もちもち金剛杵ペンケース(山城国)

此方は、「フェリシモ おてらぶ」様より発売されている商品名「もちもち金剛杵ペンケース」です。

2019(平成31)年3月26日~2019(令和元)年6月2日まで上野・東京国立博物館平成館で開催された特別展「国宝 東寺‐空海と仏像曼荼羅」の売店で販売されていたものを、7/19紹介の海洋堂「帝釈天騎象像」と一緒に購入しました。

大規模な特別展が開催されると結構な種類の〝関連グッズ〟が発売されます。「記念に・・・」という安直な気持ちで売店に入ると〝あれもこれも〟欲しくなってしまいます。だからといって安易にクリアファイルとかポスト・カード(絵葉書)を購入したり、「役に立つか・立たないか」などという無粋なことを説いたりはしません。当御所が標榜している「大人感覚の知的な探究」に反しますからね。

その特別展に関連する〝おもしろグッズ〟で、観ている(視界に入った)だけでも展示されていた文化財が想起できるきっかけとなる物をセレクトして購入するようにしています。

そうした意味で「もちもち金剛杵ペンケース」は、帝釈天がほぼ360度から拝観できつつ写真撮影が許可された特別展を思い出すには充分なグッズでした。

東寺・帝釈天が右手で握っている、鈷が短めの「金剛杵」(独鈷杵)をモチーフにしている商品だそうです。

独鈷杵は、極めて硬い金属もしくはダイヤモンドでできている武器で、雷を操ることができます。また仏教的な観点からは、魔物を処断したり、身の回りに結界を張ったり、持つ者の心の内にある煩悩を断ち切る法力をも有した法具として位置付けられています。

 

帝釈天の掌に包まれて見えない「把(つか)」の部分ですが、中央に「鬼目(きもく)」と呼ばれる球状突起が表現されています。これは大日如来を表しているのだそうです。
鬼目の上下には紐帯でくくった「蓮弁帯(れんべんたい)」が施されています。
一般的な独鈷杵に見える造形がしっかりと再現されているところが〝凄い〟のです。

把の両端は「鈷(こ)」と呼ばれる、尖った槍状の刃部が装着されています。

それが左側も、

 

そして右側も

法力が備わっている感じがする独鈷になっていますね。

 

「ペンケース」という設定の商品なので、裏側を見てみましょう。

ファスナーがあり、これを開けると・・・

 

この様に、中に筆記用具を入れることができます・・・が、〝ぷにぷに感〟を出すために綿(?)が詰められているのでペン1本でいっぱいになってしまいます。

筆記用具をどれだけ収納できるのか、よりも〝ぷにぷに感〟を優先・重視したことにより、この商品の特性が際立ち、どんなペンケースの追随も許さない存在価値が出たところが素晴らしいですね。

 

現在も「フェリシモ おてらぶ」様(https://oterabu.felissimo.co.jp/)で通信販売されておりますので、敵に包囲され易い方、心の中の煩悩に負けてしまいそうな方は是非入手されることをお勧め致します。

 

 

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