大和国大神神社(奈良県)

2021(令和3)年末、恒例にしてしまった駆足初詣を遂行してきましたよ。
俗な話、どうしても12月26日を超えないと休みにならぬので、更に現在は坂東を活動の拠点としているため、年末までの3~4日間に限定されます。この期間にどれだけ予定を詰め込み、どれだけ訪れることができるか?が勝負となっています・・・とは言いながら、観光+遊びの気持ちを捨てきれず、予定の半分しか消化することができないのです。

さて、今回の大和国遠征では、初日の往路で降雪・積雪の影響により東名高速道路が通行止めとなってしまい、途中のサービスエリアで作戦会議を設け、迂回することで夕刻に大和国入りを果たすことができました。当然、初日の予定は全て達成できず。移動しながら計画の再編成を行い、初日は大和国一宮・大神神社(おおみわじんじゃ)で日の入りを楽しむこととしました。しかし残念なことに、ほぼ真っ暗になってしまい、この記事は2日間にわたって訪れ、撮影した画像で構成しています。

まだ明るさが残っているうち駐車場に車を停め、歩いて大鳥居のもとにやってきました。
以前の参詣で、タクシーの運転手さんに「大鳥居を見たいので、その道を通ってください」とお願いしたら、色々と地域のお話をしていただいたのですが、大鳥居はあっという間に通り過ぎてしまいました。その経験がありましたので、ゆっくり・じっくりと大鳥居を愛でるには、歩いて行くしかないことを学んでいます。一昨年(2020)末は、各所をまわった後の立ち寄ったため、暗くなってからの到着でした。今回(2021年末)は天候の影響によって暗くなってからの到着となってしまいました。カーナビ設定していたのに道を間違え、何だかイヤな予感が・・・。

 

それはさておき、画像は大和国入り次の日、明るいうちに到着した時のものです。

車道に出張らず、大鳥居の向こう側に三輪山(みわやま)を望む構図で撮りました。
空の色合いが、日中よりも変化に富んで風情がありますね。

 

夕暮れ時でしたので、数分もすれば空の蒼さもここまで変化してしまいます。

赤味がかった空に三輪山が浮かび上がっています。
通常の観光・参拝だと、こうした三輪山の表情を楽しむことはできませんからね。

 

大鳥居、くぐり抜けると道の左右に広めの駐車場が設定されています。
これから数枚の画像は、正面向かって左側の駐車場(ただし夕刻なので一台も駐車していない)から大鳥居を観ていきます。

大神神社の大鳥居は、1984(昭和59)年10月13日の昭和天皇の御親拝および御在位60年を奉祝して建立が始まり、1986(昭和61)年5月28日に竣工したものです。
高さは32.2m、柱間23mの日本最大の大鳥居といいます。材質は耐候性鋼板、耐久年数は1300年といわれています。永久(とこしえ)に、このままの姿を保っていただきたいものです。

 

歩みを進めていきます。
太っとい柱ですなぁ。1000年も立ち続けることができるハズです。

 

せっかくなので、真横から撮ってみました。
暗くなっているので、各部材の境目が見えなくなっているので何の画像か判らないものになってしまいました、てへ。

 

更に歩みを進めます。
空の色合いの変化を背景に、大鳥居の姿を楽しんでいます。

 

大鳥居を裏側から観ています。
信号や行き交う車の明かりが入らぬ様に撮ってみました。

 

大鳥居・裏側の正面を撮ろうとすると交通量がとても多い時間帯ですので、風情の無い画像になってしまいました。致し方ありません。

 

 

次は鳥居よりも先に撮っていた画像ですが、大鳥居・向かって左側の駐車場から三輪山を望んだものです。

遊びで訪れているため天候は万全だったのですが、「月」の姿が無い。

 

一昨年(2020)末は、

「三輪山と望月」が撮れたので、期待していたのですが・・・この後、時間を遅くしてもこの様な画は撮ることができませんでした。

 

大鳥居に別れを告げて、拝殿へと向かいます。

参拝する観光客のための案内が丁寧に用意されています。

おお、道路の整備工事ができあがっているっ。
明かりも工夫されているっ。

しっかりとした参道になっていました。

 

こちらは一昨年(2020年末)の工事中の参道の様子です。

 

 

 

 

大和国一之宮 三輪明神 大神神社
〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422

年末のうちから初詣用の準備が整えられており、大きな門松が据えられています。

 

二の鳥居、正面から参道への様子です。
18時前後あたりになると、参道に人影はほぼありません。

 

二の鳥居の向かって右側にある緑色っぽい光を放つライトの影響を受けない様に二の鳥居に近づいて、参道の様子を撮りました。
なかなか幻想的な風景になっております。

 

鳥居を潜り、歩みを進めていきます。参道はこの様な感じです。

 

更に歩みを進めながら、撮影をするのですが、同じ様な図柄になってしまいました。

 

「菊の紋」が遇われた灯籠です。

 

拝殿手前、手水舎に到着しました。

宝珠を白蛇が護っているデザインになっています。
時節柄、柄杓はありません。そのまま手で水をすくって清めることになっています。

 

手水舎はこの様になっています。

 

角度を変えて白蛇の姿を愛でています。
なかなか水が勢いよく流れています。

 

 

階段下から拝殿の姿もチラ見えしています。こちらも幻想的な風景でした。

 

注連縄(しめなわ)の向こうに拝殿が位置しています。
こちらは暗くなってからの拝殿の様子です。

 

こちらは明るさが残っている時に撮った拝殿の画像です。

 

暗くなってからの拝殿の様子です。
向かって右側に干支の大絵馬が配されています。今年は寅の図柄でした。

 

昨年も同様でしたが、遅い時間の訪問でしたので売店(授与所)は閉まっていました。

 

ところが奥の方、「総合案内所」には明かりが点いており、職員の方がおいででした。
中に入ってうかがったところ、朱印をいただけるということでしたのでお願いしました。

 

「水墨画入りの朱印」を2種、頂戴しましたよ。大神神社の公式HPをご参照ください。
 画像①:「巳の神杉」越しの拝殿
 画像②:注連縄柱越しの拝殿
が左側に描かれた、見開きの書き置き朱印です。

 

「明るい時間帯の大神神社を・・・」と考えていたのですが、限られた時間の中で他の場所もめぐらなければなりませんでしたので、今回の大神神社は2日間にわたって夜の訪問で終わってしまいました。
次は、明るい時間帯の参拝を予定していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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