Elfin Knights Project製 ハイメタル「九頭龍鈷」試作品

「武装商店」様HPで2016(平成28)年6/17「ナインヘッド・ドラゴン・ヴァジュラー」で紹介されたElfin Knights Project「九頭龍鈷」(くずりゅうこ)のお話です。

 

「Elfin Knights Project」様の九頭龍アイテムは2種類ありますが、以前は「九頭龍鈴」(くずりゅうれい)を紹介致しました。今回はもうひとつの「九頭龍鈷」を取り上げてみます。
どちらとも〝九つの頭を持つ龍〟ではなく、8頭の龍が備え付けられています。

此方は試作品として制作された物です。
全長おおよそ33㎝のハイメタル製、金色に「塗装」されています。
試作ではない正規品は「古代金メッキ仕上げ」だそうです。

背景を黒くしてみました。
この画像では塗装なのかメッキなのかの区別はできません。
価格は、メッキが塗装のほぼ倍になっていました。
色付け方法ではなく、全体像の美しさに惹かれて購入してしまいましたが、試作品を入手していて良かったです。。

 

持ち手の「把」(つか)中央部には大日如来の眼を象徴する「鬼目」(きもく)と呼ばれる突起が4つ備わっています。

 

4つの鬼目のうち、2つは継ぎ目が入っています。
各パーツを鋳型から抜き、組み合わせて制作されているため、強度の兼ね合いからこうした構造になっているのだそうです。

 

1本の太い鈷の周りに8頭の龍が纏わり付いています。
龍たちの真ん中に「玉」が据えられています。
まるで龍たちが玉に吸い寄せられているような感じ。

 

龍たちが皆、カメラ目線をしてくれないのですが、牙を剥いた表情、髭・角・背鰭・尾鰭、身体を覆う鱗、脚と爪が繊細に象られているのです。

 

龍たちの表情が見える角度から観ています。
単純にキングギドラ2頭+単体の龍2頭。これが把の両端に2セットあるのです。
法具のパワーとしては、かなり強力なものを備えていそうです。

 

この厳つい法具ですが、この「ゴツさ」は部分的な拡大画像や置いた状態の画像では、なかなか伝わり辛いと思います。

持ってみると、こんな感じです。

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、極太なので結構重量があります。
手首を返した持ち方をすると、前腕の筋肉が攣ってしまいます。
とても長時間、その態勢を維持することはできません。

 

 

 

先に紹介した「九頭龍鈴」(上)、今回の「九頭龍鈷」(下)を並べてみました。
購入したのは九頭龍鈷が九頭龍鈴よりも約1年ほど早い時期でした。

この画像では判り辛いのですが、九頭龍鈴のメッキは凹凸によって金色の風合いが違って見えます。それに対して九頭龍鈷は塗装ですので金色は変化無く均一に輝いています。
どちらが良いかというのは、もはや好みですね。

この九頭龍鈷を手首返しで持って、九頭龍鈴を鳴らしながら加持祈禱を行ったら現世利益はバッチリになりそうです。
ただ、残念なことに御修法の手順を知らんのです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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