武田不動尊(仏像ワールド 極小仏)

甲斐国恵林寺モデルの不動明王、「武田不動尊」の極小仏ヴァージョンにございますよ。
武田不動尊に限らず、「仏像ワールド」様の極小仏は〝極小〟サイズでありながら、極めて精緻な彫りが魅力となっています。

木目が鮮やかで、表面処理も大変丁寧に施されている為、通常の照明であっても斯様に不動明王がまるで輝いている様に見えます。

特別に照明を当てているのではありません。
偶々、こうした状態が撮影できたものです。



木目が美しい不動明王の寄っていきましょう。

先程の、目映い画像を拡大しただけですので、木目が見えなくなっています。



不動明王に移動してもらい、光背と台座を確認してみます。

迦楼羅炎による火焔光背、とても緻密に彫り込まれています。


火焔光背には

丁寧に截金模様の如く、金色で縁取りが施されています。
細かいところまで、金色が注されているのですよ。



火焔の中に

迦楼羅の顔が、幾つか見えていますね。
画像ですから拡大していますが、実際はもっともっと小さいのですよ。



何の気無しに見ていたのですが

台座の木目と、光背の彫りの真ん中がドンピシャで一致・連動していました。
偶然の産物にございますな。



不動明王に戻ってもらいましたよ。

極小サイズにも関わらず、威圧感がサイズに不釣り合いなのでございますよ。



お顔は

厳しい目付きに、上下を向いた牙まで斯様に表現されています。
お顔の木目はあるのですが、強い主張をしているものではありませn。
そのため、忿怒相ではございますが落ち着いた印象となっております。



不動明王を回転させて、後頭部の様子を観てみましょう。

規則正しく、調った彫りが施されております。
金色も注されております。
単なる、小さな木造ではありませんよ。



視点を胸元に移します。

「株式会社MORITA」様本社における、購入オーディションでは、こちらの一体のみが胸元に金色が注されていました。

2021(令和3)年に本格的学術調査は実施され、制作年が1572(元亀3)年であること、制作者が「康住」(こうじゅう/こうじょう)だということが判明しました。
武田晴信(信玄)の没前年に、存命中の本人(晴信)を写して造像されたといいます。

甲斐国恵林寺の伝承では、武田晴信(信玄)の頭髪を焼いて漆や顔料に混ぜ、胸部に塗り込んだといわれており、この金の注し色は、その伝承をイメージしているものなのです。

・・・とは言いつつも、購入オーディションで、胸に金の注し色が施されていたのは「河越御所」に連れ帰ったこと一帯だけでしたし、検品されたスタッフ様も購入オーディションの際に「これだけ、金色が注されていますね」ってお知らせしたら、「あら~っホントだ。検品の時に気付かなかったのにぃ」って驚かれていましたもん。




不動明王は、右手に立てた剣を持っています。

凝った装飾が無いのは、本物準拠にございますよ。
本物は剣身に彫りが施されている様ですがね、極小仏ではそこまで再現されていません。



左手には羂索が捲かれています。

極小サイズなだけに、羂索の先っちょに結び付けられている法具は簡略化されたものです。



不動明王の背中を観ています。

正面側ですと目立ちませんが、背中には顕かな木目が出ています。
木目にも、いろいろな表現がありましたが、木目のラインが身体の形状に適合していると感じまして、この一帯を選びました。



視点を変えると

木目が~段位フィットしているのが、お判りいただけることでしょう。
これも偶然の巡り合わせにございます。



両足を組んだ結跏趺坐の様子です。

截金模様をイメージした縁取りがなされています。




台座にも綺麗に木目が出ています。
木目そのものが模様になっていますね。



不動明王を左・右の斜め前から観ています。

武田不動尊は、どの方向から観てもカッコいいのです(笑)。



ちょいと上から観ています。

斜め上から観ても、



台座の高さに目線を合わせても

些かの乱れも感じられぬ、緊迫感に満ちた不動明王のお姿にございます。
大きな彩色版を購入できる様に、頑張りますよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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