2023(令和5)年7月26日(水、)、「イSム」様が「TanaCOCORO[掌] WOOD」シリーズで山城国高山寺モデルの「獅子・狛犬」を発売されました。
木彫像で各限定200体だそうですよ。
「第一回生産分」ということでした。
「河越御所」は原則、ポリストーン製の仏像をターゲットとしているのですが、仏像エンターテイメント部門で〝木彫像の魅力〟にハマってしまったことは周知の事実でございます(笑)。
「獅子」(左)と「狛犬」(右)を、まとめて連れ帰ってきました。

セット物は、纏めて購入しないと〝購入しようという熱意〟が薄れてしまいます。
しかも「対」(つい)を成している訳ですから、揃えないと気になってしまいます。
山城国高山寺モデルの「獅子・狛犬」の存在は、初めて知りました。
「イSム」様では、山城国高山寺が所蔵する
湛慶の作と伝わる「子犬」
湛慶の作と伝わる「神鹿」
を商品化されています。
「子犬」は品切、「神鹿」はポイント交換大正品ですね。
これらの動物像を並べながら、明恵高弁を偲びつつ茶湯を嗜むのもまた乙なモノです。

こちらが「獅子」でございます。
口を閉じていますので吽形です。
1225(嘉禄元)年に山城国高山寺、現在の金堂裏に鎮守3社が建立されたのだそうです。
鎮守3社に一対ずつ「獅子・狛犬」が据えられたのだそうですよ。

複雑な造形ではありませんので、軽く回してみました。
柔らかな彩色が施されていますよ。
ぢゃぁ次。

こちらが「狛犬」でございまする。
口が開いていますので阿形です。

同じくゆるっと回します。
木彫りということで柔らかい印象ですが、厳つい顔をしているんです。
特に山城国高山寺・動物シリーズを意識していた訳ではありませんが、紀伊国高野山の霊宝館を訪れた際、空海像の兩脇に獅子・狛犬が控えていたことが記憶に残っていました。
高野山霊宝館の空海像、目が黒いのでちょいとコワいんですがね。
・・・と云うことでねっ、

「仏像ワールド」様の「木造 弘法大師坐像」の脇に控えさせます。
そもそも揃いではありませんので、こうなっちゃいますが、高野山霊宝館の配置をイメージして青部コトができます。
とすれば・・・

当然のことながら、紀伊国高野山金剛峯寺から連れ帰った「弘法大師御尊像」を獅子・狛犬で挟んでみる(笑)。
サイズは合っていませんよ。
でも何故かしっくりしているんです。
如何ですぅ?
空海をお迎えして、斯様に獅子・狛犬で挟んぢゃう遊び(笑)。
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