レプリカが入手できないので、似た物を造っちゃいました。

 歴史エンターテイメント部門「『稲荷山古墳出土鉄剣』を意識した真鍮剣(武蔵国)」を掲載しました。

埼玉(さきたま)古墳群の稲荷山古墳から発見された鉄剣。レプリカが存在するのは知っていましたが、なかなか遭遇することができずに時間だけが過ぎていきました。それとは別に、模造刀業界で「剣」が登場した際、剣身のみを入手しました。現在とは異なり、以前は模造刀業界は融通が利き、今では不可能なことでもある程度は対応していただきました。さきたま史跡の博物館で販売していた「金錯銘鉄剣ペーパークラフト」がきっかけで、入手していた剣身の表裏に稲荷山古墳出土鉄剣の銘文115字を、彫るのではなく油性ペンの金インクでのせてみました。少し離れて見ると、金象嵌が施された様に見えます。本物よりも長く、大きい錆の付いていないな真鍮剣ができあがりました。

2020年09月16日