「雷神 Premium」

極小仏「風神」 → 「風神Premium」
とお話を進めましたのでね。
極小仏「雷神」をを採り上げましたので、流れて木に「雷神 Premium」のお話をしましょうか。
イSム様ポイントで交換できる「風神・雷神 Premium」は2体1セットの交換です。
いつもお世話になっているスタッフ様が倉庫からランダムに持ってきてくださった1セットですよ。
「風神 Premium」の木目の出方が素晴らしかったので、相方の「雷神 Premium」の木目の出方がどうなのか・・・

まぁ、雷神のお姿を観ていきましょう。

引いて観ていますが、彩色の下に綺麗な木目が出ているのですよ。

360度、グルッとまわってもらいます。

蓮華王院(三十三間堂)の本物は、後方を見ることができませんが、斯様に視点・角度を変えながら楽しむことができるのは嬉しいですね。

雷神の本体部分を観ていきますね。

現実的にこの様な腹筋になることはありませんが、造形美としては雷神像の一部として調和がとれています。
82歳の湛慶が造った雷神像が、スケール・ダウンして手元で楽しむことができるのです。
株式会社MORITA様/イSム様、心底有り難く存じておりますよ。

正面から観ています。

本に能く出来ています。
偶然の産物ですが「風神Premium」同様、身体の部位に応じた木目の出方になっています。

炎髪を観ていきます。

三十三間堂の本物、この視点から楽しむことができませんからね。
炎髪って直毛かと思い込んでいますが、雷神のそれは揺らいでいますね。
現地(三十三間堂)では、また書籍に掲載されている写真ではなかなか気付かないことも、縮小版ですが手元に在ると楽しみながら学ぶことができます。

振り上げた右腕に見える木目、繋がっています。
一木造の証ですね。
前に衝き出している右膝にも、連動する木目が確認できます。
この「コ」雷神Premium) の身体は縦の木目が個性ですね。

連太鼓は別添で、各々彩色が施されていますが木目が見えています。
こうして生じる〝表情の違い〟といのも楽しめるポイントです。

胸筋を観ると

やはり右腕、そして右膝と連動する木目が見えています。
一木造ですから当然なのですが、こうしたことに気付くと連れ帰った雷神への愛着が一層沸いてきます。

右手指の部分、溝が深いのでしょうか?
それとも削れてしまったのでしょうか?
・・・でもイイのですよ、是又個性ですからね。

後頭部にまわっています。

後ろから見ると炎髪、2段になっていますね。
後ろの短い炎髪、考えられた末の長さなのでしょう。

後述しますが、背中にも縦の木目が見えています。

今度は、顔を観ていきましょう

陰になって眼の様子が判りません。
玉眼ではありませんが、しっかりとした瞳が描かれています。
額から胸にかけて、縦の木目が見えています。
右膝の木目とも連動していますね。

咆哮するかの様に牙を剥き、憤怒の表情をしています。
凄く、起こっていますよね。

それはそうと、腰布の襞・皺と木目が見事に調和しています。
下半身を観ても、縦の木目が連動しています。

彩色が強めの腹筋ですが、よっく観ると木目が現れています。
右膝からら脹ら脛、そして腰布にも彩色が施されていますが、木目も顕在です。

木造ですから当然なのですが、彩色の下にしっかりと木目が現れています。
ポイント交換の「風神・雷神Premium」の楽しみ方にハマってしまいました。

顔にも 縦に木目が走っています。
サイズは小さくても、リアル一木造ですよ。
小さいから・・・と甘く見ること無く、近付いて観察すると想像以上に迫力があります。
機械彫りではありますが、〝木の良さ〟が存分に発揮されています。

雲の台座に踏ん張り立つ下半身の様子です。
極小仏で着目した〝パンパンに張っている脹ら脛〟に比べると、経年状態を表現する彩色がのっていることもあるでしょうが、あまりインパクトは強くありません・・・

が、正面から観ると

なかなかな張り具です。
とは言っても壮年期も終わりに差し掛かっている頃の状態っぽいですがね。
砂州は82歳になっていた湛慶のデザインです。

視点を変えて観ると

腰布の襞・皺の間に見える木目が、まるで布の模様の如く見えます。
右膝頭から臑に掛けても、血管の如しとは言いませんが、まるで肉感を強調するかの様に眼が走っています。
これは計算・計画してできるものではありませんよね。
いやぁ、「風神・雷神Premium」は楽しいですなぁ。

下半身の後ろにまわって観ます。

見て下さいよ、腰布の臀部を。
下半身の雨動きに、まるで合わせたかの様に木目が現れています。
これはある意味〝奇蹟〟ですよね。

踏ん張っている左足の脹ら脛、アキレス腱が張っている様子もリアルです。

角度を変えて、両足の踏ん張り具合が判る画像です。

足釧(そくせん)に注された金色が、善きアクセントになっています。
ベテラン雷神の脚力が伝わってくる描写ですね。

視点を上げて、背中の様子を観ますね。

腰布だけでなく、その上の背中にも縦の木目が走っています。

角度を変えて見観ても

おっ、この画像では木目の出方が顕著になっています。
ザ・リアル一木造っ!

横にまわっても

綺麗に木目が繋がっています。
「河越御所」に「風神・雷神Premium」は、未だ一対しか居ませんが、複数迎えて比較してみるのも楽しいことでしょう。

 

ご覧いただいた皆様、是非ポイントを貯めて「風神・雷神Premium」を交換してくださいな。
木造の風神・雷神を手にとって遊ぶと、とってもとっても楽しいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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