相模国浄楽寺モデル「不動明王」Standardを真ん中にして脇侍を入れ替える遊びも第五弾ですよ。
今回は不動明王の左側に、おっちゃんみたいな「清浄比丘童子」(しょうじょうびくどうじ)を据えたパターンですぞ。
左に「清浄比丘童子」を、右に「烏倶婆誐童子」を配しています。
清浄比丘童子の肌色、烏倶婆誐童子の黒褐色という肌の対比がよろしいですよね。
清浄比丘童子の右手に筆、左手に巻物という体勢は不動明王の右に適している感じがしますね。
勿論、右側でも何ら問題は無いのですがね。
何度も感じることですが、烏倶婆誐童子のサイズが他の童子と比較すると小さいです。
もう再販は無いかもしれませんがね、万が一再販されるようなことがあれば、他の童子と身長を合わせたものにしていただけると幸いに存じます。
左に「清浄比丘童子」を、右に「指徳童子」を配しています。
2童子共に正面を向いていますからね、相性はよろしいです。
清浄比丘童子は筆と巻物、指徳童子は三叉戟と「八鋒輪宝」(はっぽうりんぽう)と持物は全く違うのですが、姿勢が似ていますね。
四季童子が鎧で完全武装しているのに対し、清浄比丘童子の超軽装備(条帛と裳)という相違も面白い対比となっています。
7体の童子は似通った姿勢、対称的な姿勢ということで組み合わせがそれぞれ個性的になります。
楽しいですよね。
左に「清浄比丘童子」を、右に「矜羯羅童子」を配しています。
2童子とも、色合いに違いはありますが身体が肌色です。
地味な佇まいの清浄比丘童子、鮮やかな装いの矜羯羅童子という対比ができますね。
丸めた頭の清浄比丘童子、頭髪がふっさふっさの矜羯羅童子という対比もできます(笑)。
矜羯羅童子って不動明王の左側・右側のどちらに立っても大丈夫ですね。
制多伽童子にも云えることですがね。
この組み合わせ、案外しっくりときています。
左に「清浄比丘童子」を、右に「恵喜童子」を配しています。
清浄比丘童子は筆と巻物、恵喜童子は尖り三叉戟と「摩尼宝珠」(まにほうじゅ)。
持っている物は違いますが、腕の位置はほぼ同じですね。
恵喜童子の顔が正中線よりも右側に向いているので、清浄比丘童子を睨んでいる様に見えますが、中が悪い訳ではありませんよ。
恵喜童子を、もっと前方に向ければ善かったですね。
左に「清浄比丘童子」を、右に「恵光童子」を配しています。
矜羯羅童子との組み合わせ同様、2童子とも色合いに違いはありますが身体が肌色です。
地味な佇まいの清浄比丘童子、華やか装いの恵光童子という対比ができます。
丸めた頭の清浄比丘童子、長髪の恵光童子という対比もできます(笑)。
恵光童子の左手に見える「月輪」(がちりん)を頂に掲げた蓮華は、かなり特徴的ですね。
善き組み合わせですよ。
左に「清浄比丘童子」を、右に「制多伽童子」を配しています。
初版「制多伽童子」だと、小顔の清浄比丘童子を横にしたら大っきい印象が強まりますね。
2版以降の制多伽童子であれば、バランスはとれたことでしょう。
丸めた頭の清浄比丘童子、五髻(ごけい)の制多伽童子という極端な対比もできます(笑)。
地味な清浄比丘童子、派手な制多伽童子という対称的な組み合わせですが、違和感がありません。
童子たちの組み合わせ、かなりのパターンを見てきましたが〝こりゃ、合わんわ〟っていうのがありませんでした。
調和を考慮して造像されたことでしょうな。
先達(慶派仏師たち)の構想は、素晴らしいものですね。
当サイト内のすべてのコンテンツについて、その全部または一部を許可なく複製・転載・商業利用することを禁じます。
All contents copyright (C)2020-2026 KAWAGOE Imperial Palace Entertainment Institute / allrights reserved