展示を楽しんだ後、売店で買い物したり、休憩所で寛いだりしてミュージアムを後(あと)にしていませんか?
壁の裏側に、こぉ~んな土産品たちが潜んでいるのですよ。

まずは「海獣葡萄鏡」。
遣唐使等によって日本へともたらされた唐鏡の代表にございます。
大和国法隆寺の売店でも販売していますが、あちらは高額商品です。
東大寺ミュージアムの売店では、購入しやすく3,000円を下回っています。
銅鏡がお好きの方は、是非ともご購入くださいな。
次は「文鎮」2種類。

「文鎮なんて、使わないっ」なんて野暮なことは仰いますな。
東大寺が所蔵する文化財をモチーフにしているので記憶に、そして想い出になりますよ。
手前は・・・価格相応の文鎮。
これだったら修学旅行生だって購入できちゃいますね。
奥(上段)の形の文鎮、「東大寺文鎮(大)」だそうです。
仏さんのお姿が、細やかな線刻で表現されています。
価格は17,600円っ。
気紛れ衝動買いをするには、ちょいとヘヴィー級ですな。
軍資金と覚悟を以て迎えに行かねばなりません。

奥には「盧舎那仏(大仏)」が、
手前には南大門の金剛力士(阿吽)の裏側に据えられている「唐獅子」(左:雄/右:雌)が並べられています。
南大門の唐獅子は欲しいっ!
一対で連れ帰ろうとすると、やはり準備と覚悟が必要ですな。
こっからは飾り物「面」シリーズ。

右手から
「南大門金剛力士 阿形・小」
「南大門金剛力士 吽形・小」
「戒壇院四天王 増長天」

右手から
奥 「法華堂不空羂索観音」
手前「戒壇院四天王 広目天」
手前「戒壇院四天王 持国天」(緑色)

右手から
奥 「法華堂月光菩薩」
手前「戒壇院四天王 持国天」(緑色)
奥 「法華堂執金剛神」
手前「戒壇院四天王 多聞天」
法華堂モデルの不空羂索観音と執金剛神の表情がよろしいですよね。
「面」もよろしいのですが、できることならば仏像フィギュアを販売しちゃいましょうよっ!
窓際で光が差し、明るい売店では〝物足りない〟とお重いの皆様、壁の裏側にはこうしたグッズたちが息を潜めているのですよ。
南大門の模型を楽しんだら、そのまま進んで見つけてあげてください。