



高野山金剛三昧院が所蔵する愛染明王、宿坊に泊まらないと拝観できないことになっています。でも重要文化財指定を受けたことで、2025(令和7)年12月14日(日)まで宿坊に泊まらなくても拝観できることになっています。この機会を逃す訳にはいきませんよね。重文指定を記念して、「イSム」様からTanaCOCORO「愛染明王」が再販されました。3版目となりますが、「イSム」様公式HPでは限定数100体が既に完売となっております。本編の画像でご確認いただきたいのですが、TanaCOCOROサイズなのに内包するパワーが強力ですよ。まぁ、人気がありますのでね。そのうち再版されるのではないかと予測しています。確認をしていませんが、高野山金剛三昧院でも若干数取り扱いがある様ですよ。在庫が何時までもつのかは判りかねますがね。朱印を頂戴するところで、ケース内に陳列されています。ところで、「河越御所」では2025(令和7)年のうちに「仏像ワールド」様の檜製「愛染明王」を狙い(迎えに)にいきますよ。
「既に持っているし・・・」と思っていました。「もうお持ちですよね」と何時もお世話になっているスタッフ様。購入する必然性は感じでいませんでした。しかし先に購入したイSム「十一面観音~蓮華~」は台座の蓮弁が破損してしまい、修理をしていただきましたが〝またこわれたらどうしよう・・・〟という不安感がありました。VIP限定ガレージセールで安価な設定でしたので株式会社MORITA様本社にお邪魔し、現物を確認して連れ帰ることにしました(笑)。実際に旧版・新版を並べて比較するのは、これからの作業になりますが、新版と仏像エンターテイメント部門の記事に掲載した画像を比較すると、複数箇所に相違点が確認できました。やはり〝ロット違い〟は別物でしたよ。VIP限定ガレージセールのお陰で、個性の異なる法華寺モデル十一面観音を確保することができました。嬉しい限りです。
「河越御所」には株式会社MORITA様から連れ帰ったインテリア仏像たちが、いっぱい居ます。連れ帰って間もなく仏像エンターテイメント部門の記事に掲載されるモノも居れば、連れ帰って来たものの箱入りのまま封印されているモノ・・・と様々です。以前から気にはしていたのですが、既に仏像エンターテイメント部門で記事にした旧版と、どう違うのかを比較してみたいと思い、箱から極彩色Ver.の新版を解放しました。2016(平成28)年6月15日(水)からStandard/TanaCOCORO「阿修羅」が新造型となりまして、右胸のひび割れが再現される様になっています。今回の極彩色Ver.の新版は、その右胸のひび割れがありませんので、2016年の阿修羅リニューアル以前の再犯と考えられます。数年前のこと、記憶に無いんですよぉ(笑)。
摂津国多田神社で源満仲・源頼光に逢えず、酒呑童子の首荒いの池を観ることもできず・・・失意の中で河内国壺井八幡宮/壺井権現社を参拝しました。河内国壺井はね、以前も参拝していますし、居心地が宜しいのですよ。この日は大和国奈良→摂津国多田→河内国壺井→大和国奈良という移動でしたが、多田と壺井しか巡っていません(源氏三代の墓にも立ち寄りました)。到着したところ、社務所からおばちゃんが撤収しようとしていたので声掛けし、朱印をいただきました。ありがとね、おばちゃん!おばちゃんが朱印帳を見て「多田さん(摂津国多田神社)にお参りしてきたの?」と問いかけてきたので話が盛り上がりました。やはり河内国壺井では歓迎されましたよ(笑)。前回の参拝で見過ごした天然記念物「楠」ともじっくりと対面しました。彼方此方伐られていましたが、素晴らしい神木でしたよ。日時は特定できませんが、また参拝することになりそうです。
「河越御所」探訪エンターテイメントの記事で、石清水八幡宮の参拝は3度目ということになっていますが、「河越御所」HPが始動する前に何度も参拝しています。今回は単なる石清水八幡宮参拝ではなく、清和源氏/河内源氏に所縁ある遺跡・社(やしろ)を訪ね、源頼朝以前の源家当主との縁を深めるテーマを掲げました。芸が細かいことに、八幡宮の息子を同行者としてですよ(笑)。前回の参詣では「南僧門」が改装工事中でしたが、今回は鮮やかな朱色に彩られていました。その「南僧門」前で、大学生らしい3人組のひとりが「結界が張られてあるっ」ってそこそこな大声で言っていました。「河越御所」のその結界には引っ掛かりませんでしたよ(笑)。なかなかな観光客がおいででしたが、八幡神のご加護により人影の無い画像を沢山撮ることができました。八幡神に感謝です。
2025(令和7)年3月13日~3月20日という短い期間でしたが、VIP会員限定ガレージセールが開催されました。既に室生寺モデル「十一面観音立像」は居たのですが、何時もお世話になっているスタッフ様に確認したところ〝ロット違い〟であることを知り、実際に現物を確認させていただいたところ〝別物である〟と評価し、連れ帰りました(笑)。つまり室生寺モデル「十一面観音立像」に旧版と新盤が存在します。大きな相違は天冠大下の華飾りでした。旧版は立体的なのですが、破損が多いそうです。「河越御所」の旧版は破損していません。新盤は破損防止の為、砂が頭髪に密着しています。また、画像の如く、板光背の色合いが異なっています。こうして新旧盤を並べてみると、観音そのものの彩色も違いが判りますよね。ガレージセールが開催されたことで、こうした遊びができています。
最近、こういうパターンが多いんです。そんで、このパターンの話題はたまっているのですよ(笑)。大和国宇陀郡室生には何度も足を運んでいますが、室生寺には2・3階に1度くらいの頻度で参詣しています。遂この間、久方振りに室生寺を参詣してきましたのでね。「河越御所」内で埋まっていた十一面観音立像を掘り起こしました(笑)。購入オーディションの時は「目線が虚ろだなぁ」と感じていましたが、こうしてゆっくり観察すると、そうでもありませんでした。オーディション時には、この「十一面観音立像」を介して室生寺十一面観音のお姿が見えましたからね。室生寺十一面観音の「お顔」は褪色・剥落に加え後世の彩色も加わっているので色合いが複雑です。その忠実な再現は困難ですが、それ以外の造型は素晴らしいですよ。残念ながら在庫僅少・・・、もしかするともう品切れになってしまったかもしれません。素晴らしいインテリア仏像が販売終了となるのは、とても悲しいことです。
法隆寺とその周辺をほぼ一日かけて巡りました。聖徳太子(厩戸皇子)・その一家の方々と遊んだ感じになりましたよ(笑)。法隆寺・法輪寺・法起寺と飛鳥・白鳳期の建造物に触れることは、多くの事柄を学ぶことにも繋がりました。解体修理・大規模修理や復元といった違いはありますが、飛鳥・白鳳時代に夢を馳せることができました。徒歩で巡ると、より一層斑鳩の里を満喫することができますよ。法隆寺は心配無用、法輪寺も調っていたのですが、法起寺は世界遺産を構成しているにも関わらず少々寂れている印象でした。素晴らしい文化財を有しているのですから、施設新造や増築等々を求めているのではありませんよ。世間の皆様、斑鳩にお立ち寄りの際には法起寺にも足をお運びくださいな。
時が移ろうのは速いものです。2023(令和5)年末、株式会社MORITA様本社を訪れTanaCOCORO「孔雀明王」購入オーディションを開催した時のお話です。オーディション中、2024(令和6)年1月に発売されることになっていたTanaCOCORO「兜跋毘沙門天」のお姿も発売に先立って拝見させていただきました。色々と事情がありまして「河越御所」から「孔雀明王」Standardサイズは旅だってしまいましたのでね。篁千礼氏の特別彩色Ver.は居るので、その脇侍としてTanaCOCORO「孔雀明王」は2体連れ帰りましたよ。オーディションの決め手は失念してしまいましたが、TanaCOCORO「孔雀明王」については、別機会で記事にしますのでね。2025(令和7)年3月初旬、大和国正暦寺を参詣したことで、TanaCOCORO「孔雀明王」のことを思い出したんですよ(笑)。
晴天だったんですよ。ただ超朝早だったので、とても寒かったのです。山から、そして川からそよいでくる風もありましたからね。日の長いシーズンだと丁度良いのです。ここ何回かチャレンジしていた〝暗いうちに室生龍穴神社の参拝〟作戦はなかなか成功せず、今回(2025年3月下旬)漸く実現しました。社務所前のライトがセンサで感知すると強力な光を発する様に改良されたみたいです。夜間、狼藉を働く族でも居るのでしょうかね。「河越御所」は純粋に室生龍と逢う為、超朝早参拝に取り組んでいます。見えないんですがね(笑)。でも龍(ドラゴン)が居る(居た)場所特有の雰囲気は凄いんですよ。圧迫感や息苦しさとか・・・・。室生龍と仲良くなれば(認知されれば)解消する現象ですがね。大和国の山中なので交通手段に制限はありますが、俗世の喧噪に疲れている方々は、この清浄な空間で心癒やされるのが宜しいかと存じます。呉々も肝試しという軽薄な気持ちでは訪れないでくださいね。
3年振りに「源九郎稲荷神社」へ参拝してきました。不安定な天候でしたが、雲はありつつも晴天となり、また境内整備中でしたが、とても心地好き時間を過ごさせていただきました。参道の砂利の箒目がつけられてから最初の参拝者でしたよ。〝狐のしっぽ〟をイメージした筆遣いをする宮司さんが不在でしたが、対応してくださった方の筆書きもしっかりしたもので、以前とは違った朱印をいただき喜んでいます。朱印を待っている間、境内の花々を愛でました。普段はそんなことをしないのに(笑)。前回(2022・令和4年)の参拝時には〝歓迎されていない感〟があったのですが、今回(2025・令和7)は〝天照大神の恵み〟が強く射す中、心身共に癒やされた素敵な時間を過ごすことができました。稲荷とは相性がよろしくない「河越御所」ですが、伏見稲荷と共に源九郎稲荷にも受容された様で、嬉しいです。干支の木彫りが置かれていた場所に、素敵な九尾の狐が居ました。また、逢いに行こうと考えておりますよ。
株式会社MORITA様のイSム「孔雀明王」で知った大和国正暦寺。やっと参詣することができました。なかなかな山中に位置しており、自家用車じゃないと厳しいですね。ご住職は祈祷中ということで、若い寺僧が丁寧に対応してくださいました。祈祷が無ければ、ご住職が対応してくださる様です。必ずではないでしょうが、運・縁があればお話をうかがえることでしょう。孔雀明王が居る空間の隅っこから、孔雀明王と波長を合わせようとしたのですが・・・妨害されてしまいました。〝また機会を改めて参りなさい〟という孔雀明王からのメッセージだったのでしょう(その様に解釈しました)。一度訪れましたので、行き方や現地の雰囲気等を把握することはできましたのでね。次回は正暦寺参籠所「徳蔵院」に食事を予約して参詣しますね。
大和国遠征は何時でも朝からスケジュールがビッシリなのです。2024(令和6)年の夏もそうでした。大和国大神神社は18時を過ぎても、奥の方で朱印を頂戴することができます。ついつい甘えちゃって夕方でも大神神社を参拝しちゃうのです。拝殿前に人影はほぼありませんからね。でも広い境内を彼方此方散策することができません。痛し痒しなのですよ。この参拝では拝殿前の階段を下り、参道にiを踏み入れようとした瞬間、参道の燈籠に明かりが灯る瞬間に遭遇しました。これは大神神社参拝で初体験でした。皆、声を上げて喜びましたよ。大鳥居まで戻ったら、何時もの構図ですが、雰囲気が異なる画像を撮ることができました。お茶目な大物主大神からの贈物でしたよ。有り難うございました。
「河越御所」にとって身近な存在となった聖林寺「十一面観音像」について調べていたら、大神神社・神宮字のひとつ「平等寺」の存在を知りました。Googleマップで位置を調べ、車で現地に赴くのに難儀であることが判りました。ネット上で平等寺に関する事柄を調べ、聖林寺「十一面観音」の兄弟(復元仏)を拝観する為には事前「予約」が必要であることを知りました。大和国遠征は天候や時間の流れで気紛れに実行するので、月日が過ぎていました。「河越御所」にとって大和国大神神社への参拝は不定期恒例行事となっています。大神神社拝殿から徒歩で間もなく平等寺に到着してしまいました。案外と近いのです。聖徳太子(厩戸皇子)が開基と伝わり、空海作の仏像が伝来しているともいいます。そして境内には「善如龍王の池」というのもあり、とても親近感が沸く、穏やかな寺院でした。関ヶ原の敗戦後に島津勢が滞在したという点は気に入りませんでしたがね(笑)。
毎月朔日(1日)限定頒布の白い「御神剣守」を求め、大和国石上神宮に参拝してきました。といいながらも、白い「御神剣守」の画像を全く撮っていませんでした。石上神宮への参拝は今後も不定期におこないますが、朔日参拝は何時になることでしょうかね。駐車場が満車だったのが道路からも見取れましたので、道路を挟んで外側の駐車場を利用しました。参拝のスタート地点が何時もと違いましたので、心晴れ晴れの青空だったこともあり、裏の参道から石上神宮を参拝するという遊びをしました。晴天だからこそ楽しむことができる遊びです。曇天・雨天、そして遅い時間は止めておきましょうね。 白い「御神剣守」と七支刀の朱印をいただき、美しき境内とその周辺を愛でることができました。楼門前の階段を上り、拝殿の様子を撮影したら、雲の形が七支刀の先っちょみたいになっていました。「河越御所」に対する〝石上大神の茶目っ気〟をも頂戴致しましたぞ。また、近日中に大和国他へ遊びに行くので、参拝する予定ですの。
南山城の浄瑠璃寺、平安時代中期の雰囲気が色濃く遺っている為、参詣を重ねています。何度訪れても楽しいのですよ。人気(ひとけ)の無い状態を求め、朝早に参詣していたのですが、近年では彼方此方を経てから訪れるので、門前での楽しみ方も増えてきました。門前の土産物屋「わらじや」様が営業されている場合は立ち寄り、「吉祥天」の土人形を購入することにしています。・・・とは言っても、以前に紹介した紫彩色「吉祥天」に次ぐ2例目ですがね。紫彩色「吉祥天」は1体6,000円でした。この朱彩色「吉祥天」は1体2,000円でした。「河越御所」は普段、株式会社MORITA様で仏像ワールドやイSムブランドのインテリア仏像を購入することに慣れてしまったので、「わらじや」様で吉祥天を安心して購入することができます。造形は価格相応なのですが、浄瑠璃寺門前に居た吉祥天を連れ帰ることに意義があるのですよ。
致し方ありません。2025(令和6)年4月から、イSム様インテリア仏像の一部が価格改定(値上げ)されます。未だ入手していない仏像たちが居るのに、諸事情によって価格改定前にそれらを迎えに行くことが罷り成りません。残念です。でもTanaCOCORO「阿修羅」くらいは・・・と考え、迎えに行ってきました。TanaCOCORO「阿修羅」の旧版は発売当初に購入していましたが、リニューアルされた現行版(新版)は未だ購入していませんでした。別件で株式会社MORITA様本社にうかがった折り、突如購入オーディションを開催させていただきまして、1体を連れ帰ってきました。TanaCOCORO「阿修羅」の新旧比較をする必要を痛感しましたね。近日中・・・とはい言いながら時間がかかるかもしれませんがね。
東京国立博物館・特別展の売店では1体9,000円で販売されていましたが、法隆寺の売店では1体5,500円で現在も販売されています。在庫状況は全く予測できません。売店のおばちゃんにあれこれ聞いて〝転売する族〟と思われるのは心外ですからね。「河越御所」は薬師如来フィギュアを複数体購入しますが、知り合いに土産で与える以外は全て「河越御所」で所蔵しますのでね。勿論、そのままの所蔵もあれば、これまでご覧いただいた如く改造(リペイント)しちゃうという遊びもしております。今回連れ帰った2体は、ほぼ違いが無い(ほぼ同じ)状態でしたので、1体は現状維持、他方は改造(リペイント)しちゃうことにします。塗り終わったら、また記事にして紹介しますね。何時まで、この遊びができるのか?ず~っと続けたいものです。
ここ2~3年、法隆寺門前「松本屋」様での昼食を・・・と考えていたのですが、彼方此方遊んでから立ち寄るものですから食堂の営業時間に間に合いませんでした。15時までの営業だそうです。今回は営業時間を念頭に置いて、久し振りの「柿ざるうどん」「柿ソフトクリーム」を堪能しました。その後、前から気になっていた「法隆寺iセンター」に立ち寄りました。エンタシスの柱や法隆寺西院・東院夢殿の模型・・・充分楽しむことができました。「法隆寺iセンター」は入館無料で学ぶことができます。駐車場は有料ですがね。昼食を摂る前、観光客がいっぱいだったのですが、法隆寺参道は人影がありませんでした。南大門前でちょいとした障害がありましたがね。「法隆寺iセンター」にお立ち寄りくださいな。法輪寺・法起寺の拝観券を提示するとミニ・クリアファイルが貰えますよ。
2024(令和5)年の夏、2殿脱輪がトラウマになりましてな、室生ダムの駐車場に車を停めて、徒歩で龍鎮神社へと向かうことになっております。心身洗われるかの如き青空の下、室生湖沿いの山道を散歩し、剥き出しの岩場に接して地球の歴史を感じ、巨石信仰の流れを汲む龍鎮神社に辿り着きました。「河越御所」が気付いた〝ドラゴンの眼差し〟は健在でしたよ。〝天照大神の恵み〟の射し具合によって可視の有無はありますがね。〝神社か否か〟は扨置いて、この区域は極めて清浄で、ただここに居るだけでも活力が漲ってきます。場所的に、滞在できる時間帯に限りがありますがね。また近日中に参拝予定がありますのでね、ここを訪れることが待ち遠しいです。
忙しさと穢らわしい尻フェチ韓国人コソ泥「 hlt.no 」の絡みにウンザリし、心身の浄化をするため夜を徹して大和国室生へ行って来ましたよ。気分爽快となる晴天、神々しく清々しい室生龍穴神社の境内で、心が洗われましたよ。もっと早い時間に到着する予定でしたが、諸事ありましてな、朝9時前となってしまいました。朝5時半~6時頃を想定していましたのでね、次回は頑張りますよ。今回は〝天照大神の恵み〟の強さを意識した参拝でした。「善女龍王社」後方の立木に当たった〝天照大神の恵み〟が、偶々「顔」の様に見えました。不動明王の顔に見えましたが、こうして画像を確認してみると「?」となっています。でも、こういうのって第一印象ですからね。龍のテリトリーで不動明王って、どんな意味があったのでしょうかねぇ。また、近いうちに室生龍穴神社に参拝する予定ですよ。
大和国「聖林寺」様に詳細なデータ提供を受け、新造型として「十一面観音 聖林寺」が発売されました。限定数50体ということで、予約段階で完売という争奪戦でした。発売日直前に、スケジュール調整をして株式会社MORITA様本社を訪れ、スタッフ様のご厚意で購入オーディションを開催してきましたよ。以前の聖林寺モデル「十一面観音」は、お顔の金箔の剥落具合を〝線を入れて(傷を付けて)〟表現していましたが、新造型「十一面観音 聖林寺」はそれがありません。〝お顔が美しい〟というのが特徴でした。限定数50体全てを観察した訳ではないのですが、4体を比較させていただいたところ、同じ職人さんの彩色と推測しています。「河越御所」に1体連れ帰ってきて、購入オーディションの画像を確認してみると「目」(黒い瞳の位置)で表情にだいぶ違いがあったことを認識しましたが、今回は〝お顔の金の残り具合〟を決め手としました。人気のある像ですからね、再販容貌が多く寄せられれば、数箇月語には再販が実現しそうですね。
現在では、オークション・サイトでも余り見掛けなくなってしまいました。「株式会社トップアート」様の仏像のうち、大和国薬師寺東院堂モデルの「聖観音」を採り上げました。大和国薬師寺は何度も参詣しているのですが、毎回東院堂は前を素通りしてしまいます。聖観音に逢う為に立ち寄ろうという気持ちはあるのですが、どうしても金堂内の三尊や東塔・西塔を愛でていると閉門の時間を迎えてしまいます。次こそ〝東院堂に立ち寄るぞ〟と思いますがね、本物の東院堂聖観音の前に立つのは何時のことになるやら。薬師寺東院堂モデルの聖観音は美しいですからね。相模国長谷寺や紀伊国高野山奥之院の途中などでも、この像を模範とした造形を見ることができます。人気がある像ですよ。さて、「株式会社MORITA」様の「イSム」ブランド「聖観音」は7層の黒色重ね塗り、緑青色を注したものでしたが、「株式会社トップアート」様の「聖観音」は銅色に煤が付着した様子を再現したものです。同じ像(造形)を、違う会社が異なる表現方法で商品化するという、とても興味深い比較ができました。残念ながら「株式会社トップアート」様の製品(仏像)は入手不可能になってしまいました。
購入オーディションから「河越御所」での個別の撮影をしてきた訳ですが、興福寺東金堂モデル「伐折羅」が5体も揃えば皆で記念撮影をしたくなってしまいました。実際、彼ら(伐折羅5体)も記念撮影をしたいと言っていた(笑)ので、何枚か画像を撮りましたよ。ちょいと下から見上げたのですが、三鈷剣の切っ先が此方を向いているので、威圧感たっぷりの画像になってしまいました。かなり以前のStandardサイズ2体、去年(2024)に発売されたTanaCOCOROサイズ3体を、キャラクターごとに分けて、遊びながら撮影しました。TanaCOCOROサイズは同じ像でも、微妙に彩色の仕上がり具合が異なっていれば複数を連れ帰って、こうして遊ぶと凄く楽しいのですよ。
TanaCOCORO「伐折羅~魄~」の情報解禁にあたり、これまでLimited希望や再販要望を「イSム」様に寄せた方々限定対象として、彩色師・篁千礼氏の特別Ver.を受注製作するというお話をうかがいました。原則、TanaCOCOROサイズの特別彩色はしないと聞いていたので驚愕の、でも嬉しいお話でしたよ。代金を納めにうかがった際、「結構、人気でしたか?」といつもお世話になっているスタッフ様に聞いてみたところ「◎体でしたよ」とのお返事。確かにTanaCOCOROサイズとしてはかなりの高値でしたが、TanaCOCOROサイズの篁千礼氏特別彩色は実現しませんからね。購入オーディションで、最も彩色に個性が無かった1体を選んで変身(特別彩色)していただきました。元となった「伐折羅 2015 Limited」よりも手間が掛かっている、素敵な完全限定「伐折羅~魄~」になりましたよ。い~いでしょ(笑)。
TanaCOCORO「伐折羅~魄~」を取り扱ってから、大和国興福寺東金堂モデル「伐折羅」シリーズの記事を連投しています。今回は篁千礼氏特別彩色「伐折羅
2015 Limited」のお話です。完全受注製作品でした。本編をご覧いただくと、その素晴らしさに共感していただけることと存じます。「河越御所」の「伐折羅
2015 Limited」は、持っている三鈷剣がちょいと撓っているので素敵な個性が増し増しです(笑)。Limitedだから、もう入手はできないと思い込んでいたら、「イSム」様公式HPの「取扱い終了商品」の当該商品のコメントに
当製品は取り扱いを終了いたしました。
「イスム 伐折羅」をお持ちの方に限り、
特別彩色のお見積りを承ります。
お客様サポートへお問い合わせください。
という文章が・・・。もう「河越御所」に「伐折羅 2015 Limited」は居るので問い合わせはしませんが、「伐折羅」StandardをLimitedに変身(改造)させるという機会は閉ざされていない様です。あっ、でもねぇ。価格が問題ですよね。受注時の価格、覚えていませんが15万円前後だったかと。現在だと当然、その価格を超過するでしょうな。推測ですが、改造費だけで10万円は超えますよ。
購入オーディションを経て「河越御所」に連れ帰ったTanaCOCORO「伐折羅~魄~」の1体目を観察したお話です。三鈷剣を逆手で握る姿は「たった今から魔物を仕留めるぞっ」という殺気が満ちています。Standard発売時からあった「コワい」という印象は、TanaCOCOROサイズになっても色褪せることなく健在でした。勇ましい姿/強さを求める方々には人気があることでしょう。しかし一般家庭で飾るという点では〝殺気が強過ぎ〟ますので、「コワいからちょっと・・・」となっている方々もおいででしょう。TanaCOCORO「伐折羅~魄~」はそんじょそこらのスピリチュアル・グッズよりも頼れる破魔/摩滅の威力を持っています(笑)。小っさいですが、1体お家に迎えれば家内安全は間違い無いでしょう(笑)。
気付けば年が明けちゃいました。今年(2025年)も、娯楽道を邁進していく所存ですのでね。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。巳年ということでね、「たまふり屋」様の巳不動尊のお話ですよ。以前の更新では〝目の周りに「赤」が注された〟巳不動尊でしたが、今回の更新は〝目の周りに「赤」が注されていない〟巳不動尊を採り上げました。この個体は、偶然にも検品を〝スルスルと潜り抜け〟て登場したのです。本来であればエラー品ということですが、白蛇の生々しさを感じましたので連れ帰ってきたのです。その事典で、年明け最初の更新ネタと決めていたのですよ。大サイズだと気持ち悪かったのでしょうが、小サイズだったので愛らしさも備えておりますの。