「イSム」様から発売されているTanaCOCORO「大日如来」、つい先日まで〝品切れ〟となっていましたよね。
流石にTanaCOCORO「大日如来」は、ロット違いを追跡する対象とはしておりませんが、諸事ありまして「河越御所」から前のTanaCOCORO「大日如来」が出張していましたので、今回のロットを新規購入することと相成りました。
画像だと大っきく見えていますが、実際は小っさいTanaCOCOROサイズですの。
「株式会社MORITA」様から発売された大和国圓成寺モデル「大日如来」は、
リアル仏像「大日如来」
イSム・TanaCOCORO「大日如来」:継続販売中
イSム「大日如来」Standard・一旦販売終了、現在は販売再開
という、大まかには3種類があり、現在ではイSム・ブランドの大・小2種類が購入可能となっています。
TanaCOCORO「大日如来」は人気商品のひとつで、発売当初から現在まで継続的に販売されています。
何回目のロットなのかは、もう判りませぬ。
多分、スタッフ様に確認すると時間はかかるかも知れませんが判明するのでしょうがね。
今回、「河越御所」に連れ帰ったTanaCOCORO「大日如来」のお姿、この様な感じです。
勿論、職人さんの手塗りある為、個体差は生じていますが、それは〝個性〟として楽しむことができます。
因みに、「河越御所」仏像エンターテイメント部門(その壱)の掲載画像と比較すると、やはり〝塗りに違い〟が見受けられます。
ご興味をお持ちの方は、該当画像とこちらの記事を比較してみてください。
以前、ブランド・マネージャー様にうかがった
「最初に商品化された像が、最も力を入れて制作しているんですよ。」
というお話ですが、ロットを重ねると職人さんの塗り技術がパワー・アップしていますよね。
「河越御所」的には大称賛の現状ですよ。
宝冠に注目します。
噴射式の塗りでしょうね。
金色で塗った上に緑色を被せていますね。
TanaCOCORO「大日如来」初版とは明らかに違う点ですね。
ここ(宝冠)は金属製で、接着している様です。
購入オーディションの際、倉庫から出していただいた1体の宝冠が取れていました。
頻繁に触っていたり、強く負荷を掛けると取れてしまう可能性がありますので、易しく扱いましょうね。
お顔のアップにございますよ。
こうして観察してみると、下地が黒だと思っていましたが、実際は焦茶色であることが判りますね。
若しかすると、改良点なのかも知れませんが。
金色の残存常態を意識した塗り、初版の画像と比較すると濃い金色になっていることが判ります。
因みに、購入オーディションで比較した6体のお顔は、並べて確認しましたが、殆ど同じでした。
お顔を比較しての決め手は・・・難しかったのです。
スタッフ様が「(中国の)職人の技術が向上したんですよ。」と自慢げに仰っていましたからね。
白目のヒビ割れ具合まで表現されているのは驚きでした。
宝冠・頭部を斜め左右から観察しています。
TanaCOCOROサイズですが、驚愕の繊細さですね。
この緻密な表現は、他の追随を許さない領域に到達していますよ。
素晴らしいっ!
お顔を正面から観て撮ったのですが
ピントは後ろの円形光背に合ってしまいました。
やはり細かい模様が、見事に表現されていますね。
上半身の瓔珞(ようらく)も、繊細に表現されています。
瓔珞は緑色で丁寧に塗られていますからね。
腕の部分も斜め左右から観ています。
金色の残痕常態の塗りは、個性が出易いところです。
このTanaCOCORO「大日如来」を連れ帰る決め手としたのは、この左手の甲と前腕部の金色の乗り具合でした。
結跏趺坐(けっかふざ)の部分は、淡い塗りで全体のバランスを取っていますね。
結跏趺坐を左右の横から観ています。
脇腹から腰元にかけても、丁寧に金色が注されています。
ここまで確認していませんが、この部分も比較すると個性が出ていることでしょう。
蓮台座の様子です。
初版の画像と比較すると、金色が明るくなっていますね。
パワー・アップされたポイントでしょうね。
左右の横から、真後からの様子です。
今回は画像で初版と最新版(2025年秋)を比較しました。
初版が「河越御所」に帰ってきたら、実物を並べて比較してみようと考えていますよ。
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