居合刀紹介 鳥頸太刀 直刀小烏丸刀身

此方は「武装商店」様HPで2012(平成24)9/21紹介の「鳥頸太刀 直刀小烏丸刀身」です。
外見は先に紹介した鎌倉・山海堂様「七星剣」(6/17・6/20)の別バージョンといった感じです。
ひょっこりと出てきた問屋倉庫からの発掘品で、驚きの低価格であったため速やかに購入しました。
「鳥頸」形の柄頭と揃いの金具を装着したもので、全体を覆っている錦地には幾つかのバリエーションがあるようです。

 

鞘をはらうと、刀身が真っ直ぐになっています。
この外装から山海堂様「七星剣」をイメージしてしまいますが、此方の刀身は〝小烏丸の直刀〟になっています。

抜き身だけの画像で直刀小烏丸に集中してみましょう。
切先がとても鋭利なものになっています。

 

問屋企画品であるため、鎺・切羽は通常品となっています。
この画像では互の目刃文の様子が判りやすいですね。

樋がはいっていない、直刃の鎬刀身です。

じっくり観察すると直刃に互の目の二重刃文が施されているのが判ります。

切先諸刃部分の拡大です。
これだけ観ると、本物の剣の様に見えてしまいます。

 

全体を覆っている錦地は渋い濃いめの抹茶色を下地に、菱形文を中心とした4種の菱形系の組み合わせです。

 

 

金具の組み合わせは、山海堂様「七星剣」(後期型)と同じ物になっています。

柄の様子を、角度を変えて観ています。
山海堂様「七星剣」と同じく、目釘と一体化した菊花図紋目貫が縁金具の近いところに据えられ、その飾目貫を縮小した3つの菊花図紋飾鋲が表裏に装着されています。

 

鳥頸形の柄頭です。まさに「顔」ですね。

 

鞘の全体像です。

 

 

中央の装飾金具には「七星剣」(後期型)と同様にイミテーション宝石ははめ込まれていません。

この外装の金具パーツは共通で、刀身の違いや柄下地・鞘下地が鮫皮・塗りを施した板・布地の組み合わせで、様々なバリエーションが造り出せる訳です。

・・・という事で、当方収蔵庫に保管されている鳥頸太刀を勢揃いさせました。

上から順に
 問屋企画品「鳥頸太刀 直刀小烏丸」
 山海堂様「七星剣」(前期型)
 山海堂様「七星剣」(後期型)
です。
柄周りの構成に違いはありませんが、鞘の金具の位置がそれぞれ微妙な相違を見せています。個体差=〝味〟〝趣き〟ですからね。

同じ配列で抜き身の画像です。
直刀小烏丸も直刀も、甲乙付け難い格好良さがあります。

今後も頑張って、この「鳥頸太刀」を捜索していきたいと考えております。

 

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