごしたことで疲労が消え、心身共に清々しさを纏うことができました。いわゆるパワー・スポットで「パワーを貰おう」なぞ、考えておりませなんだ。神々しい大自然の力に触れた結果の話です。この記事をまとめている時点で「妙吉祥龍穴」は2回、「室生龍穴神社」は3回訪れています。同じ場所、同じ建物、同じ雰囲気なのに視界に入ってくるものが毎回違うのです。これが凄く楽しいのです。また同じ体験、そうではなくとも類似する体験はあるでしょう。一期一会なんて限定になんか縛られませんからね。「探訪エンターテイメント」って、そういうことなのです。

2022年12月10日

パワースポットと評判の高い「源九郎稲荷神社」に参拝してきましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国源九郎稲荷神社(奈良県)」を掲載しました。

〝狐に化かされた〟のかも知れません。車を停めて歩いていったのですが、チョイとだけ迷っちゃいましたよ。これまで何回か参拝しようと考えては未遂に終わっていました。小さな神社でしたが、小綺麗に掃除が為されていました。朱印を書いてくださった神主様とのお話も楽しめ、また参拝したい気持ちになりました。2体の狐が「笑顔」だというのですが・・・、笑っている様には見えませなんだ。次回は「のぼり旗」を寄進したいと考えています。

2022年12月06日

しっとり、そしてもっちりした「どらやき」をいただきました。

 お土産エンターテイメント部門「桔梗信玄餅どら(山梨県)」を掲載しました。

先日、甲斐国(山梨県)に出張した同僚から土産を頂戴しましたよ。

 「桔梗屋」様の「桔梗信玄 餅どら」

にございます。

縦長の箱に、5個入りでございました。

ちょいと斜めから。

桔梗の模様が美しゅうございますな。

ホンマにこんなに弾力がある餅なのでしょうか?

こんな感じで5個、入っておりまする。

 

 

ひとつ、箱から取り出してみましたぞ。こんな姿に。

袋から出してあげましたよ。
〝しっとり感〟が見ても、触ってもわかります。
濃淡の「桔梗」が焼印で付けられています。

〝しっとり感〟がお判りいただけます?

斬って、中を見てみました。
 上がきなこ餅
 下はつぶし餡
だそうです。

きなこ餅が、艶々していますな。
美味しゅういただきましたぞ。

2022年12月05日

武蔵国から夜を徹し、大和国室生「妙吉祥龍穴」へ直行しました。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生龍穴神社奥宮「妙吉祥龍穴」(奈良県)その弐」を掲載しました。

いつも西国への遠征は春・夏・年末(冬)におこなっていましたが、今回はなかなか休みをとることができない「秋」に1泊3日行程の弾丸遠征を強行してきました。今夏(2022夏)は酷く長い暑さでしたからね、秋の訪れが遅く、そして短くなってしまった様です。パワー・スポットということで、いつも観光客が多く訪れている室生「妙吉祥龍穴」を、早朝に出向いて〝独り占め〟するというプランのもと、武蔵国を深夜に出立し早朝の「妙吉祥龍穴」を目指しました。途中、東海道(東名高速道路)の工事で足止めを喰らいましたが、到着想定時間をだいぶ経過していたものの無事に「妙吉祥龍穴」を〝独り占め〟してきました。今度は雪景色の「妙吉祥龍穴」を愛でに行きましょうかね。

2022年12月04日

「龍」は見えませんでしたがね、デジタル・カメラの画像が揺れていましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生龍穴神社奥宮「妙吉祥龍穴」(奈良県)」を掲載しました。

昨日の続きです。とは言っても葉月(8月)の室生龍穴神社から歩いて「妙吉祥龍穴」、室生龍穴神社の奥宮を訪れた時の記事にございますよ。参拝客がまぁまぁ居ましたよ。しかも車で乗り付けて。この時はファースト・コンタクトでしたからね、徒歩で向かいました。第一印象って大事ですからね。〝見えない〟のですが、頭上に〝何か居る〟感じがしました。デジタル・カメラの画像がチカチカして揺れていました。こんなコト、初めてでしたよ。「招雨瀑」(しょううばく)の水流が些か少のうございました。水流が多ければ、古(いにしえ)の雨乞い儀式のイメージがし易いのでしょう。雨乞いの儀式が効いたという状況の、ですよ。ここ(妙吉祥龍穴)は季節を変えて訪れると楽しめそうです。

2022年11月30日

龍穴神社で天照大神に愛でられました。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生龍穴神社(奈良県)その弐」を掲載しました。

いやいやいや、詐欺「征伐」で転戦中でしたが、通常更新も心掛けようと考えていたのですよ。でも気付いたら霜月も終わってしまうところ・・・。何ということでしょう。写真を撮って整理したままになっていた、酷暑の印象が強い2022年夏の大和国遠征の記事ですよ。未掲載ですが室生寺を訪れた後、鎮守の室生龍穴神社に参拝してきた時のものです。入口前にズラリと車が停まっていました。境内には観光客が結構居ました。「あぁ、雰囲気を楽しめないのか・・・」と思っていたのですが、人が集まっている拝殿ではなく入口横の「連理の杉」で天照大神とのコミュニケーションを楽しむことができました。内容は本編をご覧くださいまし。

2022年11月29日

「MEGA謎味」の異母兄弟なのですが、味は明白なのです(MANGO編)。 

お土産エンターテイメント部門「チェリオ MEGA700 MANGO」を掲載しました。

以前、紹介の「チェリオ」様より発売された
  「MEGA謎味01」
と同じサイズ・シルエット「MEGA700」シリーズのMANGO味にございます。
とうに店頭からは消え失せてしまいました。記事の〝旬を逃してしまった〟のは全て詐欺ヤロウのせいです。

「MEGA700 MANGO」の外観は、こんな感じです。

左右の橙色が濃く、中央の橙色が薄く見えるのは・・・
怪奇現象ではなく、左右が常温保存、中央が冷蔵保存していたために生じた偶然の産物にございます。

 

配置替えをしただけですが、これからダンスでもしそうな感じですな。
やはり3本並べると〝絵になる〟のです。

 

真ん中の「大容量」に視点を合わせたのですが、ピントは後方に合わさってしまいましたよ。
まるで真ん中が急に前へ出張ってきた感じになりました。

 

バーコードが示されている「横顔」にございます。
注意書きが、少々きつめのスペースに詰め込まれています。

 

反対側の「横顔」には成分表示がなされています。
横っちょに「イラストはイメージです。」とありますが、本物のマンゴーってねっとりした甘さがあるじゃないですか。こちらは炭酸飲料なので、さらり・スッキリした甘い飲み物です。

 

ほら、ホンに綺麗な橙色にございますよ。
冷やしているので、グラスが曇っちゃいましたがね。

 

綺麗な橙色ですが、人工的なマンゴー味であることは否めません。
でも、楽しいのですよ。いっぱいは飲めませんけれどね。
こちらのマンゴー味は、店頭から無くなっても補充回数がメロン味よりも多かった様です。
もう店頭には並んでいませんけれどね。

メロン味・マンゴー味を連投しました。
「チェリオ」様、「謎味」シリーズの再開を心待ちにしておりますぞ。

2022年10月09日

「MEGA謎味」の異母兄弟なのですが、味は明白なのです(MELON編)。

お土産エンターテイメント部門「チェリオ MEGA700 MELON」を掲載しました。

最近、通常の仕事が忙しいのと、詐欺「征伐」エンターテイメントに携わっているため、通常更新も然る事乍ら、遊びの更新も滞っています。
気分転換に、久方振りの遊び更新をしますよ。

以前、紹介の「チェリオ」様より発売された
  「MEGA謎味01」
と同じサイズ・シルエット「MEGA700」シリーズのMELON味にございます。
とうに店頭からは消え失せてしまいました。記事の〝旬を逃してしまった〟のは全て詐欺ヤロウのせいです。

「MEGA700 MELON」の外観は、こんな感じです。

いつもは3本並べてバランスをとっているのですが、今夏は暑かったので撮影前に1本飲んでしまいました。補充もきかなかったため、2本並べた状態の画像です。
左側の緑が濃く、右側の緑が薄く見えるのは・・・
怪奇現象ではなく、左が常温保存、右が冷蔵保存していたために生じた偶然の産物にございます。

 

「顔」(ラベル)に近付いてみました。
赤地に白抜きで「大容量」という主張がありますが、その通りで一気飲みは困難です。
「MEGA700 MELON」の文字、黒地に単なる緑抜きではなく、球体メロンに光の当たり具合を感じさせる濃淡+炭酸飲料を象徴する泡を施す、洒落たデザインになっています。
こんなにメロン感を醸し出しているのに「無果汁」(笑)。

 

ちょいと角度を変えてみました。
〝カメラ目線〟をいただいている感じです。カッコ良く見えてしまいます(笑)。

 

バーコードが示されている「横顔」にございます。
注意書きが、少々きつめのスペースに詰め込まれています。

 

反対側の「横顔」には成分表示がなされています。
横っちょに「イラストはイメージです。」とありますが、内容物とイメージが合致していますよ。
かき氷にかけても、充分通用しそうです。
アイスをのっけてクリーム・ソーダごっこもできますが、綺麗な緑色が白濁してしまうのは気乗りしません。

 

ほら、ホンに綺麗な緑色にございますよ。
冷やしているので、グラスが曇っちゃいましたがね。

 

綺麗な緑色ですが、人工的なメロン味であることは否めません。
でも、楽しいのですよ。いっぱいは飲めませんけれどね。

 

この「MEGA700 MELON」は店頭で見かけて確保し、2本ほど飲んでしまいました。
再度、店頭で2~3本を確保したのですが、その後は姿を見ることはありませんでした。
人気者だったらしく、〝面白ジュース専用〟のスペースは品切れ状態になっていたのです。
夏の想いでのひとつでした(笑)。

2022年10月08日

「いっちょう」様のかき氷トッピングで閃いてしまいましたよ。

気付いたら、夏が終わっていましたね。
もう神無月ですよ。
色々と想定外のことがありましてな、なかなか忙しい状態が来週まで続いてしまいます。
詐欺「征伐」のことではありませんの。あんなの腹立たしいゲーム(遊び)ですから。

さて、通常更新が滞ってしまい、約一箇月が経過しようとしています。
あぁ、ひと月も遊べていないのか・・・。
ということで、ひと月前ですが遊んだ時に撮った画像を回顧していきます。

遊び場所は〝食のワンダーランド〟ともいうべき「いっちょう」様に御座いますよ。

先ず、前回品切れになっていた「やみつき半熟卵」を頼むのです。

 

 

 

クルクルと回してみました。
どの角度から見ても〝隙が無い〟のですよ。食い物としてのね。ひと品目でもう極楽気分を満喫でした(笑)。

 

次に、いつも限定メニューやインパクト強めの物に引っ張られていたので、原点回帰をして「海鮮みだれ丼」を頼むのです。
「いっちょう」様との出逢いは魚料理&刺身&寿司でしたからね。

 

 

 

 

 

 

 

メニューの写真と比較すると、刺身パーツが少々薄目な感じ。
まぁ、それでも華やかな佇まいでしたので、クルクルと回して全貌を楽しみます。

サーモンの厚みが欲しかったですなぁ。

 

連れが「あったか抹茶プリン食べたい」と言うので、「頼むがイイ」と注文させました。
こんな状態で運ばれてきます。

 

着火したあと、店員さんが「蓋を開けないでくださいね」とアドバイス。
「は~い」と素直に返事をし、個室の扉が閉まってから「どんなん、なってるん?」と蓋を開けた画がこちらです。

「濃いめの抹茶プリンや」と思わせる様な色合いでしたよ。

5分以上10分以内の時間で火が消えました。

蓋を開けると、こんな出来具合です。

食っている途中の様子を撮らせてもらいました。
「ん~っ、抹茶プリン」だそうですよ。もっと美しゅう食え(笑)。

 

この時は、連れが運転する車で移動だったので、アルコールを頼みました。
「いっちょう」様には、これまで数知れぬ程うかがっています。でも飲酒をしたのは2~3回ぐらいです。
「せっかく、いっちょうでの飲酒だから」
ということで、メニューにあった「変わり種サワー」を左から頼むことにしました。

「わさびサワー」に御座います。
刺身をいただく際、結構多めにわさびを使用しますので、期待していました。

わさびをグラスに入れると、この様に溶けて濁っていきました。

わさびがグラスの底に沈んでしまいました。
攪拌して、ゴクリと飲むと・・・

 

こんな(鳩槃荼)感じになり、心身共に萎えてしまいましたよ。
暫くの間、戦闘不能になってしまい、何も飲み食いできなくなってしまったのですよ。

 

( ・・・戦闘不能中・・・ )

 

夏の「いっちょう」様では自分でつくる〝かき氷〟をやっておりましてな。
かき氷を注文すると、かき氷は自分でつくらねばなりませんが、トッピングは店員さんが個室まで運んできてくれます。

 

美味そうなトッピングをかき氷に乗っけようとするのですが、そこで閃いちゃうんですよ。
アイスとベリーが運ばれてきたので、これをそのまま合体させるっ!

すると、どうでしょう!!
何とも甘美な、麗しきベリー・アイスが誕生したのです。
堪らない美味さでしたよ。

 

第2弾のベリーアイス。
美味いモンって、何度喰っても美味いのです。

 

これも第2弾の、目線を変えた画像です。
「いっちょう」様、これをサイズ・アップして通常メニューに加えていただけませんでしょうかね?

 

わさびサワーの衝撃から、だいぶ復活してきました。

すると、更に閃いてしまっちゃったのです。

「なつかしのももアイス」を頼みますわな。
そこにかき氷のトッピング「ベリー」を乗っけると・・・

こんなん、なります。
うぉーっ、何て美味そうに見えるんだっ!!

超・接近して見ました。
危なく引き込まれてしまうところでしたよ(笑)。

ももアイスの甘さに、ベリーの酸味が合致して絶妙のハーモニーを奏でていました。

「いっちょう」様、バニラ・アイスにベリーを乗っけるのは写真映えもしますし、ヒットする可能性大と考えるのですが、通常メニューに如何ですか~?

ある夏の日の、思い出でした。

2022年09月29日

コーラみたいに見える「クリームソーダ」です。

お土産エンターテイメント部門「沖縄ボトラーズ 琉球クリームソーダ」を掲載しました。

不定期に入ってくる沖縄土産。
今回は「琉球クリームソーダ」です。

外見は、こんな感じです。

何となく感覚的に〝コーラなんだろうな〟と思ってしまいました。

「シーサー」をイメージしたシンボルが掲げられ、〝沖縄県の土産〟感が満ち溢れています。

ラベルの〝顔〟は、こんな感じ。
英文で説明があります。
 「ユニークな味」
 「アメリカン・スタイルのソーダ」
 「バニラ味」
ということが述べられています。

「ユニークな味」を自認しているとは、何とも楽しみなことです。

ラベル正面の下には、氷入りのグラスに注がれた「琉球クリームソーダ」のイメージ画があります。
すっきり爽やかなイメージですね。
暑い時、ゴクゴクと一気に飲み干せてしまいそうです。

 

ラベルの後ろ側にまわって、

明らかに甘い飲み物なのに、
 「たんぱく質0g」
 「脂質0g」
となっ?
どうなっているん?

炭酸飲料ですのでね、取り扱いに関する注意書きが述べられています。
大丈夫、普通はそんな事、しませんよ。

 

グラスに注いでみました。

暑い中、冷やしていたので、直ぐにグラスは汗をかいてしまいました。

見た感じは「コーラ」ですよね。
気持ち炭酸が弱い様に見えます。

飲んでみると、「コーラ」よりも炭酸・味ともにやさしめな感じでした。
やはりね品名に「クリームソーダ」とありますので、クリームのテイスト分、まろやかなのでしょうな。

知り合いに下賜すると「美味かった」という感想でした。
折角、面白い物を裾分けしているのに、何と普通のリアクションなのでしょう。
今後、リアクションの薄かった者たちには、こうした面白い物を授けるのは控えようかと思いました(笑)。

2022年08月30日

浄瑠璃寺「本堂」裏側の扉、なかなか傷んでおりまする。

 探訪エンターテイメント部門「山城国浄瑠璃寺(京都府) その参‐庭園~本堂‐」を掲載しました。

夏の浄瑠璃寺「本堂」編にございます。今回の参詣は「本堂」裏側の柱・扉に注目しました。木造建築ですからね、木の傷みが気になってしまいます。国宝なので修復方法は定められています。気軽に柱の木を交換、虫喰いの板を交換という訳にはいきません。今回も寄進をしてきましたが、その分は「極楽浄土」の外側に使ってもらえませんかね?
暑かった(とは言っても、天照大神は調整してくれた)ので集中力がヤワになってしまいました。いっぱい写真を撮りましたが、画像整理をしてみると撮り損ねているものが幾つもありました。また行かねば生りません(笑)。来年(2023・令和5年)の夏に現在出張中の阿弥陀如来2体が修理から帰って来ます。久し振りの「九体」勢揃い、待ち遠しいですなぁ。

2022年08月27日

浄瑠璃寺「三重塔」が〝緑に埋もれて〟いましたぞ。

 探訪エンターテイメント部門「山城国浄瑠璃寺(京都府) その参‐参道~三重塔‐」を掲載しました。

何度も参詣している山城国の浄瑠璃寺。いつもは年末(冬)に訪れているので、今回の様な緑の盛んな浄瑠璃寺は新鮮でした。だって、この参道の画像からもお判りの如く、ジャングル化してしまったのではないかと心配してしまう程なのに、三重塔に近付いていくと緑の木々がまるで除けてくれているかの様でした。晴天ですが雲が適度に出ていて配慮を感じる〝天照大神の恵み〟で、良好な体調で参詣することができました。
スケジュール的に参詣は難しいのですが、〝秋の浄瑠璃寺〟も嘸かし美しいものでしょうな。
いつも閉まっていた門前の土産物屋「わらじや」様も営業しておりました。「わらじや」特集、別の機会に予定していますよ。

2022年08月24日

「蛇」かな?「龍」かな?この画像は偶然の産物でござる。

 探訪エンターテイメント部門「大和国大神神社(奈良県) その弐」を掲載しました。

コロナ禍の影響、それに加えて異常気象が合わさって、現在は〝三輪山登拝〟は禁止されているとのこと。今回は登拝予定がありませんでしたのでね。再開されたとしても季節柄を踏まえないと。登拝して〝体調不良〟で救急隊のお世話になる訳にはまいりませんので。近年は夜の訪問が多くなっていた大神神社(おおみわじんじゃ)を明るいうち、しかも午後の遅い時間に参拝してきました。登拝する時は午前中の早い時間を狙っていくので、明るい午後の大神神社は新鮮でした。同じ場所を何度訪れても〝新たな発見〟と〝前とは異なる楽しみ方〟があるので、大和国遠征をしていると〝大神神社の連戦〟(連日の訪問)をすることもあります。今回は、コレ1回きりでしたがね。境内の拝殿向かって右手側には撮影禁止の神木「巳の神杉」(みのかみすぎ)が御座しますが、その反対側(拝殿向かって左手側)の杉の木を偶々撮ったところ、帰還後の画像整理で不思議なことに気付きました。誰も居ない拝殿に話しかけている人も居たりと現実的に不可思議な事もあったんですけれどね。本編でお楽しみくださいな。

2022年08月22日

暑くて溶けちゃうから、冷やすと美味さが増します。

 お土産エンターテイメント部門「チロルチョコ メロンパン 30個入」を掲載しました。

仕事においてチームで同時に作業をする時など、チロルチョコのバラエティ詰め合わせをいっぱい購入して皆に散蒔いています。
ほんに些細な事ですけれどね、こういうの有ると無いとでは仕事の進み具合が全然違ってきます。

普段そんなに意識はしていないのですが、偶に〝心を鷲掴み〟にするものが出てきます。
今回は「メロンパン」のお話ですよ。

外見からも美味そうなのが伝わってきます。
なので包みを解き、個別包装を開けて口の中へ放り込みます。
これがまた〝止まらない〟のですよ。

せっかく知り合いにあげて笑おうと思っていたのに・・・、数えてみると残り6つ。
・・・前にも同じような状況になったことがありましたなぁ。
あの時は在庫が無かったため、知り合いには1~2粒しかあげることができませんでした。
そう、あのお土産エンターテイメント始まって以来の惨劇=準備したのにあげることをしないまま終わる、ということは何とか回避できました。

今回の「メロンパン」は、ご覧いただいている通り在庫があったため、もう1パックを取り寄せたのです。

中身はこんな感じです。
美味そうじゃなく、すんごく美味いんです。
公式の商品説明は
 「メロンパンのサクサクッな外側をチロルチョコで再現♪
  メロンパン風味チョコの中にバタークッキーとザラメを入れ、メロンパンの
  サクサク部分を再現しました。
  ボトムには、焼き色メロンパン風味チョコを使用し、パンの小麦感や焼かれた時の
  香ばしさを出しています。」
というものです。

サックサクと甘さと香ばしさが口の中で同時に主張してくるのです。
写真を撮ったので、包みを解いた物は美味しくいただきました。

近日中にまた知り合いと合流するのですが、果たしてその時までこの「メロンパン」は残っているのでしょうか?
あげる・・・、自信がなくなってきました、てへっ。

2022年08月21日

もうちょい夏の「冷やしぶっかけフェア」は続きます。

仕事の打ち合わせで「いっちょう」様にお邪魔してきましたよ。
何か行動を起こす際には「いっちょう」で飯を食いながら打ち合わせをします。
これがイイんですわぁ。

さて、夏の「冷やしぶっかけフェア」が美味い/美味そうなので、

まずは「冷製トマチチキンうどん」を頼みました。

トマトの酸味。脂っぽく無いチキン。さっぱり、それでいてコシのあるうどん。
すんごく美味かったのです。

最近、頭を使うことが多く疲れが溜まっていたので、

アイスティラミス」を頼み、うどんと交互に食しました。
組み合わせなど、気にしません。喰いたい物を、好きなように喰らうのです。

ちょいと溶かしてですね。これまた、とても美味でございました。

今回、「期間限定 たまごメニュー」というのがあったので、みんなで各自「やみつき半熟卵(単品)」を頼むのですが、その度ごとに注文画面に「品切れ」の文字が。
こうした時は追跡せず(笑)、別メニューを頼みましたよ。
類似する「やみつき半熟卵のおにぎらず」が注文可能だったので、そちらに切り換えました。来たのがコチラっ。

〝おにぎらず〟の名称通り、握っていません。

巻き寿司の要領で食らい付きます。
ひとくちでイケる訳、ありません。バランスを考慮しながら半熟卵と米を喰らいましたよ。

すると同行者たちは何度も注文画面に入力し、執念で「やみつき半熟卵(単品)」を1品獲得していました。
美味そうなので、撮らせていただきましたよ。

「やみつき半熟卵」を正面から撮らせていただきました。

「やみつき半熟卵」を裏面から撮らせていただきました。

表からも見ても、裏から見ても、何と美味そうなことでしょう!
画像からも「美味」がつたわっていることと存じます。
そう、と~っても美味かったのです。

同じ「期間限定 たまごメニュー」を見ていると、「とろ~り濃厚プリン」というのを発見しましたので頼みます。

 

見ているだけで〝ええ卵使っとるなぁ〟と判る表面です。
ここに黒蜜をかけると

こんなん、なります。
これの画像を見て〝心奪われてしまった〟方々、明日にでも「いっちょう」に出向いてください。美味い物が仰山あり、楽しい休日になりまっせ。

 

その後、「ミニトマトてんぷら」を

次いで、「揚げ餃子」を頼みました。

ちょいと、脂っぽい物を食したくなってしまいました。

そして「生搾りスカッシュ」のキウイを頼み、キウイを絞りました。

「んっ~、何か物足りん」となりましてな、

 

「なつかしのメロンアイス」に来てもらいました。
〝緑色〟という共通点があるので大丈夫と判断しました。え~いっ!

こんな感じになります。イイ塩梅でしたよ。

ワイワイと話ながら、ここで笑って飯を食っていると会計は4,000円を超えてしまいます。まぁ、偶になのでね。善しと致しましょう。
また、近いうちに「いっちょう」へ行くんですけれどね、てへっ。

2022年08月20日

深緑が盛り上がっていて「隅鬼」の撮影は順延となりました。

 探訪エンターテイメント部門「山城国岩船寺(京都府)その弐」を掲載しました。

夏の岩船寺に参詣してきましたよ。年末は阿弥陀如来に〝呼ばれた〟のですが、事前にほとんど調べる作業をしていませんでしたので「隅鬼」(すみおに)のことを知りませんでした。ですから今回の訪問で、三重塔に据えられている全ての「隅鬼」の姿を撮ってこようと思ったのです。ところが、草木の茂り具合が夏だからということもあり半端ないのですよ。その上、とても暑うございましたからね。そのため「隅鬼」の撮影は次回に順延となりました。今回は、前回素通りした(してしまった)白山神社・摂社春日神社の建物や歴代住職が眠っている塔も拝見してきました。先達のお陰で貴重な文化財が現在に伝わっていることに感謝しました。本尊の阿弥陀如来、重要文化財ですけれどね、佇まいは国宝ですからね。素晴らしい摂関政治期の阿弥陀如来像です。また、参詣しますよ。

2022年08月18日

至近距離で戒壇院「四天王」と逢ってきました。

暑くて人手が少ないとは言いながらも、東大寺は観光客が多ございます。
なので、早起きして東大寺境内の各所を巡ってきました。
その時の模様は別の機会にするとして、今回は耐震工事によって東大寺ミュージアムに移っている塑造「四天王」像との対面のお話です。
工事は3年間の予定ですが、もう1年半以上が経過してしまいました。〝あの四天王〟を至近距離で拝観できるのはあと1年チョイの期間となります。
〝あの四天王〟が東大寺ミュージアムに移ってから数度、奈良を訪れているのですが他の場所に遊びに行くのが精一杯で〝奈良に来たのに東大寺に寄らない〟という、普通では考えられないことが続いていました。今回も東大寺に立ち寄ることは予定していなかったのですが、〝早朝の東大寺〟を経験したところ思いの外〝東大寺への愛情〟が芽生えてしまい、日を改めて東大寺ミュージアムのみの拝観をおこなってきました。

とは言いながらも、南大門は通らなければなりません。ミュージアム開館時間に合わせて午前中の早い時間に到着しましたが、まぁまぁ観光客が居ました。そりゃ、国内トップクラスの観光スポットですからなぁ。

雄大な南大門の向こうに金堂(大仏殿)が辛うじて見えまする。

この左手側に、〝神の使い〟とされる鹿の行動についての注意喚起が立てられています。

 

「鹿が噛んできます」
解釈には補足が必要ですね。
 鹿は噛む力が強いので、持ち物を取られないように気を付けましょうね。
滅多矢鱈に鹿が噛み付いてくる訳ではありません。
鹿は寄ってくる人間に対して「食い物くれ~」って要求してきます。
鹿せんべいなどを買って与えようものなら「もっと食い物よこせぇ~」ってなります。
不運な場合、持ち物の口が開いていると、そこに顔を突っ込んできますよ。

「鹿が叩いてきます」
こちらも解釈には補足が必要ですね。
 四つ足の動物なので脚力が強いのですよ。体重もあるので気を付けましょうね。
いきなり前足(もしくは後ろ足)で蹴り上げてくることはありません。
鹿の目線より低い体勢だと前足で乗っかってくる危険性があります。
後ろ側から鹿に危険を感じさせると蹴り上げてきます。
あと急激な動作や突然の大きな音(叫び声)などで鹿は驚きますので、止めましょう。

「鹿が角で突いてきます」
またまた解釈に補足が必要ですね。
 鹿を刺激すると複雑な形状の角で突かれることがあります。気を付けましょうね。
いきなり突進してくることはまずありません。
座り込んでいる雄鹿(牡鹿)に異常接近したり、下を向いている雄鹿(牡鹿)に急に近付くと、結果として角で突かれてしまいます。
あと、子鹿にちょっかいを出して敵視されると角で突かれます。注意しましょう。

「鹿が突進してきます」
これまた解釈に補足が必要ですね。
 鹿を驚かせると鹿が突進してくることがあります。驚かせることがないようにね。
鹿がいきなり突進してくることはまずありません。
キレッキレのフェイントやダッシュ、カメラのフラッシュ、突然の大きな音(大声)などで鹿は群れで一気に動きます。そんな時は、鹿の群れの流れにのみ込まれない様にダッシュで逃げ切るか、冷静に群れの流れから離れて安全を確保しましょう。

因みに今回というかいつもなのですが〝鹿に興味が無い〟ため、鹿に対して此方から見向きもしません。向こうもそうしてきますがね。

鹿は、置いといて。
いやぁ、南大門の雄大さ。いいですわぁ。

 

阿形を正面から。

門を潜ってから見た阿形の姿。

吽形を正面から。

門を潜ってから見た吽形の姿。

門内に鹿が居ました。糞などで文化財を汚すなよ。

南大門の礎石って、自然石を柱の接触面のみ整えているのが判ります。
時代はかなり遡りますが本薬師寺の礎石加工と同じなのですな。
柱の表面も鉇(やりがんな)で整えられたんだろうなと感心しました。
根元の修理ってどうやって実行したんだろう・・・考えながら感動しました。

 

東大寺ミュージアムの入口ですよ。
右手の受付窓口で手続きを済ませ、白枠のところから入場します。

ミュージアム入口の右側には、大仏の手の原寸大レプリカが配されています。
実際の手は、距離があるのでじっくりと見えませんからね。

 

館内の仏像たちの様子は撮影できません。
戒壇院「四天王」の様子は、検索すれば新聞記事に掲載されている画像を見ることができますよ。

四天王と同じ目線という訳にはいきませんが、修理前の戒壇院の四隅に配置されていたところを見上げるのとは違って、四天王の姿を堪能することができました。

2体ずつ左右の壇に分けて配置されています。
正面からみて左側には、(左から)広目天・増長天が
正面からみて右側には、(左から)持国天・多聞天が
配されていて、真ん中(増長天と持国天の間)には入り込むことができ、像の横側を観察することができます。適度な弱めの照明が当てられ、彩色・模様の残痕を肉眼で見ることができました。
マスクを着用しての拝観で良かったです。だって、嬉しさと感動でニコニコしていましたもの(決してニヤニヤではありません)。
グルッとまわると、通路から四天王の後ろ姿を楽しむことができます。

あと1年ちょい、四天王は東大寺ミュージアムに居ますからね。
戒壇院に戻るまで最低1回、できることならば2~3回は肉眼で四天王を愛でたいですな。

 

さて、仏像コーナーを出てから売店・休憩所スペースに行きます。

以前は気付かなかったのか印象に残っていなかったのですが、「東大寺南大門模型」がありました。

青森県立南部工業高等学校の生徒さんたちが製作したそうです。青森ヒバ製で、縮尺は1/20。製作期間は1992~1994(平成4~6)年だって。

木組みが精巧なのですっ。

ほらっ、木の組み方が驚愕の緻密さ。

ちゃんと、金剛力士(阿形・吽形)まで居ましたよ。

 

もうひとつ、楽しみだったのが

「大仏蓮弁の線刻画」(ただしレプリカ)

休憩所の横っちょに配されているので、観光客の動きを観察しながら撮影しました。
決して「どいて」などと言いません。

本物はもっと大っきいですからね。

こうして画像整理をしていると、実際に大仏を観に行きたくなってきました。
帰還して間もないのに・・・。

次、東大寺を訪れた時は、大仏殿の受付を一番で通過し、人気(ひとけ)の無い大仏殿・大仏その他を愛でようと思います。

2022年08月17日

暑かったので無料休憩所に寄ったら出会っちゃいました。

 歴史エンターテイメント部門「法隆寺 忍冬文小皿」を掲載しました。

法隆寺の隅々まで見てまわろうと考えていたのですが、暑過ぎて挫折してしまいました。動き易い年末もしくは春先に、また斑鳩(いかるが)の地を訪れようと考えています。短い睡眠時間と多量の汗を流したために〝夏バテ〟状態になってしまいました。そんな時に立ち寄った法隆寺境内の無料休憩所。水分を補給し、冷房の効いた空間でちょいと長めの休憩をとっていました。中央に売店が配されているのですが、離れたところにも売り物が並んでいました。涼みながらフラフラしていると、端っこの陳列棚の中に「忍冬文小皿」を見つけたのですよ。横に「鬼瓦」も並んでいたのですが、実用という点を考慮して小皿にしました。共に1枚2,000円でした。勿論、購入した小皿は1枚です。小皿とはいいながらまぁまぁな大きさです。普段使いしていこうと考えています。法隆寺を訪れる度に1枚ずつ購入していこうかな。

2022年08月16日

Go Go!サンガリア(ミックチュ ゴールドキウイ編)。

お土産エンターテイメント部門「サンガリア ミックチュ ゴールドキウィ fromみっくちゅじゅーちゅ」を掲載しました。

「SANGARIA」(サンガリア)様より2022(令和4)年6月に発売された「ミックチュ ゴールドキウイ fromみっくちゅじゅーちゅ」のお話です。
発売から2箇月も経っているって?そう、それはですね〝詐欺「潰し」エンターテイメント〟の突然発生によって、「お土産エンターテイメント」はもとより当御所の各エンターテイメント部門の更新が滞っていたためなのです。全ては詐欺の族が悪いのです(笑)。

よくうかがうスーパーの飲料水用大型冷蔵庫の一角に、こうしたインパクト強めの〝興味深い〟飲料を配備されています。是非一度、担当者の方に〝感謝の気持ち〟を伝え、今後ともこの方針での仕入れ・販売を継続していただきたく〝激励とお願い〟の意思をもお伝えしたく存じます。

さて「ミックチュ ゴールドキウイfromみっくちゅじゅーちゅ」のお姿はこちら。

冷蔵庫の中で、この商品が配置されているところだけ隙間が空いていました。
商品が見えないので「何だ?」という疑問ではなく、「面白ジュースっ、キターッ!」という高揚感が先に吹き上げてきました(笑)。だって、〝興味深い〟飲料が置かれる場所はいつも決まったアソコだったので。

冷蔵庫の扉を開けて、中を覗き込むと奥の方に居たのですよ、この「ミックチュ ゴールドキウイfromみっくちゅじゅーちゅ」たちが。

以前、「キウイ ミックチュfromみっくちゅじゅーちゅ」を紹介いたしました。様々な果物がミックスされた美味き飲み物にございました。

色が・・・ちょっとねっ!

でも、今回の「ミックチュ ゴールドキウイfromみっくちゅじゅーちゅ」は色合いも美味そう・・・いやっ、間違い無く美味いことが判るものです。中身の話は後に触れるとして、外観を観察していきましょう。

「ゴールドキウイ」ということで、ラベルが黄色(オレンジ色)中心のデザインとなっています。味が予想できますね。

〝みっくちゅ〟ということで、ミックスされている果物と思われるイラストがあります。
パイン、リンゴ、バナナ、桃、オレンジ、マンゴーでしょうか?
「ゴールドキウイ」の部分を、それぞれの果物に変えても充分に〝売れる〟魅力的な飲料ができると思うのですがね。

「みっくちゅじゅーちゅ本来のまろやかな口あたりはそのままに甘酸っぱいゴールドキウイのおいしさを引き立たせました。」というサンガリア様の公式な説明です。「ゴールドキウイ」の部分を色々と変えてみましょうよっ!楽しくなっていくハズです。
「果汁20%」は、なかなか〝濃い〟飲み物ですよ。

「果実」の割合を変えれば、別商品が生まれますよね。

何と、「インターネットで商品プレゼント!!」となっ!
早速、応募せねばっ(笑)。

お待たせしました。中身を見ていきますよ。

以前の 「キウイ ミックチュfromみっくちゅじゅーちゅ」は〝とろみ〟がありました。アレはアレで美味かったのです。
今回の「ミックチュ ゴールドキウイfromみっくちゅじゅーちゅ」は〝サラサラ〟すっきりとした口当たり、のど越しです。
確かに〝甘い〟のですが、しつこさが無い。絶妙のバランスがとれた美味い「みっくちゅじゅーちゅ」でした。
店頭では見かけなくとも、未だ在庫はありそうです。ご興味をお持ちの方は是非ともお取り寄せをしてくださいな。
甘さが気になるのであれば、ちょいと牛乳を混ぜることで丁度良くなります。
箱買いしても、間もなく無くなってしまいますよ(笑)。

2022年08月15日

天武天皇と持統天皇の〝愛の結晶〟を訪れてきました。

 探訪エンターテイメント部門「大和国本薬師寺跡(奈良県)」を掲載しました。

いやぁ、暑うございますなぁ。確かに〝仕事兼遊び〟で大和国へなかなかな日数の遠征をしてきたのですが、〝天照大神の恵み〟が強過ぎました。そのお陰でへばってしまい、予定していた訪問場所を幾つも〝次回訪問まで延期〟としてしまいました。以前、薬師寺を訪れた時に〝最初の薬師寺は藤原京内に建てられた〟ことに触れていましたので、行ってきましたよ「本薬師寺跡」へ。奈良県立橿原考古学研究所附属博物館から近かったこともあり、更に自家用車での遠征でしたので気軽に向かいました。駐車スペースが無かったので、路肩駐車をして駆け足で見学しました。土壇と礎石しか遺っていないのですが、感動してきました。礎石ばかり見ていたのですが、次回はこの礎石の上に存在していた建造物の部分を想像しながら、白鳳時代に想いを馳せる遊びをしようと考えています。

2022年08月14日

東寺から「西寺跡」を目指したら、新しい「西寺」があって迷子になりました。

 探訪エンターテイメント部門「山城国西寺跡(京都府)」を掲載しました。

いっつも東寺を訪れていたので、対(ついになっていた「西寺」跡に行ってみたいと思っていたのですよ。偶々思い付いて、六孫王神社に立ち寄って東寺西門通りを介して向かってみました。感覚的に歩みを進めたのですが、心身共に疲弊していたため携帯(スマホ)を使って「西寺」を検索して身を委ねました。そーしたら、目指した「西寺」跡ではなく、新しく造られた西寺に誘導されてしまいました。結果としては「西寺」跡に辿り着きましたが、目指していた「西寺」跡が「唐橋西寺公園」という名称であったことで〝迷子〟になっていました。公園として遺跡は保存されていますが、案内板と土壇・礎石が辛うじてその場に「西寺」があったことを感じさせます。公園なのでね、イイのですが放し飼い状態にした〝犬の散歩で使うなよ〟と思っちゃいました。往時の「西寺」について、もっと調べてイメージを構築してから再度訪れようと考えています。その時は「羅城門」跡にも立ち寄りますよ。

2022年08月01日

「飛鳥大仏」との再開、「蘇我入鹿の首塚」後方の石の主張。

 探訪エンターテイメント部門「大和国飛鳥寺(奈良県)」を掲載しました。

いやー、記事の内容から半年が経ってしまいましたよ。「飛鳥寺」(あすかでら)のお話です。倭国で最初に建てられた寺院建築で〝法を興す〟(仏教を始める)という意味で「法興寺」(ほうこうじ)とも呼ばれていました。前回、飛鳥寺を訪れたのは何時のことだったのでしょうか?記憶が定かではありません。書籍や画像ではよく見ている「飛鳥大仏」ですが、実物を目にするのは超・久し振りでしたのでじっくりと釈迦如来像の姿を愛でて楽しんでいました。写真撮影が許可されていたことに気付かなかったのが心残りにございます。次回の参詣時は、いっぱい写真を撮る所存です。「蘇我入鹿の首塚」も超・久し振りでした。首塚周辺の様子が記憶と違いました。古い書籍等の掲載画像が上書されてしまったのでしょうか。それはさて置き、首塚の後ろにある〝丸っこい石〟がとても存在感をアピールしていたのが印象的でした。

2022年07月21日

昨年末、東寺の売店に帝釈天を迎えにいった時に寄り道した話です。

 探訪エンターテイメント部門「山城国六孫王神社(京都府)その弐」を掲載しました。

いやー、記事の内容から半年が経ってしまいましたよ。春は何処にも遊びに行けませんでしたからね。年末以来〝遊びに行った〟感は皆無でしたよ。それでいて最近の○欺サイト「征伐」がありましたのでね、全く〝楽しい〟感がありませんでした。神経衰弱ゲームを楽しむよりも不快さが上回っていましたからね。
いやー、本来のエンターテイメント部門の記事をまとめるのって超・楽しいですね。今回は以前まとめていたのに手を加えたものなのですけれどね。
そんなに〝パワー・スポット〟とは思っていないのですが、東寺を参詣した折りにはかなり高い確率で立ち寄る「六孫王神社」(ろくそんおうじんじゃ)のお話です。一昨年から干支の土鈴(どれい)をこちらで購入することを始めました。あと10年は続けようと考えています。あと朱印にシールを貼って貰うためには、やはり春(3~4月)でなければなりませんね。
同じ場所に何度行っても楽しめるので、この時の六孫王神社参拝でも色々と気付き・発見がありました。また訪れる予定ですよ。

2022年07月19日

「謎味」を掲げた大胆な炭酸飲料、「01」という素晴らしい戦略。

お土産エンターテイメント部門「チェリオ MEGA700謎味01」を掲載しました。

一箇月予定で取り組んだ「○欺サイト」の「征伐」、延長の真っ直中にあります。ある意味〝神経衰弱〟ゲーム的に楽しんでいますが、どうしても気分が殺気立ってしまいますし、ページのキャタクターも変化してしまいました。本来の「娯楽道の追究」という〝楽しい〟雰囲気のページに回帰するため、お土産エンターテイメントの再開です。
実のところ、知り合いに〝おもしろ〟お土産を下賜するために色々と蓄えていて、その反面で雑事が繁忙となり、その上で○欺サイト狩りをしていたものですから、データはそこそこ豊富なのですよ。

今回、皆様に紹介させていただくのは「チェリオ」様より発売された
  MEGA謎味01
でございます。

黒っぽい外観、重厚感を漂わせています。

並べ方を変えただけで、

印象がだいぶ変わります。
パッケージのデザインの影響でしょうか、
宇宙を題材とした映画のテーマ曲が流れてくる様です。

ラベルを正面から見ています。
ここから映画が始まりそうな雰囲気、壮大なスケールの飲料ですわぁ。
上に見える地球外生物が「ワカルカナ?」と問いかけています。
それにしても「謎味」(なぞあじ)と、堂々と謳っているのが斬新です。

「何味でしょう?」
普通「○○味」と明記したり、何味なのかが判るパッケージ・デザインですよね。
普通のひとだと〝味が判らない物〟は買わないという判断をするのでしょう。
〝興味をかきたてる〟という心理戦を仕掛けてきていますね。乗っちゃいましたよ(笑)。

「炭酸飲料」と明記しています。
黒っぽい色合い、コーラみたいな味だろうと思っちゃいますよね。

成分表示を見ています。
「何味でしょう?」「ワカルカナ?」という謎かけがありますからね、成分表示で味が判ってしまうような表記はありませんよ。
こうした小技を効かせているのがスバラシイ。

注意書きを見ています。
普通の注意書きです。

「なぞ味の答えはラベルの裏側を見てね」
飲んだ人が何味だと判断するゲームかと思いきや、〝味を教えてくれるんだ〟という安心感が得られる表記でした。
法的に明記しなければならないのでしょうが、最初は勝手に「答えは公式ホームページでね」だと思っていました。

 

グラスにうつして、中身の様子を見ていきましょう。
ぱっと見、コーラですよね。

角度を変えて見ますが、やっぱりコーラにしか見えません。

ラベルは通常のものよりも剥がしやすく、この様に謎味の答えが表現されています。

 

 

 

 

 

 

確かに柑橘系であることは判りました。
ちょっと薄い感じがしますけれどね。

 

 

凄く〝気になる〟のが「01」の表記。

チェリオ様、当然「02」・・・と続くんですよね。
こうした興味深い飲料を素早く店頭に並べる近所のスーパーでは、この「MEGA謎味01」が飛ぶように売れていました。1週間ほどで売り切れてしまった様です。

知り合いに聞いたら、この「MEGA謎味01」の存在は知らないとのこと。
タイミングによっては出逢いの機会を喪失してしまった方が多いのかもしれませんな。

チェリオ様、「01」の表記に世間は注目と、そして期待をしていますぞ。

2022年07月16日

昼で仕事が終わったので「いっちょう」で脱力してきました。

土砂降りから一夜明け、軽い仕事が昼で終わりました。
最近、変則的な仕事が続いたことで心身共にリラックスするために「いっちょう」様へお邪魔してきましたよ。
なかなか久し振りに訪れました。

まずは握りです。

サーモン    3貫
タコ ゆず塩  2貫
タコ 梅肉のせ 2貫

タコの梅肉のせ、メニューの写真よりも遙かに大葉が大きかったので喜びも倍増でした。

次は、

おろし肉ぶっかけそば。

そばの上に豚肉が山盛り。
その上に大根おろしが大っきな塊で乗っかっていて、更に大葉の刻みが散らされています。

他にも色々と頼もうと思っていたのに、コレがなかなかなボリュームでしたので主食系はここで打ち止めと相成りました。

最後に頼んだのが

バナナのてんぷら。

以前もどこかで食したことがあるので美味いのは知っていました。
そのまま食そうと思っていたのですが、小皿がついてきましたよ。
左がベリー・ソース。
右がチョコレート・ソース。

付いてきたのでね、使わねばなりませぬ。

先ずは、ベリー・ソースで。

口の中でベリーの酸味が、天ぷらによって増したバナナの甘みと格闘していました・・・。

次は、チョコをつけて。

こちらは想像通り、安定の味でしたよ。

このあと満腹感からくる脱力感に陥り、ダラダラとしてしまいました。
また、近日中に「いっちょう」様にはうかがう予定でいます。

2022年07月13日

「イーザッカマニアのバイヤー山本」さんについて(お詫び)

当御所の画像盗用をしている○欺サイト摘発にあたり、画像やコメントなどを手掛かりに異なるドメインを使用した同一の人物・グループの実態を追跡しています。

その過程で、「イーザッカマニアのバイヤー山本」さんの画像・コメントが盗用されており、通販サイトについて知らなかったとはいえ、この「山本」さんが○欺サイトの関係者であると誤解してしまいました。

「山本」さんには心より深くお詫び申し上げますと共に、関連記事については撤回致します。しかしながら、○欺サイト摘発の話の流れに関わる箇所については表現に配慮しながら言及させていただきます。

2022年07月11日

小さいですけど〝立派な密教仏〟のオーディションでした。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑪ 高野山金剛三昧院モデル愛染明王のオーディション」を掲載しました。

いやぁ、およそ一箇月ぶりの通常更新となりましたよ。通常更新、楽しいですなぁ。さて今回は、イSム様から発売されたTanaCOCOROサイズの「愛染明王」、紀伊国高野山金剛三昧院(こんごうさんまいいん/ざんまいいん)モデルを迎えに行った際におこなわれたオーディションの様子をお話ししましょう。幾つかのインテリア仏像を迎えに行った時に、状況さえ整えばオーディションをさせていただいております。でもその半分ぐらいは、画像の消滅等で記事にアップできなくなっています。今回は大丈夫でした。TanaCOCOROサイズですからね、小さいのですけれど圧倒的な存在感を持っています。ゴリゴリの密教仏がモデルなので、然もありなん。3体+追加2体の慶5体から選ばせていただいたのですが、オーディションは楽しくはあるものの、とても「悩む」のです。決め手になったのは〝白毫〟(勝手に思っている)でした。しかも、連れ帰ってからの画像チェックで判明したことでした。いやいや、何たる不可思議なことでしょう。詳しくは本編をご覧くださいな。

2022年07月07日

「菅野美穂」さん、○欺サイトが名を騙っていますよ。

只今、当御所は通常の各エンターテイメント部門の記事更新を停止しております。
更新する度に悪質な画像盗用の被害を受け、○欺サイトと闘っている最中なのですよ。

○欺サイトは、複数のドメインを使い、そこから社名・所在地・販売責任者名・メールアドレス・ホームページアドレスを他者から盗用もしくは偽装しています。
今回は○欺サイトのドメイン「 labelians.fr 」を題材に、○欺サイトの手口をなぞってみましょう。
先ずは、こちらの画像をご覧ください。

ドメイン「 labelians.fr 」がネット上に掲載しているものです。
このドメイン「 labelians.fr 」をクリックすると、次の様なページに着地するのです。
「みんなのすまほ」というロゴを掲げたページです。

「会社概要」をクリックすると、

こうした情報に辿り着きます。あぁ、小さいって?
では、大きくしてみましょうかね。

販売業者    株式会社シェンヤン
販売責任者   菅野 美穂
所在地     埼玉県さいたま市北区・・・
電話番号    080・・・
FAX番号   
メールアドレス violeniho@outlivings.work
ホームページ  https://amic.indicatevacuum.site/

えっ!「菅野美穂」さんの名が・・・。

他に、ドメイン「 labelians.fr 」がネット上に掲載しているものを見てみましょう。

ドメイン「 labelians.fr 」をクリックすると、

このページに辿り着き、「会社概要」をクリックすると、

あぁ、小さいって?
では、また大きくしてみましょうかね。

他にも実例がありますが、
 ドメイン「 labelians.fr 」
 「みんなのすまほ」のロゴを掲げたページの「会社概要」をクリックすると
「販売責任者 菅野美穂」さんの名が出てくるのですよ。
これって同姓同名で逃げられると思います?

ちなみに、ドメイン「 labelians.fr 」は他にも

この様な画像をネット上に掲載しています。
ドメイン「 labelians.fr 」をクリックすると、このページに辿り着き、

「会社概要」をクリックすると、

こうした情報に辿り着きます。あぁ、小さいって?
では、大きくしてみましょうかね。

販売業者    株式会社ジアバイ
販売責任者   広末 凉子
所在地     大阪府大阪市・・・
電話番号    06・・・
FAX番号 
メールアドレス bellcam@inviteradius.work
ホームページ  https://duti.indicatevacuum.site/

えっ!「広末・・・」?・・・「広末子」さんっ?
まぁね、○欺サイトですからね。こんな〝間違い〟をする様な族ですよ(笑)。
こちらはさて置き、

先に挙げた「菅野美穂」さんの事例はイカンでしょう。
ご本人もしくは所属事務所の皆様、このお名前の盗用はご存知ですか?
ご存知であれば何も言うますまいて。
でも、ご存知なければ、コレは厳格に対処するのがよろしいのではないでしょうか。
だって、○欺サイトが名を騙ってイメージが悪くなってしまうじゃないですか?

務所の皆様がこの情報をご存知ない場合、先に見た○欺サイトが情報を消去してしまうことでしょう。
なので、いつもと違う更新にしてみました。てへっ。

2022年07月06日

「これが、密教か」を構成する4体目です(大っきい広目天)。

 仏像エンターテイメント部門「広目天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

2016(平成28)年の冬、Web上で東寺講堂モデルの四天王フィギュアが発売される情報に触れました。ちなみにこの夏には「立体曼荼羅21体セット」が発売されていました。「21体セットはいずれ。まずは四天王からだろう。」と思いましたが、四天王は1体6万6千円でしたので〝経済的な余力ができたら〟ということで様子をみていました。気が付くと2022(令和4)年になっていましたよ。去年(2021年)の時点で21体セットは売り切れになってしまいオークションなどは除外し、新品で入手することは不可能となっています。Web上で検索をかけると「21体セット」を販売しているところを見かけます。しかも結構な割引をした安価で・・・。もう、お判りですよねっ。在庫が無いのに安い価格を提示して、代金・送料を入金させて品物を搬送しない・・・そう、○欺サイトですよ。最近、当御所は○欺サイトに対しては厳しく辛辣な姿勢を貫いていますからね(笑)。MINIBUTSU様大サイズの四天王を販売しているサイトが幾つもありますが、通常だと定価かそれにプレミア価格が上乗せされています。大幅な値引きをしているところは、サイトのデザインと内容から○欺サイトと判断してよろしいでしょう(笑)。MINIBUTSU様公式HPかAmazonだと信用できます。ただ、在庫が僅少となっていますがね(ここは笑えない)。東寺の売店で、おばちゃんに聞いたところ四天王の販売は無いそうです。「真言宗開宗1200年記念」と銘打っての発売でしたからね。「そのうち・・・」と思っていましたが、状況が好転することも無いまま、時間だけが過ぎてしまいました。「末法の世」(まっぽうのよ)というのは歴史的な昔話ではなく、現在進行形の悲劇なのではないでしょうか?「21体セット」はバラ売りがなされていますが、全種類入手可能とはいきません。売切になっている仏たちは複数になって、当たり前ですがどんどん増えている様です。当御所ではしませんが、金に糸目を付けずにオークションなどで揃えるという方法があります。でも仏によっては〝顔の表情〟がイマイチなのですよ。可能な範囲でバラ売りの仏を迎えようとは思っていますがね。在庫の少ない仏たちを奪い合う・・・何と浅ましいことでしょう。転売する族(やから)も居るでしょうからね。争奪戦は激化の一途を辿ることでしょう。まさに「末法の世」ですな。・・・何故に余裕ある物言いなのかって?いつもお世話になっている「イSム」ブランド(株式会社MORITA様)のこと皆さん、お忘れぢゃありませんか?「立体曼荼羅21体を造ってください」などとリクエストしても現実的ではありません。まずは単体で3つの空間の中心となっている大きい仏をリクエストし、その売れ行き具合を以て順次まわりを囲む仏たちをじっくり時間をかけて製作・販売してもらうようにしましょうよ。近いうちにロジスティックセンターにうかがう機会がありますのでね、話の流れができれば相談・お願いしてみますよ。でも、余り過剰に期待はしないでくださいな。

2022年06月05日

「告知」を掲載いたしました。

以前(3月下旬)に、当御所で撮影した画像の「盗用」について触れさせていただきました。一時期は鎮静化した様に感じていましたが、またしても商行為まがいの族(やから)を中心に「盗用」が増加してきました。とても放置することができないため、片手間ではありますが「征伐」と「掃討」作戦を遂行することと相成りました。

・・・そういえば間もなく6月2日。今から440年前の明け方に、明智勢の襲撃により山城国本能寺が灰燼に帰しました。今回は何か特集を組んだりする余裕が有りませなんだ。各種エンターテイメント部門の記事をそれぞれまとめていますが、掲載まではもうちょっと時間が掛かりそうです。〝楽しみながら〟の更新にご期待くださいな。

2022年06月01日

「制多伽童子」も、4版を迎えましたか・・・。

 仏像エンターテイメント部門「制多迦童子(イSム「掌」4th. Ver. 廃盤)」を掲載しました。

絶大な人気を誇る、烏倶婆誐童子の発売に合わせて復刻再版されたイSム様「制多伽童子」の第4版のお話です。これまで色々と「調べながら」文章をまとめたのですが、今回は純粋に遊んで画像を撮り、文章を書き進めました。たまたま撮れた、斜め上から見下ろした視点での制多伽童子、カッコいい姿になりました。そのうち特別企画で制多伽童子の比較をしますね。

2022年05月26日

日本で唯一遺っている九体阿弥陀如来の中尊がモデルになっています。

 仏像エンターテイメント部門「阿弥陀如来坐像 浄瑠璃寺(イスムStandard 100体限定)」を掲載しました。

「紡ぐプロジェクト」の2020(令和2)年度文化財修理助成事業の対象になった京都浄瑠璃寺の重要文化財「木造 阿弥陀如来坐像」をモデルとしたイスム様「阿弥陀如来坐像」のお話です。以前より山城国浄瑠璃寺は各エンターテイメント部門で採り上げてきました。郊外に位置しているため、通常の日であれば混雑することはまず無いでしょう。でも建造物だけでなく、所蔵する文化財(特に仏像)が素晴らしいので是非、拝観をしてみてください。平安時代中~後期にかけて世の中に浸透した浄土教に基づき盛行した九体阿弥陀如来が唯一遺っている寺院です。更に浄瑠璃寺の境内が創建+増築された時代の雰囲気をよく現在に伝えている稀有な場所であることもお含み置きください。
浄瑠璃寺本堂(阿弥陀堂)には大きな中尊の阿弥陀如来像の左右に各4体ずつ小さい阿弥陀如来が御座します。以前、ブランドマネージャー様とお話しさせていただく機会があった時、
「中尊を製作・発売したら、こんどは小さいの8体の発売、いきませんか?」
とお願いしてみました。〝売れるかどうか〟という観点から、よきご反応をいただくことはできませんでした。
後日、ロジスティックセンターにうかがった際に、いつもお世話になっているスタッフ様に、
「理想としては8体、本物と同じ様にみな違う阿弥陀如来にしてもらいたいのですが難しいという反応をいただきました。1体で良いのでTanaCOCOROサイズでの発売はどうですかね?日本国内で〝九体阿弥陀如来〟を揃えたいひとって5人くらいは居ると思うんですよ。間違い無くココに8体を買う意欲を持つ者が居ます。100体限定で製作しても、8×5=40体はすぐに売れると思うんですが・・・」
と力説してしまったのですが、やはり手応えは難しい感じです。
現実的に考えると更に1体3万円弱だと厳しいですね。TanaCOCOROサイズとしながらもチョイと小さいサイズにして左側4体セット・右側4体セットとし、それぞれ4~5万円くらいで発売になりませんかね?共感してくださる皆様、イスム様にこの様な内容をアンケートで送信してくださいませんかねぇ(笑)。

2022年05月22日

綺麗なエメラルド・グリーンの炭酸です。

 お土産エンターテイメント部門「ポッカサッポロ がぶ飲み ブドウ糖ソーダ」を掲載しました。

近所のスーパーでバラ売りしていたので3本を購入しました。
だって、色がとても綺麗だったのですよ。
しかも「ブドウ糖ソーダ」って。
どんな味か、気になるぢゃないですか。

 

楽しい味わいを提供してくださる「がぶ飲み」シリーズ。
「ココロ、解放炭酸」ということで、喉ごしスッキリ感が期待できます。

 

「ブドウ糖」。
特別な場合除外し、脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質なのだそうです。

「集中力スイッチON」とあるのは、ブドウ糖が脳の活動を維持するために重要な栄養素だからなのだそうです。成人の脳が1日に消費するブドウ糖の量は約120gだといいます。

 

正直パッと見〝緑色のブドウソーダ〟って・・・と思っちゃいましたよ。
「糖」の字に直ぐ気付いたので、やられた感に苛まれましたとさ。

それはさておき、「GO WITH YOUR STUDY」って。
・・・ブドウ糖が不足してしまうと思考力の低下を招き、集中力も削がれてしまい、イライラと気持ちがササクレ立って「STUDY」が捗らなくなってしまうそうです。
まぁ、勉強なぞしませんけどね。

 

あら、果汁が無い。
それよか、単純に〝炭酸の泡〟を模したデザインと思いきや、
 桜
 「大吉」
 笑顔マーク
という〝お勉強に効果がありますよ〟的な演出、ターゲットが受験生やないかいっ!

 

成分は、こんな感じ。
細かいことは、気にしませんけどね。

 

中身をグラスに移すと、こんな感じ。
何ともまぁ、美しき色合いですこと。

 

あまりにも麗しい色合いなので、角度を変えて見ています。
味は、この色のソーダアイス・キャンディーに共通するものですが、アイスよりかもチョイと濃いものになっています。チビチビと飲んでも、1本空ける頃には腹一杯になってしまいます。

疲労が蓄積すると、脳がブドウ糖を要求してくるので甘い物が欲しくなってしまいます。
そんな時には、このブドウ糖ソーダは打って付けなのでなのでしょう。
しかしながら、ブドウ糖を多く摂取し過ぎると太っちゃいますので、気を付けましょう。
そういった観点から、箱買いはしませんよ。

2022年05月21日

恐怖!増殖するゼリー飲料(笑)。

 お土産エンターテイメント部門「大塚食品 MATCH 炭酸ゼリー パインミックス」を掲載しました。

 

 

商品紹介として
 “とぅるんシュワシュワ~"食感で、ふってから飲む! 楽しい炭酸ゼリー飲料です。
と明記されている、「楽しい」飲料でした。

 

果汁は1%ですが、食物繊維が入っています。
人間が必要とする1日分のビタミン、ミネラル(ナトリウム、カルシウム)に加えて、不足しがちな食物繊維を摂取することができるらしいです。
発汗時に飲むと、熱中症対策にも効果があるみたいです。

 

「パインミックス」味です。
パインと、アップルと、ゴールドキウイが融合している様です。

 

成分表示は、こんな感じ。

 

 

〝注意書き〟と思われる3ヶ条のうち、
 ③開けたらすぐ飲む
とあるのが気になります。

右上の黄色地になっている
「内容液がふきだすことがありますので、飲むとき以外はキャップをお閉めください。」
という説明、〝まぁ、ゼリーっても炭酸やし・・・〟と何となく納得。

 

中身をグラスに注いで、中身の色合いを見ています。
泡がボコボコと上に向かっていましたが、炭酸だから気にしていませんでしたが、
・・・注いだ時よりも〝増えている〟感じ。

でも、気にせずに角度を変えながら撮影をしていました。

 

ちょいと下から見上げる様な状態で撮影をしていた時です。
下から見ても判る程に、ゼリーが増えて(膨らんで)溢れてしまいました。

しまったっ!
だから
 ③開けたらすぐ飲む
だったかぁっ!

 

慌てて、口を付けて吸い込みましたよ。
260gの小振りだからと甘く見ていましたが、やんちゃなゼリー飲料でした。


皆様も、こちらをお飲みになる際にはお気を付けくださいな。
知り合いに下賜する際には・・・黙っておきます(笑)。

2022年05月15日

いろんな時代の人びとが、こうして薬師寺東塔を見上げたのでしょうなぁ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国薬師寺‐東塔から食堂‐(奈良県)」を掲載しました。

年末に訪れた大和国薬師寺「白鳳伽藍」の前編記事を掲載してから、なかなかな時間が経っていました。写真整理や調べ直しの作業などをしていると、どんどん時間がかかってしまうからです。逆転の発想をもってすれば、たとえ身は遊びに行けずとも、心はかつて参拝・参詣した神社仏閣に趣いているのです。薬師寺東塔を中心のお話になっています。帰還してからも薬師寺関連のDVDを反復視聴していますし、宮大工の故・西岡常一氏(にしおかつねかず)のお話やお考えから歴史・伝統を学んでいます。ま薬師寺を参詣する機会を楽しみに、薬師寺への理解を深めていこうと考えています。

2022年05月12日

ともかく「裳」(も)の模様に注目ですっ。

 仏像エンターテイメント部門「烏倶婆誐童子(イSム「掌」300体限定 廃盤)」を掲載しました。

あぁ、連休が終わってしまいましたね。職場の管理職が愚策を振り翳して強要してくるので心のゆとりがありません。「ゆとり」の重要性がわからない者が何を言っても成果などあがる訳が無いのです。そう、〝遊んで〟いないと心がやさぐれてしまいます。さて、今回は童子とは言いながら表情からは子どもっぽさが感じられない、イスム様が昨年(2021年)に発売され、在庫は完売してしまった「烏倶婆誐童子」(うぐばがどうじ)のお話です。高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)が所蔵する八大童子ですが、イスム様のTanaCOCOROシリーズでは3体目の製作・販売でした。身体に纏っている各種の衣類ですが、特に下半身に巻かれている裳(も)の模様と形にご注目ください。緻密にここまで再現できていると、「仏像フィギュア」と括るレベルではないと感じてしまいます。本編記事の最後に、既に発売された八大童子のうち3体を並べました。矜羯羅童子の記事でも触れましたが、8体揃った時のバランスを考えていただきたいものです。・・・それはさて置き、『聖無動尊一字出生八大童子祕要法品』に烏倶婆誐童子は「戴五股冠、現暴悪相身如金色、右手執縛日曪、左手作拳印」と説かれています。この中で「身如金色」という表現があるのですが、高野山八大童子の烏倶婆誐童子の身体は茶褐色、イスム様「烏倶婆誐童子」も本物準拠になっています。そこで100体限定で「金色」の烏倶婆誐童子を製作・発売してみては如何でしょうかね?StandardサイズのLimitedは価格的にヘビー級ですからね。TanaCOCOROサイズのLimited版という新たな可能性って楽しいと思いません?

2022年05月08日

「桃エスプレッソ」って、初めての感覚。

 お土産エンターテイメント部門「桃エスプレッソ&カルピス」を掲載しました。

2022(令和4)年1月に発売された、期間限定の商品です。
 乳酸菌飲料「カルピス」
 凍結した桃の果実から高圧で抽出したピーチエスプレッソエキス
 完熟白桃果汁
を融合させた、新感覚の濃い味飲料です。

外装ラベルから、美味であることは容易に想像できます。
上部で透けている中身の色合いも同様に美味さを想像させるものです。

 

「エスプレッソ」、つまり凝縮された桃の甘さと酸味に、カルピス独自の甘酸っぱさが重なっています。
「エスプレッソのようにピーチエスプレッソエキスが注がれるイメージをデザイン」が、桃の口当たりを想起させるものになっています。

 

白桃の果汁が使用されています。
「果汁10%未満」とありますが、すんごく濃くて、もっと果汁率が高い感じがしますよ。

 

成分はこんな感じです。

 

いろいろと入っていますな。

 

現在はもう品切れになっている様です。
アサヒ飲料様の「カルピス」、このエスプレッソ・シリーズで他の果物でも開発を進めていただきたいですな。

 

飲む前に、見ているだけで「美味さ」が伝わってきます。
実際、飲んでみると単なる甘さだけではない桃の深い味わいによって〝止まらない〟、ある種の中毒性があります(大絶賛です)。

知り合いに下賜したら「とまりません」というので、複数本を追加で下賜しています。
期間限定というのは、勿体ない。
しかしながら、こうした果物系は期間限定にして〝旬を楽しむ〟という風雅な遊びに適しております。
季節に合わせてエスプレッソ・シリーズを期待していますよ、「アサヒ飲料」様!

2022年05月04日

運慶作「大日如来」だけじゃない、平安生まれの「阿弥陀如来」も居るのですっ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国圓成寺(奈良県)」を掲載しました。

連休とはいっても、河越から出る予定はございませんの。今回は年末(2021年末)に訪れた、大和国圓成寺(えんじょうじ)のお話です。運慶のデビュー作「大日如来」が居ることで有名な寺院で、その大日如来を目当てに訪れたのですが、本堂の現・本尊で摂関政治期生まれの「阿弥陀如来坐像」が良かったのです。本編でも言及していますが、大和国(奈良県)・山城国(京都府)の山ん中に居る平安時代中期~後期に生まれた「阿弥陀如来」たちが、それぞれイイ味を出しているのです。各「阿弥陀如来」たちはもとより、彼らが生まれた〝平安時代のたたずまい〟が各寺院の境内に色濃く遺っているのが凄く、そして素晴らしい。守り継いできた先達に感謝ですな。

2022年05月03日

「焼肉でもステーキでもない牛肉の新しい楽しみ方」を体感してきましたよっと。

皐月(5月)になってしまいました。〝連休に乗り遅れ〟てしまったので、人混みが激しくなる前に、町に出てきましたよ。

「大正浪漫(ロマン)通り」ですが、春の連休シーズンは〝鯉のぼり通り〟になっています。

まぁまぁ早めの時間に出たのですが、観光客でいっぱいでした。
さすが連休?
さすが観光地「川越」ってことですな。

 

屋外で遊ぶ時は必ず晴天にするのですが、本日は残念な曇天(どんてん。)
そう、今日は外で遊ぶのではなく、屋内で遊ぶことにしていたので天候はあまり意識しませんでしたの。

 

人集りを尻目に、どんどん歩みを進めていきました。
すんごい行列ができているところが幾つもありましたが、そんなところは全く意に介さずに進んで行きます。
本日の遊び場所は・・・

この「金色の牛」が居るところでした。

 

こんな感じで、車道に向かって存在を主張していましたよ。

 

この金色に輝く牛が出迎えてくれる
「和牛ひつまぶし
   うし川   」様にございました。

 

連休中の営業時間、案内が出ていました。

 

店外に、食欲そそる看板がありましたよ。
先日「いちのや」様で、鰻(うなぎ)のひつまぶしをいただいたので、今回は牛のひつまぶしをいただこうという、連動している遊びだったのです。
この理屈でいくと、次は豚のひつまぶし、鶏のひつまぶし・・・になっていくのでしょうかね?

行列に並ぶのがイヤなので、開店時間よりも以前に店の前へ到着、開店を待ちましたよ。
意図はしていませんが、店内に入ったのは1番でした。

落ち着いた雰囲気の佇まいで、ゆっくりできましたよ。

 

連れと行ったので、同じものを頼んでも楽しくない、ということで
 「和牛ひつまぶし御膳」
 「和牛ひつまぶし御膳(上)」
と違いをつけて頼みました。

 

運ばれてきた「和牛ひつまぶし御膳」がこちらです。
店員さんが出汁を持ってきてくださり、
「温かい出汁にしますか?冷たい出汁にしますか?」
と問いかけてきます。
曇天で雨も降る可能性が大という天候・気温でしたので、「温かいのでお願い致します」と無難な選択をしました。

蓋を開けると
こんな感じ。
写真を撮ってもらったのですが・・・オイっ、大事な肉の姿がキレてるやないかいっ!

 

「和牛ひつまぶし御膳(上)」は、

この様に、最初から蓋はついておりません。
当たり前ですが、「並み」よりも、肉の量が多うございます。

 

おっと、寄り過ぎましたか。

 

この画像をご覧になられた皆様が、肉を食いたくなるように撮ってきましたよ。
ふふふふふ。

 

 

まずは「炭火焼きをそのまま」で食しました。

 

 

次に「ローストビーフをそのまま」で食しました。

どちらも、そのまま食して、極めて美味でございましたよ。

 

今度は、炭火焼きとローストビーフを合わせてそのまま食しました。

異なる食感、楽しいのですよ。

 

さて次、「炭火焼きに出汁をかけ」て食しました。

炭火焼きの香ばしさが、鼻から抜けていきましたよ。

 

更に次、「ローストビーフに出汁をかけ」て食しました。

そのままと違って(当然ですが)、出汁の深味が合わさり、これまた美味でございました

 

ここまで一膳一膳、セッティングしては食し・・・を繰り返していました。
なかなか時間と手間がかかっていたのです。あまり肉を喰らうことに集中できていませんでした。

炭火焼きとローストビーフを合わせた時、「そのまま」と「出汁をかけた」画像を一気撮りして、手を抜いてしまいました。
そんなことをしたとしても・・・やはり間違い無く美味でございましたよ。

食するパターンは、普通に考えると6パターンです。
しかし、テーブルには薬味が置いていましたから、

炭火焼きに七味唐辛子」をかけて

 

「炭火焼きに山椒」をかけて

 

「ローストビーフに山椒」をかけて

食しましたぞっ。

 

最後に、残った出汁をゴックンと飲み干しました。

 

ひつまぶしは、か様に「味変」(あじへん)を複数で楽しむことができるので、〝遊び〟としては最高ですな。
また機会をみて、「うし川」様にうかがいたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで本日の遊びは終わり・・・な訳がありません。
ほんのチョット(1分程度)歩くと、「HATSUNEYA GARDEN‐CAFÉ‐」様がございましてな、寄ってきましたよ。

「店内になさいます?テラス席になさいます?」と問われたので、間髪入れずに「テラス席で」とお願いしました。

 

 

ホントに、普通の路次沿いに位置しています。

曇天に加え、ポツリポツリと雨が降ってまいりました。
我々以外は、店内を選んでおられましたよ。

 

今回のテーマは「甘いものを苦いコーヒーと共に食す」というものでした。
頼んだのがこちら。

上が「コーヒー」。
左が「抹茶のティラミス」。
右が「抹茶のエクレア」にございます。

前回、親戚の子が頼んでいた「桜の庭園」を目指して訪れたのですが、シーズンが終わっていた様で、提示されたメニューにはありませんでした。
季節の変わり目を狙って、こちらのカフェに通わなければならなくなってしまいました。

 

まずは、エクレアから。

小洒落た食い物ですな。
ナイフとフォークで、バラしながら食していきます。

左側から食していきましたが、右側がハネてしまいます。
ナイフでハネを直しながら、食していきます。

あと残りふた口分、という状態です。
薄っすいチョコ板が居ましたね。ここまで気付きませんでしたよ。
全て、美味しくいただきました。

 

さぁ、次は「抹茶のティラミス」にまいりましょう。

こちら、通年メニューの様ですな。
木製の枡に、深緑の抹茶粉が敷き詰められ、店名入りの菱形チョコが刺さっています。
「ウチの名物ですがなっ」という主張と風格が漂っています。
「HATSUNEYA GARDEN‐CAFÉ‐」様は、レストラン併設(こちらがメイン)でお洒落なところですから、正しくは
「当店でお客様に長らくご愛顧いただいている商品でございますのよ」という主張
とした方がよろしいのでしょうね。

前回は楽しくて、テンションが上がってしまい、単にスプーンでホジホジしてしまいました。今回は「美」を意識した(喰らっている過程が美しく見える様にという意味)食し方を心掛けました。何やねんソレ(笑)。

最初は斜めにナイフを入れ、綺麗な白い三角形ができていました。撮っておけば良かったです。イメージと違っていたので、ナイフでどんどん削いでいたら、こうなってしまいましたよ。

でも、ちょっと時間が経過したところで
ベリーソースが垂れてきました。
これは予期せぬ、楽しいアクションでした。

今回は、これ以上、話が広がりそうな画を撮ることができないなと思いまして、スプーンでダイナミックに崩しながら喰らっていきました。

全く意図的ではありませんでしたが、

「芸術的な喰らい方」をした感じに(笑)。

 

ちなみに連れは千円超の「生モンブラン」を食していました。

 

 

また、初夏のあたりに「HATSUNEYA GARDEN‐CAFE‐」様へうかがいますよ。

決して観光をした訳ではなく、昼に美味いもんを食した〝遊び〟でした。午後2時過ぎに撤収したので、それ以降は川越でそこそこ強く雨が降っていましたよ(笑)。

2022年05月01日

「これが、密教か」を構成する3体目です(大っきい持国天)。

 仏像エンターテイメント部門「持国天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

「昭和の日」ということで休日でしたね。ここ最近、ハードだったので引き籠もっていましたよ。世間では〝連休が始まった〟と言われています。その連休の流れに乗り損ねてしまいました。今回の連休は、控え目に過ごすことになりそうです。さて、今回はMINIBUTSU様の持国天・大サイズのお話です。「四天王」といえば、多くの方々は東大寺戒壇院(戒壇堂)の凜とした4体をイメージすることでしょう。現在、当御所では空海(弘法大師)からプレゼントされた東寺講堂モデルのMINIBUTSU大サイズ四天王を絶賛採り上げております。東寺モデルの四天王も3体目で、だいぶ東寺講堂の四天王が馴染み深くなってきました。スマートな東大寺戒壇院モデルに比べ、東寺講堂モデルの四天王は表情も身体(鎧など)もゴツゴツ・ボコボコしている印象が強く、また入手し易いお手頃価格の東寺四天王の造形もイマイチ(本物と比較してという意味)という固定観念を持っていました。でも〝空海にプレゼントされた〟(勝手にそう受け止めているだけ)MINIBUTSU大サイズの四天王を観察していると、〝4体とも忿怒の表情をしている空海が造らせた四天王〟に愛着が湧いてきました。

2022年04月29日

制多伽童子、復刻される度に小っちゃくなっていく・・・。

 仏像エンターテイメント部門「制多迦童子(イSム「掌」3rd. Ver. 廃盤)」を掲載しました。

矜羯羅童子の発売に合わせて復刻された、イSム「制多伽童子」3版のお話です。
イSム様に寄せられる問い合わせには商品化を希望するリクエスト、再版リクエストがたくさん寄せられているそうです。高野山八大童子を望む声は多く、時間はかかるかもしれませんが既に3体が発売されていますので、順次残りの八大童子が発売されていくような流れになってきています。今回は制多伽童子(3版)を観察し、本編記事の最後で初版・2版・3版を並べてみました。残念なことに段々小っちゃくなっています。人気があるからといって、制多伽童子ばかり復刻を重ねていくのは・・・。制多伽童子を買い逃したからといって直ぐに再版リクエストするのは・・・。矜羯羅童子300体、烏倶婆誐童子3000体で、制多伽童子300体以上(初版は限定数が設定されていなかったはず)ですよ。残り5体が順次発売されていくことになるでしょうから、新たな童子が発売される度にと単純に考えると最低でも5回の復刻が予想されます。先ずは八大童子が揃うことに専念しませんか?8体が揃った時に、大きさ(サイズ)が〝ほぼ同じ〟になることを重視しませんか?原材料・加工などで価格が高騰しているということもあって制多伽童子が小さくなっているのでしょうが、「八大童子」が勢揃いした時、それは〝途轍もない偉業の達成〟のハズなので、大きさのバランスにケチがつかないことを切に祈念するばかりです。

2022年04月26日

「これが、密教か」を構成する2体目です(大っきい増長天)。

 仏像エンターテイメント部門「増長天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

いや、もうコレは弘法大師(空海)からのプレゼントでしょうっ!本編にも述べていますが、2022(令和4)年3~3月初旬にかけてAmazonプライム会員対象で特別割引セールがありました。そしたら何と、通常価格66,000円の「MINIBUTSU」大サイズの四天王がそれぞれが半額強で販売されていました。ホント、たまたまAmazonのサイトを見ていて気付きました。仏像好きの知り合いにも知らせ、既に66,000円で入手した多聞天以外の3体を確保しました。
このシリーズは、大阪の有限会社「ボーフォードJP & ジェイプロテック」(Boford JP)様が製作(直接販売はしていないとのこと)し、複数の販路を有している様です。情報は知っていましたが〝4体を揃えなければならない〟という精神的な縛りがあり、約30万円が必要ということで「何れ、余裕が出たら・・・」と思っていました。残念ながら余裕なぞ生じる事態にはありませんがね。この四天王、2016(平成28)年11月に販売が開始されました。来る2023(令和5)年の真言宗開宗1200年を記念しての製品となっています。「四天王」といえば東大寺戒壇院(戒壇堂)モデルのものが知られていますが、東大寺戒壇院モデル以外で現存する四天王をモデルとしたフィギュアは此方がはじめてでしょう(食玩は除く)。
これまで何度も東寺講堂内で本物を拝観してきましたし、図録・書籍などの画像も見てきましたが、レプリカ(仏像フギュア)を前にして観察すると、知らなかったこと・気付くこと・・・多々あります。
仏像フィギュアについて否定的な見解を持つ寺院関係者の方々、仏像フィギュアを欲しいと考えている人の大部分は、入手した仏像フィギュアを大切にします。そして仏像フィギュアをいつも目にすることで仏の教えや寺院の歴史を学び、そして寺院を支えていこうという気持ちを備え、その気持ちを強くしていきます。そして更に、本物を拝観したい気持ちを高め、実際に拝観して本物の仏像の素晴らしさを体感・実感し、感動するものです。この感動は言葉では表現しきれず、2度目・3度目・・・と繰り返し寺院を参詣し、仏像を拝観するのです。仏像フィギュアとは寺院と一般人を結び付け、繋ぎ続けていく素敵なアイテムだと感じています。こうした考え、受容していただきたいと存じておりますが、如何でしょうかね?

2022年04月24日

赤肉メロンのサイダー、味も香りも、まるでメロンそのものです。

 お土産エンターテイメント部門「小原 北海道産めろんのサイダー」を掲載しました。

北海道は道南地方における炭酸飲料メーカーとして定評のある株式会社「小原」様から発売されていた「北海道産めろんのサイダー」のお話です。

メロン系の飲料って、だいたい緑色じゃないですか。
こちらは〝赤肉メロン〟ということで、オレンジ色にございます。

 

ラベルの正面は、こんな感じ。
飾りっ気の無い、純朴なイメージ。
〝味で勝負〟している感が伝わってきますな。

 

「赤肉メロン果汁」が10%、使用されています。
ラベルの白いラインが〝メロンの編み目〟になっているのですな。

 

ラベルの裏側は、こんな感じ。

 

中身は、こんなに鮮やかなオレンジ色・・・もとい赤肉メロン色。
北海道産の赤肉メロンの果汁をベースに、函館からほど近い横津岳(よこつだけ)連峰の天然水を、そして糖分は北海道産じゃがいもを主成分としているそうです。

そのまま飲んでも善し、氷にかけても善し、アイスにかけても善し・・・。
美味きものは、何としても美味し。
知り合いに下賜したら、喜んでいましたよ。

2022年04月19日

「わくわくシリーズ」第2弾だそうですよ。

 お土産エンターテイメント部門「チェリオ キャラメルポップコーンソーダ」を掲載しました。

衝撃っ(笑)。
ポップコーン(固体)が液体(ソーダ)になりましたよっ。

パッケージのデザインは3種類ありますが、味は1パターンでござる。
1950年代をイメージさせる〝アメリカンレトロ〟なパッケージだそうです。
知り合いたちに振る舞っているのですが、「懐かしいですね」というリアクションをいただきました。
イヤイヤ、2022(令和4)年3月発表の新製品でんがな。
皆、いい加減なこと言いますな。

 

「キャラメルポップコーン味」で、しかも「ソーダ」(炭酸)!!

 

「イラストはイメージ」と断っていながら、期待はズンズン膨らんでいくのです。
「ポップコーンを食えばイイぢゃん」などと、無粋なことを言ってはなりませぬ。
〝ポップコーンを食さず、ポップコーンを味わう〟という禅問答の様な・・・、そこに「炭酸飲料」という強めの捻りが加わっています。
この〝遊び〟が素晴らしい!

 

裏側のデザインは共通で、表側が

 

お姉さんバージョン。

 

女の子バージョン。

 

少年バージョンの3パターンです。
少年バージョンは〝幸せの青い鳥〟が描かれています。

 

製造所が近江国(滋賀県)ということで、地図で調べたところ、車だったら安土からそれほど遠くない感じ。
次に安土に向かう機会があったら、立ち寄ってみようかと考えてしまいます。

 

中身は、こんな感じ。
グラスに注ぐと、甘いポップコーンの香りが漂ってきます。
飲むと、鼻からキャラメルポップコーンの風味が抜けていきます。
琉球(沖縄県)の「ルートビア」を飲んだあと、サロンパスの風味が抜けていくのと酷似する感覚ですよ。
「美味い」よりも「楽しい」にウェートが置かれている、炭酸飲料にございます。

 

株式会社チェリオコーポレーション滋賀工場を調べ、公式HPにアクセスしたところ、
「新感覚炭酸飲料」
の文字が。

それよかも、気になったのは
 チェリオの「わくわくシリーズ」第2弾!
という表記でした。

 

何っ?!
チェリオの「わくわくシリーズ」って?

しかも、第2弾って??

アカン、今夜寝れんようになってしまう。
ということで、調べたら、

第1弾は
なめらかでふわふわ食感をイメージしたまるで焼きたて
「台湾カステラソーダ」
ですとっ。

 

以前、貢物として献上されたものを紹介しているぢゃないですかっ!

 

・・・ということで、奇縁によりチェリオ「わくわくシリーズ」を追い掛けていましたとさ。

このキャラメルポップコーンソーダ、未だ当御所に何本もありますのでね。
知り合いたちに振る舞って、皆で笑い転げようと存じておりますよ。

2022年04月18日

ウチの矜羯羅童子、目が潤んでるんデス。

 仏像エンターテイメント部門「矜羯羅童子(イSム「掌」300体限定 廃盤)」を掲載しました。

前回の更新から10日以上、空いてしまいました。画像が消えたり、ファイルがダメになったりと、不足の事態が相次いでいます。春に何処にも遊びに行けなかったこともあり、なかなかな不調が続いています。それでも、色々と活動は展開しているのですよ。さて、今回はずーっと前にアップするつもりでいた、「イSム」様から発売されたTanaCOCOROサイズで高野山・八大童子モデルの「矜羯羅童子」(こんがらどうじ)のお話です。長らく八大童子は「制多伽童子」のみの発売・復刻再販でしたが、この矜羯羅童子の登場により、不動明王を中央に立てて左右の脇侍を並べることが可能になりました。未だ並べたことはありませんが。顔を面長にし、顔・胸元を明るい肌色にするディフォルメによって可愛く、そしてカッコ良くなっています。限定300体で発売されましたが、現在は「イSム」様公式HPでは販売終了となっています。まぁ、これからどういった順序かは不明ですが、八大童子が発売されていくことでしょう。矜羯羅童子は再販されるのでしょうか、それとも八大童子の8体目が発売される時に合わせての再販なのでしょうかね?

2022年04月17日

肝臓に持病があったなら、〝ナッツの女王〟には気をつけましょう。

 お土産エンターテイメント部門「サンガリア ピスタチオ&ミルク」を掲載しました。

画像を撮って記事をまとめている途中、不測の事態が発生し、記事どころか画像まで消滅してしまいましたよ。記事3本のうち、2つは画像の撮り直しが可能でしたが、1つは完全消滅でした。昨年の霜月(11月)頃、「蓮華」(法華寺モデル十一面観音:イSムStandardサイズ)の修理のための移動・梱包の際、複数体の掌サイズが〝巻き込まれ〟てしまい破損してしまいました。現在、開催されている東京国立博物館の特別展「空也上人と六波羅蜜寺」に合わせて修理が済んだ「空也」掌サイズのお話を用意していましたが、これが無くなってしまいました。

・・・ということで急遽、お土産エンターテイメントの話です。

ぱっと見、抹茶かメロン系の飲料と思ってしまいますが、「ピスタチオ」にミルクを合わせた乳性飲料です。サンガリア様から発売された期間限定の「ピスタチオ&ミルク」にございます。

あまり「ピスタチオ」の味に馴染みが無いのですが、口にすると〝あぁ、コレコレ〟という感じで判断できます。言葉に表現しきれないのですがね。

 

ピスタチオって美容・健康に効果があり、漢方においても「阿月渾子」(あげつこんし)という生薬(しょうやく)として古くから好まれてきたのだそうですよ。

 

説明書きの中でも「サンガリア」が太字なのがポイント。いいんです、この姿勢。ずーっと維持していただきたい。

ピスタチオに期待される効果は、意外と多くて
 ①腸内環境の改善・便秘予防
 ②アンチエイジング
 ③美肌
 ④ダイエット
 ⑤血行の促進・貧血の予防
 ⑥生活習慣病やガンの予防
 ⑦血圧を下げる
 ⑧疲労回復
なのだそうです。

何にでも当てはまることでしょうが、摂り過ぎにより消化不良や下痢になりやすくなってしまうそうです。
カリウムが含まれており、肝臓に持病(肝臓疾患)がある場合、血中のカリウム排出がうまくいかず、高カリウム血症になってしまう可能性が高いといいます。

 

見た感じ、美味そう。
色々と調べてみたのですが、1日の摂取量目安として10粒とする記事もあれば、30粒以内とするものもありました。なかなか粒で喰らうという機会は積極的に入手しないとありませんからね。

まぁ、期間限定の商品なので〝摂り過ぎ〟に注意するまでもないのですが。

2022年04月05日

Limitedシリーズで、S-ClassとStandardの模様・文様を変えるのは「ヤ・メ・テ」ください(嘆願)。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑩ イSム「毘沙門天」2020Limited(Standardサイズ)への文様入れ」を掲載しました。

2020(令和2)年春に受注生産された、毘沙門天2020Limitedに関するお話です。
申し込みを済ませ、完成品を受け取り、箱の中に封じておりました毘沙門天2020LimitedのStandardサイズ。以前、記事で取り扱った後に再び箱に封じました。それから暫くして「イSム」様公式HPを眺めていたところ、気が付いてしまったのです。S-ClassとStandardでは鎧に描かれた模様・文様が異なっていることに・・・。既に生産終了、しかも限定品ときましたからね。かなり落胆しましたよ。ここ最近は1~2箇月に1度はロジスティックセンターにうかがっているので、相談とお願いを切り出してみました。特別料金がかかってしまうという条件のもと、およそ3箇月程の出張を終え、ちょっとだけ変身した毘沙門天2020Limitedが帰って来たのです。

2022年04月03日

傷付いてしまった烏瑟沙摩明王を、麗しく「再生」(改造)しました。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑨ MJD株式会社「烏瑟沙摩明王」のアンティークゴールド風リペイント」を掲載しました。

かつては飾っていた仏像フィギュアたちを不定期に配置替えをして楽しんでおりました。しかし現在、当御所にはなかなか大勢の仏像フィギュアたちが常駐することになり、飾り棚の密度も高めとなり、箱に入ったまま「待機」している例も増えました。それでも仏像エンターテイメントの記事を掲載するにあたり棚から移動させたり、箱から出して封を解いたり・・・すると、破損する事が増えてきました。いつもお世話になっている株式会社MORITA様・イスム様は修理受け入れ態勢が整っているのですが、他の場合は難しい状況です。今回は、移動の際に積み重ねていた書籍が崩れてしまい、その雪崩の直撃を受けた「烏瑟沙摩明王」再生のお話です。

以前、イSム様・掌シリーズの「空也」を燻銀リペイントを請け負ってもらった「スペクトルお兄」さん(https://twitter.com/rsyouta)に連絡をとり、越中国瑞龍寺の売店で購入した絵葉書・クリアファイルを参考資料として渡して、いつもの如く「あとは任せたっ」ってな感じで改造(リペイント)を依頼しました。改造完了の連絡をもらい、受け取ったのは「再生」(リペイント)された烏瑟沙摩明王だったのです。その麗しきお姿を、本編でお楽しみくださいな。

2022年04月02日

「世界にひとつだけ」の孔雀明王と再会してきました。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑧ 「木彫 孔雀明王像(イSム孔雀明王原型)」との再会。」を掲載しました。

奇しき仏縁をいただきまして「木彫 孔雀明王」を拝見することができました。この麗しきお姿を忘れることができず、孔雀明王Standardの特別彩色をお願いしたお話は以前紹介した通りです。この木彫・孔雀明王の彫刻は井戸博章(いどひろあき)氏、彩色は篁千礼(たかむらちひろ)氏というお二方によって造り上げられた「世界にひとつだけ」の芸術作品です。当御所に連れて帰りたかったのですが価格が・・・。麗しいお姿だけでなく、寺院で拝まれているかの様な風格を備えた素晴らしい像でした。今後も拝見させていただきたい〝心奪われる〟像です。

2022年03月31日

具合が悪いなと思ったら、病院よりも効き目があるかもしれませぬぞ。

 探訪エンターテイメント部門「武蔵国三峯神社(埼玉県)」を掲載しました。

西国に遊びに行く程の休みが取れず、まぁまぁ苛立っていますよ。いろいろな題材で文章を入力しているのですが、思うように時間を活用することができず、更新も滞り気味です。心身共に重たい感じ・・・「そうだ三峯に行こうっ」と思った訳です。現実的には参拝できていませんが、これまで何度も参拝した時に撮った画像をもとに三峯神社についてまとめてみました。原則、早朝出発して7時前後に到着し、遅くとも9時頃には三峯を発つという人気(ひとけ)の無い境内を楽しんだ時の様子です。〝遊びに行く〟時は晴れさせるのですが、ここ(三峯)は思い通りにならないことがあります。晴天・曇天、そして霧が立ちこめている境内の様子を画像でお楽しみください。「白い氣守」頒布は休止となりましたが、「憑き物落とし」は絶大なる効果がありますのでね。交通手段はうまく遣り繰りしていただき、「天に近い神域」を体感してくださいな。

2022年03月30日

「詐欺サイト」にご注意ください。

あともう半月ほど経過すると、当御所の活動内を公開してまる2年の時間が過ぎたことになります。

当御所で撮影しHPに掲載している画像を「盗用」し「悪用」している「詐欺サイト」を幾つも見かけます。
当御所は商業行為をしておりませんので、画像を検索すると活動の覚書や各エンターテイメント部門の記事の標題が付いております。他のHPへのリンクは貼っていませんし、広告も付けていません。
商売っ気のある文言が付いていれば「詐欺サイト」に〝とぶ〟ことができます。〝日本語の意味が通らない〟ページも複数あります。

 

ご覧いただいている皆様、単体で「河越御所」もしくは「河越御所 活動の覚書」で画像検索をかけると、「詐欺サイト」を簡単に見つけることができますよ(笑)。
しっかり対策をされた上で、そのページのデザインを観察すれば「詐欺サイト」の判別はもとより、被害に遭うことも回避できるでしょう。

 

物は考えようです。当御所HPで「詐欺サイト」の観察眼を鍛錬してくださいな(笑)。

 

当御所は「遊び」で活動内容を公開しているのですが、お世話になっている店舗の公式HPに掲載されている画像は許可を頂戴し出典を明記して引用させていただいております。

模刻・聖林寺十一面観音GIFファイルの盗用はかなり頭にきましたね・・・もう検索をかけてもひっかからなくなってしまいましたよ。

 

今回は、このくらいで切り上げておきます。
当御所の活動を妨げるような悪質な場合は、今後対処を考慮していくこととしましょうかね。

〝目力〟(めぢから)が強い画像を用いましたが、凄いですよね。
これ筆で書き込んでいるのですよ・・・話が脱線してしまいます(笑)。

当御所の記事を楽しみにしてくださる皆様、どうぞ「詐欺サイト」に関わることが無い様にご注意くださいな。

2022年03月25日

枡の内側、角っこの闘い。

親戚の子の元服祝いで、うなぎの老舗「いちのや」様に行ってきました。

川越「いちのや」
 埼玉県川越市松江町1-18-10
 不定休
 営業時間 11:00~21:00
 049-222-0354

良き天候に恵まれ(晴れさせたのですが)、開店10分前程に駐車場へ到着しました。
一番乗りでしたが、駐車場の縁石に座って開店を待ちました。
一般のお客さんが数組、開店前に並びましたよ。でも我々は並ばないのです。だってキャパシティが大きいので(約300席)、慌てなくても大丈夫だからです。

 

「天保三年」(1832年)の創業となっ。
しばしば車で店の横の道路を通過して見ているのですが、まぁまぁ歴史のあるところですなぁ。
因みに1832年といえば、盗賊「鼠小僧」(ねずみこぞう)が獄門に掛けられた年です。
1832年はウナギやネズミと、生き物に所縁のある年ですな。

 

玄関横の待合スペース。ちょいとこちらで待たされて、各自案内されていきます。

 

風情のある半個室に通されました。
畳敷きですが、テーブル・椅子の部屋でした。

「記念だからなっ。いちばんイイやつ頼めっ。」と(大)うな重を注文させました。

(大)うな重、到着しました。

 

蓋を開けると

 

 

ウナギに引き寄せられて

 

「もっとウナギに寄って寄って」と煽ったら

 

こんなに近付きました。
ノリが良いので、「もっともっと」というと携帯をうな重に沈めてしまいそうだったので、ここで止めさせました。

 

なお、当方においては祝う事が無く、付き添った饗応役でありましたので、「ひつまぶし」を頼んだのでござる。

 

蓋を開けると

 

 

茶碗によそって、そのまま食します。
うな重とは違って、〝重たくない〟程良き口当たりでした。勿論、美味にございました。
2度そのままいただき、3抔目でひつまぶしであることを思いだし、だし汁をかけて食しました。美味さにより画像を撮ることをわすれてしまいました。
味と食感を変えて楽しめるのは素敵ですね。
だし汁をわけて、うな重のひと口分を〝ひつまぶし風〟にして食させました。喜んでいましたよ。

 

ゆったりと1時間超の〝昼うなぎ〟を楽しみ、身も心も緩んでしまいました。
元服の祝いは、これにて終了な訳、ないぢゃないですかっ。

 

そこから徒歩にて10分弱、観光客で溢れる通りには目もくれず、横道に入って行きます。
祝いの第2弾は
「HATSUNEYA GARDEN」(ハツネヤ ガーデン)様の
オリジナル・デザート、限定スイーツの「桜の庭園」と「抹茶のティラミス」にございました。
わかっていますよ、文字だけでは伝わりますまい。
その艶やかな姿がこちらです。

左側が「桜の庭園」、右側が「抹茶のティラミス」にございます。
ハツネヤガーデン カフェ様公式HPにも、こちらの容姿端麗な姿が掲載されています。
なので〝違うこと〟をしなければなりません。
なので、スプーンでひとすくいして、中身を見てみました。

 

「桜の庭園」の中身は、こんな感じ。
もっと掘り下げていくと、下層に味を変える果物ソースがあったそうです。

 

スプーンを入れる前の、流麗な箒目(ほうきめ)をイメージさせるラインと、ゼリー粒。葉っぱがアクセントになっていますね。

 

もう一方の

「抹茶のティラミス」の中身は、こんな感じ。

 

掘り下げていくと、下からベリー・ソースが登場。
上半分と下半分で、味を変えながら楽しむことができました。

 

四角い枡の中を、スプーンでほじくり返す。限界があります。これが標題にあげた「角っこの闘い」なのです。

 

因みに親戚の子も

「角っこの闘い」を経験し、オトナになりましたとさ。

 

口の中の水分を維持するために

ラムネソーダ(マンゴー)を頼みました。

 

氷はある程度は無視できますが、ベリーの粒によってマンゴーの味は・・・。
見た目は華やかなのですけれどね。

 

バイトの女の子に紙製コースターを放られたのは気に触りましたが、そこは不問としておきました。そこさえ黙殺すれば、楽しさが続きますのでね。

 

心地良き晴天でしたので、もちろん「テラス席」に陣取りました。

道沿いですが、人通りもそれ程気になる量ではありませんので、開放感も楽しむことができました。

 

道の反対側には山車(だし)の収蔵庫が。

「牛若丸」って・・・、川越(河越)ですからね。

 

いやーぁ、楽しかったですよ。
また機会があれば、次は「桜の庭園」と「抹茶のティラミス」を入れ替えて頼もうということにしましたよ。次はラムネではなく苦いコーヒと一緒に食しますよ。

まさか、地元でこれほど心身共に安らぐ場所があるなんてと、嬉しい驚きとの遭遇でした。

2022年03月25日

「法隆寺」は難しい、そして奥深いっ。

 仏像エンターテイメント部門「法隆寺 薬師如来坐像(企画・製作「株式会社京都ミニ仏像工房/製造元「株式会社ダッシュ」)」を掲載しました。

ずーっと休み無しだったので、心がかなりやさぐれています。転職という言葉が脳裏にチラつくぐらいに。しかも休みを取ることが難しいときたものですから、遠くに遊びに行くことができない。心中穏やかではありません。
それはさて置き、昨年(2021)夏の東京国立博物館・平成館で開催された聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」で発売された「薬師如来坐像」のお話です。本物は1875(明示8)年の奈良博覧会に出展されて以来、146年ぶり(2021年時点)の寺外公開ということで話題になりました。通常(法隆寺金堂内)ですと、拝観通路から距離がありますので遠目から姿を観るしか無いのですが、この展示では超・至近距離からの拝観ができました。貴重な機会でした。売店に行くと、この薬師如来坐像の縮小フィギュアが居ました。確か1体5000円だったと記憶しています。凄かったのは光背に刻まれた銘文が再現されているところ。その内容を調べていったら、いわゆる〝法隆寺の謎〟に触れることになってしまいました。法隆寺DVDを繰り返し視聴し、法隆寺関連の書籍を幾つも取り寄せました。当然のことながら法隆寺、ひいては〝斑鳩の地〟に行きたくなっています。いつもは欲張って彼方此方に立ち寄ってしまうのですが、この夏は斑鳩をピンポイントで訪れようと考えています。とても楽しみ。

2022年03月20日

下野国の通称「レモン牛乳」とのコラボ商品だそうです。

お土産エンターテイメント部門「がぶ飲み レモンクリームソーダ」を掲載しました。

いつも面白い・楽しい土産物を下賜している知り合いが
「あの、前にいただいた限定のレモンソーダ、美味かったですねぇ」
とおねだりしてきたので
「期間限定だけれども今シーズンの、あるよっ
と答えました。
ということでポッカサッポロ様の「がぶ飲み」シリーズのうち「レモンクリームソーダ」のお話です。

下野国(栃木県)のご当地ドリンク、正式名称「関東・栃木レモン」が、がぶ飲みクリームソーダとして変身した微炭酸飲料です。

 

「がぶ飲み」シリーズ、無限の広がり(可能性)をみせていますよね。

 

下野国(栃木県)に遠征すると、高速のサービスエリアでレモン牛乳をまとめ買いして、帰還後に知り合いへとばらまきます。最近してませんな、この遊び。

 

レモン牛乳についての紹介文が、ラベルに掲載されています。
レモン牛乳はさめのパッケージなので、量は少なめです。でもほのかな酸味、レモン牛乳独得の程良き甘さが〝止まらない〟中毒性を有しています(表現が不適切かもしれませんが大絶賛しています)。

 

いつもはキャップを捻って、飲み終えたらラベルを剥がして分離・破棄してしまうのですが、今回しっかりとラベルを見てみました。
コラボ商品と言いながらも「関東・栃木レモンを原料に使用していません。」という、衝撃的な説明書きっ。何ということでしょうっ!!

 

更に続く衝撃「無・果・汁」の3文字。
先日の午後の紅茶「まろやか白桃ミルクティー」でも触れましたが、厳格なルールを遵守した結果の表現でございます。

参考までに栃木乳業株式会社様の公式HPでレモン牛乳(関東・栃木レモン)を確認してみたところ、こちらにも無情な「無果汁」の表示が。
一体、何を心の拠り所にしていけばよいのだろうか?

 

ラベルに見える説明文とフレーズが比較できる画像です。
諸行無常の感が漂っておりますな。

 

中身は、こんなに奇麗なレモン色!(しかしながら無果汁)

 

あまり理屈にこだわることなく・・・美味けりゃイイじゃん。
それが「お土産エンターテイメント」の醍醐味ですから。

この「がぶ飲み・レモンクリームソーダ」、知り合いに複数本下賜する予定です。
待っているがいいっ。

2022年03月14日

アクエリアスの炭酸バージョン、でも地域限定だョ。

お土産エンターテイメント部門「アクエリアス スパークリング ボトル缶」を掲載しました。

いつもは〝面白さ〟を最優先・重要視して甘ったるい飲み物を知り合いに与えて楽しんでいますが、今回はサッパリ・スッキリの飲み物のお話をしましょう。

コカ・コーラ様から発売されている「AQUARIUS SPARKLING(アクエリアス スパークリング)」でございますよ。

外見は、こんな感じ。

缶なので冷えやすく、冷たさが長持ちします。
ただ、飲み終わったあとに缶ゴミとなってしまいますがね。

「スパークリング」とありますからね、炭酸ですよ。
ラベルにも炭酸のイメージがしっかりと表現されています。
「えっ?アクエリアスって炭酸あったっけ?」と皆様、お思いでしょう。
「見たこと無いっ」って思っていることでしょう。

 

だって、

「北東北限定」ですから。
このボトル・サイズは「北東北限定デザイン」ということで青森県・秋田県・岩手県に限定して販売されているものです。
とは言っても、流通の発達した現在で〝限定〟は宣伝フレーズなのですがね。
因みに、350㎖缶が北陸限定だったかと記憶しています。ご興味をお持ちの方は、ご自分でお調べくださいな。

 

手前より、奥の方にピントが合っています。気になさらないでください。
「クエン酸」が入っています。
飲むと強めのシュワシュワで、グレープフルーツの味はあまり気にならず、口の中かがスッキリ・サッパリします。
肉とか脂っぽいものを喰らった時に飲むと、脂っぽさが洗い流される感じ(あくまでも印象ですが)。
思い込みかも知れませんが、疲れが軽減されるかの様。

北東北3県に本拠地を据えているスポーツ・チーム(興味が無いのでわかりません)の応援になっている様です。

 

中身は、こんな感じ。
通常のアクエリアスとは、だいぶ異なった飲み物・・・というか、別物と思った方がよろしいでしょう。美味いっ

 

いつも、お土産エンターテイメントで紹介している〝面白さ重視〟の物を喜ぶ知り合いの反応はイマイチでした。
その反面、普段からスポーツをしている知り合いたちは、「おっ、何だコレっ?」と不思議・珍しがっていました。
そう、珍しいものなのだョ。

2022年03月13日

なして混ぜるん?白桃ミルクティーてっ。

 お土産エンターテイメント部門「午後の紅茶 まろやか白桃ミルクティー」を掲載しました。

ここ一週間ほど、調べものをしおりまして更新が滞っています。
十日も更新しないと、当御所としてもよろしくありませんので、ライトでポップな内容でお送り致しましょう。

近所でみっけましたよ。
キリンビバレッジ様より発売されている人気ブランド「午後の紅茶」より、何とも「まろやか白桃ミルクティー」のお話です。

 

近所でサンガリア様やチェリオ様の新商品がずらりと並ぶところがあるのです。
でも今回は、こちらの白桃ミルクティーに目を奪われてしまいました。正直、鼻で笑いながら買い物かごに入れました。

公式コメント①
「桃の節句のタイミングで期待が高まる白桃と、紅茶の王道人気フレーバーミルクティーを組み合わせた、新しい味わい。ミルクのコクと芳醇な白桃の香りで、家事や仕事の休憩中など心安らぐ時間のお供にぴったりです。」

 

ラベルにある桃の画が、美味そう。

 

「ウバ茶」?
ウバはスリランカのウバ州の高地で生産される高級茶で、ダージリン/キーマンと並び、世界三大銘茶の一つに数えられるのだそうです。
意識して紅茶を飲まんので、判りません。

 

「はくとう みるくてぃー」って書いてありますわ。

 

ホント、美味そうですな。

 

ルールで示さなければならんのでしょうが、この「無果汁」の3文字は極めて興醒めでしょう。

消費者庁HPに「景品表示法第5条第3号の規定に基づく告示」がございます。
引用しようと思いましたが、思いのほか長文なので、ご興味をお持ちの方は消費者庁「無果汁の清涼飲料水等についての表示」をご参照ください。

「不当表示を行っていると認められた場合は、消費者庁長官は当該事業者に対し、措置命令などの措置を行うことになります。」だそうです。結構ヘビーなお話になってしまいます。

 

見た感じ、普通のミルクティーですわ。

公式コメント②
「期間限定 毎年、年明けから3月頃まで、飲料だけではなく、お菓子・ゼリーなど、白桃フレーバー商品が多数登場します。人気の味わいと春らしい色合いで気分がアがること間違いなし。そんな春の期間限定発売です。」

飲んでみましたよ。
通常のミルクティーとは味がちょっと違いますな。
飲み終えた跡、鼻にくる風味が桃っぽい。ラベルを見てしまっているので「桃」と表現してしまうのでしょう。
不味くないですよ。興味深いので、この様な説明になっているのですが、近所では売り切れになっていました。

1本、試しに飲んでみましたが、残りは知り合いに下賜します。楽しみにしていろっ。
誤解しないでくださいな、大絶賛しているのですよ。面白くなければ黙殺・無視ですから。

2022年03月12日

VIP限定の愛染明王2022Limitedができたというので迎えにいってきました。

いつもお世話になっているイSム・スタッフ様から「3月3日に発送します」という連絡をいただきましたので、「仕事を休んでうかがいます」と迎えにいってきましたよ。VIP会員限定の「愛染明王2022Limited」を。

                      (イSム様公式HPより)

いつもながらに高額商品でしたが・・・。だって、この荘厳かつ端麗な姿を見せられてしまったら・・・魅せられてしまいましたよ。申し込みから、それほど時間が経っていなかったので「今回、早いですね」とスタッフ様にお話したら、「VIP会員様対象ですから・・・」と生産数が少ないことをご教示いただきました。前回(室生寺モデル・十一面観音2021Limited)は2ヶ月超かかったので、そんな感じと思っていました。VIP会員の自覚がありません・・・。
ロジスティックセンターにうかがい、件の化粧箱の蓋を開けると・・・

明かりが黄色っぽかったので、全体がオレンジっぽく見えますが、これまた綺麗な赤金色の雅(みやび)なお姿です。

愛染明王の本体部分をアップにしてみました。
具体的には改めて後日、記事をアップすることにしますが、まるで〝輝きを放っている〟様な感じでした。気長にお待ちください。
とは言っても、唐招提寺モデルの千手観音(特別彩色)や矜羯羅童子(制多迦童子の3作目も含む)も迎えにいった時は、こちらの覚書で「近日中に・・・」としておきながらも未だ記事をアップしていません。〝居なくなる〟訳ではないので機会が、そしてタイミングがあえば記事になることでしょう。

さて、今回もいろいろとスタッフ様からのお話で学ばせていただきました。
すると「見たい仏像、あります?」と素敵なお誘いのお話が。
「でも、連れて帰れないんで(本日は購入できない)。あと、片付けが大変じゃないですか?」と反応しつつも最終的に甘えちゃって・・・幾つもの仏像を倉庫から連れてきてくださいました。

「兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)、未だ生で見たことが無いのですゥ」とお願いしたら

ズドーンと兜跋毘沙門天が降臨っ。

この三叉戟(さんさげき)で刺されたら、いっぱい血が出るって。

上半身の各部も、

 

下半身も、

物凄く、繊細に造り込まれています。

顔のアップを撮ったら

この画(え)のまま、睨まれましたよ。

 

もう1体、「不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん/ふくうけんさくかんのん)も生で見てみたいのですが・・・」とお願いしたら

不空羂索観音にも登場してもらいました。
箱から出てもらい、光背を立てて、持ち物を手にしてもらうという、なかなかな手間を経ての姿です。兜跋毘沙門天のセッティングも同様でしたが、連れ帰った時のシミュレーションができました。共に通常より丁寧な扱いが必要であることが判りました。

「宝冠」の緻密な造り。

絶句してしまうほど、そして溜め息がもれてしまうほどに繊細でした。
図録などで写真は見ていますが、こうして縮小されてはいるものの、ライブで、そして肉眼で接近すると〝迫力〟が伝わってきました。

 

サイズ・価格とも〝大物〟のインテリア仏像2体、堪能させていただきました。

スタッフの皆様、お忙しいところご対応くださいまして誠に有り難うございました。
2022(令和4)年のうち、このどちらか1体は連れて帰ることを目標に設定します。てへっ。

2022年03月04日

珍獣?あぁ妖怪でしたか。放し飼い、野放しにしていますよ。

 お土産エンターテイメント部門「木村飲料 アマビエサイダー/福招き猫サイダー」を掲載しました。

2021(令和3)年12月半ばに入手していた「木村飲料」様が発売されている「アマビエサイダー/ヨゲンノトリサイダー」のお話を年明け早々にとりあげました。そのあたりでは入手困難な状態になっていたのですが、数日のうちに入手可能になっており、迅速な動きを見せた「木村飲料」様を称賛しました。・・・ということで、別に猫のことを好いている訳ではないのですが、「福招き猫サイダー」って何?ということで取り寄せちゃいました。

 

〝新顔〟の「福招き猫サイダー」だけ、注目していきましょうかね。

 

1本で見ると、ラベルが大きく見えます。

 

ラベルを注視しましょうか。

左右・雄雌でしょうかね?

 

〝複招き〟というフレーズから、どんな味だろうと皆様は期待されるでしょう・・・。

 

味覚はひとそれぞれなのでしょうが、普通のサイダーです。
キャラクターやラベルの色が味に反映されるということはありません。
ちっちゃい頃に飲んだことのある、懐かしさを感じる「昔のサイダー」という感じ。

 

この前、知り合いに下賜しちゃったので、本数を減らして3種類を並べてみました。

うして並べてみると、「縁起物」感が強うなりますなぁ。

 

厨(くりや:調理場)に暫く並べておこうか、と思っちゃいましたよ。

 

んっ?

おぉーっ!
皆様、お気づきでしょうか?

 

ちょっと、瓶をどかしてみます。

 

(あっ、めっかっちゃった)

 

いいから、キミたち。前の方に出てきなさい。

 

アマビエサイダーとヨゲンノトリサイダーを並べていたら、アマビエとヨゲンノトリが寄って来ちゃいましたよ。

 

「木村飲料」様から取り寄せると、オマケで付いてくるのではありません。
アマビエとヨゲンノトリのラベルに引き寄せられた様ですな。

 

ちょいちょい、何処へ行くん?

 

アマビエまで、ついて行っちゃうん?

 

みんな(2羽?)、居なくなっちゃいましたな。

 

アマビエサイダーをチラつかせたら、アマビエが戻ってきました。

 

おっ、カメラの方を向いてくれた。記念撮影をしよう。

 

愛らしい画像が撮れましたよ。

 

同じ手法で、ヨゲンノトリも連れてきましょう。

・・・ちょっと・・・こちらは・・・愛らしくない。

 

おっ、にらめっこをしているのか?

 

 

ヨゲンノトリは、気まぐれですな。どっかに行っちゃいましたよ。

 

アマビエとヨゲンノトリ、暫く御所内で面倒をみましょうかね。
もちろん、放し飼いの野放し状態ですけれどね。

2022年03月03日

「おやつ飲料」って言い得て妙ですなぁ。

 お土産エンターテイメント部門「POM みかんオレ (ヨーグルト風味)」を掲載しました。

「えひめ飲料」様のPOM(ポン)・ブランドといえば、果汁100%のオレンジ・ジュースですよね。
ジュースとしては、ちょいと〝お高い〟印象がありますが(ストレートよりは安価)、味が濃いので人気があります。いつもはオレンジを購入するのですが、他にグレープとアップルが存在することを知っています。でも購入したことはありません。だって、オレンジが美味だからです。

でも、そんな固定観念を吹き飛ばしたのが・・・

「POM 果物おやつ みかんオレ(ヨーグルト風味)」でーす。
ラベルの情報量が多過ぎですが、株式会社「えひめ飲料」公式HPによれば、これが商品の正式名称です。

 

〝果物おやつ〟の部分がキャラクターを含んでいますね。
こちらは「親子で楽しめる“おやつ飲料”」にこだわって、2021(令和3)年4月5日に発売されたのだそうです。意外と新顔なのですな。

 

「おいしく3種の乳酸菌」とあります。
伊予国(現・愛媛県)の「温州みかん」と「3種類の乳酸菌」を配合し、程良き甘さと温州みかんの風味を楽しむことができるそうです。

・・・んっ!3種類の乳酸菌っ?

 

・・・あら、いろいろと入っておるんですな。・・・でも、美味くて〝止まらなくなってしまう〟という中毒性があります(最大級の賛美にございます)。

 

赤文字で「開栓後はすぐに冷蔵庫に保管し、・・・」は、よくある話なので共感できるのですが、もう一箇所の赤文字部分。
 「ボトルに口をつけることは避け」(笑っ)
ラッパ飲みが禁止されています。

 

撮すべき箇所がズレて写っていませんが「1000㎖」、そうデカいのですよ。

 

綺麗な色合いでございますよ。イメージ通りの味にございます。

元になった商品は、2013(平成25)年に発売された「POMポンオレ(乳飲料)」といいます。現在は終売となっているそうです。
7~8年の時を経て、改良されたのでしょう。

知り合いに下賜したところ、とても好評でした。ラッパ飲みできるよう、また下賜しようと思っています。楽しみにしてろっ!

 

ちなみに「みかん+乳酸菌」が大変美味なので浸透活動をさせていただいておりますが、この発想を拡大して「グレープ*乳酸菌」の新商品って如何ですか、「えひめ飲料」様?

2022年03月02日

今年の〝初・かっぱ寿司〟行ってきましたよ。

弥生(3月)に入ってしまいましたね。春休みがとれるのか、遊びにいけるのかが今から心配です。
さて最近、根詰めていたので仕事を休んで「かっぱ寿司」様に行ってきました。
携帯にキャンペーンの案内が来るのをきっかけにして、2022(令和4)年になってから初めての訪問でした。

佐賀県唐津の「鮨処 つく田」様が監修された寿司ということで、

左:赤海老の梅昆布茶 塩天ばらにぎり
中:九州天然さば「ごまさば」にぎり
右:九州天然さば「ごまさば」炙り

 ちなみに炙りについて「ネギの刻みが無い」と言われましたが、「構いません」と答えて持ってきてもらいました。そのため一見して「にぎり」「炙り」の区別がつきません。

 

次に頼んだのは「超九州ネタうまか祭」より

「九州名物チキン南蛮」でした。
タルタルと鶏肉の組み合わせが美味でした。3切では足りないと思いましたが、他のモノを頼むことを優先しました。

 

次は「期間限定ネタ大集合」より

「たっぷり中華肉そぼろ 有明のり包み 卵黄ソース使用」です。

 

その次は定番より

「さくさく白身魚天 たっぷりタルタル」。
ホントに〝サックサク〟でございましたよ。

 

更に続けます。数量限定というので

左:焦がし醤油かんぱち
右:活〆寒ぶり焦がし醤油
時間が掛かり、遅れて到着した2品でした。

 

次、メニューをいろいろと見ていたら「メイプルストーリー×かっぱ寿司 コラボレーション」というのがあり、

びん長まぐろにねぎとろをトッピングした「ピンクビーンチョウまぐろ」。

次いで、

椎茸の天ぷらにメイプルシロップと塩を一振りした「メイプルキノコ天にぎり」。
振った塩が隠し味となって、蜂蜜が天ぷらと良きハーモニーを奏でておりましたよ。

このコラボは2月25日で終わっていたのですが、知らずに頼んだら出てきました。
もうひとつ、「イェティのホワイトマシュマロプリンパフェ」というのがあったのですが、頼むのを忘れてしまいました。たぶん、もう逢えないのですよね。

 

回転寿司で寿司を頼むのが一般的でしょうが、サイドメニューが充実しているので横道に逸れていくことが多いのです。
でも本日は、ずっと寿司を続けました。ただし、ここまでは。

 

次に頼んだのは

蓋を開けると

「鯛スープの塩ラーメン」でした。豚骨ラーメンは、あまり好みではないので。

 

最後は、九州特集というので

ここ數󠄁年カステラを食していないので「魅惑のカステラアイス」。

 

更に

「九州産紅はるかとアヤムラサキの焦がしスイートポテトケーキ」。
芋のサクサク・カリカリが美味でございました。

全部で三千円をちょいと超えたくらいでした。たまには、よろしいでしょう。
ひとに気遣いせず、単独行動で楽しむことができました。ひとと一緒に行っても楽しむのですがね。
ちょいと息抜き・気分転換で、回転寿司を愛でたお話でした。

2022年03月01日

春が旬の「桜鯛」をいただきました。

仕事の打ち合わせで、ちょいちょい利用している「いっちょう」様に行ってきました。
〝何でも美味〟ということでおおよそ月1ペースでうかがっています。
特に意識していませんでしたが、「おすすめメニュー」で〝旬の桜鯛〟がありました。
メニューの写真が美味そう(実際に美味い)だったので頼んじゃいましたよ。

 

こちらは「ミニ鯛漬丼」。
メニューの写真だと、わさびが乗っていませんが大丈夫。散らしておいしくいただきました。
メニューの写真だと、鯛の切り身は鮮やかな桃色。でも実際はしっかりと〝漬け〟ているのでこんな色合いでした。でも心配無用です。しっかりと美味いっ。

 

更に、こちらは「鯛天ぷら」。

メニューの写真と違った状態で出てきましたが、鯛の切り身の天ぷら5切れは変わりません。天つゆも一緒だったのですが、画像に入れていなかっただけです。
天つゆで食したり、手前の塩で食す2パターンの味を楽しむことができます。
あぁ、大根おろしを忘れていました。天つゆには入れずに、そのまま食しますので、味は2パターンなのです。天つゆに大根おろしを入れず・入れて食すれば3種類の楽しみ方ができますね。

 

合わせて、こんな感じ。

当然ですが、これ以外の料理も頼み、みな美味しくいただきました。

・・・しまったっ。
メニューで見て、後で頼もうと思っていた「ごま鯛茶漬け」を忘れてしまいました。

また近日中に「いっちょう」様にうかがうことにしましょう。

 

ところで〝鯛の天ぷら〟と言えば、徳川家康ですよね。
家康が食した天ぷらは現在のものとは異なり、イメージし易く表現すると鯛の切り身をオイル・フォンデュしたもので、表面はカリッとしていますが油ギトギトの状態でした。
〝初めての食感〟に気を良くした家康は、自分が高齢の爺であることを忘れ、腹一杯に鯛の油漬けを食したのだといいます。薬の調合を趣味に節制していたとはいえ、豊臣家を滅ぼして気が緩んでいましたな。
1616(元和2)年1月、鷹狩で駿河国田中城に滞在していた家康に、茶屋四郎次郎(3代目:清次)が当時京(みやこ)で話題になっていた〝鯛の切身の油揚げ〟に辣韮(らっきょう)を擦ったものをかけて食する料理の話をしたのだそうです。この話を聞いて鯛を食いたくなった家康は、たまたま届いていた鯛をこの調理法で食したのでした。
1616(元和2)年4月、駿河国駿府城において家康は没します。〝鯛の天ぷらの食い過ぎ〟で死んだのではなく既に胃癌を患っており、元和2年時点ではかなり病状が進行していたと考えられています。まぁ、あんな乱世と状況でイロイロ(1616)ありましたが、よく長生きできましたわ。

こうした家康の故事に学び、油っぽいものを食す際、大根おろしを意識的にそのまま食しております。てへっ。

2022年02月27日

阿弥陀さんの修繕費用、寄進してきました。また次も寄進しますよ。

 探訪エンターテイメント部門「山城国浄瑠璃寺(京都府) その弐」を掲載しました。

2021(令和3)年末の駆足初詣で訪れた浄瑠璃寺のお話です。2年連続で年末に足を運びました。カーナビに浄瑠璃寺を設定したのに、岩船寺(がんせんじ)の阿弥陀如来に呼ばれ、岩船寺から浄瑠璃寺という参詣順になりました。当初は浄瑠璃寺に駐車してから徒歩で岩船寺に向かい、途中の石仏たちと戯れようとしていたのに・・・仏縁なので致し方ありませんがね。今回は前回留守だった中尊・阿弥陀如来坐像が修理から戻っていましたが、小さい阿弥陀さん2体が修理・修繕のために留守でした。当然ですが前回、中尊の代わりで中央に鎮座していた大日如来は本来の灌頂堂におわしまして、お目にかかれずでした。同じ場所を訪れていますが、前回とは違う遊び方をしようと考えながら楽しんでいます。今回できなかった取り組みもありますので、次回はできることなら季節を変え、違った表情の浄瑠璃寺に逢いに行こうと考えています。

2022年02月26日

「これが、密教か」を構成する1体です(大っきい多聞天)。

 仏像エンターテイメント部門「多聞天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

「これが、密教か」というフレーズは、東寺様公式HPに掲載されているものです。東寺にはこれまで数え切れない程に参詣していますが、講堂って室町時代の1491(延徳3)年に再建されてから1965(昭和40)年までの474年もの長きにわたって固く閉ざされていて、21体の仏像で構成される立体曼荼羅は秘仏とされていたそうです。現在では他伽藍も合わせると500~1000円で拝観することができます。もし早く生まれていて講堂が公開される前に力尽きていたら後悔することさえできませなんだ。現在は〝仏像フギュア〟が製作・販売され、自邸で伝統的な仏像を愛でることができるようになっています。何と楽しい時代なのでしょう。今回はMINIBUTSU様の多聞天・大サイズのお話です。仏像フィギュアの四天王といえば東大寺戒壇院モデルが一般的なので、東寺講堂の四天王は新鮮です。「東寺監修 公認」ということですが、微妙な部分もあります。でも、そうした細かいことは置いておいて、身近に東寺・立体曼荼羅の一部を感じることができるのは素晴らしき事と考えます。「大サイズ」は迫力がありますよ。「真言宗開宗1200年記念」を銘打って製作・販売されていますが在庫数等の情報がわかりませんので、入手できるうちに頑張って迎えようと思っています。因みに小さいサイズの〝21体セット〟(棚付)が売切になってしまっているので、機会をみながらコツコツと揃えていきたいと考えています。

2022年02月22日

「多聞天」も自然体の両脚で邪鬼を踏んでいます。

 仏像エンターテイメント部門「多聞天(M-ARTS リアル仏像「四天王」 廃盤)」を掲載しました。

M-ARTSのリアル仏像「四天王」の最後、多聞天のお話です。このシリーズの四天王の「活動の覚書」では〝踏まれている邪鬼〟の画像を掲載しているのですが、多聞天に踏まれている邪鬼の表情は、愛らしさを感じるものになっています。他の3体に踏まれている邪鬼は苦痛・苦渋に満ちた顔をしていますからね。定価12万円だったのですが、キャンペーンで半額6万円で販売されていた時がありました。もう廃盤になってしまいましたし、不定期に復刻される現在の四天王は火焔付光背が備わっている物(仏)になっていますからね。東大寺戒壇院の四天王の画像を色々と見ていますが、持物が後世に補われた物というだけでなく、昔(明治時代?)は腕も損なわれている状態であったことを知りました。そう考えると、新薬師寺の十二神将の残存状況は驚異的かつ奇跡的なことなのだと実感します。

2022年02月19日

有り難う、「起死回生」。

 探訪エンターテイメント部門「大和国石上神宮(奈良県) その弐」を掲載しました。

2021(令和3)年末の駆足初詣、暗くなってからカーナビで目的地に向かっていた時、意識せずに左折車線に入ってしまい、逆らうことなく進んだところ、今回は立ち寄らないことにしていた石上神宮の前を通過させられました。これまで何度も参拝したのですが、いつもモヤモヤしてばかりいたので、これを〝呼ばれた〟と認識し次の日に参拝しました。今回はいつもと違い「起死回生」への良いきっかけとなりましたよ。写真は仮説売店で見つけた「開運 寅だるま」。毎年、干支を変えて販売されるのであれば「辰」と「巳」のデザインがどうなるのかとても楽しみ。
話は変わり、石上神宮に参拝すると朱印をもらうのですが、通常朱印が300円・特別朱印(七支刀)700円ですので、両方もらっても千円です。余裕があれば2種類頼むと石上神宮朱印が見開きにすることができて楽しいでしょう。ただ朱印をもらう時、若い男(年齢は知りません)が担当だと気分を害します。これまで何度も参拝していますが、いつも彼の態度で嫌な気持ちにさせられるのです。今回は書き終わった朱印帳を放られました。次に参拝した時、同様の行為があったら神職の上位者に苦情を伝えようと思っています。いやホントに。

2022年02月15日

DVDを反復視聴しながら「白鳳伽藍」に想いを馳せていますよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国薬師寺‐南門から金堂‐(奈良県)」を掲載しました。

更新が久し振りになってしまいました。遊びに専念できる状況になく、精神的にも乗らない日々が続いていました。でも病気になった訳ではありませんよ。さて年末の駆足初詣で、たーっぷりと大和国薬師寺「白鳳伽藍」(はくほうがらん)を楽しんできたお話です。昭和の復元ということで正直、奈良の寺院の中でも軽くみていたところがありました。でも事前のDVD視聴で建物・仏像について学び、実際に現場で本物・実物に触れて感動し、帰還してから「白鳳伽藍」復元に関するDVDを取り寄せ繰り返し視聴しています。復元に携わった宮大工の故・西岡常一(にしおかつねかず)氏の経験・知識・考え方には尊敬の念を覚えました。それでいてインタビューで木について語る時、建物の復元に関する述懐の時に見せる楽しそうな表情に親近感を覚えました。会ったこともありませんし、世代もぜんぜん違いますしね。それでもDVDに収録されている映像・音声によって偉大な先達に触れることができたのは素晴らしく素敵な経験でした。薬師寺のお話は後編の「東塔から食堂」に続きます。その記事をまとめるまで、また薬師寺関連DVDを繰り返し視聴することになるでしょう。近いうちにまた薬師寺参詣を実現させたい所存です。

2022年02月14日

「増長天」は右足で邪鬼の脳天を踏み躙っています。

 仏像エンターテイメント部門「増長天(M-ARTS リアル仏像「四天王」 廃盤)」を掲載しました。

M-ARTSリアル仏像・四天王の第三弾「増長天」のお話です。左手を腰に当て、右手には三叉戟(さんさげき)を握っています。持国天と共に、四天王の「動」を担当している増長天ですが、持国天が左足で邪鬼の顔・頭を踏み躙っているのに対し、逆の右足で邪鬼の脳天を力み無しで踏み躙っています。リアル仏像そしてイSム様の増長天は顔が〝イマイチ〟ですが、それ以外は本物に準拠した美しさ・格好良さが見事に再現されています。今後、Standardサイズで東大寺戒壇院モデルの増長天が発売されるのであれば、是非とも顔をリニューアルしていただきたいですな。

2022年02月03日

「広目天」は自然体の両脚で邪鬼を踏んでいます。

 エンターテイメント部門「広目天(M-ARTS リアル仏像『四天王』 廃盤)」を掲載しました。

M-ARTSリアル仏像・四天王の第二弾「広目天」のお話です。巻物と筆を持ちながら遙か遠くを見据えています。「動」の持国天と対照的で、「静」の広目天と謂われている造形の特徴を観察してみました。表情は勿論、持ち物や着用している鎧の形状などから四天王という群像の中で、それぞれが受け持っているキャラクターというのが明確に存在しているということに気付かされました。邪鬼の踏み方も然りでした。次回、本物の東大寺戒壇院・四天王の姿を目にする際、像の見方が違うものになりそうです。

2022年01月27日

「持国天」は左足で邪鬼の顔を踏み躙っています。

 仏像エンターテイメント部門「持国天(M-ARTS リアル仏像『四天王』 廃盤)」を掲載しました。

年末にアップする予定だったM-ARTSリアル仏像・四天王の第一弾「持国天」のお話です。2021(令和3)年末に大和国へ行ってきましたが、JR奈良駅前のホテルに連泊したにもかかわらず東大寺に参詣することができませんでした。東大寺ミュージアムに期間限定で移動している四天王に逢おうと考えていたのにです。まだ2年弱の期間がありますからね、早ければ春にでも、最悪遅くとも今年(2022)の年末にはまた大和国に行きますからね。その時には東大寺ミュージアムに寄りますよ。でも、大和国に行ったら・・・行きたい所がたくさんあり過ぎて大変です。M-ARTSリアル仏像・四天王は、だいぶ古い仏(物)になってしまいました。それでも傷・破損無く、元気に?邪鬼を踏み付けていますよ。

2022年01月26日

薬師寺に参詣する前、休ヶ岡八幡宮に参拝するのが作法だそうです。

 探訪エンターテイメント部門「大和国休ヶ岡八幡宮(奈良県)」を掲載しました。

駆足初詣で大和国薬師寺を目指していた時、参道の途中で薬師寺鎮守「休ヶ岡八幡宮」(やすがおかはちまんぐう)に立ち寄りました。休ヶ岡八幡宮の存在は知っていましたが、訪問対象とは考えておらず、偶然の産物ともいうべき参拝となりました。八幡三神像を拝観した訳でもなく、朱印をいただいた訳でもありません。奈良時代に生み出された「神仏習合」(しんぶつしゅうごう)という考え方に則って、寺院境内に設けられた神社を鎮守(ちんじゅ)といいます。薬師寺の諸仏を八幡神が守護しているのです。本来は中央の社殿に国宝の指定を受けている八幡三神が安置されていたのですが、現在は奈良国立博物館に寄託されているそうです。それでも静寂ながらも凜とした雰囲気が素敵でしたよ。手を合わせただけですが、心が穏やかになりました。

2022年01月24日

本物からデータを採寸した帝釈天というので、迎えに行ってきました。

 仏像エンターテイメント部門「帝釈天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

東寺の正式監修・許諾ということで、本物からデータを採って製作された「MINIBUTSU」様の帝釈天・大サイズの話です。しかも現在、東寺の売店では破格の安価で販売されております。売店のおばちゃんに聞いたところ〝そんなに売れていない〟とのこと。細かく観察するとツッコミどころが多々ありますが、現時点でこのサイズで入手可能な帝釈天像はこれだけなので貴重な存在です。たまたま売店で通常よりも安く売られていることを知り、今回の駆足初詣の帰路で東寺に立ち寄り、連れ帰ってきました。既に当御所には阿修羅軍団と均衡をとるために大きめの帝釈天が複数おりますので、彼らと協調できるのかが心配です。ご興味をお持ちの方々、売り切れる前に東寺の売店に急がれるがよろしいでしょう。

2022年01月22日

前回行けなかった「鑑真御廟」にお邪魔してきましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国唐招提寺(奈良県)その弐」を掲載しました。

恒例となった年末の駆足初詣、律宗の総本山・唐招提寺に参詣してきました。なかなかな数の唐招提寺関連書籍を入手していろいろと調べているのですが、そうした内容に触れることなく、実際に見てまわった事柄で文章をまとめてしまっています。また参詣するから良いのですけれどね。金堂の盧舎那仏・千手観音も素敵ですが、今回は境内の奥に位置している鑑真御廟をメインに訪れました。御廟入口の門から途中までは参道脇一面に苔が生しており、静寂な場所であることが視覚的に判ります。盛土の頂上に建てられた宝篋印塔は鎌倉時代のものだそうですが、御廟とそのまわりはとても穏やかな雰囲気でした。温かな陽射しも差してきて、とても心地良い空間でした。次の参詣では、あまり目立ちませんが鑑真住房跡に注目しようと考えています。

2022年01月18日

山城国東寺の駐車場。

2021(令和3)年末の駆足初詣で大和国の社寺をめぐった訳ですが、最終日は午前中は大和国で過ごし、坂東へ戻る途中で立ち寄りましたよ、東寺(教王護国寺)に。

いつも東寺の駐車場を利用させていただいております。
「何処から東寺に向かうか」によって車道が変わりますから、駐車場に入り易い時(大宮通・東寺側車線)の時は問題ありませんが、入り難い時(東寺通もしくは大宮通を南下)は困りますね。東寺通からだと信号の変わり際に駐車場へ直行できるのですが、大宮通の東寺・反対側の車線だと車の流れが途切れない場合は苦戦します。

目印は、
①「大宮藤治通」の信号
②「南警察署 東寺前交番」
③「東寺慶賀門」
を意識し、東寺慶賀門の横っちょから東寺駐車場へと入っていきます。

苦戦する場合は慌てず、駐車場入口付近を通り過ぎて、駐車場側の車線に入る様に迂回等をします。事故ったら話になりませんからね。

年末年始の参拝客が多いからでしょうか?
東寺駐車場、普通車600円でした。しかも「2時間」という時間限定付で。
1回500円だったと記憶していますが、年一回程度の参詣での記憶なのでアテになりません。とてもゆっくりと過ごしていたのですけれどね。

 

さて東寺駐車場に車を停めましたが、今回は金堂・講堂の有料拝観はしませんでした。
その理由は、別の機会に。

車を停め、いちおう有料拝観エリアの写真を撮りました。せっかく東寺境内に居るのですから。

 

 

柵の外側から、五重塔も望みましたよっ。

 

今回、東寺に立ち寄ったのには訳がありまする。
それは売店で・・・。具体的なことは、改めて別の機会に。
ですから、今回は探訪エンターテイメントの番外編という扱いにしております。

 

まず、食堂(じきどう)で朱印を3種いただきました。12月下旬でしたが、朱印待ちの方々が列をなしていました。
一昨年(2020年)末の時は空いていたので担当のおばちゃんと話をしながら書いてもらいました。今回(2021年末)は混雑しており、前に書いてもらったおばちゃんではない方へ誘導されました。
朱印の見本はありますが、書く人によって微妙に違いが生じます。また東寺の朱印担当のおばちゃんたちはみな達筆、さすが空海の寺院で筆を握っている方々です。筆の運び、線の太さ細さ、朱印ができていくリズム・・・何をとっても見事なのです。目で追っていきながら、頭部でリズムをとってしまいました。とても楽しかったので、追加しようと思ってしまった程です。

 

その後、売店で用事を済ませてから車に戻り、今回の遠征部隊のメンバーが戻ってくるのを待っていました。

 

車を停めた近くに「伝 小野道風(おののみちかぜ)ゆかりの柳」の案内板がありました。
実否はさて置き、三筆・空海の寺で三蹟・小野道風に関連する物とは小粋なことと思い、写真を撮ってしまいました。

 

 

根元を入れると人や車が入ってしまうので、柳を見上げて撮りました。
晴れていたのですけれどね、ここでは雲が多く写ってしまいました。

 

 

車を停めたすぐ横の木、根元近くに赤みがかった葉が生えていました。
有料拝観エリア(金堂・講堂・五重塔)に意識が向いていたら気付きませんでした。
〝秋の残り香〟の様で、気持ちがとても穏やかになりましたとさ。

 

この様な内容なので、探訪エンターテイメント「番外編」にしちゃいました。
また参詣しますよっ、東寺っ。

2022年01月11日

拝殿のうしろ「三輪山」そのものが神体なのですよ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国大神神社(奈良県)」を掲載しました。

恒例となった年末の駆足初詣、初日は東名高速道路が降雪・積雪で通行止めになってしまい予定が全て中止となってしまいました。夕刻に大和国入りを果たしたのですが、もう何処も閉まっている・・・。ならばと、夜でもある程度「楽しむ」ことができる大神神社(おおみわじんじゃ)に行ってみました。「参拝」は原則明るい時におこなうものなので、暗くなってからは単なる訪問です。売店(授与所)も閉まっていますし、当然朱印もいただけない時間帯なのでしたが今回は2日間、夜の訪問をして、2日目は暗くなったといえども18時前だったので朱印を頂戴することはできました。今回は大神神社の大鳥居を愛でることに時間を掛けてしまいました。なんだかんだとここ4~5年、大神神社を訪れていますが2回は三輪山登拝をさせていただいております。2年程間が空きましたが、今年か来年あたり、登拝に挑んでみましょうかねっ。

2022年01月09日

アライグマの爪の傷、治りました。だって薬師如来だもの。

 仏像エンターテイメント部門「薬師如来坐像 浄瑠璃寺(イSムStandard 限定100体)」を掲載しました。

イスム様「浄瑠璃寺×イスム プロジェクト」の第二弾、「薬師如来坐像」のお話です。京都浄瑠璃寺の三重塔に安置されている重要文化財「薬師如来坐像」をモデルに制作されています。浄瑠璃寺草創期の本尊と考えられている像です。すっきりとした姿で、本物よりも落ちついた色合いで浄瑠璃寺という寺院を体現しているかの様です。今春(2022春)には、いよいよプロジェクト第三弾として本堂・本尊の阿弥陀如来坐像が登場する予定です。浄瑠璃寺所蔵の諸像が増えていくのは誠に喜ばしいことです。
ところで、先日「アマビエサイダー」が入手困難になったという話をしましたが、一昨日あたりにAmazonで
・「アマビエサイダー」「ヨゲンノトリサイダー」各3本ずつの〝疫病退散6本セット〟
・「アマビエサイダー」だけの〝疫病退散6本セット〟
・「アマビエサイダー」「福招き猫サイダー」各3本ずつの〝疫病退散6本セット〟
が、それぞれ「数量限定」といいながら入手可能になっていました。
何と迅速な対応なのでしょうか。なかなかやるな、木村飲料っ。

2022年01月07日

〝ぽっちゃり感〟が制託迦童子の魅力です。

 仏像エンターテイメント部門「制多迦童子(イSム『掌』2nd. Ver. 100体限定 復刻再販 廃盤)」を掲載しました。

イSム様から発売された、制多迦童子・2版のお話です。人気が高いため、これまで3回復刻再版されていますが、今回は最初に復刻された像を扱っています。初版と比較した画像を複数枚、掲載しておきました。初版と復刻再版の像を比べると、どう「違う」のかがお判りいただけるでしょう。それにしても制多迦童子の人気は絶大ですな。当御所には不動明王が複数体居るので、脇侍も複数体必要と考えています。それらを勘案しながら、これから発売されるであろう八大童子を、どの様な組み合わせにするかをシミュレーションしつつ迎え入れていこうと考えております。

2022年01月06日

2022(令和4)年の「寿司初め」でした。

よくお邪魔している「スシロー」様で、今年初の寿司を愛でる会でした。
恒例となりつつある〝お寿司玉〟(おすしだま)と称して「特選 天然本鮪7貫盛り」を知り合いに馳走し、あとは好きな物を腹一杯喰らうという遊びです。

どの寿司も美味なのですが、だんだん寿司以外のサイドメニューで腹一杯になることがしばしばあり、今回もその傾向が顕著でした。

本日、印象に一番残ったのは・・・

「しあわせバター~ポテト&はちみつバターアイス」(税込308円 468 kcal)っ!

ポテトはカリカリではなく、しっとりとして軽いサクサク感があり、これにバニラアイスを乗っけると、塩味と甘みのコラボレーションが見事に調和して美味かったです。

絶賛しながら1つしか頼まないのですが、それもまた一興。

お土産エンターテイメント部門の関連イベント、今年も色々と実行・満喫していく所存です。

2022年01月05日

平安時代中期生まれの阿弥陀如来像に逢ってきましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「山城国岩船寺(京都府)」を掲載しました。

恒例となった年末の駆足初詣、いろいろと不明な点が多い寺院・岩船寺(がんせんじ)に参詣してきましたよ。浄瑠璃寺(じょうるりじ)について調べると、決まって〝浄瑠璃寺よりも古い岩船寺〟という話に遭遇します。古い書籍やDVDにも浄瑠璃寺とセット(他意はありません)で説明されているので「次、浄瑠璃寺に行く時は岩船寺にも足を延ばそう」と考えていました。〝浄瑠璃寺に行くついでに〟という認識でしたが、カーナビの誘導により浄瑠璃寺よりも先に岩船寺へ到着してしまいました。でも境内を散策したり、本尊の阿弥陀如来坐像と対面したり、御住職の温かいご対応を頂戴したり・・・。岩船寺の阿弥陀如来像に呼ばれていました。また季節を変えて岩船寺に参詣するつもりです

2022年01月03日

世間の皆様、新年あけましておめでとうございます。

 お土産エンターテイメント部門「木村飲料 アマビエサイダー/ヨゲンノトリサイダー」を掲載しました。

大和国(奈良県)に遠征していましたよ。去年に比べて、だいたい何処も人が多かったように感じます。昨年同様に駆足初詣、幾つもしてきました。画像を整理して記事をまとめていますので関連記事は今後タイミングをみてアップする所存です。

 

さて、2022(令和4)年の第一発目は、お土産エンターテイメントで攻めましょうか。
おもしろサイダーで定評のある「木村飲料」様から限定発売された「アマビエサイダー」と「ヨゲンノトリサイダー」の紹介です。

 

「アマビエ」は1846年、肥後国(熊本県)の海上に出現したという疫病封じの妖怪。

 

可愛らしくデフォルメされた「アマビエ」が瓶を飾っています。

 

「疫病退散」の願いが込められた、普通のサイダーです。

 

 

「ヨゲンノトリ」は1857年に加賀国(石川県)の白山に出現した、もしくは1858年に甲斐国(山梨県)の村役人が記した『暴瀉病流行日記』に描写されている双頭の鳥のことです。

 

こちらも可愛らしくデフォルメされた「ヨゲンノトリ」が瓶を飾っています・・・。
デフォルメされても異形なので、冷静に考えれば不気味な生物なのですけれどね。

 

穏やかな日常が1日でも早く戻ってくることを願って作られたサイダーだそうですよ。

 

 

 

 

原材料や栄養成分など、特段変わった要素は無い、普通のサイダーです。

 

残念ながら「数量限定販売品」ということで、現在は入手困難となっています。
「木村飲料株式会社」様HP(http://www.kimura-drink.net/)ですと、今のところ「アマビエサイダー」「ヨゲンノトリサイダー」は各々20本・5,000円で未だ在庫がある様です。ご興味をお持ちの方は直接お問い合わせくださいな。

2022年01月02日

〝インテリア仏像〟との初遭遇はリアル仏像・四天王でした。

 仏像エンターテイメント部門「四天王(M-ARTS リアル仏像 廃盤)」を掲載しました。

今でこそ、当御所内には数多のインテリア仏像たちが立ち並んでいますが、それは株式会社MORITA様のM-ARTSリアル仏像・四天王を迎えたことに始まります。当時は著名な仏像は知っていましたが、観光で訪れた寺院や博物館での展示を拝観するのみで、細かい知識など持ち合わせておりませんでした。この四天王とキャンペーン非売品・帝釈天、そして2009(平成21)年の「国宝阿修羅展」をきっかけに人気が沸騰した阿修羅・・・を迎えながら仏像に関する書籍=仏像を特集したMookを始め、古書を取り寄せたりといろいろと調べる様になりました。「イSム」ブランドになってから何度も限定再版されている四天王ですが、その始まりである「リアル仏像・四天王」を、これから1体ずつ観察していきます。

2021年12月21日

鳩槃荼は「不気味さ」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「鳩槃荼(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆のうち、一度見たら忘れられない〝異形の極み〟である「鳩槃荼」(くばんだ)のお話です。2021(令和3)年5月、「10th ANNIVERSARY CAMPAIGN」と銘打たれて発売された興福寺モデル〝天竜八部衆〟の最後となります。イSム沙羯羅の〝ぶちゃいく〟が想像外でしたが、イSム鳩槃荼は本物よりも〝目に宿る狂気〟が強過ぎて、小さい子どもたちにトラウマを植え付けそうなくらいです。・・・それにしても八部衆のセット販売は仏像フィギュア(インテリア仏像)界における快挙ですね。限定200セットということですが、未だ在庫はあるそうですよ。ロジスティックセンターに迎えにいった時、既に残り100セットは切っているとのことでしたので、残り少ないのではないでしょうか?。社長さんにうかがった際、(当面の)「再販は考えていない」とのことでしたので、経済的に余力があり興味をお持ちの方々は是非迎えにいってください。売り切れると想像以上の高値が付きますよ(多分)。さて、東京国立博物館・学芸企画部企画課課長の丸山士郎(まるやましろう)氏が興福寺の八部衆は「一瞬あるいは一時的に人の顔に表れる表情」「憂いや切なさといった負の感情」が表現されており、対する十大弟子は「志、自信、落ち着き、充実、優しさ、達観といった人が過ごした時間や経験などを滲み出ていた」「『正』の表情」で、「青年から老年までの人生の大部分」が表現されているというご指摘をなされています。表情を始めとする造形を観察していくと、ホント奥深いですね。

2021年12月19日

迦楼羅は「凝視」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「迦楼羅(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆のうち、考えていることがうかがい知れない鳥頭の「迦楼羅」(かるら)のお話です。古写真では腰元から左右にたなびいている天衣が失われているのですが、何時の頃か補われた様です。残念なことながら左手首の先が損失しています。「迦楼羅」と言えば、多くの皆様が山城国蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう/俗称:三十三間堂)に居る横笛を構えながら翼を広げている姿を思い浮かべるのでしょうが、無表情で獰猛さを感じさせる興福寺モデルの迦楼羅は、それよりもおよそ450年前に造像されています。三十三間堂モデルだと〝人と鳥の融合〟が見事に表現されていますが、興福寺モデルは半獣半人の姿です。そうした異形であるにもかかわらず8体の一員として異和感は無く、寧ろ半獣半人であったからこそ八部衆の調和がとれていると感じさせる造形です。興福寺モデルの八部衆を身近に愛でることができることは無上の喜びで、八部衆を発売されたイSム様に感謝ですな。

2021年12月18日

緊那羅は「不満」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「緊那羅(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆のうち、一角(いっかく)を備えた「緊那羅」(きんなら)のお話です。古写真では腰元から左右に天衣がたなびいているのですが何時の頃か失われてしまった様です。もっと特徴的なのは右の前腕・掌の部分が抜けて失われているところです。五部浄の右手の如く、何処かに居ませんかね?音楽神ということで、どの様な楽器を持っていたのかを想像するだけで楽しくなってきます。

2021年12月13日

戦国大名・浅井長政の終焉地。

 訪問エンターテイメント部門「近江国小谷城(滋賀県)」を掲載しました。

気が付くと極月(12月)、時の流れは速いものですな。〝世を忍ぶ仮の〟仕事に追われ、前回の更新から暫く空いてしまいました。さて、今回は5年前のことですが、戦国大名・近江浅井氏の居城「小谷城」跡を訪れた時のお話です。小谷城陥落の後に廃城となったため建造物は失われ、土塁・曲輪・石積遺構が遺っているのみです。石碑や案内板等がある場所は最低限の手入れがなされている様ですが、せめて本丸跡だけでも木を伐採して往時を偲ぶことができる様に整備していただきたいです。費用の問題で実現は困難でしょうけれど。浅井長政が自刃したと伝わる「赤尾屋敷」跡、他の場所に比べて雰囲気がありました。少々、古記録をなぞってみましたが成立年代によって情報に違いがあり、機会があればそれらを丁寧に比較してみたいですね。また、時間に余裕をもって訪れたいと考えています。

2021年12月11日

屏風から立体的に飛び出してきましたよっと。

 仏像エンターテイメント部門「風神・雷神(海洋堂 miniQ ミニチュアキューブ005)」を掲載しました。

「海洋堂」様から発売された「miniQ ミニチュアキューブ005 風神・雷神」のお話です。屏風の平面に描かれた風神・雷神を立体化させた、興味深い取り組みのフィギュアです。
江戸時代前期の俵屋宗達(たわらやそうたつ)によって描かれた「風神・雷神図屏風」に基づき、見えている部分から見えていない箇所を想像して成形をしています。風神はユーモラスな、雷神は禍々しい表情となっていますが、両方共に躍動感溢れる姿になっています。定価3,000円程だったのですが、現在は売り切れとなっており入手は困難となっています。値段を考えれば、出来具合は素晴らしい造形になっています。

2021年11月25日

「ハイメタル」って錆びるんですよっ。

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project「倶利伽羅之剣/黒染」を掲載しました。

2014(平成26)年10月にElfin Knights Project様が発売された「倶利迦羅之剣」のお話です。発売後に直ぐ購入したのではなく、暫く経ってから入手しました。桐箱の中に封じて7年程経過し、久方振りに開封したのですが、驚きの黒染落ちの錆び発生状態になっていました。まぁまぁ落胆したのですよ。でも画像を撮りながら観察していると、使いこなしているような風合いが出ている様で、暫くの間はこのままにしておこうと考えが変わりました。塗装のし直しは何時でもできますからね。封じていた箱の中で〝自然に変化〟したということは、それだけで貴重な「改造」行為だと思いましてね。

2021年11月18日

チェリオの献上に、チェリオで応える〝お土産エンターテイメント〟の流儀。

 お土産エンターテイメント部門「チェリオ KISS CHOCO MINT」を掲載しました。

素敵なチェリオ商品の献上を受けましたからね、おもしろチェリオ商品で応えねばなりませんなっ。

ということで、今回は「チェリオ KISS CHOCO MINT」を下賜します。

 

イメージ図の如く、風味はミント。
確かにチョコっぽさもありますが、ミントが強いのです。

 

成分はこんな感じ。

 

折角なので・・・

「チョコミント」味の繋がりで、クリームコロン「大人のチョコミント」を添えての下賜とします。

 

中身は、こんな感じ。

 

 

実際、中身は見えちゃっているのですが、なんと綺麗な緑色なのでしょう。
ミントの強さで甘さが消えてしまう、一歩手前という感じの味です。
ペットボトル1本を飲むのは、少々難儀ですなぁ。

 

コロンのチョコミントは、ミントの中に甘さが残っている感じ。

①チェリオのチョコミントを飲んで、コロンのチョコミントを食す。
②コロンのチョコミントを食して、チェリオのチョコミントを飲む。

どちらが〝楽しい〟のか、下賜した知り合いに報告を求めます(笑)。

2021年11月16日

〝台湾カステラ〟を食したことがないのですよ。

 お土産エンターテイメント部門「チェリオ 台湾カステラソーダ風味」を掲載しました。

ちょいと前のことですが、知り合いから献上されました「台湾カステラソーダ風味」のお話です。
製造・販売はもちろん「チェリオ」様。

 

「面白いもの、発見しましたっ。」
と嬉しそうに献上してもらいました。

 

カステラの「ソーダ」?
そして皆様がツッコミたくてうずうずされているであろう「風味」っ!

 

成分表はこんな感じ。
これを見たところで、味を想像できる訳ではありませんがね。

 

「イラストはイメージです。」とあります。
イラストで何となく味を想像してみる。

 

グラスに入れると、綺麗な黄色の炭酸水。

 

「台湾カステラ」なる物を食したことがありませぬ。
甘いのと、クッキーを食した後味に似た印象を受けました。
多分、人によって表現は様々なのでしょうけれどね。

2021年11月14日

黒鉄色と思っていたら、2本とも白金色「草薙之剣」でした。

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project『草薙之剣/磨き』」を掲載しました。

2014(平成26)年12月頃にElfin Knights Project様が発売された「草薙之剣」の白金ヴァージョンのお話です。弥生時代の青銅製祭器に見えるレベルの〝鏡面仕上げ〟となるまで磨き上げられています。この「磨き仕上げ」は鋳造後に状態が良好な物を選び磨きをかけるため、製作した何本かの内の1本程度しかできない、稀少な物だそうです。とても綺麗で美しかったので入手したことを覚えています・・・なのにっ、白金の草薙之剣が2本あるっ。脳内では緑青・黒鉄・白金の3種が揃っていると思っていたのですが、何と同じ物が2つある。しかしながら、磨き仕上げ2本を比較すると〝違い〟が見えたので、まぁ善しとしました。同じ物が複数出てくるのは、精神的にも落胆するものです。

2021年11月11日

「草薙之剣」とはいっても、かなり短いですよっ。

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project『草薙之剣/緑青』」を掲載しました。

2013(平成25)年の秋、Elfin Knights Project様が開発・販売された「草薙之剣」(くさなぎのつるぎ)のお話です。ハイメタル製で一体化式の剣です。当然のことながら斬れません。でも〝斬れちゃう〟感じがします。柄の部分には毛抜形透かしをイメージした「透かし」が施されています。本物の「草薙之剣」が如何なる物なのかが不明である現状で、豊かな想像力のもとで造形がなされました。こうしたアイテムによって遊び・楽しさは広がりをみせていきます。素敵ですなっ。

2021年11月09日

Go Go!サンガリア(キウイ ミックチュ編)。

 お土産エンターテイメント部門「サンガリア キウイ ミックチュ from みっくちゅじゅーちゅ」を掲載しました。

知り合いに下賜するため、用意しましたよ。
いつもサンガリア様、素敵な飲み物を有り難うございます。
人気の「みっくちゅじゅーちゅ」のキウイ・ヴァージョンでございます。

 

 

「鉄分プラス」とありますが、鉄っぽい味は感じません。
でもなかなか摂取し辛いので、こういった飲料に含まれているのは有り難いものです。

 

通常の「みっくちゅじゅーちゅ」に、キウイを混ぜたそうです。
入っている果実は、輸入りんご・オレンジ・パインアップル・もも・バナナ、そしてキウイフルーツだそうです。
飲むと、キウイの淡い酸味が口の中に広がります。

 

中身の色合いは、こんな感じ。
キウイがブレンドされたということで、緑っぽさが際立ちました。
通常の「みっくちゅじゅーちゅ」よりも少々〝とろみ〟を感じます。

 

一言で表現すると、ありきたりですが「美味」です。
飲むと〝とまらない〟一種の中毒性があります。

 

下賜する知り合いは恐らく、このペットボトル1本をあっという間に飲み干してしまうのでしょう。
その姿が目に見えますので、複数本を与えようと考えています。
喜びますよっ。

2021年11月08日

TanaCOCOROサイズでも妥協の無い「極彩色仕様」阿修羅。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(イスム「掌」 極彩色仕様旧版 300体限定)」を掲載しました。

2012(平成24)年5月、300体限定で発売された「極彩色仕様」阿修羅(旧版)のお話です。これまで見てきたブロンズ風/アンティークゴールドとはまた違った趣で、特に顔の表情に直結する髭・眉・目のラインが一発勝負で描かれています。身体のラインについても観察してみました。条帛・裳に描かれている模様に関しても「力の入った丁寧な彩色」がなされており、TanaCOCOROサイズといって侮ることはできない、素晴らしい出来映えとなっております。2016(平成28)年に再リニューアルされた現行Standardサイズの阿修羅、数年先でよろしいので極彩色ヴァージョンを発売していただけませんかね?
ちなみにこちらの掌・阿修羅の極彩色版は300体限定で、既に販売終了となってしまいましたが、後にこれまた限定された状態で再販されています。そちらはまた別の機会にお話しますね。

2021年11月07日

「ひこにゃん」の姿をした貯金箱ですが、金が貯まりませんの。

 歴史エンターテイメント部門「ひこにゃん貯金箱」(近江国彦根)を掲載しました。

何の気なしに連れて帰っていたのですが、何と「2013(平成25)年の秋」限定のひこにゃん型貯金箱だそうです。まぁ、外見の愛らしいこと。本編で画像をご覧になって愛でてくださいな。貯金箱ですが、貯金していません。理由は取り出しにくいからです。本来的には優秀な貯金箱ということになりますがね。左足に大きな亀裂が生じているので、今後は大事に取り扱っていこうと考えています。

2021年11月06日

〝燻し金〟とも言うべき渋い、金色の阿修羅です。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(イスム「掌」 アンティークゴールド旧版 300体限定)」を掲載しました。

今回は、2015(平成27)年9月に300体限定で発売された掌・阿修羅「アンティークゴールド」ヴァージョンのお話です。ただ単に金をベタ塗りしたのではなく、身体の各パーツ・装飾具・着衣を様々な金色で塗り分けされており、凹凸やその時の光の当たり具合によって変化に富んだ〝金色の表情〟を楽しむことができます。300体限定で、販売終了となってしまいましたが、後にこれまた限定された状態で再販されています。そちらはまた別の機会にお話しますね。

2021年11月05日

〝ゆるキャラ〟なのに、オトナたちは揉めたのです(もう解決済みですがね)。

 歴史エンターテイメント部門「公式3ポーズ『跳び、剣、座り』ひこにゃん」(近江国彦根)を掲載しました。

今年(2021年)は「ひこにゃん」15周年なのだそうです。4月に誕生記念イベントがおこなわれたといいます。ひこにゃん、行けなかった、ゴメン。さて、当御所にもひこにゃんは居るということで、そのうちの6匹を紹介したお話です。ついでに過去彦根城を訪れた時のお話も載せました。彦根駅から彦根城に向かう途中に位置している「伊藤石材店」様の店頭に居る〝石造りのひこにゃん〟のプリティさにも触れています。真夏のひこにゃんの業務は過酷であることにも言及していますよ。

2021年11月04日

「掌」TanaCOCOROシリーズのスタート時に貰った〝黒い阿修羅〟です。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(イSム オリジナル ミニ阿修羅)」を掲載しました。

2011(平成23)年「掌」TanaCOCOROシリーズの発売を前にしたキャンペーンでプレゼントされ、また東日本大震災の復興チャリティーで1体1,000円で販売されていた公式名称「イSム オリジナルミニ阿修羅」、ブロンズ風の〝黒い阿修羅〟像のお話です。TanaCOCOROサイズと同じで、瓔珞を始めとする装身具と、条帛・裳の模様や縁取りに金色の彩色が注されています。それまでStandardサイズしか存在しませんでしたから、〝手軽に購入できる〟TanaCOCOROシリーズに期待し、とても楽しませていただきましたよ。現在もその楽しみは続いております。

2021年11月03日

畢婆迦羅は「怖さ」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「畢婆迦羅(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆のうち〝立体的な顎髭〟を備えているため、よく「老相」と表現される畢婆迦羅(ひばから)のお話です。本物が眉の吊り上がりと目の彫りの浅さによって、イSム畢婆迦羅よりも〝怖さ〟を与える印象を持っています。イSム畢婆迦羅はデフォルメされて〝ナイスミドル〟と表するに相応しい表情になっています。格好良さにも色々とあるのですよ。龍なのか、蛇なのかということで諸説ある訳ですが、胸甲の装飾板に龍もしくは蛇をイメージさせる鱗の装飾があります。また失われていますが、両手の指の形状から楽器ではなく、龍もしくは蛇の造形を持っていたのではないかと推測してみました。無い物を想像するのは楽しいですねっ。

2021年11月02日

〝起死回生の利益〟を求めて石上神宮へ。

 探訪エンターテイメント部門「石上神宮」(大和国)を掲載しました。

これまで複数回参拝している、我が国でも最古級の社「石上神宮」のお話です。境内で「山辺の道」が交差しており、それぞれ奈良・桜井に繋がっています。機会があれば各「山辺の道」で歩みを進めて石上神宮へ辿り着く遊びをしたいです。「七支刀」でも知られていますが、石上神宮の境内で七支刀を拝観することはできません。博物館・美術館での企画展示出品に合わせて、貴重な機会をとらえる努力をしなければなりませんね。〝起死回生の利益(りやく)〟を求めて何度も訪れているのですが、初回の参拝時に迂闊な過ちをしてしまいました。これからも石上神宮には参拝し続けるつもりですが、関係は如何様になるのでしょうか?働きかけと努力は継続しますよ。

2021年11月01日

神無月も終わりということで「はちのすケーキ」の話をしましょうか

 お土産エンターテイメント部門「はちのすケーキ」(秋田県横手市)を掲載しました。

だいぶ前の事になります。出羽国:秋田県横手市(よこてし)に行った時、訪れたのが「小松屋本店」様でした。

〒013-0024
秋田県横手市田中町9−17
営業開始: 9:00
電話: 0182-32-0369

 

こちらのお店は、いろいろと美味なる菓子があって楽しいのですが、昔から定評のある「アイスドリアン」がお勧めです。
ミルク(赤・青のパッケージがありますが味は同じ)とあずきの2種類があります。
2代目の店主が太平洋戦争中に南方で食した果物ドリアンの食感をイメージして開発された、口の中でとろける、独得のコクと味わいのあるアイスキャンディーです。
通販でも対応されています。

 

そちらはさて置き、小松屋本店様は茶目っ気に溢れ、虫(昆虫)を象ったケーキ・菓子を製造・販売されており、今回はそのうち「はちのすケーキ」のお話です。

「かぶと虫の幼虫チョコレート」や「かぶと虫の成虫チョコレート」を買おうとカウンターでお願いしたら、
「ごめんね、全部売り切れちゃった。」
と言われてしまいました。
「残っているの、ココにあるのしかないんですよ。」
とショーケースを指されたので、そちらを見ると、居たのですよ。「は・ち・の・す・ケーキ」。

 

こうしたケースに入っておりまする。

 

蓋を開けると、こんな感じ。

ケースから出しています。

 

斜め上の視点からだと、こんな感じになります。

 

近寄ってみると、んーっ、なかなかなリアル感。

 

見ている角度を変えているだけですが、まるで動いているかの様です。

 

ケーキから取り出してみると、こんな感じ。

 

下方は、この様に蜂の巣をイメージしたチョコレートで包まれています。

 

上部のスポンジケーキと蜂の子たちをおいしくいただきました。
家族の悲鳴をよそにして(笑)。
視覚的な印象は、虫嫌いの人にとっては苦痛・拷問でしょうが、特にそういった負のイメージを持っていないので、ホントに「おいしく」いただいたのです。

 

すると、中からまたまた蜂の子たちが登場っ。

実際は掘り起こしているのですが、まるで中から自発的に出て来たような感じに見えます。

 

ホント、美味なので。
面白がって、周りから攻めている画像です。

 

まるで巣が破壊されてしまったので、仕方なく巣を出ちゃったかの様な蜂の子たち。
意思を持って移動しているみたいに見えますが、グミなので実際は動けません。動かしながら撮っているのです。

 

早く行き過ぎてもショーケースに商品が並んでいませんし、遅れると人気商品が売り切れてしまいます。訪れるタイミングが、微妙に難しい。
でも店主様がとても良い方で、いろいろとご配慮くださいますので、「また、うかがいたい」という気持ちになります。

 

次、出羽国に行ったら、知り合いたちへの土産はコレにしようっ。
楽しみにしていたまえ(高笑い)。

2021年10月31日

サントリー美術館の特別展示「刀剣 もののふの心」はとても素晴らしかった。

 歴史エンターテイメント部門「刀プリント(サントリー美術館ミュージアムショップ:4種中3種のみ)」を掲載しました。

〝最終日は絶対に混む〟と思いまして、仕事を休んで行ってきましたよ、サントリー美術館へ。まさか港区赤坂で、あの有名な甲冑や刀剣たちに逢えるとは・・・。模造刀エンターテイメント部門でも扱った刀たちのモデル(本物)も居れば、著名な寺院・神社が所蔵してはいるものの、その寺院・神社で逢うことができない太刀・刀たちが、上品でお洒落なサントリー美術館に大集合でした。図録も刀剣をイメージさせるシルバーを纏った小粋な外装、中身も充実している素晴らしいものです。明日(10月31日)が最終日です。太刀好き・刀好きな方々は,スケジュール調整をされて、訪れるとよろしいかと存じます。行けば絶対楽しめますし、行かなければ暫くの間は悔みますよ。

2021年10月30日

織田から貰った「へし切り長谷部」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 黒田官兵衛 『へし切長谷部国重』 鞘糸巻仕上」を掲載しました。

経済的な余裕は無いのですが、運命的な出逢いだったので迎えちゃいましたよ。商品名称は「黒田官兵衛 へし切長谷部国重 鞘糸巻仕上」(くろだかんべえ へしきりはせべくにしげ さやいとまきしあげ)と長いものですが、「糸巻きへし切り」と略称で話を進めます。以前の居合刀特注でプロトタイプのへし切りを紹介しました。それ以降、問屋規格品で各種へし切りが発売されました。今回紹介する「糸巻きへし切り」は現在の居合刀では可能な限り本歌(ほんか:本物のこと)に近付けた物であります。鞘の切返しで金の部分を糸巻きにして金色を塗るという発想、お見事でした。機械で整えた所、手作業で整形した所の違いは見て取れますが、それでも素晴らしく美しい姿を造りあげたものと絶賛しております。今回の記事には掲載していませんが、これで当御所においては「へし切長谷部」の大小が揃った事になります。いつか機会をみて、模造刀エンターテイメント部門でも特別企画の記事を扱ってみようかと考えちゃいました。

2021年10月24日

だいぶ値上がりしましたが、それでも破格の安値な太刀でございます。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 長覆輪太刀 膝丸」を掲載しました。

以前、比較で用いた、武装商店様のアレンジによって生まれた太刀「膝丸」のお話です。佩(は)いた時に腰で安定する様に2つの足金物の間が広く採られているのが特色です。茶潤み(ちゃうるみ)塗りなのですが、個体差によって黒くも見えるという個性があります。購入時は太刀であるにもかかわらず破格の低価格だったのですが、現在はだいぶ価格が上がってしまいました。それでも安価な太刀です。結構人気があり、現在は在庫が無く、問屋さんに発注して納品待ちの状態だそうです。太刀好きであれば、一振は所有しておきたいですね。絶版にならないことを祈るばかりです。

2021年10月23日

東大寺戒壇院モデル「多聞天」は仏塔と宝棒を手にしています。

 仏像エンターテイメント部門「多聞天(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

2021(令和3)年7月に受注生産・発売された、イSム掌の「ナイトグロウ仕様」四天王のうち、北を守護する多聞天のお話です。暗闇で光を発するため、蓄光塗料を身にまとっているので〝白っぽい〟姿をしています。闇の中で妖しく光るナイトグロウを存分に楽しもうとしたのですが、通常電灯の光のもとではイスム様公式HPの如き鮮やかなエメラルド・グリーンの画像を撮影することができませんでした。肉眼ではついついニヤけてしまう程に綺麗な翡翠(ひすい)色の姿を確認できるのですけれどね。公式HPの様な画像を撮るためには、もっと強い光を当てて消灯しなければならないのでしょう。何だかんだ言いながらもナイトグロウを楽しんでいます。蓄光塗料には各種の色がありますが、他の色でのナイトグロウ仕様を発売されるとキリがありません。ホント、もうナイトグロウは終わりにしてくださいね。

2021年10月17日

東大寺戒壇院モデル「増長天」は三叉戟(三つ叉の槍)を手にしています。

 仏像エンターテイメント部門「増長天(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

2021(令和3)年7月に受注生産・発売された、イSム掌の「ナイトグロウ仕様」四天王のうち、南を守護する増長天のお話です。暗闇で光を発するため、蓄光塗料を身にまとっているので〝白っぽい〟姿をしています。全体像を踏まえて〝小顔〟化したことにより、増長天の表情が独得になっています。観察も3体目になると、前の2体を比較の対象として共通点・相違点が見えてきます。今回のナイトグロウ仕様の四天王に関しては一切、図録・書籍などで調べたりせず、見たままの印象を文章化しています。別ヴァージョンの四天王を取り扱う際には、しっかりと専門家の見解・指摘を踏まえて観察しますね。

2021年10月16日

東大寺戒壇院モデル「広目天」は巻物と筆を手にしています。

 仏像エンターテイメント部門「広目天(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

2021(令和3)年7月に受注生産・発売された、イSム掌の「ナイトグロウ仕様」四天王のうち、西を守護する広目天のお話です。暗闇で光を発するため、蓄光塗料を身にまとっているので〝白っぽい〟姿をしています。先に観た時国天と比較すると、甲冑の形態に違いを見出すことができます。武器(直刀)を持つ時国天と、筆記具(巻物・筆)を持つ広目天ですから、像の性格による違いですよね。また邪鬼の踏み方ですが、時国天は〝踏み躙っている〟拷問状態でしたが、広目天に踏まれている邪鬼は抵抗することを諦め(もしくは抵抗できない)観念しているかの様な表情です。四天王の武装・持物と邪鬼の踏み方にどの様な意味があるのか。当御所に居る四天王はナイトグロウ仕様だけではないので、別の四天王シリーズの際に比較してみようと考えております。

2021年10月15日

東大寺戒壇院モデル「時国天」は直刀を手にしています。

 仏像エンターテイメント部門「持国天(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

2021(令和3)年7月に受注生産・発売された、イSム掌の「ナイトグロウ仕様」四天王のうち、東を守護する時国天のお話です。暗闇で光を発するため、蓄光塗料を身にまとっているので〝白っぽい〟姿をしています。通常彩色の上に蓄光塗料を重ねているのだといいます。この蓄光塗料のザラザラ質感が、また味わいがあると感じました。あと、これは掌・四天王(リアル仏像・四天王)にも共通するのですが、邪鬼の踏み方がえげつない。まさに拷問そのものです。本物の東大寺戒壇院・時国天は顔が丸く膨よかですが、イSム掌の時国天は面長・頬と顎がスリムにデフォルメされているので、とてもカッコいいですよ。

2021年10月14日

新たな試み「Night Glow」は、なかなか楽しいです。

 仏像エンターテイメント部門「四天王(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

「十二神将」と共に人気の「四天王」の第3弾は「通常仕様」と「ナイトグロウ仕様」の2種、合計50セット限定という縛りがある発売でした。後日改めて触れますが、「通常仕様」は従来の四天王よりも赤味(オレンジ色)の強い彩色でした。「ナイトグロウ仕様」は蓄光塗料で仕上げた、素敵な初めてのチャレンジでした。悩みに悩んだ末、暗闇の中でエメラルド・グリーンに妖しく光る四天王を迎えることにしました。通常照明の光をためて撮影したのですが、イSム様公式HPの様な鮮やかな緑にはなりませんでした。でも肉眼では翡翠(ひすい)色の四天王が光を発していました。因みにイSム様、もう「ナイトグロウ」は終わりにしてくださいねっ。

2021年10月13日

方広寺鐘楼の天井画から、迦陵頻伽の繋りです。

 仏像エンターテイメント部門「迦陵頻伽 笛/笙(イSム「掌」)」を掲載しました。

先の更新で京都方広寺の鐘楼の天井画で楽しそうな迦陵頻伽(かりょうびんが)のお話をしました。その流れで、イSム様が発売されている「迦陵頻伽 笛/笙」が〝自分たちを記事にしてくれ〟というので、2体のお話をすることにしました。東京国立博物館所蔵の文殊菩薩騎獅像の光背に備わっている迦陵頻伽を、イSム様が独立させて製品化した物です。彩色がデフォルメされていますが、それが美しい姿になっています。残念ながら2020(令和2)年12月に在庫限りで販売終了となってしまうアナウンスが発表されています。未だ在庫はある様ですので、笛を吹く童子・笙を吹く童子を迎えたいと思われた方は、是非とも在庫のあるうちに迎えにいかれるのがよろしいかと存じます。

2021年10月12日

豊臣家の栄枯盛衰をたどる‐京都東山編‐。

 探訪エンターテイメント部門「山城国豊国神社‐方広寺・耳塚を含む‐(京都府)」を掲載しました。

緊急事態宣言等は解除されましたが、現実的に彼方此方に遊びに行くことができません。以前まとめて途中だった記事をアップしています。2020年末に行った駆足初詣の時に訪れた京都国立博物館のあと、そのまま〝繋がっている〟豊国神社・方広寺等に足を延ばしました。何度も訪れているのですが、この時に印象深かったのが方広寺鐘楼の天井画でした。伏見城化粧室の天井画を移したものといいます。退色・剥落はあるものの「迦陵頻伽」(かりょうびんが)たちが笛を吹いたり鼓を鳴らしたりととても楽しそうにしているのですよ。政争と災害によって不運に見舞われた方広寺と、滅亡へと追い込まれてしまった豊臣氏の悲哀を和らげるかの様に。

2021年10月06日

龍(ドラゴン)に逢えませんでした。龍穴にも行けませんでした。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生龍穴神社(奈良県)」を掲載しました。

先の更新と同様に、2019(平成31)年春に訪れた大和国室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)のお話です。公共交通機関を利用しての移動でしたので、参拝時間に限りがありました。画像の様に入口から覗き見しただけでビンビンに伝わる「神気」。とは言いながらも瑞祥を見たり感じたりした訳ではありません。でも本殿に向かう途中で境内中でも雰囲気が変わった様に感じました。また、龍穴神社の奥宮に参拝したいと考えていたのですが、次回の楽しみとなってしまいました。現時点(2021年)では、奥宮への道が危険であるということで通行止めとなっているようです。通行止め解除が龍(ドラゴン)からの参拝O.K.の合図ということで、今はその時を待っています。

2021年10月05日

初拝観で、五尊像の勢揃い状態を拝むのは最後になってしまいました。

 探訪エンターテイメント部門「大和国室生寺(奈良県)」を掲載しました。

特別彩色でしたが室生寺モデル十一面観音の話をしたので、今回は2019(平成31)年春に訪れた大和国室生寺(むろうじ)のお話をしましょう。寺宝の維持・管理のため、室生寺様は2020(令和2)年に寶物殿を開館されました。金堂内須弥壇では十一面観音立像〈国宝〉・文殊菩薩立像〈重要文化財〉・釈迦如来立像〈国宝〉・薬師如来立像〈重要文化財〉と十二神将〈重要文化財〉が勢揃いした壮観な眺めを堪能することができていたのですが、2019(平成31)年春を最後にこの形態の拝観が終了してしまいました。知らずに参詣し、奇しくも金堂内〝最後の拝観〟をすることができました。あの〝活きている〟かの様な十一面観音からいただいた縁(えにし)と受け止め、喜んでいました。龍を封印したという宝瓶(ほうひん)を載せる五重塔、息切れしながら登った奥之院と魅力満載の「女人高野」室生寺。状況が安定したら再び奥之院は勿論、寶物殿の十一面観音にも挨拶しに訪れようと考えております。

2021年10月03日

ポリストーン製なのに驚愕の〝布の透け感〟。

 仏像エンターテイメント部門「十一面観音立像 2021 Limited(イSム Standard 期間限定 完全受注生産)」を掲載しました。

気付いたら神無月が始まってしまいました。新暦・旧暦という問題がありますので油断すること無く、約2箇月にわたる〝神の留守番〟状態を闘い抜く所存にございます。さて、今回はイスム様「Limited」シリーズの2021年版、大和国室生寺モデルの十一面観音をベースにした篁千礼氏による特別極彩色ヴァージョンのお話です。Limited版としては従来のものの中で最多の注文数が寄せられたということで、当家がこの十一面観音を迎えたのは葉月末でした。この十一面観音は着衣を「本朱に金を浮かせる」という彩色技術により〝布の軽やかさ・柔らかさ・透け感〟が見事に表現されています。瓔珞を始めとする金箔を施した装身具も、後補ですが光背の華やかな唐草文様等も相俟って〝無敵の観音像〟として仕上げられております。通常版は未だ購入していないのですが、いずれ迎えたら比較してみますね。

2021年10月01日

サクッとしたホワイト・チョコレートですが甘くないのです。

陸奥国から土産が届きましたよっと。
「サクッとかもめの玉子」です。

外箱はこんな感じ。

 

岩手県には「さいとう製菓株式会社」様の銘菓「かもめの玉子」がありますが、まったくの別物にございます。こちらも美味なのです。

 

岩手県雫石町(しずくいしちょう)の有限会社「ファーム菅久」様で生産された米からつくった米粉を使用しており、〝サクッ〟とするパフにホワイト・チョコレートを染み込ませているそうです。

 

蓋を開けると、こんな感じです。

 

箱から出すと、1パックに6個入っています。ひとつひとつが個別包装されています。
ですから1箱に12個が潜んでいるのです。

 

個別包装を開けると、この様な姿の玉子風の菓子が1個ずつ入っています。
一口サイズで、サクサクとした食感、ホワイト・チョコレートを染み込ませているということですが〝ほぼ甘くない〟のです。
サクサクの食感で甘くないため〝止まらない〟ので、開けた5個はあっという間に消費されてしまいましたとさ。

知り合いにも下賜しましたが、喜んでいましたよ。
是非、ご賞味あれっ。

2021年09月28日

ポリストーン製なのに脅威の〝木目表現〟。

 仏像エンターテイメント部門「十一面観音~蓮華~(イSム Standard 法華寺モデル 廃盤)」を掲載しました。

2013(平成25)年7月に発売されつつも2015(平成27)年7月に生産終了が決定し、在庫が無くなって販売が終了となった大和国法華寺(ほっけじ)モデルの「十一面観音~蓮華~」のお話です。しかしながら、2021(令和3)年に再生産決定のアナウンスがなされました。詳細については後日の発表ということです。生産終了・廃盤/限定販売となった仏像の再販には原則「反対」なのですが、再販されればほぼ購入しています。再販の方が生産コストを抑えたり販売利益が見込めるということは理解できますが、再販よりも「新製品開発」に力点をおいていただきたいものです。さて、大和国法華寺は奈良時代に総国分尼寺として位置付けられた尼寺でしたが、度重なる火災・戦乱等によって伽藍が損なわれ、それでも豊臣秀吉側室・淀殿(よどどの)の意を受けた片桐且元(かたぎりかつもと)によって再建されたものが現在に伝わっています。法華寺十一面観音に関する信憑性の高い記録は中世・近世になってからのもので、造像以降の古い時代の状況は諸説あって定まっていない状態です。それはさきておき、法華寺モデル十一面観音(~蓮華~)の最大の特徴は「木目表現」です。本物は木目を活かした「檀像風」(だんぞうふう)ですが経年によるくすみ・汚れで凝視しないと木目は見えにくくなっています。イSム蓮華では、檀像風の木目表現が緻密・繊細に再現されています。本編をご覧になって、驚愕・絶句してくださいまし。

2021年09月26日

乾闥婆は「切なさ」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「乾闥婆(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆のうち、獅子冠(ししかん)を被(かぶ)った「乾闥婆」(けんだつば)のお話です。よく〝獅子冠〟と説明されていますが、よく観察してみると獅子の頭を象った「兜」ですね。横山光輝氏の名著『三国志』(漫画)に登場する武将たちが、動物(猛獣)の顔を象った兜を被っている描写を思い出しました。まさに、この乾闥婆の如く、動物(猛獣)が口を開けて、そこから顔だけが出ている様な構造の兜です。五部浄のところでも触れましたが、模様・彩色のデフォルメが視線を像の表情に集中させてくれます。
香を食し、楽器で音色を奏でる音楽神でありながら、獅子の兜には凶暴な怪獣を退治した武将神の雄々しさが仮託されています。少年なのにねっ。

2021年09月23日

五部浄は「不安」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「五部浄(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

連続投稿をする気はありませんでしたが、結果的に連続投稿になっています。他の7体に合わせたサイズで、頭部と胸部のみの「五部浄」が存在感を強めにアピールしています。本物に準じて遠くを凝視する目付きが見事に再現されています。これができているのであれば、沙羯羅の目付きも本物準拠で愛らしくできたであろうに・・・。模様・彩色はデフォルメされていますが程良き塩梅で、像の表情に集中することができます。先に訪れていた東京国立博物館で「五部浄の右腕」を撮影していました。頭部と右腕が別々のところが所蔵するという「運命」、この後はどうなることでしょう。

因みに、昨日の記事に入れておけば良かったのですが、図録『阿修羅展』(2009)に掲載されている「沙羯羅」横からの接写画像を見ると、頭頂部で頭を擡(もた)げている蛇がとびっきりの〝笑顔〟なんです。図録をお持ちの方、確認してニンマリしてくださいな。

2021年09月21日

沙羯羅は「あどけなさ」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「八部衆 沙羯羅(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆。発売を楽しみにしながら、そして発売日に合わせて迎えに行ったのに、こうして個別像ごとの記事をまとめるまで数ヶ月も掛かってしまいましたよ。セット物(仏)なので、まとめて記事をアップしようと思ってはいたのですが、阿修羅以外の7名については情報が少なく、図録・書籍などを複数組み合わせながら、または取り寄せながら文章をまとめています。興福寺モデルの八部衆シリーズ、スタートを切りましたが、連続投稿は期待しないでくださいねっ。紹介順は「異形(いぎょう)さ」の低さで進めていきます。沙羯羅像は像自身の異形ではなく、身に着けている物(沙羯羅は蛇を這わせる)が異形ということになります。八部衆中でその容姿から最も幼いと考えられており、最も〝愛らしい顔〟をしているイメージがあったのですが・・・。色々な意味で、仏像の模造は難しいのだということを実感しました。

2021年09月20日

陣羽織はお洒落の競い合いであるとともに、心中の願望が見え隠れしちゃいます。

こちらは中世後期から近世の武将たちが戦場において着用した「陣羽織」(じんばおり)の一例です。東京国立博物館・本館の5室・6室における「武士の装い‐平安~江戸‐」の展示でひときわ目立っていた

陣羽織 「白練緯地種子影文字経文模様」
(しろねりじしゅじかげもじきょうもんもよう)

です。

残念ながら、2021(令和3)年8月22日でこの展示は終了してしまいました。
また何時か展示されることでしょう。

陣羽織は、鎧を脱いだ際に鎧下着の上に着用したところから始まったと考えられています。
織田信長が中央の政治に関わっていくチョイ前の天文・永禄期(1532~1570)頃には戦場で着用する羽織類が存在していたことが記録によって確認されています。

戦場において武将たちが着用しますが、生地・形状に工夫を施したり背中に家紋や好みの意匠、更には信仰を表現する文言等を示し、陣中および戦場での自己の存在アピールをする機能もありました。当世具足を着用するようになると変わり兜や鎧の脅しとともに色合いや模様等で遠目からでも誰かが判ってしまいますので、優勢な戦闘状況や勝ち戦の場合は活躍している場面をたくさんの人びとに印象付けることができますが、劣勢や負け戦の時には目立つ分〝狙われる〟目印となってしまいます。危険を回避するために脱ぎ捨てたりすると、敵に拾われれば首級を獲られたのと同様の屈辱となってしまいます。

〝死と隣り合わせ〟である戦場において「護身」の期待・祈願を込めて神仏名や経文等を入れる場合もあります。
冒頭にあげた「摩利支尊天」(まりしそんてん)は、武将たちに好まれた仏の名です。
摩利支天(まりしてん)は仏教守護神・天部の一尊で、陽炎(かげろう)を神格化したものです。〝実体が無い〟陽炎は捕らえることは不可能であるだけでなく、焼けない・濡れない・傷付かないという危険な状況に身を投じる武将たちの心の支えとされたのです。甲冑の意匠に採用されることもありますし、胸中に小像を入れたり、旗印に用いるなど摩利支天信仰は武将たちに受容された信仰のひとつでした。

写真を撮りそこねていますが、前方には「愛染明王」と「不動明王」の種子(しゅじ:仏教用語)が施され、内側には経文が書写されています。
死を覚悟する反面、無事なる帰還を期すという、矛盾した願望が見え隠れしていますね。

「文化遺産オンライン」(https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/514708)
で閲覧できる画像(白練緯地種子影文字経文模様)では、前面・背面2種の様子を見ることができます。ただ、こちらを見ると損傷が著しいので、東京国立博物館で展示されている陣羽織は模造品であると考えられます。

東京国立博物館で展示されている文化財はたくさんありますが、何かひとつに注目して調べてみるのも、楽しき娯楽のうちです。

2021年09月17日

後奈良天皇から貰った瓜実剣。

 模造刀エンターテイメント部門「特注 瓜実剣 黒漆塗合口拵」を掲載しました。

コロナ禍の影響で「関ヶ原合戦祭り」が中止になっていましたね。旧暦の日にちでいくと本日だったのに・・・。参加はしませんよ、だって怪我しちゃうから。
さて、今回は長尾景虎(いわゆる上杉謙信)が初めての上洛で、後奈良天皇から貰った「瓜実剣」(うりざねけん)をイメージした特注のお話です。居合刀ではない・・・困ったので単なる「特注」としました。東京国立博物館が刊行した図録『特別展 日本のかたな 鉄のわざと武のこころ』(1997)を参照しながら特注を考えていた時、武装商店・店主様から「職方と〝上杉の瓜実剣〟をつくろうという話があるんですけど、興味あります?」と特注心(とくちゅうごころ)を刺激する魅惑の提案を頂戴しました。当時は正直ピンとはきていなかったのですが、写真をご提示いただきお願いしちゃいました。とっても小振りなのですが、通常の居合刀が2・3振買えるくらいです。最近は〝変わった〟(「面白い」という意)特注は難しい状況らしいですから、同じ物を特注でお願いしても「できない」と言われてしまうでしょう。残念な時代の真っ直中ですな。

2021年09月15日

東博「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」、終わっちゃいましたね。

もう一度拝観したいと考えていたのですが、前日の業務が遅くまで掛かってしまうヘヴィーなものだったので昼過ぎまでダウンしていました。

 

東京国立博物館での特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」は、聖林寺十一面観音立像が奈良県から初めて出るということで注目されていました。
かつては大和国大神神社(おおみわじんじゃ)の境内にあった大御輪寺(だいごりんじ)に鎮座していた
 国宝 聖林寺十一面観音立像
 国宝 法隆寺地蔵菩薩立像
    正暦寺月光菩薩立像
    正暦寺日光菩薩像
が、明治政府が発した1868(明治元)年の神仏分離令によりそれぞれ別の場所(寺院)に引き離されてしまいました。
今回の「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」展は、153年の時を超えて〝同じ展示室〟(本館・特別5室)に離ればなれになった諸像を一堂に会させて「かつての大御輪寺の堂内の空間を再現することを意図した」ものだそうです。さすが東博、粋な計らいをなされます(大絶賛!!)。
過去の政治によって別々の途を辿ることになった諸像が〝再会を喜んでいる〟かは不明ですが、像と記録の組み合わせによって諸像の邂逅を演出し、そして楽しむことができるのは知的な娯楽の醍醐味です。
グッズ販売は今後も続くということなので、近いうちに東博を訪れて在庫があれば購入したいと思います。
本物と同じく、平成館1階にたたずんでいた模刻・十一面観音立像とも楽しく遊ばせていただきました。

 

 

2020年末に実施した駆足初詣の際、いろいろと見て回り夕方になってしまったのですが〝せっかく近くまで来たから〟というので、暗くなってしまったにもかかわらず大神神社に立ち寄りました(・・・聖林寺ではないのです)。せっかくなので、その時の画像を見ながら、想い出を愛でましょうかね。

車を停めて、三輪山を見ると、その上に満月が浮かんでいました。何と風流なことでしょう。

 

看板に従って直進しました。

 

駆け足で拝殿に向かいます。
画像では明るく見えていますが、実際はだいぶ暗くなっていました。
薄らとですが三輪山の上に月がみえています。

 

初詣に備えて、入口には門松が配備されていました。
明るく見える画像ですが、実際はだいぶ暗かったのです。

 

時間的に参拝客は、ほぼ皆無でした。こんな感じです。

 

この階段をそこそこ急ぎで上がり、

 

拝殿前に到着っ。
社務所も閉まっていて、朱印をもらうこともできませんでした。
暗くなってからの参拝は行わないので、単に写真撮影をして現地の雰囲気を楽しんだのみでした。
それでも日常生活圏とは異なる場所でしたので、夕刻の大神神社というのはレアな体験でした。

 

帰り際、駐車場から大鳥居を見た画像です。
こちらもレアな光景でした。

 

聖林寺に十一面観音立像が帰還したら、今度は大和国聖林寺の新しい収蔵庫に納まっている姿を拝観しに行こうと思います。
また、いずれの日か、早朝もしくは夕刻の大神神社を堪能したいと考えています。

2021年09月12日

とっても久し振りだった「武装商店」様の訪問です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 姫鶴一文字(小柄・笄無し)」を掲載しました。

居合刀がまとまって入荷したということで、この夏、超・久し振りに「武装商店」様へ行ってきましたよ。魅力的な居合刀が幾つもありましたが、今回は岐阜県関市製の匠工房シリーズ「姫鶴一文字」を購入してきました。小柄(こづか)・笄(こうがい)が無いので、比較的安価な居合刀です。しかも鐔(つば)と切羽(せっぱ)をともなわない格好良い上杉拵(うえすぎこしらえ)です。真ん中が絞り込まれている立鼓柄(りゅうごつか)が手に馴染み、軽量合金なので取り扱い易いです。軽量なので女性であっても格好良く扱うことができるでしょう。通販の店・HPによっては「居合いでも使用可」などと謳っていますが、鐔が無いので間違いなく居合いに不向きです。今回の姫鶴購入を機に、途絶していた「色替え姫鶴」特注計画を再始動しようかと考える様になりました。

2021年09月04日

龍馬(りょうま)はね、直柔(なおなり)っていうんだ、ホントはね。

 お土産エンターテイメント部門「龍馬ビール」を掲載しました。

気が付いたら「夜長月」(よながづき)になってしまいましたね。夏休みが終わってしまい、心がやさぐれています。

さて、心境はさておき、知り合いに分け与えるため、取り寄せましたよお。
普段、ビールを飲まないんですけれどね。

 

外箱の様子は、こんな感じです。

 

「ドイツ麦芽100%ノンアルコール」だそうです。
ノンアルコールでも「まさにビールを飲むが如し」だそうです。

 

缶のデザインがチラ見えしています。

 

箱から〝解放〟しましたよっ。

 

缶のデザインは、こんなんです。・・・んっ?

 

ノンアルコールだからって、
「運転中に」    国家権力に疑われちゃう。
「仕事中に」    つまらない管理職にからまれちゃう。
「休肝日に」    普段、ビールを飲まないから別に。
まったく「安心」ではないって。世の中って〝洒落っ気を解さない〟ものでござるゆえ。
場所・状況を鑑みて、楽しみましょう。

 

せっかくなので〝遊び〟で、

〝せんたくいたす〟ジョッキも並べてみる。
冷やしていませんし、知り合いに授けるための土産なので・・・飲みませんよ。

 

別に、我慢ではないので。だってホントに普段、ビールを飲みませんので。
なかなか集まることが憚られる状況なので、これで遊ぶのはちょいと先になりそうです。

2021年09月03日

〝時間の経過〟と〝歴史の重み〟を彩色で表現する「神業」です。

 仏像エンターテイメント部門「毘沙門天 (M-ARTS リアル仏像 茨木Ver.限定品)」を掲載しました。

ちょいと前になりますが、かっての株式会社MORITA様・旧本社ショールームを訪れた経験をお持ちの方とお話する機会がありました。〝パワーのある仏像がゴロゴロしていた〟などという話で超盛り上がりました。そうした奇縁に導かれ、飾り棚で埃を被っていた茨木彰氏が特別に彩色を施された限定品のお話をすることとしました。詳細は失念してしまいましたが、通常版の3体分ぐらいの価格だったと思います。しかしながら現在の特別彩色・限定品の価格と比較すれば、だいぶ〝お手頃価格〟で入手できたものです。画像をタップして本編で「同じ物は二度と造れない」という芸術品をお楽しみください。

2021年08月28日

東京国立博物館の常設展に居る〝木彫りの猿〟。

 

高村光雲(たかむらこううん)による「老猿」(ろうえん)です。
この像は、1893(明治26)年のシカゴ万国博覧会に「老猿」の名で出品されました。
材質は年月を経て茶褐色となった栃(とち)の大木を用い、知り合いから生きた猿を借りてきて観察した上で制作されたのだそうです。
大鷲と戦って殺気立った姿を表現しているのだといいます。
東京国立博物館・本館18室に、10月31日まで居るそうです。〝いつも居る〟印象だったので余り意識していなかったのですよ。
売店に行くと縮小版の木彫「老猿」が販売されています(価格は4万円超でしたか?)。
特にこだわりがある訳ではありませんが、玄関に居ると楽しいですね。いつか連れて帰ります。

2021年08月26日

東京国立博物館・平成館1階ラウンジで模刻「十一面観音立像」をじっくりと観察してきました。

東京国立博物館に2度目の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」拝観に行ってきました。初回は観覧客が多かったこともあり、本物の十一面観音立像を近くからじっくりと鑑賞することができませんでした。ということで予約を入れて開場と同時に本物を愛でようとした・・・のですが、やはり人気の仏像でしかも本物ということですから、人集りができてしまいました。・・・もう、致し方ありません。

垂れ幕、変わらずのデザインです。
梁が大理石というのが洒落ていますね。今まで何度も訪れているのですが、気にしていませんでした。

さて、少々モヤモヤした心持ちで本物の鑑賞を終えた訳です。
売店も素通り、何も購入しませんでした。
そのまま帰る訳にもいかず(別件の用があった為)、だからといって特別展「聖徳太子と法隆寺」をまた観る気にもならず(こちらの方が長い行列ができていました)。

ということで、平成館1階ラウンジで孤独にポツンと立っていた模刻「十一面観音立像」のところに行ってきたのですよ。特別展・聖徳太子の入場待ちの人びとは係員の指示で行列をつくっており、模刻の周辺に人はほぼ皆無の状態でした。

 

もっと近づきます。

ほぼ独占状態で、模刻をじーっくりと観察しました。勿論、本物を観て脳内に残像を残していましたので、比較しながらの観察です。

180度、まわり込んで模刻の姿を撮影しました。
特別展・聖徳太子の列に並んでいた人びとには共感してもらえないでしょうが、とっても楽しかったのです。

 

以前も触れましたが、この像は東京藝術大学大学院美術研究科の朱若麟氏によって模刻制作されたもので、材料・構造技法を検証するため、可能な限り実物に近い技法で模刻研究されたものだそうです。この像の左手側に説明板が設置されていますので、ご興味をお持ちの方はご参照ください。

 

 

これまた以前、イスム様「十一面観音立像」(聖林寺モデル)の新旧比較や新版購入におけるオーディションで持ち運び可能サイズを観察したお話をアップしました。
結論としては職人さんが「手作業で一体一体塗っている」ということで、個体差が生じる=像それぞれに「個性が備わる」という認識で楽しめることが判りました。
本物サイズで、本物を強く意識して模造されています。迫力がありますよね(解ってくださる方がいらっしゃれば嬉しいです)。

 

シルエットが本物と(見た目は)ほぼ同じですよ。

 

本物は絶対に〝天照大神の恵み〟(陽射し)を直にあてることはしませんが、模刻ということでとても明るい環境で楽しむことができます。

 

顔面の金箔のヒビ割れなど、こんなにハッキリと肉眼で確認できます。

 

せっかく下から見上げているので、胸元から顔を観てみました。
金箔の剥がれ具合やヒビ割れ状況が丁寧に表現されています。

 

頭上の〝小さい顔たち〟の表情も、見上げる視点ではありますが、これまた肉眼で楽しむことができます。

 

 

〝後ろから〟だって抜かりはありません。恐るべし「模刻」っ。

 

両手の動きを入れた画像です。これまた迫力のある画になっていますね。

 

左手に持っている花瓶。

 

 

 

 

 

 

 

今度は左手。

 

本物は、薬指に損傷が確認できましたね。

 

下半身に見える〝柔らかな動きを見せる布〟の様子です。

〝天照大神の恵み〟(陽射し)が入ってきて、神々しく見えます。

 

本物は、多方向からスポットライトを浴びているので、金箔が剥がれた黒い箇所も金箔の残痕や下地の漆に含まれる粒子(カ?)でキラキラしているところが幾つもありました。

 

本物だと、腕から垂れている天衣は細かくしかも連続してヒビ割れが生じています。
模刻ですと、そのヒビ割れは最小限にされていますね。

 

最後に足元の様子です。

 

うお、蓮華台なのでブツブツまで再現されているっ。

光背を差し込む「枘穴」(ほぞあな)も、しっかりと再現されているっ。

 

 

模刻と侮ることなかれっ。
販売されている公式図録『国宝聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ』に掲載されている本物の写真と見比べて楽しんでみてください。

まずいっ、原寸大の模刻が欲しくなってきたーっ。

2021年08月23日

これで〝京に行って帰って来た感じ〟を実感します。

 お土産エンターテイメント部門「生茶の菓&夏限定・涼茶の菓」(京都府)を掲載しました。

〝京に行く用事〟など幾らでも生み出せるのに、今夏は断念せざるを得ませぬ。
親族に抹茶の菓子を贈る機会がありましたので、折角ということで取り寄せてしまいました。
以前、知り合いからの献上品として、通常の「茶の菓」のお話をしました。
今回は、先ず夏限定の「涼茶の菓」を紹介致しましょう。

 

この綺麗な淡い抹茶色の包装を解きますと、

 

箱はこの様な感じです。

 

ふたを開けると、

 

中から個別包装を取り出して

こうなります。

 

 

次、「生茶の菓」いきましょう。

実際に〝濃い抹茶味〟なので、包装紙も濃い抹茶Ver.ですな。

 

包装を解くと、お洒落な箱が登場します。

 

ふたを開けると、お洒落な説明書があり、

 

説明書を除けると、

丁寧にひとつひとつが包装されています。

 

2種類の中身は、こんな感じです。

「涼茶の菓」は、お濃茶ラングドシャ(クッキー部分)にホワイト・チョコレートを練り込んだものになっています。通常版はホワイト・チョコレートをラングドシャで挟んでいます。気になる方は〝夏のうち〟に両方購入されて比較なさるがよろしいかと存じます。いずれも美味であります。
「生茶の菓」は、冷やして食する濃い抹茶の生チョコレートです。冷凍してもガチガチに凍るわけではありませんので、これまたお洒落で美味な和菓子でございます。

 

「京のほんまもん」を届ける、マールブランシュ オンラインショップ」
(https://www.malebranche-shop.jp/)
に掲載されている写真をご覧になれば、求めずにはいられなくなりますよ。

2021年08月22日

東京国立博物館の常設展で模造「赤絲威鎧」と戯れてきました。

東京国立博物館に2度目の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」拝観に行ってきましたが、その話は別の機会として、今回は常設展(本館13室)に居る模造「赤絲威鎧」(あかいとおどしのよろい)のお話です。

モデルは武蔵国・御嶽神社(みたけじんじゃ)が所蔵する、畠山重忠(はたけやましげただ)によって奉納されたと伝わる国宝「赤絲威鎧(兜・大袖付)」です。ほぼ全ての部分品が揃い平安時代後期の大鎧の姿を伝える名品です。
現在、本館13室で展示されているのは、1937(昭和12)年に小野田光彦氏が制作した模造で、制作時・往時を偲ばせる鮮やかな糸と金具、革所(かわどころ)、漆塗部分が見事に復元されています。

 

まずは「星兜」(ほしかぶと)です。
〝星〟とは頭部を護る「鉢」(はち)の板金を繋ぎ合わせる鋲(びょう)のことで、板金の繋ぎ目にこの星が並び打たれていることから星兜と呼ばれるようになったそうです。
こちらは「鍬形」(くわがた)の無い兜になっています。

額を護る「眉庇」(まびさし)の上に、金色の「篠垂」(しのだれ)が据えられています、
左右に拡がる「吹返」(ふきかえし)は正面に「画韋」(絵韋とも:えがわ)を貼り、左右から飛んでくる矢の攻撃を防ぐ役割を果たしていました。

星兜を、斜め上から観てみます。
この状態でいると、顔面や首・胸元に矢が飛んできた時に無防備となってしまいます。
ですから戦場では、この姿勢で飛んでくる矢を見るようなことにはならないよう気をつけねばなりません。
星兜の頭頂部に金色の金具が据えられています。幾つもの金具の集合体(八幡座と総称されます)で、これは「頂辺」(てへん)の穴と呼ばれ、髻(もとどり)を出す穴でした。蒸れを解消する役割もあります。

側頭部から後頭部を護る「𩊱」(しころ)は、鉢の下縁を一周する「腰巻板」(こしまきいた)から下げていく部位で、まるで傘の様に拡がっている小札(こざね)を重ね繋いだ部分です。赤糸で威された4段が顔の横で大きく反り返り、正面に画韋を這っています。が吹返です。
𩊱の再下段が「菱縫板」(ひしぬいのいた)といい、首と背中の境目を護る機能を有しています。

鉢の左右に赤い紐が出ている箇所があります。これは「兜の緒」(かぶとのお)で、兜の内側から顎に二重に掛けて結び固定します。

星兜の後ろを斜め上から観ています。
頭頂部に「頂辺」の穴が見えます。なかなか大きな穴で、ここに流れ矢が入ったら・・・と考えれば、これは致命的な弱点でもあります。
八幡座のすぐ下に「総角付鐶」(あげまきつけのかん)という金色の金具があり、ここに赤い房付の「総角」(あげまき)が下げられています。
原則〝敵に背を見せない〟のが武士(もののふ)の心意気ですが、この状態では流れ矢が飛んできても後頭部・首の付根に刺さることは、まずありません。

水平方向からの矢は、余程運が悪くなければ通さないはずです。
下から見上げると隙間がある様に見えますが、大鎧を着用するような大将格は、背後を警護する部下が複数居ますので、この角度からの攻撃を受けることは非常事態を除けばありません。
また、この画像に見えていますが、大袖(おおそで)が前方に垂れてしまわぬ様に鎧の背中にある総角に左右それぞれ2箇所ずつ結ばれています。
鎧を着用すると左右に腕が出ます。その上に大袖が掛かります。後方で総角に結ばれていることで後方の隙間が狭まることになるのです。

 

胸部に注目してみましょう。

左胸にあるのが3段構成の「栴檀板」(せんだんのいた)。
右胸にあるのが1枚構成の鉄板「鳩尾板」(きゅうびのいた)。
胸から腹に掛けて画韋が貼られている部分が「弦走韋」(つるばしりがわ)といいます。
弓で矢を射る際、
 ・開いてしまう脇と胸を防御する。
 ・栴檀板は弓射や太刀を振る際に妨げとならぬ様に屈伸する構造。
 ・弓を引き易い(弦・矢が引っ掛からぬ)ように、鳩尾板が小さめになっている。
 ・胸や腹の小札上に弦走韋を貼り、弓の弦や放った矢、腕が引っ掛からぬようにする。
という機能を有していました。
しかしながら、矢を放った後の弓の弦は身体の外側をまわるので、弦走韋は鎧の形状維持を補強する役割があったと考えられています。
因みに大鎧を着用すると、想像以上に胸の前で弓を引かねばならなくなります。
現在のアーチェリーの様に弦を胴体に付けることができず、兜の吹返もあるので顔に近付けることもできません。
大鎧を着用するならば相当難儀な態勢で、弓射・騎射をせねばならんのです。

中央が胴体を護る正面の様子、左が左の大袖、右が右の大袖の様子です。
大袖は平安時代後期~鎌倉時代前期あたりまで6段が多く見られました。縦長の四角形をとっており、飛んでくる矢を防ぐ盾としての機能に重点が置かれています。大鎧には例外無く大袖が付いています。上の画像の様に、𩊱の再下段「菱縫板」と大袖上部「冠板」(かんむりのいた)が重なるので隙間が最小限となります。至近距離の決闘状況でなければ、矢は放射線軌道で飛んでくることが多いので、これで防御することができます(100%完璧ではありませんが)。
因みに、映画などで描写される〝矢の雨を降らせる〟ような攻撃は中世前期の段階ではありませんでしたからね。

 

腰回りに注目してみましょう。

左の画像では、右脇腹から腰にかけてを防御する箇所が分割できるようになっていることが判ります。
これは「脇盾」(わいだて)といい、「壺板」(つぼいた)と称される鉄板で右脇・右腰下を護る部位です。壺板の部分には弦走韋と合わせた画韋が貼られています。

右の画像では、正面の弦走韋が左脇腹の前部まで繋がり、途中から小札の連結に切り替わっています。

鎧を着用する者の視点から、正面→左側面→背面をグルリと囲む一体化した構造になっており、こちらを装着したら、先に身に付けた脇盾の金具に引合緒(ひきあわせお)・胴先緒(どうさきお)を通して結び付けます。これで胴体の全方位が防御できるようになります。
左側から攻撃されたり、敵に左側を向けることが多いことから、若干左側の装備が頑丈な構造になっている鎧も多いそうです。
因みに、この模造大鎧は左脇を覆う部分に「脇板」(わきいた)が備え付けられていますが、それは鎌倉時代後期からのことで、平安時代の大鎧には脇板は付かないそうです。

腰・大腿部を護る「草摺」(くさずり)が大鎧なので前後左右4面に付けられています。

騎馬の際、跨がる鞍の前後の突起(前輪・後輪:しずわ)があるため、前後の草摺は左右に比べると短めになっています。

腹巻(はらまき)や胴丸(どうまる)の草摺は細分し、動き易くなっています。
時代が下った当世具足も同様ですね。

 

いやぁ、大鎧、欲しくなってしまいましたねぇ。

 

この模造「赤絲威鎧」は、8月22日まで東京国立博物館・本館13室で展示されています。この場所には8月24日から石井善之助氏による模造「紫糸逆沢瀉威鎧」(むらさきいとさかおもだかおどしのよろい)が配置される予定です。

この模造「赤絲威鎧」は、東京国立博物館ではもう観ることができなくなる訳ではなく、不定期で展示物の入替があるので、しばらく経ったら別の場所(展示室)で逢うことができるでしょう。

待ちきれない方は、武蔵御嶽神社宝物殿に国宝「赤絲威鎧」を訪ねて行かれるがよろしいでしょう。土・日曜、祝日の開館(月~金曜は閉館)となっていますので、注意しましょう。

2021年08月21日

この〝眼ぢから〟に落とされてしまいました。

 仏像エンターテイメント部門「毘沙門天(イSムStandard)」を掲載しました。

相模国・願成就院が所蔵する、北条時政の願いが込められた運慶作・毘沙門天をモデルにしたStandard版のお話です。現存する本物の顔面は、後世の補修箇所が多いことが指摘されていますが、圧倒的な〝眼ぢから〟は健在なのです。また、現在では入手困難になっていますが、講談社『週刊 原寸大 日本の仏像』№40の「願成就院と浄楽寺 運慶仏めぐり」に掲載されている本物(願成就院の毘沙門天立像)の各写真と比べると、驚愕の「瓜二つ」ぶりっ。多少格好良くなるようデフォルメがあると予想しますが、概ね本物と同じ造形になっています。〝眼ぢから〟だけでなく、優雅かつ精悍なシルエットもまた魅力となっています。安定の人気を誇り、知り合いたちも購入している超ロングセラーの逸品でございます。願わくば、相模国浄楽寺が所蔵する、和田義盛の願いが込められた運慶作・毘沙門天も商品化していただきたく存じます。

2021年08月20日

東京国立博物館の常設展で江田船山古墳出土「鉄刀」を愛でてきました。

東京国立博物館に2度目の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」拝観に行ってきましたが、その話は別の機会として、今回は肥後国の江田船山古墳(えたふなやまこふん)から出土した鉄刀について注目してみます。

 

江田船山古墳は、清原古墳群(せいばるこふんぐん)の中心的な前方後円墳で、5世紀後半~6世紀初めの築造と考えられています。
1873(明治6)年の発掘により、後円部の石棺式石室より副葬品が一括出土しました。

 

1873(明治6)年元旦早朝、地元の池田佐十(いけださじゅう)の枕元に白装束の武士が現れて江田船山古墳のある場所を指し〝掘る〟ように告げたといいます。こんな事が3日続いたことから池田佐十がその場所を掘ったところ石棺を発見し、中からたくさんの副葬品が出土したといいます。当時の白川県(現・熊本県)が明治政府に報告、出土品は博物館(現・東京国立博物館)に買い上げられました。
そのうちのひとつが「江田船山古墳出土鉄刀」です。

 

こうした経緯から、東京国立博物館の常設展に国宝指定を受けた、この鉄刀が展示されているのです。

全長90.9㎝ですが、茎(なかご)が欠損しているため刃渡り85.3㎝の鉄製直刀になっています。
大正末期、研ぎ師によって研磨され、約75字が範読できるようになったそうです。ただ研磨の際に剥落して喪失した部分があると考えられています。文化財の取り扱いが未発達な時期に起こった悲劇ですね。

刀身部は黒ずんでいましたが、1991(平成3)年に保存修理がなされ、象嵌部分の銀色が可視化できるようになりました。

刀背部の銀象嵌75字、
「治天下獲□□□鹵大王世、奉事典曹人名无□(利カ)弖、八月中、用大鐵釜、井四尺廷刀、八十練、□(九カ)十振、三寸上好□(刊カ)刀、服此刀者、長寿、子孫洋々、得□恩也、不失其所統、作刀者名伊太□(和カ)、書者張安也」
が有名ですが、これ以外に刀身側面関(まち:刀身と茎の境界部分)には差し表(さしおもて)側に馬(天馬?)と九曜文が、差し裏(さしうら)側には魚や鳥が彫り込まれています。
この様に、関(まち)周辺の象嵌絵画が見易いライティングがなされています。

 

前回は時間の制限があったので撮り忘れてしまいましたが、今回はしっかりと刀背部の文字を撮ってきましたよ。

 

 

 

映りの良好な画像を掲載しているので、文章が繋がっている訳ではありません。

薄暗いところでピンポイント照明が当てられているので、安物デジタルカメラで文字が明瞭な画像がなかなか撮れず、何枚も撮影していたところ、学芸員のお姉さんに監視されていました。恥ずかしい。

いつも本物に集中してしまうのですが、〝心にゆとりがある〟ことにより、こんな情景を目にすることができました。

 

 

 

 

これだから、東京国立博物館はとても楽しいのです。

2021年08月19日

東京国立博物館の常設展で展示「刀剣」たちと遊んできました。

本物の聖林寺十一面観音をじっくりと鑑賞するため、早起きして行ってきましたよ。東京国立博物館(トウハク)へ。
涼しいうちに、ということで開場時間からの予約を入れて向かいました。世間の方々は「暑い」と言われていますが、風の流れがあるので心地良かったですよ。

んーっ、いい天気でした。

・・・イヤイヤ、折角平日の開場時間を狙ってきているのに入口付近に列ができていました。「この列は聖徳太子を目当てに来た人びとだ」と言い聞かせ、列に並びましたが、直ぐにゲートを通過できました。

 

はいトーハクくんとユリノキちゃん、久し振り。
お互いにマスクを着用している状態での再開を果たしました。
・・・話は脱線しますが、往来の過程で感じたのは「マスクを着用しない人」「マスクを着用しても咳をしている人」「ずーっと喋っている人」の多いこと。これでは感染拡大となりますわな。

 

今回は、常設展に居た刀剣たちのお話にしますね。

まずは、

南北朝時代の「長船長義」(おさふねながよし)。刃部が下に向けられていますから太刀ですな。

 

どんどん、見て行きますね。

鎌倉~南北朝時代の「相州貞宗」(そうしゅうさだむね)。国宝に指定され、名物〝亀甲貞宗〟(きっこうさだむね)と呼ばれています。刃部を上に向けているので打刀ですね。

 

室町時代の「長船宗光」(おさふねむねみつ)。脇指でござる。

 

室町時代の「金房政長」(かなぼうまさなが)。
金房派(かなぼうは)は大和国の刀鍛冶集団です。
太刀なので刀身の差し表に「大織冠神寳」(たいしょくかんじんぽう)と彫りが入っています。
「大織冠」とは中臣鎌足(なかとみのかまたり/ふじわらのかまたり)のことで、大和国談山神社(だんざんじんじゃ)に長く伝来していたということです。

 

江戸時代の「山城大掾国包」(やましろだいじょうくにかね)。

 

江戸時代の「大慶直胤」(たいけいなおたね)。脇指でござる。
梵字と倶利伽羅龍が彫り込まれています。

 

ちょいと脱線して、

安土・桃山時代の「金家」(かねいえ)による野晒図鐔(のざらしずつば)。
居合刀・圧し切り長谷部の特注で、本歌(ほんか:本物のこと)の裏側のデザインが当時判らなかったため、武装商店・店主様のご提案にて野晒図にしたという経緯がありますので思い入れがあり、今回の〝再会〟(これまでに何度も観ているので)は、嬉しい限りです。他の鐔・刀装具たちゴメン、省略するっ。

 

鎌倉時代の「畠田光守」(はただみつもり)。重要美術品の脇指でござる。
畠田派(はただは)は備前国(現在の岡山県)を拠点とする刀鍛冶の一派です。
因みに「重要美術品」とは、重要価値を有すと認定された準国宝級の文化財を指しており、文化財保護法によって認定・名称は廃されてしまいましたが、輸出・移出の際には関係大臣の許可が必要とされています。

 

鎌倉時代の「大和千手院」(やまとせんじゅいん)。重要美術品です。
千手院派(せんじゅいんは)は、大和五派のうち最古の流派で、大和国東大寺の千手院に属した刀工集団です。

 

鎌倉時代の「二字国俊」(にじくにとし)。

 

鎌倉時代の「粟田口国吉」(あわたぐちくによし)。重要文化財に指定されています。

 

鎌倉時代の「古青江康次」(こあおえやすつぐ)。重要文化財に指定されています。

 

平安時代の「古備前正恒」(こびぜんまさつね)。

 

鎌倉時代の「福岡一文字吉房」(ふくおかいちもんじよしふさ)。国宝に指定されています。

 

鎌倉時代の「綾小路定利」(あやのこうじさだとし)。重要文化財に指定されています。

 

鎌倉時代の「来国光」(らいくにみつ)。国宝に指定されています。

 

 

展示場所が変わりまして、

室町時代の「溜塗打刀」(ためぬりのうちがたな)。
「明智拵」(あけちごしらえ)の通称が有名ですね。
こちらも居合刀の特注をお願いしたことにより、思い入れのある一振りです。

萌葱色(黄緑色)と推測される柄糸の天正巻です。
柄頭が大きく張っているのも特徴ですね。柄頭近辺に鮫皮の親粒が見えています。
鐔は居合刀にも採用されている「瓢箪透かし」のデザイン(こちらが元です)です。

返角(かえしづの)の近辺に複数の圧迫痕(あっぱくこん)等が見えますね。
実戦的に用いられたことが推測されます。

鞘尻に注目すると通常の木製鐺は当てられていますが、鐺金具は無い様です。

鞘の木地を覆っている漆塗りの膜が剥がれているのでしょうか、損傷している様に見えます。
こんなん観ていると、また特注をお願いしたくなってしまいます。

 

明智拵の隣に居たのが、

安土桃山時代~江戸時代にかけての制作と考えられている「青漆銀流水文半太刀大小拵」(せいしつぎんりゅうすいもんはんだちのだいしょうこしらえ)でした。

 

鎌倉時代の「長船景光」(おさふねかげみつ)。重要文化財に指定されている薙刀(なぎなた)でございます。
薙刀の遺品は現存しにくい文化財(武器)です。
歴史上の人物たちが〝自分の体型〟に合わせて「磨上」(すりあげ)というとんでもないことをしてしまうからです。
太刀・打刀ならまだしも、脇指にする様な族(やから)は許し難いです。

 

そこそこ駆け足で観てまわりました。
それでもたくさんの刀剣たちと遊べて、とても楽しかったです。
「撮影禁止」の表示がなされている刀剣は、当然ですが撮影さえもしていません。当たり前ですが常識的なマナーは堅守する方針ですので、今回掲載した刀剣たちは撮影O.K.となっているものばかりです。
学芸員の方々の監視がありますが、アノ展示状況ですと撮影禁止対象の刀剣でも撮ろうと思えば撮れてしまいます。鑑賞者の良識・良心に委ねられているところが大きいことも自覚・認識しましょうね。

 

東京国立博物館の常設展で、刀剣は定期的に入れ替えがなされます。
東京国立博物館公式HPを参照されると現在展示されている刀剣は勿論、次回の入れ替えが何時で「何が展示されるか」が判りますので、楽しみ方の幅・深さが広まります。

2021年08月18日

掌・吉祥天、細密現存仕様は未だ連れ帰ることができますよ。

 仏像エンターテイメント部門「吉祥天(イSム「掌」 細密現存仕様 200体数量限定)」を掲載しました。

前日に続き、連れ帰った掌・吉祥天の細密現存仕様のお話です。同時に2パターン(復元極彩色/細密現存仕様)を発売するということは、2種類を同時進行で制作することになりますし大変なことと存じます。いつもは像の出来具合を称賛する内容で記事をまとめることが多いのですが、・・・今回の吉祥天は2種共に同箇所の塗りが「雑」であったことを指摘することになってしまいました。TanaCOCOROサイズであっても素晴らしい造形と塗りが施されているのですが、目立たない場所の同箇所で複数の「はみだし」等が目に付くのは、もはや該当箇所の彩色担当者の問題ではないでしょうか?商品化の決定から発売までの期間に余裕を持たせるか、彩色担当の方の技術および意識向上に力点を入れられるか・・・。余計なことかもしれませんが、今後も末永くインテリア仏像を楽しんでいきたいので苦言を呈してしまいました。この文章を読まれた皆様には誤解をしないでいただきたいです。本編にも述べている様に2種類の吉祥天はどちらも美しく、そして素晴らしい商品でしたよ。モデルを所蔵している京都・浄瑠璃寺をまた訪れたくなる魅力を有した像だと感じています。

2021年08月17日

掌・吉祥天、復元極彩色仕様は売り切れてしまったそうですよ。

 仏像エンターテイメント部門「吉祥天(イSム「掌」 復元極彩色仕様 100体数量限定)」を掲載しました。

予定していた大和国遠征の中止により、ほぼ外出をせずに色々と活動しておりますよ。先日、株式会社MORITA様のロジスティックセンターにうかがい、連れ帰った掌・吉祥天の復元極彩色仕様のお話です。何度でも訪れたい「山城国・浄瑠璃寺」所蔵の重要文化財・吉祥天立像をモデルとし、造像の鮮やかな彩色をイメージしており、立てているだけで周りが安寧になっていく様です。宝冠や瓔珞の造形がTanaCOCOROシリーズにもかかわらず超絶・細かいのです。感動モノです。素晴らしい造形なので、発売日を前にして「売り切れ」てしまったそうです。人気のある仏像がモデルだと、限定100体は少ないですなぁ。

2021年08月16日

吉祥天2体を迎えに行ったら、「仏像ワールド」の凄さに遭遇。

発売されるということで、お邪魔してきましたよ。東松山のロジスティックセンターへ。
社長様はじめスタッフの皆様、いつもお世話になっております。

今回は、限定数発売の掌TanaCOCOROシリーズ「吉祥天」2体でございます。

現在でも平安時代後期~末期の雰囲気を漂わせる、京都・浄瑠璃寺モデルです。
具体的なお話は、また、改めてするとして・・・。

社長様をはじめ、いつも対応してくださるスタッフの皆様から温かく、御丁寧なご対応・ご説明を頂戴致しました。毎回、感謝の気持ちでいっぱいになります。

上野の東京国立博物館で開催されている特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」のお話になり、
 「仏像ワールドの木造・十一面観音の広告がありましたよね。」
 「あの広告から、ご購入されたお客様がいらっしゃいますよ。」
 「あの木造・十一面って、写真で見ただけですけれど出来が凄く良いですもんね。」
 「ご覧になりますか?」
 「えっ、いいんですかっ?お願い致します。」
という流れで、嬉しいことに実物を見せていただくことになりました。

比較対象はありませんが、見慣れたポリストーンの十一面観音よりも背が高いのです。
ポリストーンのインテリア仏像が気に入って、購入させていいただいておりますが、こうして木造の実物を目の前にすると、ポリストーンの仏像とは異なる佇まいが伝わってきました。
言葉で表現するのが難しいのですが木造ならではの〝しっとり感〟、そして木材が有する〝艶やかな生命感〟ですよ。

見たままに「ポリストーンとは別で、とても美しいですね。」と言ったら、
スタッフの方が「データを取って型取り・彩色をしていますからね。あと、よく見ると木目が判るんですよ。」と説明してくださいました。

携帯電話のカメラで撮影させていただきましたが、

首から肩にかけての金色彩色部分に木目を確認することができます。

 

臀部の黒くなっているところにも、縦に木目が走っているのが見えます。

 

足元の金色彩色が施されているところ、そして台座にも木目が見えます。

「この木目は、もちろん個体差がありますよね?」
「そうですね、1体1体違うものになっていますね。」
おぉ、個性が際立っているのかぁ・・・。
以前うかがった時にポリストーンの十一面を複数比較させていただいたので、この木造・十一面の持つ個性に心を鷲掴みにされてしまいました。
「『仏像ワールド』の方も、よろしくお願いしますねっ。」と最後に心に突き刺さるお言葉。仏像ワールド・ブランドのラインナップはいずれも素敵なのですが、価格が大物なので経済的に備えなくてはなりません。

 

話の流れで、木造・秋篠寺の伎芸天も現物を見せていただきました。

 

 

なんと艶めかしく美しいのでしょう。いかん・・・、木造の魅力にハマりかけてしまっているっ。

スタッフの皆様、お忙しいところ、楽しい時間をご提供くださいまして有り難うございました。

2021年08月11日

唐招提寺の戒壇前で絶句・感動。

 探訪エンターテイメント部門「大和国唐招提寺(奈良県)」を掲載しました。

予定していた大和国遠征が、緊急事態宣言+蔓延防止等重点措置が発せられたことにより中止となってしまいました。なので数年前に訪れた唐招提寺のお話です。
遣唐使船に乗って中国・唐王朝に渡った栄叡(ようえい)と普照(ふしょう)が10年にわたる滞在生活の中で、〝戒律を授ける僧〟鑑真の存在を知ります。両者が熱心に鑑真へ来日を要請し、鑑真もまた両者の熱意に応え海外渡航の禁を侵してまで日本への渡海に挑みます。この時の鑑真の決意には、もちろん彼の宗教上の確固たる信念があった訳ですが、他にもきっかけがあったのだそうです。717(霊亀3/養老元)年派遣の第9回遣唐使で天武天皇の孫・長屋王が「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」と縁に刺繡した袈裟を1,000枚贈ったといいます。時期は定かではありませんが、鑑真はこの長屋王が贈った袈裟に触れ、日本での活動も考えるようになったそうです(淡海三船『唐大和上東征伝』)。栄叡・普照らは第10回遣唐使で渡海していますから、幾つもの奇縁が結ばれて鑑真の来日が実現するのです。唐招提寺の戒壇を前に、1,300年程前の人びとの〝思い〟を感じ取ることができ感動してしまいました。また、訪れたいと考えています。

2021年08月10日

暑中にあっても軍事演習‐帝釈天軍団の場合‐。

暑うございます。
・・・とは言いながらエアコンは使わず、窓を開けて風の流れをつくり、涼んでいます。
銅鐸を吊して、涼しげな音色を楽しもうと考えていたのですが、もう数日かかりそうです。

 

暑いとはいっても、堕落してはなりませんからね。
気持ちを引き締めるために「軍事演習」を実施しました。
今回は帝釈天に動員令をかけました。

今回、動員に応じたのは5体でした。もっと居るのにィ。
中央に陣取っているのがM-ARTSキャンペーンの帝釈天(非売品)。
左右にそれぞれ2体ずつ、計4体のイSムPremiumの帝釈天が〝鶴翼の陣〟で備えています。

真ん中の帝釈天が総大将です。
帝釈天自身も白象(アイラーヴァタ/アイラーヴァナ)も全身が黒塗です。
護衛の帝釈天4体は、彩色が施されていますが、それぞれ個性があります。

 

おっと、左翼・右翼がそれぞれ前進してきました。

 

左翼・右翼が〝弧を描いて〟進んできています。

 

近寄り過ぎ。危ないって、ストーップ。何してんの?キミたち!

このままだと包み込まれてしまいます(敵だと「呑み込まれてしまう」となります)。
「味方」だから良いものの、敵を前にしたら彼らは完全包囲の上で総攻撃をかけることでしょう。

 

 

 

こんなに暑くても、帝釈天軍団キレッキレの動きをします・・・さっすが。

2021年08月05日

「まぐろ」のおかげで〝ちょっと元気〟になりました。

相も変わらず、休日の無い状態で仕事が続いており発狂寸前でございます。

篁千礼氏の特別彩色・毘沙門天2020 Limitedでなかなか手間がかかったので、ここで息抜きをさせていただきます。

先日ですが、知り合いのSumo-Wrestlersと一緒に〝隠れ家〟的なところに行ってきましたよ。別に隠れている訳でもなく、隠している訳でもありませんがね。

だって、・・・

こんなの見せられたら、行かない訳にはいきませぬ。
何、この「まぐろ中落ち」って???
・・・ということで、頼みましたよ、Sumo-Wrestlersが。
しかしながら運命の巡り合わせ、訪れた時間が遅かったために残念ながら1名分しか残っておりませんでしたとさ。
Wrestlersは2名、1名分の「まぐろ中落ち」を仲良く分けて喰らっていました。

 

Wrestlersが頼んだものを、写真に撮らせてもらいました。
対面のWrestlerの元から写真を撮るためだけに手前に引き寄せました。ですから、上下逆転の画像になっています。
コレ、裏面も身が付いているので、Sumo-Wrestlersは仲良く4筋ずつ表裏を分け合っていました。キミたち、ホント仲いいなっ(笑)。

当たり前ですが、Wrestlersが中落ち以外にもいろいろ頼んで貪り喰らっているのをよそに(観ているだけで腹一杯になるので完全に無視しています)、今回頼んだのはこんな組み合わせでしたよ。

左が「本まぐろ祭」メニューより「まぐろ4種重」。
右が通常メニューより「ミニ十勝丼・小そばセット」です。

(数え切れない程行っています)以前訪れた時、小さい十勝丼を単品で頼んだ時、美味でしたので再び頼んでしまいました。
最近、ちゃんと食事をとっていなかったので、ゆうーっくりとマグロ他を楽しみましたよっと。

 

因みに「本まぐろ祭」が始まって最初の訪問時には、メニューの表紙にあった

左が「まぐろ中落ち」、右が「まぐろみだれ丼」を頼んでいます。
これだけで約3,500円でした。
楽しく、かつ美味かったのですが、この日は就寝まで口の中(そして胃の中)はマグロの風味に支配されてしまいました。

もうちょいと踏ん張ったら夏休みの到来です。
休みに入ったら、また「本まぐろ祭」に行くことを予定しています。

2021年08月03日

3色のメダル・カラーを纏った、特別な毘沙門天。

 仏像エンターテイメント部門「毘沙門天 2020 Limited(イSム Standard 篁千礼氏特別彩色)」を掲載しました。

久し振りに江戸に出向いたことで、オリンピックのために厳戒態勢が敷かれていた現状に直面しました。ニュースでは知っていましたが、あまり意識をしていなかったのです。でも、この状況を目の当たりにし〝眠らせていた〟特別彩色の毘沙門天の存在を思い出したのです。篁千礼氏による特別彩色Limitedシリーズの毘沙門天で、金・銀・銅のオリンピック・メダルカラーを身に纏っています。「さすがプロフェッショナル」という配色で、全体の調和が素晴らしいのですよ。当家ではStandardサイズを入手したのですが、S-Classサイズのみ鎧の縁(へり)に「月桂樹」を遇っているのだそうです。技術力を向上させたら、自身で縁に月桂樹を描き入れようと考えています。

2021年08月02日

「国宝 聖林寺十一面観音‐三輪山信仰のみほとけ」、拝観してきました。(1回目)

インテリア仏像で扱った大和国聖林寺十一面観音立像の本物と模刻に逢いに行ってきましたよ。
2週間超ぶりの休日だったので、早起きして上野の東京国立博物館に向かいました。

このご時世、「トーハクくん」と「ユリノキちゃん」もマスクを着用していました。

 

拝観予約をしたのですが開始時間に間に合わず、それでも本館特別5室における展示なのでゆっくりと拝観できました。
密にならぬ様に拝観人数の調整がなされていましたが、やはり本物の十一面観音のまわりには人が集まっていて、じっくり・しっかとりという訳にはいきませんでした。
平日の早い時間に再度拝観しに行くこととします。

 

図録を購入する際、希望すれば(当然、有料)限定朱印をいただくことができます。
観音堂の改修のための「出張」ですからね。
グッズを購入するだけでなく、こうした支援もしながらご縁を紡ぎ、功徳を積むことができたと感じています。

 

十一面観音立像の模刻が居るということを聞いていたので、探してみましたが本館の特別展がおこなわれていた周辺には居ませんでした。
探したら・・・居ましたよ、平成館のラウンジ(休憩スペース)の窓側に。

周囲には休憩している人びとが多かったのですが、ほぼ模刻のことを気にしていない様子。
そんな雰囲気を全く無視して模刻にまっしぐらに向かって行き、バシバシと写真を撮りましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この立像は、東京藝術大学大学院美術研究科の朱若麟氏が模刻制作されたもので、材料・構造技法を検証するため、可能な限り実物に近い技法で模刻研究されたものだそうです。三次元計測や透過X線撮影などの科学的なアプローチがなされ、何と内部構造までも再現されているそうです。
この様な本物に忠実な模刻は展示が終わったらどうするのだろうと思いましたが、朱さんは中国に持ち帰りたいと考えているのだといいます。制作された方ですからね、中国でも素晴らしい評価を得ることでしょう。

 

 

東京国立博物館は特別展だけでなく「常設展」も充実しており(当然ですが)、館内を散策すれば数時間楽しむことができます。

時間の制限があったので、本館1階の興味ある文化財だけ駆け足で観てまわりました。

 

模造「赤糸威大鎧」(あかいとおどしおおよろい)は何度も観ていますが、今回はぐるりと写真を撮りながらまわってみました。

 

武蔵国・御嶽神社に畠山重忠が奉納したと伝わる大鎧の模造です。
模造でいいので欲しいです。

 

刀剣コーナでは、

「厚藤四郎」(国宝)

 

「手掻包永」(重要文化財)

 

「来国行」

 

などが居ました。2階に行けば、もっといろいろな刀剣と逢えたのですが、このあとに用事があったので、次回の楽しみとなってしまいました。

 

時代は異なりますが、

肥後国「江田船山古墳出土鉄刀」(国宝)

 

動物の銀象嵌にライトが当てられ、観察しやすくなっています。
刀背の銘文を撮ることを失念してしまいました。それくらい時間に追われていたのです。

 

 

最後に「石人」(重要文化財)。

筑紫国造磐井の墓と伝わる岩戸山古墳から運ばれてきましたよ。
360度、どの方向からも観察することができます。

 

「石人」という呼称から、ゴッツい感じがします。
でも、回り込んでみると・・・

 

・・・案外、薄っぺらい。

 

背面はこんな感じです。

 

後ろにまわってみると、肩の部分に補修痕跡が見えます。
こうして〝遊び相手たち〟と交流していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

いったん、ここで話を切り上げますね。

2021年07月23日

「リペイント」という改造の賜物‐六波羅蜜寺モデル・空也上人編‐。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑦ イSム「掌」空也上人の燻し銀リペイント」を掲載しました。

空也ネタ3連戦にして、ファイナルです。以前、中古で入手したイSム・空也は、仕事場の机上で何の目的もなく、ただただ念仏を唱えていました。すると、知り合いの「スペクトルお兄」さん(https://twitter.com/rsyouta)がリペイントしてくれる、という話になりまして、「任せるから、楽しんで塗って。」という軽い気持ちで改造を依頼しました。格好良くしてくれることは判っていましたが、予想を遙かに超える〝別の空也〟にしてもらいました。その素晴らしさは本編でご確認ください。今回の企画に全面協力をしてくれた「スペクトルお兄」さん(https://twitter.com/rsyouta)、有り難うございました。今後とも、どうぞ、他の改造(リペイント)もよろしくね。

2021年07月19日

「康勝」が「光勝」の像を造ったのは洒落ではありません。

 仏像エンターテイメント部門「空也上人(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム様初の人物彫像を商品化した「空也上人」のお話です。有名な彫像を身近に楽しむことができることは素晴らしきことです。〝気持ち悪い〟とか〝怖い〟などという意見もあるでしょうが、このサイズなら慣れてしまえば大丈夫。空也像に限ったことではありませんが、本物に匹敵する造形であるからこそ溢れてくる迫力は凄くて素晴らしいです。でも、S-Classで発売するのは止めてくださいね。

2021年07月15日

「リアル仏像」阿修羅のファイナルです。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(M-ARTS リアル仏像 復元極彩色仕様・廃盤)」を掲載しました。

「リアル仏像」阿修羅シリーズの単独検証、最後のお話です。Standardサイズの極彩色Ver.で、文化財用大型X線CTスキャナで得られたデータに関連させた内容にしています。この「リアル仏像」阿修羅・極彩色は計3回、中国の工房に渡って改造手術を受けています。現在は痛まぬ様に箱詰め封印されていますが、阿修羅特集の記事をまとめる際には封を解きます。「リアル仏像」阿修羅・通常版はリニューアルされ、「リアル仏像」阿修羅・茶色Ver.はブランド50周年記念で限定再販されています。極彩色Ver.はどのタイミングで再販されるのでしょうかね?楽しみにしています。

2021年07月04日

表面加工にこだわりがある有柄銅剣レプリカです。

 歴史エンターテイメント部門「佐賀県吉野ヶ里遺跡 把頭飾付有柄銅剣」(肥前国)を掲載しました。

有柄銅剣レプリカ、通算3振目のお話です。ペーパナイフではない有柄銅剣レプリカの魅力は(ほぼ)原寸大であることに起因する〝迫力〟です。本物は博物館のガラスケース内に展示されているのをガラス越しに覧るしかありませんが、レプリカだと実際に手に取って「遊ぶ」ことができますからね。最初は全く意識していませんでしたが、数が増えていくことで、それぞれが持つ〝個性〟に気付き、違う物であれば可能な範囲で獲得するようにしています。

2021年06月26日

〝一面二臂〟の聖観世音菩薩です。

 仏像エンターテイメント部門「観音菩薩(イSムStandard 薬師寺東院堂・聖観音菩薩モデル 廃盤)」を掲載しました。

既に廃盤となったイSム様「観音菩薩」のお話です。一見、黒一色の様に見えますが、よく観ると単なる黒一色ではありません。購入時に「単に黒いんじゃないのですね?」と言ったら、スタッフの方が「何度も塗り重ねていますからね。7層だったかな・・・。」と自信満々に仰っていました。単純・単調な彩色ではないイSム・ブランドの凄さです。飛鳥仏から白鳳仏への移行期の代表的な作品をモデルにしています。圧巻なのが下半身の着衣と装飾の緻密なコラボレーションです。何度も使った表現ですが、もはや仏像フィギュアという陳腐な言い回しでは収まらない、芸術品レベルの作品です。

2021年06月18日

「さるなし」って、ご存知ですか?

 お土産エンターテイメント部門「さるなしドリンク」(岩手県)を掲載しました。

 

 

「さるなし」とはマタタビ科の植物で、山野に自生しているのだそうです。
東北地方・北海道では「コクワ」とか「コガン」などという呼称で知られ、古くから珍味として親しまれてきました。「ベビーキウイ」とも呼ばれますが、表面に皮がないので、そのまま皮をむかずに食すことができ、ビタミンCやタンパク質分解酵素が豊富で、疲労回復・強壮・整腸作用などに効能があるといわれています。

 

 

此方は、「畑中果樹園」様が生産された岩手県軽米町産のさるなしが使用され、「株式会社 軽米町産業開発」様が発売されている商品です。
酸味を感じますがハチミツ入りということで、とても飲みやすくなっています。爽やかな味と香りです。

 

 

コップに移した際、泡立ってしまいましたが炭酸飲料ではありません。
飲み心地はスッキリ・さっぱりとしています。

ただ、果物アレルギーをお持ちの方はご注意ください。
アクチニジンというタンパク質分解酵素が強過ぎて喉・舌に違和感を感じたり、下痢を誘発したりすることがあるようです。

ちなみに知り合いに下賜したところ、「初めての味だった」そうです。
熟したキウイにハチミツをかけた様な味ですが、表現には個人差があるでしょうから、実物を飲んでいただきたいです。

2021年06月12日

結縁によって迎えた2体の「大日如来」を見比べてみます。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑥ 謙信・大日如来(浄瑠璃寺モデル) 通常版・黄金箔仕様の比較検証」を掲載しました。

2020(令和2)年末におこなった駆足初詣で訪れた山城国浄瑠璃寺を訪れました。そこで本堂の中尊・阿弥陀如来像が出張中であり、その代理として普段は非公開の灌頂堂本尊・大日如来が迎えてくれました。帰還後に幸運にも2体の大日如来像レプリカを入手することができました。それぞれ別個に観察しましたが、折角なので2体を並べてみました。仏像レプリカを手元に置いておくと、こうして自由に遊ぶことができます。どこかの寺院の立体曼荼羅を(部分的に)再現したり、別寺院が所蔵する像の組み合わせ、同寺院内の別堂が所蔵する像の組み合わせ・・・というように想像力を駆使して、勧進しながら自邸で功徳を積んでいます(笑)。

2021年06月10日

本多忠勝と並び称された「立花宗茂」の指料をイメージしましたよっ。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 『金熨斗刻青漆』大刀」を掲載しました。

1997(平成9)年に上野の東京国立博物館で開催された特別展図録『日本のかたな 鉄のわざと武のこころ』を入手し、居合刀・美術刀の特注案を考えています。歴史上著名な人物に所縁のある太刀・打刀等をもとに、本物に似せるか、それともアレンジを加えて創作してもらうか・・・。こうした思案をしている時はとても楽しいです。今回は、多才な文化人としての顔も持つ立花宗茂(たちばなむねしげ)の指料をイメージした美術刀特注のお話です。美術刀で印籠刻の鞘が可能になった際、これを再現しようと考えました。
柄頭・鍔・返角・鐺金具や鞘に小柄・笄櫃は本歌どおりにはなりませんでしたが、色合い等を工夫して〝似せました〟。居合刀だと製作期間は長くなってしまいますが、美術刀だと色の組み合わせ(鞘の加工も込みで)なので一箇月超もあれば仕上がってきます。あとは自分でアレンジ改造をすれば、独自性の強い一振りに大変身です。

2021年06月09日

「はじけるキャンディー入り」で口の中はパチパチです。

 お土産エンターテイメント部門「チロルチョコ クリームソーダ」を掲載しました。

何の気なしにポチッとしました。


口の中に入れたら「パチパチ」と「ジャリジャリ」という、なかなかな刺激物。

 

面白いので、知り合いに下賜しようと思っていたところ、こんなんなってしまいました。
到着した時は30個、入っていたのに・・・。

 

 

あと、残り5個。

 

んーっ

 

知り合いたちよ、今回のコレは・・・配布を中止します。

お土産エンターテイメント、始まって以来の惨事です。

 

2021年06月08日

美術刀で特注した「圧し切り」の一振です。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 へし切長谷部」を掲載しました。

美術刀の「へし切長谷部」が出始めた頃の特注です。鞘塗の黒金・切返は特注で可能でしたし、鞘の金色部分は別の色でも楽しむことができます。この特注では、柄の部分に力を入れていただきました。まず美術刀特注で好んで組み込んでもらう「薩摩柄」に、新規開発された美術刀用「合皮」(茶色)を合わせてみました。薩摩柄の下地は合皮シートの巻き付けで、その上に茶色の合皮を巻いています。共に茶色(赤味がかっている)ですが、表面の加工が違いますので、両者の合体がカッコいい柄を生み出してくれました。また、本歌「圧し切り」は短く、居合刀・美術刀の圧し切りも通常サイズなのですが、薩摩柄にしたこと、小振りの鍔を装着したことで〝大ぶりな圧し切り〟になりましたとさ。

2021年06月07日

「6種類のフルーツ味」ってどんなん?

 お土産エンターテイメント部門「チェリオ レインボーウォーター」を掲載しました。

最近、楽しいことが無いので、面白アイテムを探査していました。
そしたら発見しましたよ、奇抜な発想からロングセラーを生み出してきたチェリオ様が販売している「レインボーウォーター」。

 

 

 

【6種のフルーツ味】ってことで、無果汁ながらも
  りんご/マンゴー/バナナ/キウイ/ベリー/ぶどう
の味がするといいます。
2~3本を飲んでみましたが、りんご・ぶどう・キウイの風味は感じとることができました。でも未だマンゴー・バナナ・ベリーの味を確認することはできませんでした。
頑張って残りの味も実感したいと考えています。

 

中身(飲料水)は、この様な無色透明です。
炭酸飲料ではありません。
この透明な液体の中に、6種類もの味が入っているとは、何とも不可思議な話です。

知り合いに下賜して、どれくらの味を確認できるか調査してみようと思います。

 

画像を撮っている時、

んっ、社会的メッセージか??

Amazonの商品紹介の説明を見ると・・・。
あら、そういった主張が含まれていた商品だったのですね。
全く気付きませんでした。

 

飽くなき商品開発の賜物として、チェリオ様に敬意を表します。
味は純粋に興味深い、清涼飲料水です。

2021年06月06日

暦は違いますが、そろそろ「本能寺の変」が始まりますよっ。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 印伝鞘 刃文・へし切長谷部」を掲載しました。

暦(こよみ)が違っていますが439年前、日付的には〝この夜〟が開ける頃に京都・本能寺が襲撃され、
 織田信長:「是れは謀叛か、如何なる者の企てぞ」
 森 成利:「明智が者と見え申し候」
 織田信長:「是非に及ばず」    (いずれの発言も『信長公記』より)
という、有名なやりとりが交わされたといいます。
既に何振か「へし切長谷部」をイメージした居合刀・美術刀を紹介しておりますが、外見的に全く似つかわしくないものの、中身(刀身の刃文)が〝圧し切り〟である居合刀を「本能寺の変」記念として採り上げます。新宿・魂琥李斗(コンクリート)様に特注をお願いした一振りです。単純に興味あるパーツの組み合わせでの特注で、モデルはありません。鞘に鐺(こじり)を装着すると工期が長くなると謂われていますが、この特注はそれほど時間は掛からなかったと記憶しています。魂琥李斗様に特注をお願いすると、居合刀でも1~2箇月のうちに納品してくださいます。居合刀の特注としては高速の仕上がりです。

2021年06月01日

興福寺の〝天竜八部衆〟、揃っちゃいましたよ。

 仏像エンターテイメント部門「八部衆(イスム「掌」 興福寺モデル ブランド10周年特別商品・限定200セット)」を掲載しました。

画像はイSム・表参道店様の公式Twitterのものをお借りしました。だって、とってもお洒落でイカしたディスプレイなので。実際に表参道店の、この展示の前に立って、八部衆の写真を撮りたかった・・・。休日を調整して、ロジスティックセンターに七部衆を迎えに行ってきました。TanaCOCORO阿修羅は既に居るので、七部衆のセットの選択でした。何年も前に、何の気なしに「八部衆、造らないんですか?」とスタッフの方々に訊いていたことが昨日のことの様に思い出します。家に阿修羅が居たら「ひとりっきり」は寂しそうに見えてしまいますからね。多くの方々も八部衆待望の考えをお持ちだったということで、遂に実現しました。とっても嬉しいです。次にチャレンジするセット物は○野山の○大○子ですかねぇ?。

2021年05月25日

「ミカエル」に光を当ててみました。

写真を撮ったり、記事をまとめたりしています。色々と同時進行なので、それぞれが何時頃あがるのかも予想できずにいます。

ということで以前、ライトを当てて遊んだ時の画像をあげてみることにしました。
今回はイスム「みかえり阿弥陀」通常版を例にしています。

 

黄色い光を当てて、温かい印象を強調してみました。

 

 

赤めの光を、下から当ててみました。
阿弥陀如来の性格から、〝燃え盛る〟という状況は合致しませんな。

 

 

赤と黄色を左右からそれぞれ当ててみました。
やはり赤が強過ぎますね。
これでも調整してみたのですよ。

 

だって、最初に取ったのはコレでしたから。

2021年05月24日

2体とも「ミカエル」。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑤ イスムみかえり阿弥陀 通常版とゴールド仕様版の比較」を掲載しました。

個別に観察したイスム様「みかえり阿弥陀」の通常版とゴールド仕様版を並べて比較してみました。個体差かも知れませんが、通常版の方が〝振り返って永観を見る〟ために上体の捻りと反りが強いように感じました。TanaCOCOROシリーズのポリストーン製で、全身金色は現在のところ「みかえり阿弥陀」だけです(ブロンズだと五劫思惟阿弥陀があります)。通常版が金箔貼り+彩色という〝合わせ技〟が採用されています。今回の比較検証では「金箔貼りは美しい」ということを再確認しました。

2021年05月21日

諦めた「ギンザ・シルバー」の合流に成功しました。

 仏像エンターテイメント部門「十二神将(イスム「掌」 篁千礼氏彩色 松屋銀座催事場限定カラー)」を掲載しました。

2019(令和元)年9月17日に発売された、東京・松屋銀座店様の催事場「5セット」限定だったTanaCOCORO十二神将のお話です。しかも篁千礼先生の彩色による純銀を纏った、「ギンザ・シルバー」と命名された逸品です。はじめは〝全身銀塗りかぁ〟と軽く見ていました。インパクトも価格も超・強烈なものでしたし、デパート催事場限定はなかなか注文し辛いこともあります。その上、情報開示から販売期間終了までが短かったと記憶しています。イスム様公式HPやTwitter掲載画像を見ると、随所に金色の縁取りがなされ、金と銀の絶妙なアンサンブルを奏でる美しき軍団であることを認識しました。しかしながら様々な状況下、購入は困難であるという判断に達します。イスム様インテリア仏像を〝追い掛けて〟いますが、「買い逃す」(=敗北を喫す)ことを覚悟しました。そして販売終了後、特にこの銀色・十二神将のことを意識することなく、ロジスティックセンターにうかがいました。すると、想像だにしない〝白銀の十二神将〟との邂逅となったのです。

2021年05月18日

聖林寺モデルの十一面、新旧比較で判ったこと。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画④ イスム十一面観音(聖林寺モデル) 新旧版の比較検証」を掲載しました。

最近、聖林寺モデルの十一面観音立像の記事が続いています。再版された十一面観音(新版)は購入しないと一度は判断したのですが、イスム様公式HPに掲載されている写真で〝色合い〟が異なっていたことに気付き、イスム様にお願いして旧版を持参し、比較の上で新版を連れて帰ってきました。旧版・新版それぞれ個別に記事でアップしましたが、折角なので旧版・新版の具体的な比較を特別企画で採り上げてみようと思い立ったのでした。すると〝色合い〟の他にも相違点が発見されました。「同じ型を使い、同じ色合いでの制作」ということでしたが、廃盤品が再販されると何かしらの〝違い〟があります。・・・とすれば、聖林寺モデルの十一面観音が再々販されると、またしても購入しなければならなくなってしまいます。聖林寺モデルの十一面観音はコレで終わりにしてくださいな(笑)。詳細は本編でお楽しみください。

2021年05月11日

オーディションで連れて帰ってきた十一面観音・新版です。

 仏像エンターテイメント部門「十一面観音立像(聖林寺モデル イSムStandard 100体限定再生産)」を掲載しました。

先日、イスム様ロジスティックセンターにうかがって(勝手に)開催した〝購入オーディション〟はとても楽しい遊びでした。ご用意いただいた5体から1体を選んできた訳ですが、それぞれが〝個性をもっていた〟ので選抜には悩みました。連れ帰った十一面・新版と他の新版を画像で比較してみると「あっちの方が良かったか?」「これもいいな?」と尽きない堂々巡りに陥ってしまいます。「型も同じ、彩色手法も同じ」とは聞きましたが、やはり並べてみると〝違い〟が目に付いて、気になります。在庫はまだまだあるそうですよ。・・・また再販要望が高まったら「Ver.3」が生産されるのでしょうか?もう、これで終わりにしましょうよ(笑)。

2021年05月09日

新薬師寺の売店で売っている十二神将は「守護神人形」といいます。

 探訪エンターテイメント部門「大和国新薬師寺(奈良県)」を掲載しました。
 仏像エンターテイメント部門「新薬師寺『守護神人形』(十二神将 京都・豪勝)」を掲載しました。

「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」のため、外出自粛の日々を送っています。遊びに出掛けることができないのが残念ですが、全く苦にすることなく過ごしています。さて今回は、年末(2020)に行った駆足初詣で訪れた大和国新薬師寺のお話です。駅から離れているので、ほぼ観光客が居ない新薬師寺でゆっくりと天平時代の雰囲気に包まれていました。とても心地良かったのです。

そして、気になっていた売店で販売している豪勝の十二神将(「守護神人形」という名称を初めて知りました)をまとめ買いしました。しかし、予想していた物とは異なっていたのです。

2021年05月05日

東博・特別展の会場数量限定販売が中止されたレプリカです。

 仏像エンターテイメント部門「百済観音(海洋堂 法隆寺公認)」を掲載しました。

2020(令和2)年3月13日~5月10日の会期で、上野の東京国立博物館において開催予定だった特別展「法隆寺 金堂壁画と百済観音」がコロナ禍の影響により中止となってしまいました。この特別展で会場数量限定発売されることになっていた法隆寺公認の海洋堂様「百済観音」は販売が中止となり、「朝日新聞SHOP」様でのみの通販取り扱いがなされていました。現在(2021年5月時点)は「朝日新聞SHOP」様での取り扱いは終了したようで、確認はしておりませんが大和国法隆寺の売店が抱えている在庫のみらしいです。価格を考えれば、バランスが美しく、よくできている仏像フィギュアです。

2021年05月04日

聖林寺モデル「十一面観音」、旧版と違うというので買ってきました。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画③ 聖林寺モデル『十一面観音』(新版)購入のオーディション」を掲載しました。

型も同じ、彩色も同じ「再版」だと聞いていましたが、イSム様公式HPの写真を比較すると聖林寺モデル「十一面観音」の旧版と新版は彩色面で違うと感じたので、事前に問い合わせをしてロジスティックセンターを訪問させていただきました。違いを明確に把握するため、ほぼ10年前に連れて帰った旧版・十一面を連れての訪問です。彼(旧版・十一面)にとっては感慨深い「里帰り」になりました。お世話になっているスタッフ様のご厚意により新版・十一面を複数ご用意いただき、比較の上で購入させていただきました。金の色合いが異なっているという以外の要素で、旧版・十一面とは異なる要素を持つ像を選んだのですが、その選考作業はとても楽しかったです。

2021年05月03日

6/22~9/12は上野で聖林寺・十一面観音と逢えるうっ。

 仏像エンターテイメント部門「十一面観音立像(聖林寺モデル イSム Standard旧版・廃盤)」を掲載しました。

イSム様が2013(平成25)年4月に販売を終了された、大和国聖林寺モデルの「十一面観音」が、再販要望の多さを受け、2021(令和3)年3月に再版されました。聖林寺では十一面観音が鎮座する観音堂(鉄筋コンクリート収蔵庫)の免震機能付改修が行われ、もうそろそろ工事が完了している頃です。コロナ禍の影響により、特別展「国宝 聖林寺十一面観音‐三輪山信仰のみほとけ」が変更になり今年(2021)の6月~9月までの長い期間、上野で逢うことができるようになります。こうした状況を受け、旧版の十一面観音のお話をします。聖林寺・十一面観音が東京で拝観できるのは初めてのことです。長い会期なので複数回、上野に行こうと考えています。販売グッズに楽しい物があると良いなと期待しています。

2021年05月02日

珍しい「びわ風味」のサイダー。

 お土産エンターテイメント部門「ジャパンフーズ株式会社 おいしい房総サイダーびわ風味」を掲載しました。

 

「ジャパンフーズ株式会社」様が発売されている「おいしい房総サイダー」のうち、「びわ風味」の紹介です。

 

 

千葉県は日本における琵琶の生産量が第2位だそうです。

 

 

「びわ風味」で「無果汁」って・・・・

 

 

中身は、この様な感じです。
炭酸飲料ですが、微炭酸っぽく刺激はありません。

 

知り合いに下賜していますが、いずれも「うまい」という好評価でした。

確かに美味なるサイダーです。

2021年05月01日

首里城再建のための微々たる支援。

 お土産エンターテイメント部門「合同酒精 シーサーボール」を掲載しました。

2019(令和元)年10月31日の未明、琉球の首里城が焼失してしまいました。
偶々仕事で沖縄を訪れていたのですが、深夜のニュースでショッキングな光景を目の当たりにしていました。
あれから1年半程が経過しました。
先日、琉球を訪れた知り合いから設定ルートのみの見学可能という話を聞きました。

 

なかなか沖縄へ行く機会は無いのですが、何か〝できる〟ことはないかと考えました。

 

そしたら、

「合同酒精 シーサーボール」と遭遇しました。
泡盛とシークワーサー果汁をかけあわせたチューハイでございます。

 

普段、酒は飲まないので、これでクラクラとしてしまいます。

いっぱい買って、知り合いに分配しています。

 

何故なら、

ということだからです。

 

ホント微々たることですが、
積み重ねていけば、
続けていけば、
そして、この記事をご覧になって「合同酒精 シーサーボール」を飲んでいただければ・・・

 

柱1本とはいかずとも、建物の小さな飾り(の塗料)分ぐらいにはなるかもしれません。

2021年04月30日

アップし忘れていた、紫色の金剛力士(吽形)です。

 仏像エンターテイメント部門「金剛力士像・吽形(M-ARTS リアル仏像 『京紫』仕様 茨木Ver.)」を掲載しました。

2008(平成20)年に発売されたリアル仏像ワールド第2弾「仁王(金剛力士像)」の造形に、茨木彰氏が彩色を施された限定品です。緻密現存仕様と区別するために色合いから便宜上「京紫」仕様と名付けました。紫色を中心とする重ね塗りにより、デフォルメされていますが筋肉の様子がとてもよく判ります。超絶なのが腰裳の模様を緻密に再現されているところです。阿形と同時期にアップしようとしていたのですが、アップしそびれていました。改めて観ると〝凄い美術品〟を購入していたものだと実感してしまいました。

2021年04月29日

「茶の菓」(ちゃのか)をいただきました。

2021.4.25 「茶の菓」(ちゃのか)をいただきました。
 お土産エンターテイメント部門「茶の菓」(京都府)を掲載しました。

 

 

知り合いからの献上です。
京土産の「茶の菓」(ちゃのか)。

上洛すると、よく購入しています。

 

 

ホワイト・チョコレートを渋みのある抹茶クッキーで挟み込んでいます。
似たような商品がありますが、此方の渋みと甘みのコラボレーションが絶妙です。

 

上下の物に「茶」のデザイン文字
真ん中の物に「菓」のデザイン文字
の焼き印が見えます。
お洒落な小技が利いています。

 

贈ってもよし、喰らってもよしの逸品です。

 

京に行きたくなる絶品です。

2021年04月25日

浄瑠璃寺・大日如来からいただいた奇縁。

 仏像エンターテイメント部門「大日如来・黄金箔仕様(京都浄瑠璃寺/BuddhismArt 株式会社謙信)」を掲載しました。

2020年末に強行した駆足初詣で訪れた京都・浄瑠璃寺で偶然拝観できた大日如来像との出逢いによって購入に踏み切った、株式会社謙信様の大日如来「黄金箔仕様」のお話です。そもそも、この黄金箔仕様は既に数年前の時点で在庫切れとなっており、入手は不可能だと諦めていました。ところが駆足初詣から戻ってきて、ネットで捜索をしたところ在庫有りの店舗を発見、手続きを進めたところ1月中旬に現物を手にすることができました。予想外の出費にはなりましたが、浄瑠璃寺での大日如来拝観が浄瑠璃寺モデルの大日如来2体を得る奇縁になったと今では受け止めています。不思議なこともあるものです。

2021年04月14日

甲斐国から葡萄と桃。

 お土産エンターテイメント部門「ももちゅるるる+葡萄ゼリー+白桃ゼリー・白桃プリン」を掲載しました。

仕事の関係で今年になってから再度、甲斐国(山梨県)に行ってきましたよ。

 

まず購入してきたのが
「ももちゅるる」

 

上の結び目を解くと、

と、商品の命名に関するお話が現れてきました。

 

中身はこんな感じです。

桃ピューレが入っているミルク・プリンみたいな菓子でした。

 

 

はい、次。
山梨ですからね、葡萄を使ったものということで
「山梨県産 葡萄ゼリー」

 

蓋を開けると、

 

紫色のゼリーが6個、入っていました。

 

 

さらに次。
山梨ですからね、桃を使ったものということで
「山梨 白桃ゼリー&白桃プリン」

 

蓋を開けると、

 

黄色い方が白桃ゼリーで3個、白い方が白桃プリン3個が入っていました。

 

知り合いに下賜したら、喜んでいました。

2021年04月13日

造像時の「みかえり阿弥陀」はこんな感じ?

仏像エンターテイメント部門「みかえり阿弥陀ゴールド仕様(イSム「掌」特別彩色仕様・限定版)」を掲載しました。

先に紹介したイSム様「みかえり阿弥陀」の金色(こんじき)Ver.のお話です。阿弥陀如来本体も光背も全て金に塗られています。仏壇に据えられてもおかしくない佇まいです。画像を撮っていると、光が凹凸の奥まで届くため「通常版」では気付かなかった細やかな造りであることが実感できます。特設ページ・要パスワードの購入申し込みだったので、現在イSム様公式HPでは「取扱い終了商品」コーナーで写真の閲覧ができます。モデル像が制作時に金色だったTanaCOCOROシリーズを、すべてゴールド仕様で発売されると困っちゃうのですが、この「みかえり阿弥陀」は金色Ver.があって良かったと実感しています。

2021年04月11日

「永観遅し」が聞こえてきそうです。

 仏像エンターテイメント部門「みかえり阿弥陀(イSム「掌」)」を掲載しました。

日本では「末法の世」が始まってから30年が経過した1082(永保2)年の2月25日早朝、三論宗の永観(ようかん)が勤行をしていたところ突如、壇上の阿弥陀如来が降りてきて永観とともに行道を始め、しかも驚きの余りに動きが止まってしまった永観に対し、阿弥陀如来が振り返って「永観遅し」と発言した。という伝承を具現化した阿弥陀如来立像のお話です。またしても怪奇現象・・・ではなく、実際に語り継がれている奇瑞譚です。TanaCOCOROシリーズでも金箔をふんだんに使用していると、ここまで厳かな雰囲気を纏う像になるという好例です。

2021年04月07日

やはり「仏頭の頬に仏頭」が見えています。

 仏像エンターテイメント部門 特別企画②「仏頭」旧版・新版比較検証 を掲載しました。

以前、別個に観察したイSム様TanaCOCOROシリーズ「仏頭」の旧版・新版を並べて比較してみたお話です。とは言いながら、「仏頭の頬に仏頭」が単なる偶然ではなく、肉眼でも確認できる怪奇現象・・・、いや目出度いレアな「大当たり」個体であるということで喜んでいる内容が大部分を占めた記事になってしまいました。廃盤品が再販(復活)した際、しっかりと観察して違いが〝気になったら購入する〟という方針について語らせていただきました。

2021年04月01日

8頭のドラゴンなのに「九頭龍」なのです。Part2

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project製 ハイメタル『九頭龍鈷』試作品」を掲載しました。

「Elfin Knights Project」様の素敵な創作法具のうち、8頭のドラゴンが独鈷をガリガリしている様な装飾を持つ金剛杵のお話です。此方も一目惚れして購入しましたが、九頭龍鈴の発表・発売のおおよそ1年前に武装商店様のHPで発表された物を購入しました。九頭龍鈷は金塗装、九頭龍鈴は金メッキと色付け方法に違いはありますが、2つを揃えることができたのは無上の悦びでした。ただ、使い方が判りません・・・。

2021年03月30日

21億年超えのアフロ・ヘア。

 仏像エンターテイメント部門「五劫思惟阿弥陀(イSム「掌」)」を掲載しました。

先の更新では大日如来の塗りの個体差について言及しました。今回の五劫思惟阿弥陀の場合、金箔剥落の再現具合の違いによって同じ造形であっても〝別物〟のような印象を受けて楽しんでいるというお話です。普通だと1体購入でしょうが、当御所ではこの小振りの五劫思惟阿弥陀を〝脇侍〟として活用しようと考え、2体を連れて帰ってきました。黒地に金色が施されている像を中心にして、この2体を足元に据えています。

2021年03月28日

TanaCOCOROの「凄さ」と「限界」。

 仏像エンターテイメント部門「大日如来(イSム「掌」)」を掲載しました。

密教の本尊仏かつ諸仏菩薩の本地仏「大日如来」シリーズのお話です。イSム様のTanaCOCOROシリーズは、当初19,800円というお手頃価格だったのですが、物価高騰等が原因で値段が上昇してしまいました。それでも〝入手し易い〟極めて本格的な仏像(インテリア仏像)であることには変わりありませんね。イSム様公式HPに写真が掲載されている見本版はとても素晴らしく仕上げられた像です。博物館の展示物と同様で〝超エリート〟です。個体差が生じてしまうのは致し方ありませんが、一般流通品は見本版と比べるとどうしても「違い」が目に付いてしまいます。色合いが白っぽい像ですと、あまり気になることはありませんが、黒っぽい(もしくは極彩色)像だと「違い」が目立ってしまいます。気になってしまった場合は、自力で彩色を加えて満足しましょう。時間と心に余裕ができたら、チャレンジしようと考えています。

2021年03月19日

「武田軍旗」、再びっ。

 歴史エンターテイメント部門「お手軽『武田軍旗』その弐(甲斐国)」を掲載しました。

「ほうとう」と「生クリーム大福」だけではないのですよっ。以前、紹介した武田神社の売店(授与所)で購入できる木製台座の武田軍旗を〝大人買い〟してきました・・・とは謂っても5本ですが。滅亡した甲斐武田氏に所縁のある場所を訪れる時、普段の行いもあるでしょうが、この武田軍旗を複数もっていれば「味方」と認識してもらえますからね。心穏やかに訪問することができます。それにしても爽快な程、天候に恵まれました。

2021年03月16日

甲斐武田氏が滅亡した地を訪れる。

 探訪エンターテイメント部門「甲斐国武田神社~景徳院」(山梨県)を掲載しました。

2月下旬に山梨県を訪れ、写真を選択しながら文章を入力していました。甲斐武田氏の滅亡に関して調べていたらハマってしまい、更新できずに時間が経過してしまいました。書庫には古い史料が揃っていたので読解しながら、それでも難解な事柄も多かったので、関連書物をAmazonなどで取り寄せて調べていました。すると収拾が付かない状態になってしまったので、今回は取り敢えず「探訪」メインの話で切り上げました。史料の記載内容比較などをしていくと何時、どの視点から、誰が記録したものなのかで違いが生じますし、それらを検討していく作業はなかなか楽しいものです。今回は文書などにも手を伸ばしてしまいましたのでドツボにはまり抜けることができなくなってしまいましたが「遊び」であることを思い出し更新に至りました。東京堂出版『戦国遺文』を所有していないので、これから時間をかけて揃えていきたいと思いました。
「甲州ほうとう小作」様には、また伺いたいと考えています。

2021年03月15日

烏瑟沙摩明王、できたそうです。

 

以前、越中国の瑞龍寺様を訪れて「烏瑟沙摩明王」をお迎えしたことをお話しました。
実際に瑞龍寺様に出向かれて烏瑟沙摩明王を迎えられるとよろしいと存じますが、制作元のMJD株式会社様では品切れになっていました。
MJD株式会社様のHPでは「3月ごろ」にできあがるという通知がありましたが、もう在庫ありの状態になっています。
通販は可能になりましたが、瑞龍寺様を訪れて、あの素晴らしい雰囲気を堪能していただきたいですね。

2021年03月03日

「甲州ほうとう」と「生クリーム大福」を求めて。

 お土産エンターテイメント部門「生クリーム大福」を掲載しました。

甲斐武田氏の隆盛と、その最後をたどる旅のサイド・メニューとして「甲州ほうとう」を愛でることと、竹屋あさかわ様の「生クリーム大福」を土産で購入することを決めて甲斐国へ赴きました。

 

竹屋あさかわ様は「地元山梨の味を大切にする創業126年の和菓子店」です。

「竹屋あさかわ」様
〒400-0857 山梨県甲府市幸町9-25
TEL : 055-235-2288
FAX : 055-235-2289
MAIL : okashi@takeya-asakawa.com
営業時間:9:00~18:00
日曜・祝日:9:00~17:00
定休日:水曜日

 

午前中の早いうちに武田神社を訪れ、その足で〝売り切れる前に〟ということで「竹屋あさかわ」様を訪れました。予約を入れたお客様が何人も店内に居て、その隙間に入って購入しました、

正面カウンターに向かって左側の冷凍庫内に、箱詰め(数パターン)と各大福が個別陳列されています。6個入り箱は5箱あり、そのうち2箱を購入しました。同行者もそれぞれ購入しておりましたので売り切れ直前でした。その後に補充されたと推察します。

 

左側は「いちご」「巨峰」「白桃」の地元産原料説明が、

 

右側は「小豆」「抹茶」「生チョコ」の原料説明が表示されています。

 

「生クリーム」なので消費期限はもとより、取り扱いに関する注意書きが細かく示されています。遠方からの方は保冷バッグ(+保冷剤)をご用意なされるとよろしいでしょう。

 

蓋を開けると、こんな感じです。華やかで、楽しくなってきます。

 

求肥に包まれているので、あまり明確ではありませんが、シールの表示と色合いで味を想像してみてください。

 

竹屋あさかわ様では、生クリーム大福の他に「かりんとう饅頭」も購入しようと考えていたのですが、店頭でお願いしたところ「焼き上がったのですが、冷ましているので今直ぐお渡しすることはできません。もう少し時間がかかります。」というお話でした。次回訪れる際は昼過ぎにしてみます。

 

会計を待っている時、店の中央の壁に「お菓子で世界を幸せにする」(記憶では。次回は撮影させていただこうと考えています)というフレーズが掲げられていました。
こういった「気概」「覚悟」が示されているところが素敵ですね。

 

普段、お世話になっている方々へお土産で渡しました。
喜んでいただきました。

ご興味を持たれた方は、是非ご賞味くださいな。

2021年02月23日

運慶のメジャー・デビュー作がモデルです。

 仏像エンターテイメント部門「大日如来(リアル仏像 Standard旧版)」を掲載しました。

最近、心にゆとりが無いので全く遊べずにいました。この状況は未だ続きそうです。さて、今回はリアル仏像の大日如来像のお話です。運慶のメジャー・デビュー作と位置付けられている奈良・圓成寺(えんじょうじ)の大日如来坐像をモデルとしています。現行のイSムStandartd版(蔦屋様限定販売)よりも小振りなStandard旧版です。漆下地部分に本物を意識した茶色っぽい彩色表現が特徴的です。〝大日如来の持つ迫力〟が備わっている、凜とした表情の造形です。レプリカの仏像を扱っていると、何れ機会があれば圓成寺を訪れ、本物の大日如来像を拝観したいという気持ちが高まってきました。また、先日紹介した浄瑠璃寺・大日如来をモデルとした物と、並べて比較ができればと存じております。

2021年02月19日

昨日は南から、本日は北から。

 お土産エンターテイメント部門「白い恋人チョコレートドリンク」を掲載しました。

 

箱入りです。こちらが箱の裏側になります。

 

 

箱の表側には小窓があいており、缶が顔を出しています。

 

 

缶の全貌は、この様な感じです。

 

 

1箱に3本が入っていました。

 

興味深いので、暫くの間は飲まないでおきます。

2021年02月12日

琉球からの「雅」(みやび)な貢物。

 お土産エンターテイメント部門「ガトー・スヴニール」を掲載しました。

 

琉球(沖縄)に行ってきた知り合いから、献上されました。

那覇空港でしか入手できない、「ソルベ」(シャーベット)です。

左側(赤・黄・緑)の方が「Sorbet Tropical」、右側(青・緑・青)が「Divers sorbet」という商品名です。

 

 

  赤色…宮古島産ハイビスカス味
  黄色…石垣島産ティダパイン味
  緑…シークヮーサー味
  青…沖縄塩入りブルーハワイ味

 

まず、冷凍庫に入れて凍らせます。冷凍時間は8時間以上とされています。
食す前に10分程度常温で放置するといいますが、そこは好みの硬さで時間を調整しながら楽しむとよろしいでしょう。

見た目が美しいので暫くの間、飾っておきます。

2021年02月11日

平成の修理で、本来の姿を取り戻しました。

 仏像エンターテイメント部門「大日如来(京都浄瑠璃寺/BuddhismArt 株式会社謙信)」を掲載しました。

駆足初詣で訪れた山城国浄瑠璃寺で、国宝・木造阿弥陀如来坐像9軀の拝観を楽しみにしていたのですが、事前の情報収集をしていなかったので本堂中尊・阿弥陀如来像が不在であることを知らずに訪れてしまいました。代わりといっては何ですが、普段は灌頂堂に安置されている拝観期間限定の大日如来坐像が遷座していました。これはまた貴重な機会を得られたと喜んでおります。そこで株式会社「謙信」様が制作・販売されていることを思い出し観察してみました。派手さは有りませんが、スマートで妖艶な雰囲気を醸し出す古い時代の大日如来像が、本物の分析の上でとても丁寧に再現されています。〝浄瑠璃寺公認〟を得ている製品ですが、残念ながら現在では株式会社「謙信」様HPのオンライン・ショップのコーナー「仏像フィギュアBuddhismArt」では品切れとなっています。

2021年01月31日

「世は変われども神は変わらず」‐駆足初詣、石清水八幡宮編‐

 探訪エンターテイメント部門「石清水八幡宮」(山城国)を掲載しました。

年の瀬にもかかわらず、驚く程の青い空のもと、鮮やかな朱色に塗られた社殿を楽しんでまいりました。武芸の神・八幡神を祀る清和源氏の氏神、石清水八幡宮のお話です。初詣仕様で2本の矢が立てられているレアな姿、暖かな陽射しで水蒸気が立ち上る、ちょっとだけ幻想的な雰囲気も堪能することができました。南総門と楼門が一直線になっていないことがこの画像からもお判りいただけるでしょう。さて、武芸者にとっては憧憬の念を持たずにはおれない石清水八幡宮。社殿をグルッと廻りながら、神気をたくさんいただきました(と感じています)。ここで元服したかったのですが、できませんでした。なので息子をここで元服させる予定です。

2021年01月28日

夜になってから立ち寄ってみました(護王神社)。

 探訪エンターテイメント部門「護王神社」(山城国)を掲載しました

 

駆足初詣の際、〝営業時間〟内に到達できなかったり、語るネタが無い場合はダイジェスト版でお伝え致します。京都御所・蛤御門のすぐ側に鎮座している「護王神社」には、残念ながら時間外で授与所は閉まっていました。原則、神社は時間外でも境内に入ることはできます。寺院は門を閉めてしまいますので時間外に境内に入ることはできません(例外はあります)。

 

 

 

御所に面した道路(烏丸通)は人・車の往来がありましたが、境内に居る部外者は我々のみでした。

 

奈良時代末期、政治体制崩壊の危機を救った「和気清麻呂」像です。凜としていますね。
庶務・民政にも長けており、平安京への遷都建議でも知られています。

 

 

和気清麻呂がある時、脚が不自由になってしまったそうです。その身体で輿に乗って八幡神へ参拝しようとした折、野生の猪が300頭、先導してくれたといいます。無事に豊前国の宇佐八幡宮に参拝したところ和気清麻呂は立って歩くことができるようになり、乗馬して帰ったという伝説があります。
この伝説により、和気清麻呂関係の神社には狛犬ならぬ「狛猪」が置かれているそうです。
・・・ということで、隠れた〝護王神社の見どころ〟である手水舎の猪です。後ろ足を跳ね上げて目立っている手水舎とは別にあるので、探してみてくださいな。

2021年01月19日

Go Go!サンガリア(ぷっちょ ぶどうソーダ編)。

 お土産エンターテイメント部門「がぶ飲み ぷっちょ ぶどうソーダ」を掲載しました。

知り合いが笑い転げていたので。

 

UHA味覚糖様の「ぷっちょ」が、炭酸飲料になっていました。
わざと袋の底に埋めて授与したのですが、視界に入った瞬間、笑い崩れていました。

ちょっと甘みが強いので、三ツ矢サイダーゼロストロングで薄めながら飲んでいます。

未だ実物を入手していませんが、
「がぶ飲みメロンクリームソーダ」と「がぶ飲みエックスフリーダムエナジー」
を「ぷっちょ」にした商品が存在します。

 

こういうチャレンジ、素晴らしく存じます。
サンガリア様、これからも期待しておりますぞ。

 

 

 

2021年01月18日

ポイント交換Premiumの優品が、廃盤になり残念です。

 仏像エンターテイメント部門「十一面観音立像(イSムPremium:ポイント交換限定品 交換終了)」を掲載しました。

イSム様「ポイント交換Premium」の第1弾だった十一面観音立像のお話です。
本編では彩色によって〝木の質感〟を表現している画像を示し、卓越した技術について語らせていただきました。販売品としてではなく、ポイント交換品であったのは〝像に対する敬意〟があったからだと思っています。残念(不幸・不運)にも、交換は終了してしまいました。本物を所蔵されている寺院の関係者の皆様には、是非とも正式に許諾を出して、本物の像の美しさと素晴らしさを世に広めていただきたく、敬意を以てお願い申し上げます。

2021年01月14日

歴史的に「ハローワーク西陣」を見て妄想・・・。

 探訪エンターテイメント部門「晴明神社」(山城国)のおまけを掲載しました。

晴明神社からの帰り道、視界に入ってきたのですよ。この表示が。
所長の山名持豊(出家して宗全)が西軍に参加する者たちを集めている・・・。
〝職業安定〟を名目に、ハローワークの前で足軽たちが列をなしている・・・。
絶対にそんな事は無いのですが、脳内に浮かび上がってきた映像。
「この前の戦争」が応仁・文明の乱を指す都ならではの〝洒落が効いた〟表示だと勝手に妄想してしまいました。・・・他意はありませんのでご容赦ください。

2021年01月12日

素晴らしく涼やかな音色を奏でる「鈴まもり」。

 探訪エンターテイメント部門「晴明神社」(山城国)を掲載しました。

上洛するとよく訪れる晴明神社のお話です。小説・漫画・映画で有名になった陰陽師・安倍晴明(あべのはるあきら)を祭神とし、参拝客が急激に増加した神社です。最近は2~3年間隔で訪れるようになりましたが、十数年前と比べるとだいぶサッパリとした印象になっていますよね。陰陽師という職掌、安倍晴明の性格と思考・嗜好から〝明るく開運〟というタイプの神社ではないと感じるのですが、そこは人それぞれです。今回「鈴まもり」を白・桃色各1体ずつ購入しました。戻ってきて、袋から出して鳴らしてみたところ、素晴らしく佳き音を発しました。これは良いグッズを得たと喜んでいます。

2021年01月11日

世界に知られた枯山水の縮小文鎮です。

 歴史エンターテイメント部門「龍安寺『石庭文鎮』〈全景〉」を掲載しました。

現在では世界的に有名になった京都・龍安寺の石庭の全景を模した文鎮のお話です。イギリスのエリザベス女王が訪問したことが報道され、日本を代表する枯山水庭園となりました。昭和の戦前期には龍安寺の境内一帯が草むらに覆われていたそうですよ。創建後の被災・再建・移築等の歴史を経て、現在の方丈と庭の組み合わせが形成されました。配石の意図・意味について、いろいろと書籍にあたってみましたが諸説が多過ぎで、この文鎮紹介に関連させてまとめることは止めました。完全に〝遊び〟の領域を越えていますので・・・。文鎮としての用途は発揮されていませんが、飾り物として机上に置いておくだけで楽しめます。別ヴァージョンも販売されているので、今後上洛する機会がありましたなら入手したいと存じます。

2021年01月09日

茨木彰氏が彩色された興福寺型・金剛力士/吽形像です。

 仏像エンターテイメント部門「金剛力士像・吽形(M-ARTS リアル仏像 緻密現存仕様 茨木Ver.)」を掲載しました。

2020年末に掲載予定だった金剛力士像の続編のお話です。2008(平成20)年に発売されたリアル仏像ワールド第2弾「仁王(金剛力士像)」の造形に、茨木彰氏が彩色を施された「展示品」かつ限定品でした。一見してノーマルの金剛力士像よりも重厚さが強めであることが判りました。彩色で顔料の残存、褪色・剥落・擦り傷などが表現されている〝芸術品〟の領域に到達した像です。阿吽2体セットですから価格も極めて重厚なものでした。「リアル」を追究(追求)すると凄いコトになってしまいます。

2021年01月07日

もはや芸術品の極彩色「伐折羅」。

 仏像エンターテイメント部門「伐折羅(イSム「掌」 篁千礼氏彩色 特別極彩色Ver.)」を掲載しました。

初めて表参道店を訪れた時のお話です。普通の状況での訪問ではなく、会員限定の在庫放出セール(正式名称は失念してしまいました)で目当ての像を確保するために早朝から開店前の店舗前で待機し、無事に掌・伐折羅の極彩色Ver.を入手することができました。2体しか造られなかった限定品で1体は当家が安置しております。もう1体は転売され、何処かのご家庭で愛でられていることでしょう。掌1体でしたが当家はヘビーなStandard1体分で、もう1体はS-Class程で落札されていました。
復元CGと配色・模様が違っていますが、どちらが正解ということはありません。写真をタップして本編をご覧ください。インテリア仏像という気軽さを超越し、もはや〝芸術品〟へと昇華した伐折羅の姿を・・・。

2021年01月06日

「三ヶ日みかん」尽くし。

 お土産エンターテイメント部門「三ヶ日みかん ポテトチップス/プレミアムプリン/サイダー&みかんの雫」を掲載しました。

 

最近ビタミンCが足りていなかったので・・・嬉しい。

 

これは、知り合いとシェアする予定。静かに食させる予定。「美味い」と言わせる予定。

 

 

普通の土産物でした。ちょっと甘いですが、喜ばれるでしょう。

 

 

こちらも普通の土産物でした。サッパリしていて、こちらも喜ばれるでしょう。

 

 

つぶつぶが沈殿しています。冷やして飲む予定。

 

 

みかんだけと思いきや、何と「マスクメロンサイダー」まで。マスクメロンには大いに期待しています。

 

 

2021年01月04日

平安末期の雰囲気が色濃い9体の阿弥陀如来(実際は8体)に、早めの初詣。

 探訪エンターテイメント部門「浄瑠璃寺」(山城国)を掲載しました。

今回は京都府に所属していますが、ほぼ奈良県に飛び出している浄瑠璃寺を訪れたお話です。9体の阿弥陀如来像を揃えた阿弥陀堂建築は平安時代後期~末期にかけて、とても多く建てられたといいます。ところが9体の阿弥陀如来像が造像時のまま揃っていて、それを納めた阿弥陀堂も建てられた平安時代末期のままの状態で現存する例は、この浄瑠璃寺が唯一となっています。人気(ひとけ)の少ない時期の参拝でしたので、平安時代末期の雰囲気を満喫することができました。

2021年01月03日

〝清和源氏発祥の宮〟にて、早めの初詣。

 探訪エンターテイメント部門「六孫王神社」(山城国)を掲載しました。

コロナ禍の影響により〝分散初詣〟が奨励されています。ですから、行ってきましたよ山城国へ。今回は源経基(?~961?)を祀る、嫡子の源満仲によって創建された六孫王神社を訪れたお話です。六孫王神社は京都府京都市南区に鎮座する、こぢんまりとまとまっています(褒めています)。上洛して時間的な余裕があれば、意識的に足を運ぶようにしています。冬の訪問だったので御衣黄桜(ぎょいこうざくら)は咲いていませんでした。また春に訪れたいと考えています。

2021年01月01日

年末近くに届いた〝漆塗りの阿修羅〟。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅 2020 Limited the japan(VIP会員限定商品)」を掲載しました。

だいぶ当初の予定を変更して記事掲載をしています。
今回はVIP会員を対象に限定販売された「Limited the japan」と銘打った阿修羅の特別ヴァージョンのお話です。先に紹介した「不動明王立像 2020 Ginza」の申し込み後まもなく、この「阿修羅 2020 Limited the japan」の申し込みが始まりました。年末に立て続けに届いた2体はとても素晴らしく、暗い印象で覆われていた2020年の最後を明るい気持ちにしてくれました。しかしながら、こうした企画物は連続させず、時間的感覚をおいていただかないと〝追い付いていく〟ことが困難になってしまいます。2020年はイSム様の限定版が例年に比べて多かったのです。紹介はまだ先になるでしょうが、何とか確保することに成功しました。仏像エンターテイメント部門については、ネタ切れは当分心配はありません。
「漆塗り」のイSム像、とても美しくカッコいい仕上がりになっています。写真をタップして本編をお楽しみくださいな。

2020年12月31日

汚し塗装が無い〝褐色の阿修羅〟はカッコイイ。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(M-ARTS リアル仏像 精密現存復元仕様 褪色Ver. 150体限定品)」を掲載しました。

今回は、株式会社MORITA様で2008(平成20)~2010(平成22)年にかけての2年間、しかも150体だけの生産・販売だったという〝褐色の阿修羅〟のお話です。
当時の株式会社MORITA様本社(現・埼玉ロジスティックセンター)にうかがった際、〝色んな阿修羅が居る〟ぐらいにしか思っていませんでしたが、標準版とは別に極彩色版と茶色(褪色)版が存在することを説明していただきました。阿修羅像は欲しかったのですが、他の造形(毘沙門天・如意輪観音)が余りにも魅力的過ぎて〝連れて帰るのは後まわし〟になってしまいました。入手できたから良かったものの、「今回は赤い阿修羅を連れて帰りますから、茶色の阿修羅はまた今度・・・」という軽いノリでいました。気をつけねば。油断すると気付けば品切れ・絶版という憂き目に遭ってしまいます。
因みに、株式会社MORITA様創業50周年記念(2018・平成30年)の折に限定50体復刻された「阿修羅 50周年記念モデル 精密復元仕様」は現行版を褐色にしたヴァージョンで、今回紹介した褐色Ver.よりも表面の仕上げが美しいものになっています。

2020年12月26日

青き不動明王/催事限定は高い・・・、でも素晴らしい仕上がりです。

 仏像エンターテイメント部門「不動明王立像 2020 Ginza 篁千礼氏彩色 松屋銀座催事限定受注品」を掲載しました。

イSム様がたまに企画されるデパート催事限定品のお話です。今回は2020(令和2)年10月29日(木)~11月3日(火・祝)の期間で、東京・松屋銀座本店様における催事会場限定・受注生産品の不動明王立像です。モデルは相模国浄楽寺が所蔵する和田義盛発願・運慶作の不動明王立像で、既にイSム様ではStandard版で発売されている物の別彩色ヴァージョンでした。火焔光背が装備されている不動明王立像は初めて迎えることになりました。数日前に届いたので、予定を変更してこの青き不動明王の素晴らしさを皆様にお伝えします。不動明王の写真をタップして本編をご覧くださいな。
不動明王の真言は「ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン」です。

2020年12月25日

茨木彰氏が彩色された興福寺型・金剛力士/阿形像です(その②)。

 仏像エンターテイメント部門「金剛力士像・阿形(M-ARTS リアル仏像 『京紫』仕様 茨木Ver.)」を掲載しました。

今回も2008(平成20)年に発売されたリアル仏像ワールド第2弾「仁王(金剛力士像)」の造形に、茨木彰氏が彩色を施された限定品です。区別するために便宜上「京紫」仕様と名付けました。紫色を中心とする重ね塗りにより、デフォルメされていますが筋肉の様子がとてもよく判ります。超絶なのが腰裳の模様を緻密に再現されているところです。本編で筋肉の張り具合、腰裳・表裏の模様を精密に彩色で表現している様子をご堪能くださいな。

2020年12月23日

茨木彰氏が彩色された興福寺型・金剛力士/阿形像です。

 仏像エンターテイメント部門「金剛力士像・阿形(M-ARTS リアル仏像 緻密現存仕様 茨木Ver.)」を掲載しました。

2008(平成20)年に発売されたリアル仏像ワールド第2弾「仁王(金剛力士像)」の造形に、茨木彰氏が彩色を施された限定品です。株式会社MORITA様の旧本社(現・埼玉ロジスティックセンター)のショールーム兼応接室に飾られていた「展示品」でした。当時のショールームは寺院に納めるような本格的な仏像から通常のリアル仏像、そして限定版の展示品がズラリと並んでいて、うかがった時にはよく見学をさせていただきました。当時のショールームの様子を画像に収めておけば良かったものの、残念ながらしておりません。件の金剛力士像は通常品とは一見して異なる仕上がりで「展示品」という表示がしてありました。それが如何なる物なのかを対応してくださったスタッフの方に質問し、説明を受けました。茨木彰氏が彩色されたリアル仏像は、通常品のほぼ倍の価格でしたが、とても素晴らしい仕上がりだったため、何度もうかがって連れて帰りました。
造形も然る事乍ら彩色も複雑かつ丁寧になされ、もう芸術品の領域です。

2020年12月21日

〝銅鐸のワンダーランド〟から連れてきました。

 歴史エンターテイメント部門「滋賀県草津市志那出土 復元銅鐸(鳴らす銅鐸)」(近江国)を掲載しました。

滋賀県の野洲市歴史民俗博物館は通称〝銅鐸博物館〟の愛称で知られています。当たり前ですが、何処を見回しても必ず銅鐸が視界に入ってきます。銅鐸好きにとってはテンションが急上昇する施設ですね。売店では数種類の銅鐸レプリカ品が販売されています。今回は〝鳴らすこと〟を前提にした銅鐸レプリカのお話です。古い物を撮影しながら文章を入力していたら、忘れてしまっていた新しい「鳴らす銅鐸」が自己主張してきました。比較的安価なので、銅鐸博物館を訪れる度ごとに今後も購入し、いずれ銅鐸コーナを設定したいと考えています。

2020年12月18日

またしてもポイント交換Premiumの優品が、廃盤になり残念です。

 仏像エンターテイメント部門「帝釈天(イSム Premium:ポイント交換限定品 交換終了)」を掲載しました。

イSム様は2020(令和2)年8月4日付で「出荷終了のお知らせ」を発表されました。Premiumのポイント交換限定品は〝素敵な目の付け所〟の優品なので、交換が終わってしまうのは極めて残念なことです。第1段「十一面観音像」(近江国向源寺型)の交換終了は不慮の事態でしたが、第2段「帝釈天像」も詳細は不明ですが事情があるようです。本物から取ったデータを元に制作された東寺公認の帝釈天像が他社から発売されていますが、イSム様の帝釈天像は〝シャープなデフォルメ〟が施されているカッコいい造形になっています。当家において〝対阿修羅〟という戦略上の備えとして、帝釈天は複数居るのですが、もっと帝釈天軍団を増強する予定でした。・・・交換終了は軍事・戦略上、極めて悩ましい問題点となってしまいました。

2020年12月11日

不動明王の横顔、似てません?

「東寺 国宝・不動明王(京都ミニ仏像工房)」の文章まとめと写真選定を作業していた時、何度も思っていたんですよ・・・。

でも、何でもかんでも「似ている」とまとめてしまう風潮が嫌いだったので黙っていました・・・。

ふと、知り合いに話したら共感してもらえたので、アップします。

 

 

並べての視覚的比較だと違うのですが、イメージだと重なるのですよ。

 

2020年12月07日

藤原兼実は「盗取山田寺金銅佛」に対し「事太相應、誠機緣令然事歟」と心変わりしました。

 仏像エンターテイメント部門「仏頭(イSム「掌」限定再販 2nd.Ver.)」を掲載しました。

2013(平成25)年2月~2014(平成26)年4月までの約1年間で取り扱いが終了した人気商品TanaCOCORO「仏頭」が2020(令和2)年2月に200体限定復刻販売されました。初版を持っていることから、そのうち購入しようと油断していたら・・・もう既に完売となってしまいました。こういう時には必殺Amazonで購入してしまうのでした。初版は台座に固定されていましたが、2nd.Ver.は本体と台座が分離できます。台座に据えながら本体を回転させることができます。単なる再版ではなく、違う楽しみ方ができるのは素敵なことです。今回は、仏頭が山田寺から興福寺に移った経緯について調べてみました。

前回(1st.Ver.)では「仏頭の頬に仏頭」が浮かび上がっていましたが、今回(2nd.Ver.)は何の変哲も無い、普通の画像のみでした。

2020年12月06日

三種のペプシ。

 お土産エンターテイメント部門「pepsi ソルティライチ/キャラメルパンチ/スイートシナモン」を掲載しました。

pepsi
左から「ソルティライチ」、「限定キャラメルパンチ」、「スイートシナモン」。

知り合いが来たので、授与しました。

喜んでいました。

2020年12月05日

テレビで美味そうだったので。

 お土産エンターテイメント部門「いぶりがっこラーメン」(秋田県・湯沢市)を掲載しました。

 

知り合いが遊びに来たので、授与しました。

 

混ぜながら食さないと、せっかくの「いぶりがっこパウダー」が沈んでしまい、最後に味が濃くなります。

2020年12月04日

天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)より烏瑟沙摩明王をお迎えしました。

 仏像エンターテイメント部門「烏瑟沙摩明王(瑞龍寺/MJD株式会社)」を掲載しました。

いやぁ、極月になってしまいましたね。煩雑な勤めの合間に遊びに行ってきましたよ、越中国へ。1年程前、仏像を愛でておられる方のTwitterで存在を認識した越中国瑞龍寺「烏瑟沙摩明王」像レプリカを迎えに行ってきたのです。最初は写真数枚だけでしたが、色々と調べて瑞龍寺訪問を決行しました。観光客の方々がたくさん訪れている中、御住職のお人柄・ご対応が素晴らしく、今後もまたうかがいたくなってしまいました。件のレプリカ像は国産で、繊細で、それでいて安価という申し分の無い素晴らしき逸品でした。全ての不浄を焼き払い、浄化させる火神なのだそうです。年末まで彩色調査のため、厨子から出された状態で拝観することができます。瑞龍寺と御住職はとても素晴らしいと感じているのですが、ある「不浄」によって気分を害することになってしまいました。詳しくは本編をご覧ください。

2020年12月03日

弥生時代から「銅鏡」は〝威信財〟でした。

 歴史エンターテイメント部門「『青龍三年』銘 方格規矩四神鏡 廉価版(山城国)」を掲載しました。

上野の東京国立博物館で「発掘された日本列島20○○ 新発見考古速報」の特別展が開催されていた、考古学ブーム真っ直中の特設売店で購入しました。現在でも銅鏡レプリカは購入できますが、需要が無い為か高値になっていますね(勿論、高品質の品です)。この頃は金属製の銅鏡レプリカは比較的安価で入手することができました。日常生活における「鏡」そのものとしては映りがイマイチなので使用には不向きです。〝天照大神の恵み〟を可視化できるアイテムとして、卑弥呼になった気持ちで「鬼道」ごっこを楽しむことができます。

2020年11月15日

藤原道長が「奇偉荘厳」(きいしょうごん)と感嘆した〝白鳳の貴公子〟。

 仏像エンターテイメント部門「仏頭(イSム「掌」1st.Ver. 廃盤))」を掲載しました。

興福寺に伝わる彫像と言えば、多くの方々が「阿修羅」とお答えになることでしょう。意外にも同寺に伝わる「仏頭」の人気も高いのです。イSム様では2013(平成25)年2月~2014(平成26)年4月までの約1年間という短い間の取り扱いでした。しかしながら人の心は不思議なもので、〝手に入らない〟ことを知ると〝欲しくなってしまう〟のが運命(さだめ)です。多くの問い合わせがあり再販となる訳ですが、その話はまた別の機会にしましょう。人気の理由は、破損仏でありながら国宝に指定されていることでしょう。仮に完全体であったとしても来歴が明確な白鳳仏の稀有さによって同じように扱われていたことと予想されます。痛ましい破損状況が視界に入ってくる反面、失われた姿を人びとは想像するのでしょう。人間の感性とは素晴らしいものです。

ところで、画像を撮影し選択している際に、特定の画像に「仏頭の頬に仏頭」が現れていることに気付いてしまいました。この〝怪奇現象〟に関心をお持ちの方は、写真をタップして本編をご覧ください。画像加工技術を持ち合わせていませんので、アレは偶然の産物なのです。

2020年11月14日

東大寺正倉院に伝わる完全体の蕨手刀のレプリカです。

 歴史エンターテイメント部門「『正倉院御物黒作蕨手刀』ペーパーナイフ(大和国)」を掲載しました。

最近、まったく〝遊びの余裕〟が無く、更新ができずに時が経過してしまいました。
さて霜月最初の今回は、古式に則って製作された蕨手刀のペーパーナイフです。以前紹介(9/13)の蕨手刀は鋳物製でしたが、今回とりあげたのは大和国東大寺正倉院に伝存する「黒作蕨手刀」を3分の1サイズに縮小した物で、日本国内における〝蕨手刀の拵えがすべて揃う〟唯一の例(正倉院中倉第8号黒作横刀)をモデルとしています。戦前の製作ということで精巧な造りではありつつも、所々に劣化が見受けられます。しかし、それでも丁寧に造られているので、満足の一振となっています。

2020年11月08日

日本人が好きな富士山、刃文になる。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 試作短刀『富士』」を掲載しました。

10/14紹介でも取り上げました「武装商店」様不定期の〝問屋の倉庫からこんにちは〟で発見された、富士山を象った刃文が施されている、これまた特殊な短刀のお話です。珍しいのは刃文だけでなく、刀身・鍔もなかなかお目に掛かることがない物です。鎺が美術刀用であるのと、柄糸が褪色してしまったので、いずれ改造してしまおうと考えています。

2020年10月19日

チャームポイントは、このぽっちゃりとした〝おなか〟です。

 仏像エンターテイメント部門「制多迦童子(イSム「掌」1st. Ver. 廃盤)」を掲載しました。

最初の発売は2012(平成24)年6月でしたが、惜しまれつつも、いったん2014(平成26)年に販売を終了した[掌]制多迦童子(1st. Ver.)のお話です。Standardの不動明王には脇侍が必要だと強く感じていました。モデルとしている像が同じ寺院所蔵の物ではありませんでしたが、〝定型の並び(組み合わせ)〟ができると安心するものです。イSム様の制多迦童子は最近の販売が3回目なので、初版の観察をしてみました。いずれ続編を掲載する予定です。制多迦童子の真言は「オン・キャラマ・セイタカ・ウンパッタ・ナン」です。

2020年10月18日

勿体無き絶版・「冠落し造」刀身の巻。

 模造刀エンターテイメント部門「『冠落し造』刀身 暗朱石目塗鞘茶革巻短刀拵」を掲載しました。

10/13に続き、慈成様の〝勿体無き絶版〟シリーズで「冠落し造」刀身のお話です。これまで何振も紹介してきた「鵜ノ首造」刀身は、刀背部分のほぼ中央部から切先にかけて削ぎ落としがなされてつつも切先部分で厚みが戻る加工でした。今回の「冠落し造」刀身は切先までを削ぎ落とした加工です。小烏丸刀身は切先が剣状となっていますが、「冠落とし造」刀身は刀の切先の形状が維持されています。こうした特殊加工の刀身が市場から姿を消してしまうのは無念です。

2020年10月17日

「鍛人」(かぬち)製品、安く入手しました。

 模造刀エンターテイメント部門「特殊武器紹介 鍛人製 鎖鎌」を掲載しました。

真剣を製作する「鍛人」(かぬち)ブランドの鎖鎌(くさりがま)を、中古で入手したお話です。「鍛人」ブランドは、とっても高額商品なのですが、装備品の分銅鎖が無い状態の中古品でしたので、市場流通価格の1/5~1/4で購入できました。これは極めて運が良かったのです。チャーム・ポイント〝粗めの青貝散らし〟の外見に反して、所々に実戦に備えた工夫がなされています。普段、装備する武器ではありませんが、扱い方は修練しようと考えています。喪失された分銅鎖を補うため、ホームセンターでパーツ探しをしなければなりません。

2020年10月16日

見事なまでに調和がとれているので「伐折羅」は〝売れる〟のです。

 仏像エンターテイメント部門「伐折羅(イSム「掌」 単品・新版)」を掲載しました。

2011(平成23)年9月に発売されたのがイSム・ブランドでは最初の伐折羅でした。その後〝ラインナップの見直し〟という理由で、いったん2014(平成26)年に販売終了となりました。2015(平成27)年2月には「掌」十二神将の初版が発売されました。単品・伐折羅に関する問い合わせが多かったということで2019(令和元)年7月に300体限定で再販が実現し、現在に至ります。大きく区切りを付けてみると、単品・初版/十二神将版/単品・新版の3種類の伐折羅が存在することになります。彩色は手作業でおこなっていますので個体差は生じてしまいますが、その個体差は不問とし、簡単な比較もしてみました。まだ在庫は有るようですが、興味をお持ちの方は急いだ方がよろしいでしょう。

2020年10月15日

平造で身幅の太い短刀です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 平造刀身 脇差」を掲載しました。

「武装商店」様不定期の〝問屋の倉庫からこんにちは〟で発見された、短いのに幅広の平造刀身という、通常商品としてはお目に掛かることができない、特殊な短刀のお話です。問屋倉庫からの発掘品ということで、金具・柄巻・鮫皮・鞘塗・・・と外装においては特に目新しい点を見出すことはありません。心に〝ゆとり〟ができた時、色々と弄って改造しちゃおうと考えています。何時のことになるやら、不明ですがね。

2020年10月14日

勿体無き絶版・「おそらく造」刀身の巻。

 模造刀エンターテイメント部門「『おそらく造』刀身 朱呂塗鞘糸巻短刀拵」を掲載しました。

これまで幾度となく特注等をお願いしてきた「慈成」様より、去9/30(水)を以て「模擬刀剣製品の販売停止」のお知らせが発表されました。独創的な刀身製作へ果敢に挑まれ、素敵な刀を何振も購入させていただきました。色々と事情があるのでしょうけれど、とても悲しいお知らせでした。・・・ということで、今回は「おそらく造」刀身短刀のお話です。

2020年10月13日

8頭のドラゴンが並んでいますが「九頭龍」(くずりゅう)なのです。

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project製『九頭龍鈴』」を掲載しました。

「Elfin Knights Project」様の素敵な創作法具のうち、8頭のドラゴンが独鈷をガリガリしている様な装飾を持つ金剛鈴のお話です。一目惚れして購入しました。「九頭龍鈴」(くずりゅうれい)と名付けられていますが、視覚で確認できる龍は8頭です。把(つか)を持った時、左右両端に9本の突起(真ん中の四角錐状の独鈷+周りの8本が龍の姿をしている)があるのでこのスタイルの法具は昔から「九頭龍○」と呼ばれているのだそうです。ちょっと形状は異なりますが、元ネタは大和国・長谷寺の「銅九頭龍九鈷鈴」でしょうか?

2020年10月12日

幅広二本樋同田貫刀身を用いた厳つい〝小太刀〟。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 幅広刀身 比良八荒(小太刀)」を掲載しました。

7/19「幅広二本樋同田貫刀身を用いた厳つい〝豪刀〟」で紹介した極太居合刀・比良八荒(ひらはっこう)の小太刀のお話です。短めの居合刀・美術刀は通常刀身を〝磨り上げ〟(短く加工)する為、通常刀身よりも高額になってしまうそうです。今回の比良八荒・小太刀は一尺八寸(約54.5㎝)ですが、鍔元から切先までほとんど太さが変わりません。獲物を〝叩き割る〟に充分な覇気を備えています。武装商店様の企画商品「比良八荒」は廃盤・品切れとなっていますが、幅広二本樋同田貫刀身は問屋さんに在庫があれば、特注などに取り入れることができるでしょう。ご興味をお持ちの方は、お問い合わせしてみてくださいな。

2020年10月09日

火生三昧(かしょうざんまい)に身を置く不動明王。

 仏像エンターテイメント部門「東寺講堂 不動明王(東寺監修・公認MINIBUTSU大サイズ)」を掲載しました。

昨日に引き続き、東寺講堂の不動明王のレプリカ・フィギュアのお話です。アノ権利関係に最も厳格な山城国の著名真言宗系寺院が東寺正式監修・許諾公認をしているということで、本物に極めて準じた造型となっており、彩色も非常に手の込んだ趣のある像に仕上がっています。東寺の売店かネット通販でないと入手できないので、なかなか世間での認知度は高くない様ですが、「立体曼荼羅21体セット」まで辿り着けないまでも、強力な仏的守護力を欲している方にはお勧めの一軀です。
不動明王の真言は幾つかありますが、一番長いのが「ノウマク・サラバタタ・ギャティビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン」です。煩悩に限らず、悪事を為す族を焼き尽くすことができますよ。

2020年10月06日

小さくても、造型は本物に準じています。

 仏像エンターテイメント部門「東寺 国宝・不動明王(京都ミニ仏像工房)」を掲載しました。

2011(平成23)年7月20日(水)~9月25日(日)の期間で開催された東京国立博物館・平成館特別展示室での「空海と密教美術」展で、先に紹介(8/24)した高野杉製「風」団扇とともに特設売店で購入した「京都ミニ仏像工房」様の東寺・不動明王像のお話です。現在発売されている【空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念】よりも古い版のフィギュアですが、低価格の割に造型は緻密で、さすが東寺監修が入っているだけあります。

2020年10月05日

うわっ、平安京に行きたくなった。

 歴史エンターテイメント部門「京都御所『御所車』(山城国)」を掲載しました。

年一回は何らかの形で上洛するように心掛けていました。2020(令和2)年も山城国へ赴く予定があったのですが、COVID-19の妨害により上洛未遂になっています。そんな時、かなり昔に購入した京都御苑内の売店で購入した「御所車」が発見されました(購入したのを忘れて数年もの間放置していただけです)。京都御所を懐かしみながら、牛車のミニチュアを観察しました。そうだっ、年末平安京に行こっ!

2020年10月03日

戦場に赴いたら振りまわす鑓です。

 模造刀エンターテイメント部門「長物特注 鍛人製 千鳥十文字鑓」を掲載しました。

中秋の名月が綺麗に見えています。ところで「神無月」になってしまいましたね。語源俗解ではありますが、神無月にはいつもより良からぬ事が生じやすい気がします。日本は宗教・信仰に寛容な国ですから「神仏習合」(しんぶつしゅうごう)という神道と仏教を融合させる考え方があります。神々が留守になるのであれば、神無月には仏の法力に頼るのも有効な自衛の手段でしょう。自衛といえば、大きく長めの鑓(槍)が必要ということで、今回はかなり以前に特注した千鳥十文字鑓(ちどりじゅうもんじやり)のお話です。真剣を製作する「鍛人」(かぬち)ブランドの長槍で、もう現在は同じ物の製作は困難でしょう。「武装商店」様HPにて発表された試作品の画像に感化され、何度も相談にのっていただき、試作品よりも長めにしていただきました。7/27紹介「大型独鈷杵目貫 朱鞘 長脇差」、7/28紹介「鍛人製金具装着 大型三鈷杵目貫 朱鞘 鵜首太刀」と〝お揃い〟の長槍になっています。

2020年10月01日

胆沢城外郭南門跡に復元された築地塀を見てきました。

 探訪エンターテイメント部門「陸奥国胆沢城(岩手県)」を掲載しました。

鎮守府巡察のため、胆沢城に行ってきました。「胆沢城跡歴史公園」がオープンしてからは初めての訪問となります。奥州市埋蔵文化調査センターから胆沢城跡へは県道270号線が通っており、また胆沢城政庁区には個人宅・私有地が点在しているために〝田圃に埋もれていた〟感の強かった胆沢城跡が歴史公園として整備されていくのは嬉しいことです。
ちなみにこの記事は新機軸「探訪エンターテイメント部門」の初投稿となります。歴史的な史跡・施設を訪れ、見どころを紹介していく予定です。これまで見過ごしてきた「鎮守府八幡宮」は良かったですよ。しかしながら、奥州市埋蔵文化調査センター内の阿弖流為像、鎮兵像(目が赤く光る)、「悪路王」の面を画像として掲載しようとすると悉く拒絶されてしまい、紹介ページにその画像はありません。蝦夷関係者ならまだしも、朝廷軍からもこのような対応されてしまったので、次回の巡察までに何とかしておきます。

2020年09月23日

レプリカが入手できないので、似た物を造っちゃいました。

 歴史エンターテイメント部門「『稲荷山古墳出土鉄剣』を意識した真鍮剣(武蔵国)」を掲載しました。

埼玉(さきたま)古墳群の稲荷山古墳から発見された鉄剣。レプリカが存在するのは知っていましたが、なかなか遭遇することができずに時間だけが過ぎていきました。それとは別に、模造刀業界で「剣」が登場した際、剣身のみを入手しました。現在とは異なり、以前は模造刀業界は融通が利き、今では不可能なことでもある程度は対応していただきました。さきたま史跡の博物館で販売していた「金錯銘鉄剣ペーパークラフト」がきっかけで、入手していた剣身の表裏に稲荷山古墳出土鉄剣の銘文115字を、彫るのではなく油性ペンの金インクでのせてみました。少し離れて見ると、金象嵌が施された様に見えます。本物よりも長く、大きい錆の付いていないな真鍮剣ができあがりました。

2020年09月16日

独鈷杵の最終形態〝スーパー独鈷杵〟。

 模造刀エンターテイメント部門「法具型武器紹介 独鈷双剣」を掲載しました。

〝遊び心の追究〟の産物に、タイミング良く遭遇できたというお話です。「武装商店」様が「Elfin Knights Project」様に依頼して製作された「試製・超々特大独鈷杵/別名:独鈷双剣)」、構造上は強度がじゅうぶんではないので実用的ではありませんが、視界に入っていると落ち着く逸品です。7/19紹介の海洋堂・帝釈天のところで〝持っている独鈷杵が短い〟という話をしましたが、これくらいの長さがあればカッコいいと思っていました。ヴリトラ(インド神話に登場する巨大な蛇の怪物)を倒すならこんな感じの独鈷杵だと心強いですね。

2020年09月13日

「蕨手刀」レプリカ、小さいのですがここだと入手できるのです。

 歴史エンターテイメント部門「『蕨手刀』ペーパーナイフ(陸奥国)」を掲載しました。

蕨手刀(わらびてとう)とは、東北地方の「蝦夷」(えぞ)が製作・使用していた片手持ちの柄・刀身が一体化した鉄刀で、日本刀の礎と位置付けられる武器です。精巧な蕨手刀のレプリカはなかなか遭遇することができませんが、蕨手刀を模したペーパーナイフならば、陸奥国胆沢城跡に近い「奥州市埋蔵文化財調査センター」の受付兼売店で購入することが可能です。ただ人気商品ということで、運が尽きていれば〝品切期間〟に訪問することになるかもしれません。一度、職員の方から「品切れなんです、すみません。」と伝えられ、撤退を余儀なくされた事があります。当御所は鎮守府に色々と用事があるので、何度でも訪れますけどね。

2020年09月07日

〝カルピスで水分補給〟の工夫。

今年の夏の暑さは桁違いでしたから、尋常では無い量の水分補給をしました。飲料水業界をしっかりと支えた感を持っています。
さて〝カルピスを牛乳で割る〟はかなり以前から実践していました。近年は「期間限定」も含めてカルピスの種類も増え、様々な味を楽しむことができるようになりました。「牛乳と一緒に楽しむカルピス」もありますよね。

では最近の試みを紹介致しましょう。

「手摘みオレンジ + 完熟マンゴー」少々に牛乳を注ぎます。

 

 

「手摘みオレンジ + 完熟パイン」少々に牛乳を注ぎます。

 

 

「完熟パイン + 完熟マンゴー」少々に牛乳を注ぎます。

 

カルピスは、自分に適合する分量を試飲しながら調整してください。
ちなみに当然のことながら、カルピスは混ぜることなく単体でも美味です。

牛乳以外だと、炭酸では甘さ控えめの三ツ矢サイダーゼロストロングで薄めています。
上記のカルピス3種をサントリー GREEN DA・KA・RAで薄めても楽しむことができます。
更に、完熟マンゴーや完熟パインは、100%オレンジジュースと合わせても美味ですよ。

 

実践したことはありませんが〝カルピスウォーターで割る〟ということも考えましたが、恐らく甘くなり過ぎるかと推測しています。

 

各カルピスには「5倍にうすめてコップ約15杯分」とありますが、肝心なことはカルピスを〝濃くしない〟ことです。当家ではコップの底に少々入れ、あとは牛乳でコップを満たすくらいにしています。牛乳の中に〝微かなカルピス○○の風味〟を感じる程度となっています。
でも、個人の味覚・嗜好は様々なので、自分に適合する分量を試飲しながら調整してください。

 

TVCMでは〝かき氷にカルピス〟をかけていますが、バニラアイスにカルピス単体・もしくは組み合わせてかけても楽しいですよ。

 

観察・探究の作業に従事する際や気分転換の折に、この様にして遊んでいます。皆様も試してみては如何でしょうか。

2020年09月06日

今日は、株式会社MORITA様埼玉ロジスティックセンターにお邪魔してきました。

株式会社MORITA様より受注生産「千手観音 緻密再現仕様2020」ができあがったというお知らせをうけ、休日を利用して迎えに行ってきました。

 

いよいよ〝大物〟千手観音とのファースト・コンタクト。
まず箱の蓋を開け、目にしたのは覆いが掛けられている状態です。

 

 

次に中央部の覆いの紙を取り除きました。

 

 

そして、顔を覆っている紙を取り除きました。

 

おおっ、感激の一言です。ロジスティックセンターの応接室での感動の対面はここまでです。

近いうちに「千手観音 緻密再現仕様2020」の詳細について、写真を撮って観察します。

 

更に、間もなく発売される掌「矜羯羅童子」(こんがらどうじ)と「制多伽童子」(せいたかどうじ)の現物を見せていただきました。

 

矜羯羅童子は〝シャープな顔立ち〟でした。このでき具合を見せていただくと、八大童子が欲しくなってしまいます。

発売されたら、まずは〝不動明王の脇侍〟として購入する予定です。

2020年09月01日

美術刀の赤系「微塵塗」も、仕上がりに〝個性〟が生じるのです。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 黒・赤微塵切返黒散鞘」を掲載しました。

今日で葉月(はづき)も終わってしまいますね。全く〝秋の到来〟の予兆を感じることもなく長月(ながつき)が始まります。早く秋らしさを感じたいものです。
さて、以前、美術刀の青梨子地鞘塗は特注ごとに差異が生じるということに触れましたが、赤の「微塵塗」(ラメ塗)も青梨子地に張り合うが如く、仕上がりに差異が発生します。今回は4/27紹介のショッキングピンク・ラメとの比較をしましたが、その似ているようで異なる微塵塗りの仕上がりのみならず、薩摩柄と小振りの鍔の組み合わせ、柄巻と柄下地の組み合わせ、微塵塗の切返しに黒散らしをかける・・・といった、特注デザインを複数融合させたことを、画像を用いて説明してみました。別の機会に〝赤微塵の色合いの相違〟について考察を加えたいと考えています。

2020年08月31日

東寺・帝釈天が持っている物よりも長いスタイルの独鈷杵です。

 歴史エンターテイメント部門「Elfin Knights Project製『独鈷杵』ハイメタル 燻銀Ver.」を掲載しました。

つい先日の〝ぷにぷに独鈷杵〟に対して、キンキンに尖っている〝武器らしさ〟が色濃い、Elfin Knights Project様製作のハイメタル「独鈷杵」のお話です。独鈷杵や三鈷杵・五鈷杵といった密教法具は、一般的に金色のものが知られています。Elfin Knights Project様は商品を独自製作されていますので、金・金古美・黒などの色仕上げが可能です。今回紹介するのは、通常の黒染を変更し磨き上げて艶を出した物です。便宜上「燻銀Ver.」としましたが、シルバーとは言い切れない、趣のある燻し銀風の独鈷杵です。通常の独鈷杵よりも両側の鈷が長く、そして鋭いのが、この商品の特徴です。自己の煩悩を押さえ込むこともできるそうですが、魔物と闘う際にはそのまま武器になるといいますし、ピンチになったら結界も張れるそうです。雷も操れるそうですが、その際は「雷公」(菅原道真)と衝突しないように注意しましょうね。

2020年08月30日

ぷにぷに独鈷杵。

 歴史エンターテイメント部門「もちもち金剛杵ペンケース」を掲載しました。

「フェリシモ おてらぶ」様が製作・販売されている商品名「もちもち金剛杵ペンケース」のお話です。2019(平成31)年3月26日~2019(令和元)年6月2日の期間で開催された特別展「国宝 東寺‐空海と仏像曼荼羅」の売店の中を左回り・右回り、そしてもう一度左回り(つまり3周)してグッズを吟味し、この「もちもち金剛杵ペンケース」を選びました。特別展の売店では購買意欲をそそるグッズが多く見られるのですが、いちいち購入しているとキリがありませんので、特徴的かつ独創的なグッズがあった場合に購入するようにしています。商品名は「もちもち金剛杵」ですが、当御所においては〝ぷにぷに独鈷杵〟と呼ばれています。

2020年08月28日

黒石目に黒微塵の切返しっ・・・て?。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 黒・黒微塵切返鞘」を掲載しました。

居合刀の特注をお願いする場合、〝細かいところはお任せ〟とは言いつつも、ある程度のスタイルやテーマのイメージはつくって店頭に向かいます。ところが美術刀の特注は「こういう一振」という案を持っては行きますが、店頭で視界に入ったデザインに影響されたり、武装商店様だと美術刀担当者様や店主様に相談にのっていただきながら〝その場で〟美術刀特注を頼んでしまうということが儘あります(1振の特注をお願いしに行ったら、2振特注して帰ってくるというパターン)。今回は、そうした店頭での話し合い(相談)から生まれた、〝黒に黒を合わせたデザイン〟の美術刀のお話です。具体的には、大車輪鍔の写真をタップして、特注した美術刀のパーツに関する説明をご覧くださいな。

2020年08月27日

「青梨子地」は毎回、色合いが異なります。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 青梨子地鞘」を掲載しました。

未だ鞘の「微塵塗り」や「黒散らし」が無く、美術刀の梨子地といえば赤の作例が多かった頃のお話です。赤梨子地とは異なり、青梨子地の色具合は〝不安定〟で必ずしも同じ様なものにはならないのだそうです。長めの薩摩柄にハマっていた時で(現在も継続中です)、柄糸と鞘塗を色々な組み合わせへの挑戦の産物の一振です。以前紹介した居合刀・美術刀の青梨子地との比較もしてみました。青梨子地塗は本当に奥深いものです。

2020年08月26日

かつては〝杉の香り〟が漂っていました。

 歴史エンターテイメント部門「高野杉製『風』団扇」を掲載しました。

前回の更新から、ちょっと間が開いてしまいました。もっと更新したい所存ではあります。さて、今回は2011(平成23)年7月20日~9月25日まで開催された「空海と密教美術」展の売店で販売されていた、高野杉製「風」団扇のお話です。購入当初は心地良い杉の香りが扇ぐごとに広がっていたのですが、段々薄くなり、最終的に匂いは無くなりました。また変形や欠損といった経年劣化が目に見えるようになっています。雅ではありませんが、木工用ボンドを活用して、今後も修理を重ねながら使用していきます。東寺や金剛峯寺の売店で〝いつも販売している〟と嬉しい一品ですね。再販を期待しています。

2020年08月24日

家康は切先を西国に向けたといいますが、今回は江戸に向けましょう。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 小柄・笄付ソハヤノツルギウツスナリ」を掲載しました。

6/6紹介「ソハヤノツルキウツシテミタナリ」は価格を抑えた武装商店様の企画特注品でした。今回は、その省略した小柄・笄を装備し、本歌(ほんか:本物)に長さを近づけた、より本歌ソハヤに近づけた居合刀特注のお話です。居合刀は二尺四寸~二尺五寸あたりが一般的な刀身となります。それよりも長く・短くしようとすると、その長さを変えた分、価格に反映されてしまいます。〝短くすれば安くなる〟というのは思い込みで、刀身を短く加工しなければならないため、手間が掛かった分、価格は高くなります。また鞘に小柄・笄を納める櫃を入れると制作時期は大幅に長くなり、既製品であれば兎も角、特注で小柄・笄櫃を依頼すると納期が遅くなり、価格は大幅に上昇します。今回のスーパー・ソハヤ(本歌に合わせた短めの特注)は、そういった企画が存在して、その企画に乗っかった感が強いものでした。なかなかな価格ではありましたが、造りを考えれば許容範囲であると判断し、納品していただきました。これで夢の〝ソハヤ大小揃え〟が実現しました。
徳川家康は、徳川氏に対して不穏な動きをみせる西国大名への威嚇としてソハヤの切先を西に向けたといいます。盆休みで例年であれば人びとは帰省・旅行などで楽しむ予定だったでしょうが、コロナ禍の影響により思いのままに行動することができなくなってしまいました。コロナ禍の状態が厳しい地域にソハヤの切先を向け、早期に沈静化することを祈念致しましょう。

2020年08月15日

むかし〝四天王を購入した〟らもらえた帝釈天です。

 仏像エンターテイメント部門「帝釈天(M-ARTS リアル仏像 キャンペーン非売品 廃盤)」を掲載しました。

未だ「イSム」ブランドが立ち上がる前、キャンペーンで「M-ARTS」四天王を購入すると頂けた「帝釈天」像のお話です。間もなく交換が終了してしまう「イSム 帝釈天~Premium~」とは異なり、全体的に黒っぽい佇まいの像で、本物と同様に台座の四隅に脚(台)が付いています。当時、四天王は既に所有していたので株式会社MORITA様に電話連絡を入れ、〝目ぢから強め〟の毘沙門天(現Standard)と如意輪観音(現Standard)を購入することで、この帝釈天を入手することができました。ポイント交換できる「帝釈天~Premium~」については別の機会に触れようと考えております。

2020年08月14日

稀少な鳳凰のお頭付き「衛府太刀」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 鳳凰頭衛府太刀」を掲載しました。

稀少かつ高価な「分銅鍔」(ふんどうつば)を装備した、模造刀の世界ではレアな「衛府太刀」のお話です。柄は巻鮫となっており、鞘の金具は〝重ね〟が見られ、その上で超レアな「分銅鍔」が備わっており、価格高騰の要素が満載の一振です。しかも受注生産ということで市場に流通した数は非常に限られており、極めて入手困難な模造太刀です。幸いにもオークションで発見し5万円前後程で確保することに成功しました。〝探して〟いると、必要な物とは巡り逢えるものですね。

2020年08月08日

絶版「梅鉢紋鍔」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 絶版・梅鉢紋鍔 天正拵」を掲載しました。

柄糸や鞘塗り、鞘を払えば刃文・刀身など、居合刀の個性を際立たせる要素は多種多様であり、特注をすれば理論上、ほぼ無限の組み合わせが可能になります。今回紹介の居合刀は奈良東大寺南大門前の「鹿屋」様で〝鍔に惹かれて〟購入した一振です。梅鉢紋が10個施され、うち5つが銀色の金属を埋め、残りの5つは透かしのままとなっています。気に入ったデザインでしたので、特注を依頼する際にこの鍔を指定したところ、〝造っていた職人さんが亡くなったので、もうこの鍔は造れない〟とのことでした。事実その後、いろいろ捜索してしましたがなかなか見つからず、執念で発見しましたが鍔単体で25,000円程の価格でした。この居合刀自体は当家においては数少ない細身・軽量の一振ですが、紺色の柄糸を柄頭に掛ける天正拵に溜塗りの鞘というスタイリッシュな上、この梅鉢紋鍔が装着されていていることから気に入っている打刀です。天正拵の柄巻方法を調べて、いずれは革巻に替えてしまおうと考えています。

2020年08月03日

〝めぢから〟強き、スーパー愛染明王。

 仏像エンターテイメント部門「愛染明王(イSムStandard 篁千礼彩色 極彩色仕様 2015 Limited)」を掲載しました。

コロナ・ウィルスの猛威が高まりつつある中、葉月に入ってしまいました。長期の抑圧された環境・状況の中、人間の浅ましき心根に起因する事件・出来事などが報道されています。愛染明王の修法により、世の中が平静な状態に戻ることを祈念します(とは言いながら修法を執り行う手順を知りませんが・・・)。さて、2015年限定版で発売された愛染明王・極彩色版ですが、現在ではイSム様「VIP コンシェルジュ」で「特別彩色の相談」の受け付けがおこなわれていますので、ご興味をお持ちの方は相談してみるとよろしいでしょう。ちなみにこれまでの経験上、個体で特別彩色を依頼するよりも、限定版が発表された時に購入申し込みをした方の価格が抑えられます。〝完全オリジナル〟を求める場合は、Standardの大物が1体買える程の費用×1.5+αを要するとお考えください。芸術、そして趣味娯楽には金がかかるのです・・・。

2020年08月01日

戦場に赴く際に佩いていく太刀です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 鍛人製金具装着 大型三鈷杵目貫 朱鞘 鵜首太刀」を掲載しました。

昨日紹介した長脇差と揃えの〝気合いの入った太刀〟のお話です。日本刀探究舎「鍛人」(かぬち)製の三尺太刀に魅了され、特注を依頼したのですが資材が整わない等の事情で計画が沙汰止みとなっていました。その後もタイミングをうかがっていたのですが、三尺刀身の調達ができないということになり、代替として鵜ノ首刀身による太刀製作へと方針転換し、この鵜首太刀ができあがりました。長脇差には独鈷杵を、この鵜首太刀には三鈷杵を目貫として装着していただきました。朱鞘・三本杉刃文・法具を目貫にするということで〝戦場に赴く装備〟ができあがったのです。

2020年07月28日

戦場に赴く際に携える長脇差です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 大型独鈷杵目貫 朱鞘 長脇差」を掲載しました。

既製品の太刀は何振も所有していましたが、やはり〝気合いの入った太刀〟を持っておかなければという考えに到達しました(昔の事です)。今回は、その太刀と揃いの長脇差のお話です。
この長脇差の特徴は、目貫に法具「独鈷杵」を装着しているところにあります。市販目貫の独鈷杵では、この〝厳つい〟長脇差に不相応であるとして「武装商店」・店主様に相談したところ、カウンターの奥から「こんなのあるんですけど・・・」と素晴らしいアイテムを出していただきました。法具としては小さめの、目貫としては大きめの「独鈷杵」。店主様は「何かあったら使おうと思って・・・」と仰っておられましたが、〝我が特注こそ何か〟だったので投入していただきました。

2020年07月27日

単品とセットでは〝違い〟がありました。

 仏像エンターテイメント部門「伐折羅大将(イSム「掌」 単品・旧版 廃盤)」を掲載しました。

イSム様の「掌」(たなこころ)シリーズのスタートで阿修羅と共に発売された単品・伐折羅(旧版)のお話です。
時系列でいくと十二体セットよりも先に購入していたのですが、じっくりと観察することも無く、仏像たちが立ち並ぶ棚に飾っていました。今回、単品・旧版を取り上げるにあたり、十二体セットの伐折羅との比較も簡単にしてみました。同じ「新薬師寺の伐折羅」をモデルにしていますが色々と相違点が発見され、楽しむことができました。

2020年07月23日

軽やかに殺陣ができる幅広刀身です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 幅広ジュラルミン刀身・天正拵」を掲載しました。

居合道・剣道の高段者用に開発された〝超軽量〟ジュラルミン刀身搭載の居合刀のお話です。これまで色々と紹介して参りましたが、真鍮製の〝厳つい〟刀身の居合刀と比べると、およそ半分強の重量です。刀身のみならず、透かしの多い菊形鍔、柄も細身がちな立鼓柄(りゅうごづか)ということで、全体の軽量化が図られています。また天正拵の居合刀としては、水牛角製柄頭の形態が現行の物とは異なり、価格に反映されてしまう「巻鮫」(まきざめ)がなされているという特徴に注目し、今後出逢うことが極めて困難であろうと予測しながら秋葉原に向かったことを覚えています。

2020年07月22日

吉野ヶ里遺跡の存続を決定づけた出土品の〝実物大レプリカ〟です。

 歴史エンターテイメント部門「吉野ヶ里遺跡出土『把頭飾付有柄青銅剣』」を掲載しました。

6/25紹介は「縮小レプリカ」でしたが、今回は「実物大レプリカ」のお話です。
ある会社の創業周年記念品として製作された物で、実際の出土品のサイズを念頭に、少々肉厚で制作されています。あくまでも原寸大レプリカなので、刃部はペーパーナイフの様に研がれたりしていません。表面は鋳物なのでざらつきがある仕上げになっています。付属の木箱に入れて飾ると、かなりの迫力があります。

2020年07月20日

〝会場限定販売〟という呪縛。

 仏像エンターテイメント部門「海洋堂『国宝 帝釈天騎象像』」を掲載しました。

上野の東京国立博物館・平成館特別展示室において2019(平成31)年3月26日~2019(令和元)年6月2日の期間で開催された特別展「国宝 東寺‐空海と仏像曼荼羅」で会場限定販売された海洋堂製フィギュア「帝釈天騎象像」のお話です。
権利関連に厳しい東寺が監修・公認したフィギュアで、東寺の売店で販売している物とは別の像です。海洋堂様は「阿修羅展」以降、東京国立博物館他での特別展と連動して幾つもの仏像フィギュアを製作・販売されています。東寺・帝釈天像フィギュアは数種類が流通していますが、やはり東寺が立体造形のデータ取りを許可したフィギュアは、全体的に造形バランスが本物に近く、カッコいいのです。この海洋堂「帝釈天」はバランス良く、その上で価格もお手頃ということで人気の高い仏像フィギュアとなっています。

2020年07月19日

幅広二本樋同田貫刀身を用いた厳つい〝豪刀〟。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 幅広刀身 比良八荒(大刀)」を掲載しました。

武装商店様の「ド迫力の刀身をなるべく安価に提供しよう」=「二尺五寸幅広二本樋同田貫刀身をなるべく安価でご提供というコンセプト」のもと、「比良八荒」(ひらはっこう)と命名された極太居合刀のお話です。
〝安価〟とは言っても6~7万円超にはなってしまいますが、それでも幅広同田貫刀身の迫力がこの価格で入手できることは凄いことです。〝同田貫〟の名を掲げても実際は通常刀身ということは通信販売ではよくあることです。この「比良八荒」の画像で〝リアル同田貫刀身〟を感じてくださいな。

2020年07月14日

弥生時代の剣は〝意外と短い〟のです。

 歴史エンターテイメント部門「ほぼ原寸大『把頭飾付有柄銅剣』」(肥前国)を掲載しました。

以前(6/25)紹介したペーパーナイフよりも、実はかなり前に入手していた〝ほぼ原寸大〟の把頭飾付有柄銅剣(はとうしょくつきゆうへいどうけん)レプリカのお話です。今でこそ偶にオークションで見かける有柄銅剣ですが、かつては有柄銅剣レプリカを扱っているところは無く、長期間にわたる探索活動の結果、山口県の「アトリエ青丘」様のHPで商品名〝銅剣レプリカ〟として有柄銅剣レプリカの受注製造・販売をしているという情報に辿り着きました。アトリエ御主人の御丁寧なご教示を受けて製造依頼をし、無事納品をしていただきました。塗料によって腐食・緑錆の再現がなされており、出土した遺物を手軽に扱っている感じを楽しむことができています。

2020年07月12日

風鈴ではなく「銅鐸」の音で夏の到来を感じています。

 歴史エンターテイメント部門「桜ヶ丘遺跡出土4号銅鐸」(播磨国)を掲載しました。

〝毎日更新〟を心がけてきましたが、俗世における〝仮の仕事〟で奔走しており、数日更新ができませんでした。「大人感覚で知的に探求する遊び」を標榜していますので、ゆとりを持ちながら今後は週に数回更新していくことにします。
さて、今回は弥生時代の青銅製祭器のひとつ、「銅鐸」のお話です。意外とオークションで銅鐸が出品されており、紹介されている写真が本当であれば〝本物の銅鐸〟と判断できます。かなり以前、入札した事がありますが、競り合って10万円超になった時点で諦めた経験が数回ありました。ただ、仮に本物が落札・入手できても、その維持・管理に苦慮したことでしょう。今回紹介するのはレプリカですが、兵庫県神戸市灘区の桜ヶ丘遺跡で出土した「4号銅鐸」の形・文様・銅鐸絵画が忠実に再現されている物です。制作されたのが「昭和銅鐸」様という会社ということは判りますが、この「昭和銅鐸」様についての情報を得ることはできませんでした。手製の舌(ぜつ)を吊して揺らし、弥生時代の音色を楽しんでいます。

2020年07月08日

吹き上げる炎、降り注ぐ焔。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 溶かし塗り鞘」を掲載しました。

始まりは、問屋企画品「徳川四天王本多忠勝拵」用に開発された「金秋塗り鞘」でした。
きっかけは、武装商店様がこの鞘塗りを〝溶かし塗り〟と称して発売された3振りでした。
〝仕上がり具合が保障できない〟不安定な塗りであることを了承し、それでも「気合いを入れて溶かしてください」と職人さんへの伝言をお願いしました。そうしたら、何ということでしょう!燃え盛る様な火焔の如き溶かし塗り鞘の一振が納品されましたとさ。

2020年07月02日

7月ですね。目に優しい緑色をご覧に入れます。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 緑微塵塗・黒散鞘」を掲載しました。

「微塵塗」(=ラメ塗)に黒散らしをのせるとカッコいいのは周知の事実です。
あとは好みで鞘のラメ色を何とするかを選べば良いのですが、ラメにして〝色の魅力〟が出るものと、残念ながら不発に終わる場合があります。現在でも種々組み合わせを考えておりますが、今回は〝格好良さ〟を確認した上で特注した、森林の中で木々と同化することができそうな緑色の特注のお話です。

2020年07月01日

〝赤と黒のエクスタシー〟を具現化した美術刀。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 赤微塵塗鞘」を掲載しました。

なかなかな数の模造刀特注をお願いしています。ほとんどが想像を超えた素晴らしい出来映えで、とても楽しんでいます。ただ稀にイメージと異なる状態の物と店頭で対面することがあります。いつもであれば気にすることなく支払いを済ませて連れて帰るのですが、本日紹介する特注美術刀は、新規パーツ導入の色合い調査という性格の物でしたので、造り直しをお願いしました。仕様違いの一振はHPで紹介され、間もなく買い手がついたそうです。善哉善哉。

2020年06月30日

毛抜型(形)目貫と堆朱塗の太刀。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 毛抜型(形)目貫 堆朱塗太刀 小烏丸刀身」を掲載しました。

珍しき堆朱塗の拵え、小烏丸刀身を内蔵した、古式を思わせる毛抜型(形)目貫を埋め込んだ太刀のお話・第3弾です。問屋倉庫に眠っていた在庫品の放出でした。しかも打刀拵の鞘だけなら堆朱鞘はありましたが、太刀拵の外装が堆朱塗はなかなかお目に掛かることはありませんでした。制作に膨大な時間・労力を要するため、それらがそのまま価格に反映されてしまうため、特注でも敬遠されてしまいます。ですから、幸運にもこの放出を獲得できたことを、とても喜ばしく感じています。

2020年06月29日

〝宇宙人〟じゃありませんよっと。

 歴史エンターテイメント部門「亀ヶ岡型『遮光器土偶』(陸奥国)」を掲載しました。

青森県の各所で販売されている「遮光器土偶」。亀ヶ岡遺跡で出土した物がもっとも著名でありますが、流通土偶には様々なバリエーションがあり、それはそれで楽しいです。
でも先ず購入するならば亀ヶ岡遺跡出土の土偶にしたいという気持ちがあり、その造形バランスに近い物を選び、購入しています。忠実な複製品を求めている訳ではありませんが、出来・不出来という評価をしつつ、心の内の基準をクリアしたら連れて帰ることにしています。今回は「縄文住居展示資料館カルコ」様で購入した遮光器土偶のお話です。

2020年06月28日

毛抜型(形)目貫と螺鈿散塗の太刀。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 毛抜型(形)目貫 螺鈿散塗太刀 小烏丸刀身」を掲載しました。

鎌倉「山海堂」様で購入した、古式を思わせる毛抜型(形)目貫を埋め込んだ太刀のお話・第2弾です。今回は珍しい「螺鈿散塗」(らでんちらしぬり)の外装をした、小烏丸刀身を内蔵する太刀です。
太刀金具は金・銀(燻し銀)・黒の3色ですが、外装の塗りは理論上無限の広がりを持ちます。先に紹介した黒呂塗の太刀(6/21)と、地味・派手比較もしています。

2020年06月27日

「鳥頸」3振目は直刀小烏丸です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 鳥頸太刀 直刀小烏丸刀身」を掲載しました。

既に似たような2振を紹介しました(6/17・6/20)が、本日は金具の組み合わせは同じでも、刀身と外装に違いのある鳥頸太刀のお話です。WEB上で錦地の模様が異なる作例を数振見かけた事があります。制作する職人さんも全く同じ物ではなく、異なる要素を採用して創作意欲を高めているでしょうから、その産物・作品として様々な刀が世に出ている訳です。鳥頸太刀を精力的に探索した訳ではないのですが、そこそこ長い年月をかけ結果として複数の鳥頸を入手することができました。並べてみると夫々が個性を有しており、〝模造刀の奥深さ〟を改めて実感したところです。

2020年06月26日

吉野ヶ里遺跡の存続を決定づけた出土品の縮小レプリカです。

 歴史エンターテイメント部門「『有柄銅剣』ペーパーナイフ(肥前国)」を掲載しました。

ペーパーナイフにしておくには勿体ない程、素晴らしい造形の有柄銅剣レプリカです。残念なのは本物の3分の1サイズに縮小されていることです。実用的ではないかもしれませんが、原寸大にして欲しかったです。原寸大の吉野ヶ里・有柄銅剣(形のペーパーナイフ)、皆様も欲しいと思いませんか?

2020年06月25日

愛欲染着(愛執染着)に身を置き、悟りを開く途に誘う明王。

 仏像エンターテイメント部門「愛染明王(イSムStandard)」を掲載しました。

現行販売品のイSム愛染明王の紹介です。
仏教では忌避されがちな人間の愛欲貪染(あいよくとんぜん)を悟りの境地に到達するための建設的なエネルギーへと浄化することを説く明王です。
起源こそ不明確なれど、一面六臂三目(いちめんろっぴさんもく)の忿怒相(ふんどそう)にもかかわらず平安時代以降たくさんの人々の信心を集めています。
やはり「愛」の字が持つ不思議な力によるものなのでしょうか。
真言は「オン・マカラギャ・バザロウシュニシャ・バザラサトバ・ジャクウン・バンコク」です。

2020年06月24日

〝スーパー長巻〟が現れた。

 模造刀エンターテイメント部門「長物紹介 長巻 五尺三寸」を掲載しました。

居合刀レベルの刀身を装着した長物(ながもの)が市場で流通したのはとても短期間(2008年)のことでした。短期集中的(約半年)に新規開発商品および類似商品が発売されると、特に長物については高額商品のため、全てを入手することが困難です。前回の長巻(ながまき)紹介(6/13)は運良く入手できましたが、その後の「武装商店」様企画の素敵な長巻2種はタイミングが合わずに逃してしまいました。そんな悔しさが心中で燻っていた2013年に問屋倉庫からの問屋企画品が発掘され、公開されました。なかなか市場に出回らない長物でしたので、またしても秋葉原に急行したのを覚えています。

2020年06月23日

銅銭はこうして造られていたのです。

 歴史エンターテイメント部門「『富本銭』鋳樟」を掲載しました。

現在も毎年開催されている「発掘された日本列島 新発見考古速報」。かなり前の、現在ではメジャーな遺跡が発掘されてその出土品が注目された頃の考古速報展は規模が違いました。連日にわたりたくさんの見学者を動員し、特に売店(ミュージアムショップとは別に設営)で販売されていたグッズが素晴らしい品揃えだったのです。
今回は昔在の銅銭がどの様に製造されていたのか、その過程が判る鋳樟(いざお)のレプリカを紹介しています。

2020年06月22日

毛抜型(形)目貫の太刀に出逢うには。

 模造刀エンターテイメント部門「毛抜型(形)目貫 黒呂塗太刀」を掲載しました。

鎌倉「山海堂」様で購入した、古式を思わせる毛抜型(形)目貫を埋め込んだ太刀のお話です。柄反り強めの太刀が常時在庫ありの山海堂様を不定期に訪れ、その時に出逢えた拵の太刀を連れて帰っていました。近いうち、また太刀を観にうかがいたいと考えております。他店で販売される太刀拵は通常の柄・刀身で太刀を構成しているので、また毛抜型(形)目貫の太刀はなかなか出逢えませんから山海堂様の太刀(「鎌倉太刀」)の存在は際立っています。神事の流鏑馬(やぶさめ)をされる方が、購入するそうですよ。
「尻鞘」(しざや)についても言及しています。

2020年06月21日

幻の七星剣、登場(その2)。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 七星剣(後期型)」を掲載しました。

6/16に紹介した「七星剣」(前期型)の続きのお話です。今となっては時期が何時だったか不明ですが、モデル・チェンジがなされた「七星剣」(後期型)について観察しました。そして前期型・後期型の比較をしています。モデル・チェンジによって省略されてしまった箇所もあれば、改良された箇所もあります。
一振を購入してしまえばそれでおしまいですが、仕様替えされたことを契機に追跡していくと、普通の認識では見えない事象を発見することができました。

2020年06月20日

太くて重たい〝スーパー姫鶴〟です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 色替姫鶴一文字(暗朱鞘)」を掲載しました。

〝スーパー山鳥毛〟の特注と共にお願いした、姫鶴一文字をイメージした特注のお話です。
「武装商店」様の企画品「無銘九字兼定HW」(むめいくじかねさだヘヴィーウェイト)で採用されていた暗朱鞘(あんしゅざや)が目に留まり、問い合わせるとメーカーから〝暗朱鞘は真鍮幅広二本樋の刀身とセット〟という縛りがあるとのことでした。
姫鶴一文字は細い刀身というイメージでしたが、特注なので極太の姫鶴にチャレンジしました。金扇の目貫を指定し、暗朱鞘とのバランスを考慮して鮫皮を暗めの暗朱にしていただきました。また、鞘の暗朱との色合いを踏まえて赤味の強い茶色の柄革を持ち込みました。それ以外はすべて職人さんにお任せでした。
随所に素敵なアレンジを加えていただき、お気に入りの一振りになりました。

2020年06月19日

真言密教の世界観を具現化した「独鈷剣」。

 模造刀エンターテイメント部門「法具型武器紹介 独鈷剣」を掲載しました。

真鍮製「剣」が登場するまで、仕込み系武器用の切先諸刃(きっさきもろば)の直刀(ちょくとう)は存在していました。真鍮製「剣」は真鍮板から削り出した全部諸刃で、鞘や鎺(はばき)がこの剣身の為に新造されたのだそうです。存在を知ってから現物に巡り逢うまで、結構な時間を要しました。店頭で見かけた時に〝逃すまじ〟との覚悟で捕獲したため、「光の速さで」購入してしまいました。
〝法具型武器〟として独鈷剣は、置いておくだけで独特の存在感を有しています。もっと色々なバリエーションの剣を特注したかったのですが、あまり剣の入荷が無く、またこの独鈷剣を入手したことで安心してしまい、気が付くと剣の在庫が無くなっていたようです。
恐らく、もう真鍮製「剣」は生産していないのではないかと存じます。

2020年06月18日

幻の七星剣、登場。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 七星剣」を掲載しました。

鎌倉「山海堂」様で購入した「七星剣(しちせいけん)」(前期型)のお話です。〝前期型〟は当方が区別するために用いている便宜上の呼称で、またこの七星剣が〝居合刀〟なのかという指摘はご遠慮ください。当方では柄下地が木製であるものを居合刀、プラスチックであるものを美術刀として区別しております。
居合刀としては珍しいパーツ(金具)をたっぷりと投入している、振ることの無い、飾るための一振です。この様に説明していますが、この手の居合刀は貴重・大好物で、高評価・大絶賛をしています。
残念ながら現在は「在庫・入荷予定無し」となっています。でも絶版ではないようで、山海堂様旧HPでは〝需要により再入荷を検討します〟とあります。ご興味をお持ちの方は山海堂様にお問い合わせくださいな。

2020年06月17日

安底羅大将、2体の身体計測を行います。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画① 『安底羅大将』像の比較検証」を掲載しました。

思いがけず、同朋舎(どうほうしゃ)メディアプランの安底羅大将(あんちら/あんてぃらたいしょう)を入手することができました。以前から気になっていたので、「同朋舎」安底羅とイSム「掌(たなごころ)」安底羅を並べ、様々な視点から比較検証をしてみました。〝兄弟〟ともいえる両者ですが、いろいろな〝違い〟が見えてきました。「同朋舎」十二神将に興味が湧いて、まだ販売しているのであれば購入したくなってしまいました。

2020年06月16日

最近のぐるぐる繋がりで、蛭巻風太刀の紹介です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 蛭巻風太刀・手掻包永」を掲載しました。

本歌(ほんか:本物)の「蛭巻太刀」(ひるまきだち)は、薄い金属板をクルクルと巻き付けているのだそうです。居合刀における蛭巻の再現は、柄下地・鞘に蛭巻刻彫(きざみぼり)を入れた、金属板を巻き付けることのない物です。武装商店様ではこれまで数振りの素敵な蛭巻風太刀の販売がありましたが、タイミングが合わず悉く逃して悔しい思いをしていました。こちらの「手掻包永」(てがいかねなが)は柄巻・鮫皮・渡巻が無い分、太刀であるにもかかわらず安価あったので入手することができました。
ここでの「改造」とは太刀緒を鹿革のものに替えてもらったことを指します。
ついでにこの蛭巻風太刀用に尻鞘(しざや)も添えていただきました。

2020年06月15日

「長物」シリーズ始動。まずは長巻から。

 模造刀エンターテイメント部門「長物紹介 長巻 刃長一寸五分」を掲載しました。

映画・時代劇を視聴していると、演者の方々がたいそう素敵な武器を装備されているのを目にします。刀・太刀だと殺陣をする関係からアルミや竹光(木製)だったりすることが多いのですが、「長物」(ながもの)は穂先部分こそ竹光(木製)なのでしょうが、長柄(ながえ)や装飾の部分はなかなか丁寧に造られていると感じています。太刀の鞘などは、カッコ良ければ可能な範疇で特注デザインの参考にしてしまいます。
さて今回は、居合刀でも使用されている刀身を長柄にはめ込んだ問屋企画品「長巻」の紹介です。実際の戦場では、太刀・刀・脇差よりも長物がメイン・ウェポンでしたからね。長物の種類も最近では色々と増えてきているのは喜ばしいことです。

2020年06月14日

首里城の一般公開再開、「見せる再建」も本格的に開始。

 歴史エンターテイメント部門「琉球国王之印」を掲載しました。

2019(令和元)年10月31日未明、再建首里城が焼失してしまいました。
世代を超えて受け継がれ、そして現代でも後世に引き継ぐために整備・管理がなされている文化財が損なわれることは大いなる心痛が伴います。沖縄県民の皆様の御心情を御察しするとともに、再建に何らかの形で協力していきたいと考えております。
再建計画も発表され、今後の計画・再建事業の進展にも期待しています。
さて今回は、2年前に訪れた首里城内の売店で購入した「琉球国王の印」のお話です。

2020年06月13日

幻の〝仕込みひのきぼう〟。

 模造刀エンターテイメント部門「仕込み物紹介 仕込みひのきぼう」を掲載しました。

武装商店様で買い物をすると「ひきかえけん」(単位はGold)をもらうことができます。貯めたポイントにより交換できる商品が各種あります。2007年の紹介記事で〝MGひのきぼう交換〟の告知がなされました。先着15本。場所は秋葉原。〝全国からこのひのきぼうを狙って人々が集結するっ〟と考え、交換開始2日目か3日目に店舗を訪れました。そして幻の逸品を入手することに成功したのです。

2020年06月12日

相手の意表を突く仕込み武器。

 模造刀エンターテイメント部門「仕込み物紹介 仕込み木刀」を掲載しました。

「籐巻」の流れから、本日が仕込み武器を紹介します。
一見すると剣道等で使用する木刀。プラスチックの鍔を白いラバーで留めています。
何故か手元(柄)に籐が巻かれています。木刀は柄巻がありませんので、滑り止めのために籐が巻いてあるのか?と思いきや、何とビックリ「仕込み木刀」だったのです。通常の木刀であれば〝オトナ買い〟することができる価格でした。こういった楽しい物であれば、少々値は張ったとしても手元に置いておきたくなります。使うことはありませんが、とてもFunnyな一振りです。

2020年06月11日

「籐」で総てをグルグル巻き。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 総籐巻小太刀」を掲載しました。

以前(5/2)、鞘を金具で固めた様な重装備の半太刀改造を紹介しました。でも特注・改造品でも市販品であっても金具は外れてしまうことがありますので、気付いたら瞬間接着剤を少なく丁寧に患部へ流し込み修理をしています。
今回はそんな気遣いは無用という、柄も鞘も全部「籐巻」(とうまき)とした小太刀のお話です。別の改造(5/10)で鯉口の調整をしていただいた際、鞘の手元を籐巻にしていただきました。籐巻は巻いた箇所の強化を実現します。特注例として籐巻した上に黒呂塗や黒石目塗を施したものを目にしたことがありますが、なかなか費用が掛かるということで躊躇していました。そんな時、魂琥李斗(現・ガットバスター&コンクリート)様のWEBショップにおいて中古品として出ていた総籐巻小太刀に出逢ったのです。

2020年06月10日

昨日は「金」より「銀」って言いましたが、実は「金・銀」共に揃った例もあるのです。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀紹介・特注 カマス切先刀身 金銀微塵・黒散塗鞘」を掲載しました。

美術刀の刀身ですが武装商店様では「カマス切先」、問屋さんでは「大帽子」と呼んでいる切先(きっさき)が通常刀身よりも鋭い二振りの紹介です。
問屋企画「加藤清正拵」という商品用に切先の鋭い刀身が開発されました。〝銀ラメに黒散らし〟であったものを武装商店様では〝金ラメに黒散らし〟に代えて発売されました。ちょうど時期が同じ頃、加藤清正拵の鍔替え特注をお願いしていたので金ラメも購入し、並べて比較してみました。勿論、加藤清正っぽさは・・・。

2020年06月09日

みんな「金」が好きだから、敢えて「銀」にしてみました。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 黒銀切返鞘・小太刀」を掲載しました。

美術刀「へし切り」が発売された際、柄糸・鍔などを変更したヴァリエーションが次々と発売されました。「圧し切り長谷部」はこの頃、既に居合刀特注を依頼していましたので通常の美術刀へし切りを購入する意思は有していませんでした。しかしながら今後の居合刀特注のイメージ形成の為、美術刀へし切りの色を変えて全体像を確認してみようと考えました。それでも既存品の単なる色替えでは芸がありませんので、「鞘に文字入れ」で紹介した美術刀の小太刀で、新パーツの柄頭太刀金具と鞘の微塵塗りを試す形での特注をお願いしてできあがったのが此方の一振りです。短いのですがスタイリッシュな一振りにまとまりました。

2020年06月08日

碧き姫鶴一文字=〝色替姫鶴〟青梨子地鞘Ver.です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 色替え姫鶴一文字(青梨子地鞘)」を掲載しました。

鍔の無い〝上杉型合口拵〟が気に入ってしまい、勝手に「色替え姫鶴一文字」シリーズをつくりました。これまで紹介した問屋企画品の姫鶴一文字、特注の四神守護刀青龍が、このシリーズ所属の構成員となっています。今回は魂琥李斗(現ガットバスター&コンクリート)様に特注をお願いした青梨子地(あおなしじ)鞘の〝碧い姫鶴一文字〟です。特注「青龍」納品後に考えた銀金具を装着した青い姫鶴の構想を具現化したもので、鮫皮も銀塗りにしていただきました。長さは指定?お任せ?か忘れてしまいましたが、短めの姫鶴になっています。小柄(こづか)・笄(こうがい)も備えており、長脇差(ながわきざし)としては丁度善き一振りになりました。

2020年06月07日

居合刀ソハヤ、降臨。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 ソハヤノツルキウツスナリ」を掲載しました。

2007(平成19)年の特別展「大徳川展」で大集結した徳川関連の刀たち。その中でも異彩を放つ徳川家康愛刀の写しのお話です。武装商店様の企画品で、細かいところはさておきの本歌(本物)に似せた一振りです。この頃は文化財の写し(似せた物)に対する意識が皆無に等しかったので、購入に至るまで時間を要しました(高額居合刀であったことも躊躇の理由でした)。何度か店頭で手に取らせていただきましたが、回を重ねるごとに〝情が湧いて〟きました。図録等で関連情報を調べ、テンションを高揚させて購入しました。
「赤銅鍍金仕上げの鍔」の取り扱いが難儀で、汚れが酷くなってしまったことをきっかけに再鍍金と鎺(はばき)への彫刻という改造をお願いしました。自邸でソハヤ(写し)を愛でる楽しみは堪りません。

2020年06月06日

絵画から〝婆娑羅な風〟を吹かせる「担ぎ大太刀」を立体化。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 『騎馬武者像』担ぎ大太刀」を掲載しました。

武装商店・店主様と図録『日本のかたな 鉄のわざと武のこころ』(1997・平成9)を見ながら特注の話をしていた時、騎馬武者像に描かれた大太刀を見て「この絵に描かれた長い太刀を造ってもらうこと、できます?」と聞いてみたら「見えない所は想像になりますけど、この頃の作例を参考にしたらできますよ」と超好感触の返答をいただきました。ゼロから製作だと費用が嵩むため、店頭の三尺ジュラルミン刀をおさえ、これをベースに改造をお願いしました。絵画に表現された情報と、現存している古い時代の作例を参考に、武装商店・店主様のプランニングといつもの職人さんの技術が合わさって、またしても素晴らしい一振りを仕上げていただきました。

2020年06月05日

織田信長の右筆に・・・。

 歴史エンターテイメント部門「真鍮製の馬蹄形『天下布武』印(近江国)」を掲載しました。

滋賀県立安土城考古博物館内のレストラン&ミュージアムショップ「ムエール」様で購入しました。「ムエール」様で販売するグッズは単調にならぬよう工夫されていて、たまに高額商品ですが著しく購買意欲を刺激するグッズが販売されます。それらは数量限定販売だったりするものですから、逃したくなければ執念にも似た情報収集力を駈使し、その上で「運」を味方につけねばなりません。
単に「天下布武」印ということであれば、ハンコ形式の物は簡単に入手できます。しかしながら、今回紹介するような金属製の天下布武印の様に〝気合いの入った〟アイテムであれば安土訪問記念という意味合いだけでなく、織田信長の右筆(ゆうひつ:書記官)の一員になれるかも・・・という浪漫が付いているはずです。
因みに「天下布武」印の現物が伝わらないのは、アノ場所で焼けちゃったのでしょうね。

2020年06月04日

改造で、元の面影が無くなりました。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 脇差 鵜の首刀身」を掲載しました。

一昨日の圧し切り・昨日の明智拵は〝職人さんに完全お任せ〟でした。本日紹介の脇差は〝完全自力救済〟の発想で組み上げた物です。改造目的で素体を探し、既に入手していた各部材(今回は柄頭・縁金具・目貫・切羽・鎺・鍔・柄革)を投入し自力で仕上げました。元のままなのは刀身・鞘・柄下地だけです。
本職の方の仕事と比べる迄も無いのですが、自由気儘に改造するって凄く楽しいのです。職人さんが丁寧に造られた刀は勿体なくて袋に入れて刀掛に飾っていますが、自作の刀は気遣いせずに扱うことができますので、此方をご覧の皆様も是非チャレンジしてみてください。
金具はだいたい模造刀を扱う店のWEBショップで販売しています。いつも柄革は九州の「Onigite.刀剣」様(http://onigote.com/?mode=cate&cbid=474444&csid=0)から取り寄せていますが、「Onigite.刀剣」様は現在営業中止(閉店)されておりますのでご注意ください。最近ではAmazon.comでも柄革の取り扱いがありますね。また、時間に余裕があればオークションを見て、気に入った部材があれば押さえています。例えば、気に入った柄頭(縁金具とセットの場合が多い)があれば、その金具に合いそうな鍔を探す。そうした組み合わせパターンを複数確保しておけば、改造する素体と出逢えたら直ぐに改造に着手することができます。

2020年06月03日

居合刀で〝本能寺の変〟。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 制作時復元仕様 溜塗打刀(明智拵)」を掲載しました。

昨日が圧し切りだったので、本日は短く太めの、本歌・明智拵が造られた当初の姿をイメージして制作された特注のお話です。
これまで幾多の特注をお願いしてきましたが、当方の指定は持ち込んだ萌葱色(もえぎいろ)の柄革の使用のみで、あとは職人さんの仕事がし易い様にという〝最もお任せ〟度合いが高い特注でした。今まで諸々の改造・特注に応えていただいた職人さんなので全幅の信頼をおいているのですが、経過報告や当方への説明・確認といったご配慮をいただき、またしても素晴らしい一振りを納めていただきました。更に博識この上ない武装商店・店主様にも多大なるご尽力をいただき、この特注が実現しました。お陰様で当方武具所蔵庫がますます充実していきます。

2020年06月02日

特注が・・・プロトタイプ(試作品)となりました。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 圧し切り長谷部」を掲載しました。

居合刀で山鳥毛一文字・ソハヤノツルキウツスナリ・日光助真など、現存文化財を模した商品(試作品も含む)が発売されていた折り、未だ商品化されていない歴史上の人物に関連する特注の相談をしました。武装商店・店主様が図録『日本のかたな 鉄のわざと武のこころ』(1997・平成9)の中から「圧し切りなんてどうですか?」と提案してくださいました。写真を見て、メールも介して何度か打ち合わせをしていただき〝こだわり満載〟の一振りとなりました。特に超ベテラン彫金職人さんにお願いした「斧題目」の鍔、当時は裏側の意匠(デザイン)がわからなかったので想像で彫っていただきました。この〝野晒し〟のデザインは、武装商店・店主様の発案によるものです。表の斧・題目(南無妙法蓮華経)とのストーリーになっており、後に発売された既製品とは異なる〝唯一の圧し切り〟となりました。この鍔一枚で居合刀数振り購入できるそうですと。

2020年06月01日

居合刀「四神守護刀」その2は、〝色替姫鶴〟でもあります。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 四神守護刀『青龍』」を掲載しました。

此方は新宿「魂琥李斗」(現・ガットバスター&コンクリート)様に特注をお願いした居合刀「四神守護刀」のうちの青龍です。現在、ネット上で居合刀「青龍」の写真は閲覧できませんが、YouTubeに紹介動画がありましたので、ご興味お持ちの方はご覧ください(https://www.youtube.com/watch?v=93RQ6YrbvVo)。

特注にあたり、柄革を青色?紺色?(かなり前のことなので忘れてしまいました)でお願いし、青色系でありながらも重厚な雰囲気の仕上がりに、とても満足したことを覚えています。「四神守護刀」は現在、美術刀と短刀のみの取り扱いとなっています。居合刀を欲する方がいらっしゃいましたなら、特注を相談してみるとよろしいでしょう。

2020年05月31日

「掌」十二神将の最後です。

 仏像エンターテイメント部門「摩虎羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「摩虎羅」(まこら)、国指定名も「摩虎羅」(まこら)とされる、イSム摩虎羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約166㎝、干支では「卯」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は白色で、真言は「オン マコラ ソワカ」です。
十二神将は「限定生産」ということですが、特に人気があって再販要望が多く寄せられると不定期で再販が実現するそうです(必ずと断言できませんが)。十二神将はこれまで4度販売されていますので、此方をご覧になり〝十二神将が欲しい〟と感じられた皆様が本社(株式会社MORITA様)宛てに再販要望を送信されれば、近いうちに5度目の販売が実現するかも知れませんね。

2020年05月30日

遂に「茨木氏彩色 阿修羅」、公開っ。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(M-ARTS リアル仏像 精密現存復元仕様/茨木Ver.限定品)」を掲載しました。

ガレージキットメーカーKOCを主宰されている茨木彰氏がM-ARTSにいらっしゃった際に彩色を手掛けた限定阿修羅の紹介です。おそらく、この存在を知っている方は少ないことでしょう。かつて旧本社(現・埼玉ロジスティックセンター)のショールームに陳列されていた数種類の像が、一般に知られているものとは明らかに異なった雰囲気であることに気づき質問したところ、スタッフの皆様から「茨木塗り」であることを教えていただきました。そこから足繁くショールームに通い、知りうる可能な限りの「茨木塗り」を入手しました。茨木Ver.の阿修羅は数体並んでいたと記憶しています。兄弟(姉妹?)たちが、今も何処かで大切にされているのでしょう。

2020年05月29日

運良く巡り逢い、改造しちゃいました。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 柄/渡巻 革平巻 朱鞘太刀拵」を掲載しました。

実店舗の店頭で、WEBショップの情報で、そしてオークションで素敵な遭遇があります(但しオークションではそれほど多くありませんが)。此方(写真下)は、新品で状態も良かったので落札しました。元々の姿を写真におさめていなかったのですが、朱塗りの鞘には責金物(せめかなもの)・石突金物(いしづきかなもの)しか装着されていない、寂しい佇まいだったのです。此方の改造は単に金色の〝桐紋シール〟を複数貼り付けただけですが、それだけでもだいぶ華やかさが加わりました。

2020年05月28日

創作でも充分に楽しい。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 武田信玄太刀 来国長」を掲載しました。

現存する武田晴信(信玄)の佩刀(はいとう)であった「来国長」(らいくになが)とは拵えが異なります。武田っぽいのは「武田菱」が鞘に施されているくらいでしょう。美術刀の同名商品の方がもっと外見を似せて造られています。
歴史上の人物名を冠した居合刀・美術刀のほとんどは創作なので、細かいことを気にせずに楽しめば良いのです。
今回紹介するのは伝存する文化財とは全くの別物ですが、革の平巻き(柄・渡巻)、鞘に責金物(せめかなもの)・胴輪(どうわ)・芝引(しばひき)・雨覆(あまおおい)・石突金物(いしづきかなもの)と金具のフル装備、それでいて刀身が綺麗ときています。現在、通常の居合刀・太刀拵でここまで手間が掛けた物は無いでしょう。

2020年05月27日

三つ叉の槍は神の武器。

 仏像エンターテイメント部門「因達羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「因達羅」(いんだら)、国指定名では「波夷羅」(はいら)とされる、イSム因達羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約156㎝、干支では「巳」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は赤色で、真言は「オン インダラ ソワカ」です。

2020年05月26日

切返しの金部分に凝った「へし切り」です。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 へし切り長谷部」を掲載しました。

新規パーツが投入された問屋企画の「へし切り長谷部 黒田官兵衛拵」をベースにした特注のお話です。現存する「金霰鮫青漆打刀拵」(きんあられさめあおうるしうちがたなこしらえ)がモデルで、江戸時代後期に製作された拵と推定されています。大河ドラマではコレで描かれていましたが、この外装の状態で織田信長から黒田孝高(くろだよしたか:官兵衛)に与えられた訳ではありません。
この特注では鞘の切り返しで金色の部分を工夫しました。既存美術刀に用いられている少々複雑な鞘塗りに色替えしていただきました。

2020年05月25日

鋒両刃の長さを調整してもらいました。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 小烏丸刀身・平清盛拵」を掲載しました。

きっかけは、ほぼ問屋企画品「平清盛拵 小烏丸太刀(太刀鍔)」の〝強めの凸塗り〟(ぼこぬり)でした。この平清盛拵えは鞘塗り・柄巻・鐺金具など新規の要素が多く盛り込まれている美術刀でした。刀身は鋒両刃造(きっさきもろばづくり)の小烏丸(こがらすまる)でしたので、両刃部分の長さを調整することを依頼しました。個体差があるようですが、通常の小烏丸刀身は両刃となっているのはだいたい切先から刀身の1/3ほどです。此方の特注では刀身の2/3ほどを両刃にしていただきました。

2020年05月24日

ブームの始まりはコレ。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(M-ARTS リアル仏像 精密現存復元仕様・廃盤)」を掲載しました。

2009(平成21)年に開催された〝伝説〟の「国宝阿修羅展」。
 東京国立博物館(3/31~6/ 7)…94万6172人を動員
 九州国立博物館(7/14〜9/27)…71万 138人を動員
阿修羅像の出張展覧会動員人数の合計は、165万6310人だったそうです。
両展示終了後、帰山記念として興福寺仮金堂で開催された「興福寺国宝特別公開2009 お堂でみる阿修羅」(10/17〜11/23)では25万6千人(詳細な人数にたどり着くことができませんでした)を集客し、東京・九州・奈良の特別展で総計191万2千人を動員したとのこと。博物館展示において空前絶後の記録を樹立しました。
東京・初日の朝、早めに到着したにも関わらず既に長蛇の列ができており、海洋堂「阿修羅」(3000円)が入口手前で売切というアナウンスがあり、前方に並んでいた方々が係員に詰め寄り、結果的に〝ひとり2体まで〟ということで〝その週の販売予定在庫を放出する〟ということになりました。引いたところで見ていたら、目の前でこの様な展開がありました。
紹介するM-ARTS阿修羅はこれ以前に発売されていたのですが、残念ながら売店には並んでいませんでした(〝大人の事情〟だそうです)。阿修羅展以前にも結構売れ行きが良かったとのことですが、阿修羅展をきっかけに注文が殺到したそうです。善哉善哉。

2020年05月23日

ぜ~んぶ両刃にしてしまいました。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 全部諸刃の小烏丸刀身」を掲載しました。

美術刀の小烏丸刀身は、削り出しで鋒両刃(きっさきもろば)の形状に整えていくのだそうです。個体差は生じるそうですが、逆に考えれば両刃の長さは変えられるということになります。ただ、厳密な長さの指定を受けるのは難しいということでしたので、「全部を両刃にできますか?」と問い合わせたところ、〝やったことが無いし面白い〟ということで受けていただきました。

2020年05月22日

予想外の、ほぼ本歌用拵え。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 山鳥毛一文字」を掲載しました。

「武装商店」様HP2009年3.9・3.11の両日にわたって紹介された鍛人(かぬち)製の三尺半太刀に衝撃を受け、鍛人製三尺刀身の特注を問い合わせたところ部材終了で不可ということでした。しばらく経ってから諸々相談にのっていただき、既製品の山鳥毛をベースに〝スーパー山鳥毛〟の制作をお願いすることにしました。
此方からの具体的な依頼は①柄巻は革で、②銀地の鎺に表が愛染明王の「ウン」・裏が毘沙門天の「ベイ」を入れる、③金虎の目貫、④合口拵にする。ぐらいで、他はすべて職人さんにお任せです。手の込んだ特注でしたので時間はかかっていますが、至極の美しき仕上がりになりました。

2020年05月21日

プロトタイプのメリット。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 日光助真」を掲載しました。

問屋企画品の開発で制作された試作品(プロトタイプ)のお話です。
今回の一振りは徳川家康の指料(さしりょう:愛刀のこと)で、家康没後に下野国日光東照宮に納められたことから「日光助真」と呼ばれる、「鎌倉一文字」を興した助真(すけざね)による太刀を擦(す)り上げた打刀(うちがたな)をイメージしたものです。
サイズ・刃文・柄巻は本歌(ほんか:本物)とは異なりますが、それ以外は本歌を意識して造られています。試作品だからこそ省略された点もありますが、試作品だからこそ本歌に準拠したパーツが組み込まれている逸品です。改造ポイントは鎺に三葉葵と梵字を入れたところです。

2020年05月20日

ひとりだけ、何も持っていません。

 仏像エンターテイメント部門「迷企羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「迷企羅」(めいきら/めきら)、国指定名では「因達羅」(いんだら)とされる、イSム迷企羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約162㎝、干支では「酉」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は黄色で、真言は「オン メキラ ソワカ」です。

2020年05月19日

鞘に文字入れ?

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 鞘に文字入れ」を掲載しました。

「鞘に文字を入れる」発想を持ち合わせていませんでした。「鞘に入れる文字をどうしようか?」と考え、最初は有名な刀の茎(なかご)に刻まれた一文を入れることにしました。二振り目では有名な戦国・近世大名の兜の前立(まえたて)に用いられた仏名(ぶつみょう)を、三振り目では陰陽道(陰陽道)の呪文を入れてもらいました。
安価な美術刀も、鞘への文字入れによって不思議な力を纏うことになりました。入れる文字(文章)を考えることは、新たな楽しみ方でした。

2020年05月18日

武田氏一門に、してやられました。

 歴史エンターテイメント部門「お手軽『武田軍旗』」を掲載しました。

武田神社には何度か足を運んでいますが、2年ほど前に訪れた際、売店(授与所)で視界に入ってきたのが、この「武田軍旗」です。甲斐国内の土産物店であれば、おそらくどこでも取り扱いがあるでしょう。既に数本、大きめの武田軍旗を所有しているので、それまで全く気になりませんでした。でも〝神社の境内+木の台座(文字入り)+武田氏一門の営業〟という見えない力によって購入してしまいました(素敵だったのは「木の台座」でした)。次回、訪れる際もまとめ買いをしようと考えています。

2020年05月17日

よくできている「合口拵」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 姫鶴一文字(小柄・笄あり)」を掲載しました。

「上杉景勝御手撰三十五腰」(うえすぎかげかつおてえらびさんじゅうごこし/さんじゅうごよう)の一振りとして、上杉家で秘蔵・珍重された「ひめつる一もんし」をモデルにした居合刀の紹介です。上杉家伝来の特徴的な鍔の無い「合口拵」(あいくちこしらえ)を再現した人気の商品で、各問屋さんから発売されているので数種類が流通しています。今回は、その中でも鍔・切羽を備えない本当の合口拵を再現した2種類(部材は同じ)に焦点をしぼりました。絶対にその様なことをしませんが、片手打ち(斬り)をするのに適した握りです。

2020年05月16日

「払子」は煩悩を取り除く法具です。

 仏像エンターテイメイント部門「安底羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「安底羅」(あんてら/あんちら)、国指定名では「伐折羅」(ばさら)とされる、イSム像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約156㎝、干支では「申」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は緑色で、真言は「オン アンチラ ソワカ」です。

2020年05月15日

暫くの間、「おうち博物館」を名乗っています。

 

突然ですが、昨日より暫くの間「おうち博物館」を名乗っています。
昨夕のTV NEWS内でおうち時間を楽しく過ごすための「おうち○○」という特集を放送していました。
当方は、おうち時間でも〝夢の国〟とか〝身体を鍛えるジム〟代わりなど・・・と内容は全く別方向に進んでいるのですが、面白かったので世の中の波に乗っかります。

歴史・仏像・模造刀の3分野エンターテイメント部門が揃いましたからね。

 

2020年05月14日

有職(ゆうそく)を感じさせる小烏丸太刀。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 錦包糸巻太刀拵・小烏丸刀身」を掲載しました。

刀剣の特別展示図録などで、金具まで布・革で包まれている太刀の存在は知っていました。この造形の居合刀(太刀)が発売されるということで注目していました。本歌(ほんか:本物)のコピーではないのですが、良い雰囲気を醸し出している一振りでした。
ただ柄巻が革でなかったので、「慈成」様に柄巻の革への変更を問い合わせました。変更可能の返答をいただいたので、統一感のある色合いになるように「うぐいす」色を指定しました。小烏丸刀身がとても綺麗で、全体像も美しい太刀でした。

2020年05月14日

はやく、どこかで見つけて。

 歴史エンターテイメント部門「『親魏倭王』印(筑前国)」を掲載しました。

昨日が銀(ぎん)だったので、本日は金(きん)の話です。すっごく前にネット上で見つけて購入し、十数年も放置していました。その間、市町村の合併などがあり、同梱説明書の甘木市観光協会が「あさくら観光協会」になりました。
中国の歴史書にある文字情報は知られていますが、現物は「漢委奴國王」印と違って見つかっていません。発見どころか土中にさえ存在しないかも知れないのです。彼方(漢委奴國王印)は国宝に指定され、博物館でV.I.P.待遇の人気者で、レプリカもさぞかし売れているでしょう。
卑弥呼に与えられた金印がこの様な外装でなくても、また発見された時に全く異なる姿であっても良いと思います。此方の「親魏倭王」印には、負けずにこれからも製作・販売され続けてもらいたいという期待を込め、紹介させていただきます。

ちなみに歴史エンターテイメント部門の初投稿です。やっと3部門が揃いました。

 

2020年05月13日

ギラギラした、珍しい創作の拵えです。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 上杉謙信太刀 小豆長光(ステンレス箔貼)」を掲載しました。

昨日と対照的な一振りの紹介です。はじめは格好の良い鏡面仕様の拵えと思っていました。ある映画に登場する戦国大名に扮した俳優さんが佩刀していた太刀がモデルの居合刀(太刀)です。しかしながらステンレス箔を貼り付けたものだったので、残念ながら時間の経過によって浮き・歪みが生じてしまいました。個体によってはヒビ割れもあるようです。刀身はとても綺麗な物でした。廃盤になっているので、入手不能な一振りです。

2020年05月12日

漆黒の明智拵。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 NPS企画品 明智拵(黒革柄巻・黒石目鞘)」を掲載しました。

昨日は織田関連でしたので、今日は明智のお話です。数時間前の放送の大河で本歌・明智拵の所有者と伝わる光秀と明智左馬助が登場していましたね。さて此方の一振り、特注ではなく「NPSカットラリー商会」様企画品です。大河ドラマが明智だからの新作ではなく、かなり前の作例ですが、まさに現在でも格好良さでは多くの共感を得ることができそうな拵えだと思います。使っている色彩が黒と燻し銀。黒が一様でないところが素敵です。勝手に〝ダークサイドに墜ちた明智光秀の佩刀〟という設定で飾っています。

2020年05月11日

永楽通宝を埋め込んだ「まけずの鍔」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 『まけずの鍔』組み込み信長左文字」を掲載しました。

いつもお世話になっている武装商店様・店頭で特注や改造についての相談をしている時、「まけずの鍔」の話になりました。すると武装商店・店主様から「本物の永楽通宝を埋め込んで新しく鍔造りましょうか?」という素晴らしい投げ掛けを頂戴し、仕事柄持っていた本物の永楽通宝200枚程のうち、文字が明確なものを20枚をセレクトし提供、本歌(ほんか:本物のこと)に準拠した「まけずの鍔」を新造してもらいました。他の改造ポイントも素敵な一振りになりました。

2020年05月10日

「世界にひとつだけ」を真似るはずが・・・。

 仏像エンターテイメント部門「孔雀明王(イSムStandard・特別彩色)」を掲載しました。

5.1に掲載した奈良県正暦寺をモデルにしたイSム孔雀明王像関連ストーリーです。
商品開発で制作された原型木像が、特別に彩色を施して販売され、その像をイSム表参道店様で拝見させていただきました。購入は諦めざるを得なかったのですが、その優美高妙な造形に心を奪われてしまいました。その印象を引き摺りながら月日が経過し「極彩色仕様」の特別注文をするに至りました。しかし長らく憧れていた孔雀明王でしたが、単なるコピーで終わらせる訳にはいかず、違った色合いの姿にしていただきました。

2020年05月09日

Coolな仕上がりの美術刀です。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 色替え前田慶次郎拵(大車輪鍔)」を掲載しました。

既存商品の鞘塗りパターンを脳内で変換し、特注した美術刀のお話です。
美術刀特注で部品の指定はまず大丈夫なのですが、鞘塗の色の仕上がり具合は全く予測ができないものです。単色指定であってもその時によって色合いは変わってしまいますし、手間のかかる鞘塗だと、イメージと異なる仕上がりになってしまうものです。そうした場合は、その出来上がりに「味わい」を感じるようにすれば、少々イメージと違っていて受容することができます。此方の特注は、理論上の色組み合わせを見事、職人さんが具現化してくださった大成功例です。

2020年05月08日

表情が生々しい。

 仏像エンターテイメント部門「珊底羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「珊底羅」(さんてら/さんちら)、国指定名では「安底羅」(あんちら)とされる、イSム珊底羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約163㎝、干支では「午」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は煙色で、真言は「オン サンチラ ソワカ」です。

2020年05月07日

「錦」の柄下地。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 錦柄下地・前田慶次郎拵(大車輪鍔)」を掲載しました。

以前から存在していた美術刀の「錦柄下地」(にしきつかしたじ)ですが、作例を見ても特に気にはなりませんでした。ところが、興味あるデザインで他の方の特注紹介を拝見した時、この「錦柄下地」に対する認識が一変しました。居合刀については他の方の特注例をそのまま真似することはありませんが、手軽な美術刀特注は「ちょい変」(ちょっとだけ変更)はアリだと考えています。

2020年05月06日

鬼気迫る表情で、矢の具合を見ています。

 仏像エンターテイメント部門「頞儞羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「頞儞羅」(あにら)、国指定名では「頞你羅」(あにら)とされる、イSム頞儞羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約154㎝、干支では「未」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は赤色で、真言は「オン アニラ ソワカ」です。

2020年05月05日

表が金・裏が銀。一振りで二つの楽しみ。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 切返鞘・表裏金銀黒散塗」を掲載しました。

鞘塗の「切返」と「黒散らし」を合わせると素敵になることはわかっていました。色の組み合わせで可能性は広がっていきます。しかしながら、デザインが同じで金と銀の色違いを一振りずつ依頼するというのは費用面から躊躇していました。すると本歌(ほんか:本物)でも表裏で色を替えている例が存在するという助言をいただいたので、この特注を依頼しました。こうした「大人の遊び」もございます。

2020年05月04日

ひとりだけ国宝ではありません。

 仏像エンターテイメント部門「波夷羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「波夷羅」(はいら)、国指定名では「宮毘羅」(くびら)とされる、イSム波夷羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作でしたが、1854(安政元)年の大地震により倒れ破砕し、1931(昭和6)年に群馬県出身の彫刻家・細谷而楽(じらく:本名は三郎)氏によって補作されました。
像高約160㎝、干支では「辰」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は赤色で、真言は「オン ハイラ ソワカ」です

2020年05月03日

唯でさえ威風堂々。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 鵜の首半太刀」を掲載しました。

「武装商店」様HP上になかなか素敵な居合刀が立て続けに数振り紹介された中で、少々悩んでこの一振りに決めました。決め手は重装型の鞘と真鍮「鵜の首刀身」でした。困った時には〝二度と同じ様な作品に出逢うことは無い〟という設定のもと、仮に逃した場合、後悔の念の大きさで判断をするようにしています。
目貫は表裏共に大三鈷杵(だいさんこしょ)、鎺(はばき)には表に宝生如来(ほうしょうにょらい)の「タラーク」・裏に軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)の「ウン」を入れました。枕元に立てて置かずとも安眠できる一振りとなりました。

2020年05月02日

「毒を甘露(かんろ)に変える」そうです。

 仏像エンターテイメント部門「孔雀明王(イSムStandard・廃盤)」を掲載しました。

イSム様HPのコラム「Discover the 孔雀明王」の中で、奈良県正暦寺の御住職が『単に悩みや苦しみを取り除くのではなく、それを取り込み克服することで、ひと回り大きな人間へと生まれ変われるよう導くのが孔雀明王であると説き、「毒を甘露(福徳・智慧)に変える」というお言葉』で孔雀明王を説明されたお話が紹介されております。是非、ご一読ください。
孔雀明王の真言は「オン マユラ キランデイ ソワカ」です。
昨日に続き、現在の混乱が一日も早く終息することを心より深く祈念して。

2020年05月01日

世の安寧を祈願して。

 仏像エンターテイメント部門「薬師如来(イSムStandard・限定生産)」を掲載しました。

去る4.20、疫病退散を祈願する京都・祇園祭の山鉾巡行の中止が発表されました。祭りのイベントは中止となりましたが、幸いにも神事は八坂神社をはじめとする関係者によって挙行されるとのことです。祇園祭は863(貞観5)年に神泉苑で始まった御霊会(ごりょうえ)を起源に、長い歴史を有しています。八坂神社に祀られている牛頭天王(ごずてんのう)は薬師如来を本地仏(ほんじぶつ:神仏習合の考え方で「本来の姿」の意)とされています。ここで薬師如来について紹介するのも奇縁でしょう。世の騒動が早期終息することを祈念して。

2020年04月30日

居合刀の「四神守護刀」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 四神守護刀「朱雀」」を掲載しました。

新宿・魂琥李斗(現ガットバスター&コンクリート)様に依頼した特注居合刀です。現在は美術刀・御守刀(短刀)が通常販売されていますが、かつてコンクリート様企画居合刀に「四神守護刀」(玄武・青龍・朱雀・白虎)がありました。その中で最も格好良かった企画品の居合刀「朱雀」も購入したのですが、変則的な模様の堆朱鞘(ついしゅざや)が気に入り、いつもの柄糸を革巻に替えたい衝動にもかられて特注してしまいました。
ところで「ガットバスター&コンクリート」様も「緊急事態宣言」をうけ店頭販売を中止されております。早期の事態収束と、各店舗様の店頭営業早期復活を祈念しております。

2020年04月29日

「怒髮上衝冠」。

 仏像エンターテイメント部門「伐折羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「伐折羅」(ばさら/ばざら)、国指定名では「迷企羅」(めきら)とされる、イSム伐折羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約162㎝、干支では「戌」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は白色で、真言は「オン バサラ ソワカ」です。
12体のうちで最も世間に周知されている存在でしょう。かつて奈良まほろば館にて同朋舎メディアプランの十二神将がバラ売りしていた際、この伐折羅像だけが圧倒的な売れ行きで在庫バランスが崩壊したという逸話があるほどです。

2020年04月28日

ピンクですが「甘く」(可愛いものでは)ありません。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 「拵短刀/Rose et Noir(仮)」に感化された切返鞘」を掲載しました。

4.25「鮮烈的Rose Red」の続きのお話です。美術刀特注を数多お願いして到達した「ラメ・切返・黒散」といういいとこ取りの一振です。「あのショッキングピンクのラメってできますか?」という軽いノリを受けていただき、また職人さんも「いい色にできた」とご満足されるほど美しい仕上がりになりました。ぱっと見、地味に感じますが、近付いて見ると華やかさがわかります。
黒合皮巻の長めの薩摩柄、禍々(まがまが)しさが溢れる箱乱れ刃文(はこみだれはもん)で〝ピンクの甘さ〟が過ぎぬ様にしました。

2020年04月27日

静的で、彩色保存状況も良好です。

 仏像エンターテイメント部門「招杜羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「招杜羅」(しょうとら)、国指定名では「珊底羅」(さんちら)とされる、イSム招杜羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約166㎝、干支では「丑」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は青色で、真言は「オン ショトラ ソワカ」です。

2020年04月26日

鮮烈的Rose Red(ローズ・レッド)。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 「拵短刀/Rose et Noir(仮)」の揃え・小烏丸刀身」を掲載しました。

自分の感性・発想には無かった色使いに触れ、「模倣→応用」させた特注紹介のお話です。かつては美術刀特注はおおよそ一箇月でした。しかし刀剣アニメ?人気により納期不確定となってしまい、美術刀特注という遊びを中断してしまい現在に至ります。現時点での納期は各店舗にお問い合わせください。
居合刀特注との違いは時間・費用ともに「気軽にできる」ところです。パーツは限られていますが、その組み合わせを考えるのが楽しいところです。ただ、此方で紹介している例は結構古いものなので、同様の特注ができないということも多いでしょうから、参考にしていただければ幸いに存じます。

2020年04月25日

三鈷杵を持っています。

 仏像エンターテイメント部門「毘羯羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「毘羯羅」(びきゃら/びから)、国指定名も「毘羯羅」とされる、イSム毘羯羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約160㎝、干支では「子」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は赤色で、真言は「オン ビカラ ソワカ」です。
「三鈷杵」とは古代インドの神々が持つ武器「金剛杵」(こんごうしょ)が起源で、杵(きね)の形をした中央の握りの両端に鈷(こ)と呼ばれる爪(突起)が三股のものを指します。鋭い鈷により悟りを妨げる煩悩を打ち砕き仏の智慧の徳を表す法具です。

2020年04月24日

感慨深い改造。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 信長左文字・蛭巻鞘」を掲載しました。

先に紹介致しました改造3振の出来映えがとても気に入ったことから、既に所有していた他店購入品(信長左文字・蛭巻鞘/のぶながさもんじ・ひるまきさや)の持ち込み改造をお願いしました(2008年)。他店購入品の改造は現在、もしかすると受けてもらえないかも知れません。この改造では赤鮫に墨入れをする「谷汚し」(たによごし)の技術を用いてもらいました。この技法は「武装商店」様HPでは既に2005年11.18に紹介されています。また、この改造には数奇な縁が絡んでいたので、完成品を受け取り、非常に感激しました。

2020年04月23日

十二神将のリーダー。

 仏像エンターテイメント部門「宮毘羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「宮毘羅」(くびら)、国指定名だと「招杜羅」(しょうとら)とされる、イSム宮毘羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高約164㎝、干支では「亥」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は黄色で、真言は「オン クビラ ソワカ」です。
宮毘羅は水神、釈迦が『無量寿経』『法華経』を説いたとされるインドの霊鷲山(りょうじゅせん)の鬼神(神霊の意)、そして薬師如来十二神将の筆頭だそうです。
日本では神仏習合の思想のうち、平安時代に浸透した仏教側の視点「本地垂迹」(ほんじすいじゃく)では、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と習合して「金毘羅」(こんぴら)として海上の守護神としても信仰されています

2020年04月22日

柄下地にフェイクファー

 模造刀エンターテイメント部門「柄下地フェイクファー・半太刀拵」を掲載しました。

居合刀の改造は、依頼してから納品されるまで最短で2箇月、長ければ数箇月を要します。また持ち込みの改造は好まれません。購入した店で改造をお願いするか、はじめから特別注文(特注:部品と組み合わせ等を指定)をしてしまった方が良いと思います。
一般的に居合刀の柄下地は鮫皮(エイ:鱏・鱝の皮/鮫の皮の場合もある)ですが、他の材質も用いられています。
太刀鞘を守る「尻鞘」(しざや)の作成を依頼した際、材料としてフェイクファーを探しているうち、色々な模様の物の存在を知りました。通常だと鮫皮が見える菱形からフェイクファーの模様が見えると洒落ていると考え相談してみたのですが、職方が嫌がる(やったことがない)ということで廃案となりました。
でも思い付いたら気になってしまい、自分で改造するに至ったのです。

2020年04月21日

まずは真達羅大将から。

 仏像エンターテイメント部門「真達羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「真達羅」(しんだら)、国指定名も「真達羅」(しんだら)とされる、イSム真達羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作で国宝に指定されています。像高は約163㎝、十二支では「寅」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は黄色で、真言は「オン シンダラ ソワカ」です。

2020年04月20日

居合刀の簡単な改造3。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 禍鶴重装型(太刀鍔)の柄巻・目貫変更」を掲載しました。

武装商店様企画品「禍鶴」(まがつる)の重装型・太刀鍔Ver.を簡単改造したお話です。
以前一緒に改造を依頼した「黒鴉」・「八咫烏」は、牛本革(表)による柄巻変更でした。本革・表は艶があり美しいのですが、手汗で滑りやすくなる難点があります。
今回の「禍鶴」は牛合皮(裏:バックスキン)での柄巻変更です。表面がしっとりしているので手に馴染み、手汗でも滑りにくくなっています。
革柄巻には表・裏がありますが、改造に要した費用は以前紹介した2振とほぼ同額でした(2008年当時)。
「重装型」とは、鞘に金具が幾つも装備されていることを意味しています。重いのですが格好が良いのです。またこちらが装備している太刀鍔も黒・燻し銀によるハイセンスな物になっています。

2020年04月19日

十二神将、勢揃い。

 仏像エンターテイメント部門「十二神将(イSム「掌」)」を掲載しました。

4.16掲載の新薬師寺売店で販売されている豪勝十二神将を踏まえ、今回はイSム十二神将を紹介致します。イSム様にとって初の胡粉彩色を採用した、本物の塑土の質感を再現している素晴らしい造形です。金箔・彩色の残痕再現のみならず、経年による変色や汚れ具合まで彩色によって緻密な再現がなされています。この群像を見ていると、奈良の本物に逢いに行きたくなります。 

2020年04月18日

居合刀の簡単改造です。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 八咫烏の柄巻・目貫変更」を掲載しました。

4.15掲載の武装商店様企画品「黒鴉」(くろがらす)と一緒に改造を依頼した「八咫烏」(やたがらす)のお話です。
柄糸を革巻に、目貫を好みの物に変更しました。革巻変更はしっかりとした美術刀1振ほど、目貫は物によって価格が変わります。改造費は1振について合計1万5千円くらいでした(2007~08年時点です)。店頭に並んでいる商品も、こうして手を加えることで唯一の一振へと変身します。
ところで、お世話になっている武装商店様が本日(4.17)より、東京都の休業要請をうけて店頭販売の自粛を開始されました。幸いにも通販業務は継続されるということです。
武装商店様HPは過去ログや特注の仕方・特注例紹介が充実しているので、「おうち時間」を充実させるのにお奨めです。

2020年04月17日

新薬師寺の売店で。

 仏像エンターテイメント部門「新薬師寺十二神将(京都・豪勝)」を掲載しました。

奈良県高畑町の新薬師寺売店で販売されている、京都の人形老舗「豪勝」作の十二神将像についてまとめました。12体でひと揃えですが、ご自分の生年干支の像を購入される例が多いそうです。簡単ではありますが、考察を加えてみましたので御参照ください。 

2020年04月16日

覚書、始めました。

河越御所Homepageを公開するにあたり覚書(ブログ)を始めることにしました。
探究内容に関することはもとより、日頃見聞をした事柄なども言及・掲載していきたいと存じております。
未だ支度中の箇所もありますが、今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


 仏像エンターテイメント部門「ウルトラ十二神将」を掲載しました。

 

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 黒鴉の柄巻・目貫変更」を掲載しました。

2020年04月15日