2024年11月10日 カリスマ陰陽師のおっちゃん(安倍晴明)に逢ってきました。

平安京を訪れると、偶発的に生じる歴史上の人物と逢っちゃうイベント。これまで織田信長や羽柴秀吉に逢いに行ってきました(信長とは逢えませなんだが)。今回は安倍晴明に逢いに行ってきました。小説・漫画・映画等で人気を博しているカリスマ陰陽師ですよ。現在放映中の大河ドラマ「光る君」の主人公・紫式部と同時代、藤原道長に仕えていました。『枕草子』に祭文を読みあげる陰陽師は「こころゆくもの」と、陰陽師に仕える小童が「いみじう物は知りたれ」と表記されています。今回の参拝では、清少納言が書き残した陰陽師への印象と同じ様な想いを感じました。禍々しい呪いを祓ったり、激しい呪術合戦みたいなものは全くイメージとして出てきませんでしたし、寧ろ心のバランスが調ったという感触でした。不思議なものですね。また、参拝したい気持ちを強くしましたよ。