清浄比丘童子(イSム「掌」200体限定)

2023(令和5)年9月21日(木)、高野山・八大童子シリーズの第5弾としてTanaCOCORO「清浄比丘童子」が発売されました。
既に「活動の覚書」で〝坊主たちの購入オーディション〟の様子をお伝え致しました。
「河越御所」に連れ帰った顔色の濃い「清浄比丘童子」をご覧いただきましょう。

 

正面から「清浄比丘童子」の姿を観ています。

「活動の覚書」の購入オーディションでも触れましたが、顔色の濃い「清浄比丘童子」を連れ帰って来ました。
単体ですと判り辛いですがね。

 

何時もより細かく360度転回をさせています。

 

剃髪し、衣を纏うだけのとてもシンプルな造形です。

 

 

 

 

「河越御所」には色黒な「清浄比丘童子」を連れ帰って来ました。
「丘」は修行僧のことを意味する字なのだそうです。
この子は、日焼けする程に活動的な修行をしたのでしょうか。
目力は強いのですが、愛らしくなる様にディフォルメがなされています。

左がイSムTanaCOCORO「清浄比丘童子」の表情、右が本物です。
ねっ、愛らしいディフォルメがなされていますよね。
本物に準拠した表情であったのならば・・・ですよね。
発売前、そんなに本物の写真を見た訳でもなく、何と無しな印象で〝可愛くない〟とか〝売れない〟と思い込んでいましたからね。
正直、「八大童子」を揃えるために買う・・・って感じでした。
「恵光童子」は「瞳」をもっと本物に近付けてもらいたいと述べましたが、「清浄比丘童子」は素敵なディフォルメが利いていて宜しいと存じますよ。

本物の表情を見てしまうと、これでも顔色が薄いと感じでしまいます。
「恵光童子」も同様ですが、眉間の皺が無いだけで、かなり穏やかな表情になります。
歯並びも綺麗に整っています。
黒い「瞳」がしっかりと描かれていて嬉しいですね。
因みに本物は〝青い目〟なのだそうです。
右端が牙であるのが、ちょいとコワいのですがね。
口の形が「へ」の字になっていないのも、素敵なディフォルメですね。

上半身の正面を、ちょいと上から観ています。
剃髪部分と顔面の境目が自然なのも、高度な塗りの賜物です。
表情は、そんなにコワくありません。
目がくりっとしているので「童子」っぽくは見えますね。
胸筋が垂れている?かの様に見えてしまいます。
顔は「童子」、露出部分はご老体?という不思議な構成です。

 

表情を多角的に観ています。
イSムTanaCOCORO「清浄比丘童子」だと、将に「童子」と呼ぶに相応しい表情をしています。
併し乍ら本物の表情を観ると「童子」とは言い難い(笑)。
まるで仏の如く耳朶が大きく垂れ下がっています。
耳朶環は有りそうで有りませんね。

首元から棟にかけてがのっぺりしています。
こんな体型の子ども、見たことがあります。
「清浄比丘童子」は年齢不詳らしいですからね、コレで宜しいのです。

 

後ろにまわって見ます。
後ろからだと頭髪がありますね。
剃髪していたんじゃないんかい?
衣を纏い、その上から袈裟を着用しています。

 

下から見上げています。
 左手:巻物、経巻らしいです。
 右手:尖り三鈷杵。制多伽童子・恵光童子と共通ですね。

本物は右手首に銅製の腕釧を装着していて、左手のものは欠損しているのだそうです。
胸の状態と、袈裟を着用していることから「童子」とは呼ばれていますが、やはり年齢不詳なのでしょう。

 

経巻は逆手・横向きで握られています。

 

尖り三鈷杵を斜めにたてた状態で握っています。
柄の部分に彫りがありません。
握らせることを想定していたため、法具になされる詳細な彫刻は略されたのでしょう。

 

左半身に衣を纏い、袈裟をかけています。
着衣の状態でもふくよかな体型が判りますね。

体型を見ると「童子」ですね。

ちょいと視点を下げると、厚みのある体型であることが判ります。

 

下半身を正面から観ています。
袈裟には「四目菱入り三重亀甲繋ぎ文」と「花入り辻飾り五重斜格子文」は施されているそうですが・・・目視できませんね。
袈裟の裏側は無紋だそうで、それは判りますね。

 

足下を3方向から観ています。
ちらりと足下に見える裳の表面には「四弁と宝珠形による花菱」が施されているそうです。
裳の縁には「四弁花入り辻飾り三重斜格子文帯」が施されているそうです。

 

後ろにまわって観ます。

袈裟には「四目菱入り三重亀甲繋ぎ文」と「花入り辻飾り五重斜格子文」が施されているといいますが、この画像だとそれが判りますね。
どちらが何という紋様かは定かではありませんが。

 

裳の縁には「四弁花入り辻飾り三重斜格子文帯」が施されているそうです・・・。

 

 

最後に、これを載っけておきましょう。

この子を連れて帰る決め手となった〝濃い顔色〟を、この様に楽しんでいます。
この転回画像、ちょいとお含み置きくださいなっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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