2024（令和６）年７月30日（火）、山城国浄瑠璃寺モデルのTanaCOCORO「四天王」が発売されました。
50セット限定の発売でした。
「四天王」群像は、全国各地の寺院が所蔵されていますうが、次代によって特徴が変わっていきます。
空海（弘法大師）が密教を日本に持ち帰ったことにより忿怒相の造像が増えていき、この頃から特に四天王は４体何れも忿怒相になったのだといいます。
山城国浄瑠璃寺の四天王は摂関政治期の寺院ですから、４体共に忿怒相であります。
浄瑠璃寺本堂・入口の直ぐ左手側に持国天・増長天が御座します。
春には修理がなされていました。
残念ながら補修作業そのものは見学できませんでしたが、作業中であろう様子は確認できました。
広目天は東京国立博物館に、多聞天は京都国立博物館に寄託されています。
運が良ければ、展示で出逢うことができるかもしれません。
（「イＳム」様公式ＨＰより引用）
浄瑠璃寺に居る２体だけでなく、東京国立博物館・京都国立博物館に居る広目天・多聞天をも３Ｄスキャンされたそうです。
株式会社MORITA様の「お力」、凄うございます・・・。
斯様な仕上がり具合を見せられては
（「イＳム」様公式ＨＰより引用）
そりゃぁ、予約注文してしまいますわな。
事実、７月18日（木）の予約受付で完売となってしまいましたよ。
予約をして、正解でした（笑）。
発売日より、ちょいと前に「株式会社MORITA」様本社を訪れ、浄瑠璃寺モデルの四天王と対面しました。
「河越御所」の要望という訳ではありませんが、ブランド・マネージャー様やスタッフ様に対して熱烈に浄瑠璃寺・四天王の発売を懇願してきました。
この、箱の蓋を開けた瞬間の感動は一入でしたよ。
・・・とは言っても、「河越御所」に連れ帰ってから３箇月は箱に入ったまま封じられていたのですがね。
「MINIBUTSU」様の四天王・大サイズを並べたのは、お気に入りの浄瑠璃寺モデル四天王の封を解く儀式みたいなものでした。
先ずは、４体をそれぞれ箱から出して解放します。
左から、
東：持国天
西：広目天
南：増長天
北：多聞天
となっています。
単に４体を、東西南北順の横並べにしました。
次は、フォーメーションを緩やかな「鶴翼」形にチェンジしました。
浄瑠璃寺の四天王は全員、戦闘モードですからね。
緩やかな陣形でも、四天王は何れも戦闘力が卓越していますからね。
圧力が強いのです。
でも、彼ら（四天王）は直接陣頭で戦うことはありませんがね。
視点をさげて、見上げる様な演出をしてみました。
浄瑠璃寺本堂内に居る２体（持国天・増長天）は、床面に置かれているので大きさ的に〝見上げる〟ことはありません。
でも表情がキツめの忿怒相ですから、威圧感は強めです。
上の画像は、単なる白い壁紙が背景となっていますので何ら効果はありません。
背景を暗くして、それぞれを下から見上げると迫力は増すことでしょう。
個別の観察で、それぞれ取り組んでみますね。
では次、４体を左側から観ていきます。
手前から、持国天・広目天・増長天・多聞天の順で並べています。
今度は逆、４体を右側から観ていきます。
手前から多聞天・増長天・広目天・持国天です。
並べている順はそのままで、フォーメーションを変えて遊んでいますが、止まりませんね。
もうちょいと、続けるのですよ。
鉾を持つ２体（増長天・広目天）を前に出し、
戦意昂揚させた画像です。
次は、４体のお顔がこちらを向いている画像です。
浄瑠璃寺モデルのTanaCOCORO「四天王」、４体並べで遊んでみました。
４体の並べ方を替えれば、無限ではありませんが、かなりのパターンで遊ぶことができますね。
キリが無いので、やりませんがね。
TanaCOCOROサイズで発売されましたからね、そりゃぁスタンダード・サイズの発売を期待しちゃいますよ。
でも、セット販売は止めてくださいねっ。
１年かけて３箇月に１体ペースで、分売のみにしましょうよ。
ブランド・マネージャー様のご英断、お待ちしております。
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