美術刀特注 切返鞘・表裏金銀黒散らし塗り

これまで美術刀で様々な色使いで切返鞘を特注してきたのですが、純粋に金切返鞘・銀切返鞘は頼んだことがありませんでした。
武装商店の店主様・美術刀担当様と話をしている中で、「金の切返鞘も格好良いし、銀の切返鞘も素敵だし、両方をお願いして共に黒散らしをかけてもらいたいのですが、二振りはほぼ同じなので悩むんですよね・・・」と相談したら、「表裏で金銀にするのは?本歌でも作例がありますよ。」という助言をいただき、早速発注をしてもらいました。

<img src=”切返鞘.jpg” alt=”切返鞘”/>

 

差表が金切返しに黒散らし、差裏が銀切返しに黒散らしとなっています。

柄はいつもの長めの薩摩柄・柄下地合皮で、木瓜型紗綾紋風の鍔としました。

鐺もいつもお願いしている黒色の鍬型を装着しています。

ここまで差表が金、差裏が銀である写真を見てきました。その境目はこの様になっています。上向きが金色、下向きが銀色になっています。

 


数ある特注美術刀の中でも、際だった特徴のある一振りとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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