先日、別件で株式会社MORITA様本社を訪れました。
何時もお世話になっているスタッフ様に対応して頂いている間、各種カタログを拝見させていただきました。
「河越御所」では原則、ポリストーン製のインテリア仏像を蒐集の対象としています。
でも、これまでの記事をご覧いただくと、木目の麗しい木彫り像も素敵だと考え方に変化が生じています。
これまで何度もカタログを拝見していますが、以前は気にも留めていなかった木彫り像たちの姿が魅力的に見えています。
その中でも今回気になったのが、

大和国東大寺南大門モデルの「金剛力士立像」(阿形・吽形)セットでした。
画像はちょいとピンボケとなってしまいました。
不測の事態です。
しかしながら、この細やかな彫りをご覧くださいな。
本物の東大寺南大門モデルの金剛力士像は、下から見上げることを前庭にして造られているのでポッチャリ/ぼってり感が顕著なのですが、極小仏の金剛力士は2体ともスリムなんです。
容姿は本物準拠、全体的に細身のアレンジが加わっています。
カッコいいんですよ。
今回は木目の様子を撮影していませんが、検品時にそれぞれ木目の個体差があったというお話をスタッフ様からうかがいました。
連れて帰る時(購入する際)は、複数セットを比較させていただきますねっ。
更に、もう一組(それぞれ別売りです)を拝見させていただきました。

左は「泥足毘沙門天」、
右は「武田不動尊」です。
「リアル仏像」ブランドの「武将が愛した仏像」シリーズの極小仏版ですね。
小っさいのに、泥足毘沙門天の宝冠が、武田不動尊の迦楼羅炎が緻密な彫りなのです。
「凄く細かいですねぇ」
と云ったら、スタッフ様が
「手彫りでできないことも、もう機械彫りでできるんですよ」
と教えてくださいました。
しかも敵対関係にありながら、互いに認め合っていた長尾景虎(いわゆる上杉謙信)と武田晴信(いわゆる武田信玄)の念持仏を並べていただきました。
並べたことで、2体とも欲しくなってしまいましたよ。
難と恐ろしい極小仏(笑)。
戦国大名の念持仏シリーズや、歴史上の著名な武将の念持仏がどんどん発売されると嬉しいですよね。
いやいや、世間の皆様。
機械掘りの極小仏の美しさ、是非共「極小仏」の現物をご覧くださいな。
新たな楽しみが広がっていきますよ。
当サイト内のすべてのコンテンツについて、その全部または一部を許可なく複製・転載・商業利用することを禁じます。
All contents copyright (C)2020-2025 KAWAGOE Imperial Palace Entertainment Institute / allrights reserved.