居合刀改造 「まけずの鍔」組み込み信長左文字

此方は「武装商店」様HPで2009年10/4に紹介されています。東京新宿の魂琥李斗(コンクリート)において「信長左文字」という織田木瓜入鞘の半太刀中古品を入手し、これを華やかに改造することを思いつきました。店頭で店主様との話の中で「まけずの鍔」を新たに造ってしまおうということになり、御所にある本物の永楽通宝200枚の中から文字が鮮明な物を20枚ほどセレクト・提供しました。

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〈 改造ポイント 〉
柄巻は鞘の色に合わせて焦茶柄革(バックスキン)に、鞘にある木瓜紋に合わせて柄下地を金鮫にしてもらいました。未だこの特注をお願いした頃の作例には金鮫がなかったということもあり決めました。実際には親粒入りの鮫皮に変えていただきました。あとの細かいところは職人さんにお任せとしました。

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〈 お任せポイント 〉
鞘の補強として手元に藤巻を施しつつ、鯉口の不具合を修正してくださったそうです。素人では気付かないところを改善してもらい、有り難かったです。

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目貫は鍔に合わせて連銭図へ、切羽は太刀切羽に変更していただきました。太刀切羽好きなので嬉しい改造でした。

 

刀に組み込む前の鍔と本歌「まけずの鍔」の写真です。(「武装商店」様HPより)

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鍔は完全新規製作した永楽銭散らし図です。居合刀用の既製品とは異なり、真鍮地に打ち出しで耳を成型し、表面を荒らしたベースに本物の永楽通宝を切り抜き・貼り付けて製作していただきました。仕上げは全体が赤銅鍍金で、笄櫃の埋金部分・耳・永楽通宝の輪郭と文字部分に金鍍金を入れていただきました。

油断すると銅製の永楽通宝に錆が浮いていることがあるので適度に拭き取らなければなりません。

新造「まけずの鍔」を表裏左右それぞれの方向から見た画像です。しっかり表と裏が本歌に準じて再現されています。とても素晴らしい仕上がりで満足です。

 

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素敵なので新造「まけずの鍔」の画像を多めにのせました。眼福々々。

 

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