大和国室生龍穴神社(奈良県)その伍

今春(2024春)、奥宮「妙吉祥龍穴」で轟音を轟かせる激流に感動した後、時間の制約があったことから室生龍穴神社へは立ち寄らず「また今度、来るねっ」と前を素通りしてしまいました。

その「また」の機会が4箇月を経て巡って参りましたよ。
紀伊国高野山への登拝前、大和国室生に立ち寄ってドラゴンたちに挨拶したいと考えておりましたのでね、武蔵国川越を夜中に出立しました。

未明の到着を想定していたのですが、ちょいと道を間違えたり、夏ということもあり日の出が早うございました。
室生龍穴神社に到着した頃には、普通の朝にございましたよ。

何時、倒れたのかわかりませんが電線に木が寄っかかっていましたよ。
大丈夫かっ?

神木「不二不二の木」の周囲がスッキリしていました。

木柵も設けられていました。
「不二不二の木」の向こう側に、室生龍穴神社用の駐車場ができていましたよ。
最近できた駐車場の様です。

道路の反対側から「不二不二の木」を撮りました。
縦のパノラマ写真なので、幹にちょいと膨らみが生じています。

「不二不二の木」に近づき、見上げています。
久々に「不二不二の木」を堪能しました。

 

神社入口を正面から撮っています。
空模様から朝方であることがおわかりいただけることでしょう。

因みに、この反対側に進んでいくと室生川の河原に出ます。
水遊びはできますが、水流を確認してからにしましょうね、

神社入口に近付いていきます。
どんどん森の中に埋もれていく感じです。

ここまで来ると、室生龍穴神社の入口であることがわかりますね。

明るくはなっていますが、未だ朝早なので境内のライトが点いています

手水所において、龍が口から出す水で涼みました。
気持ちいいですよ。

石の鳥居前から境内を見ています。
開いているところを見たことがない授与所から発せられている明かりが、不可思議な主張をしています。
未だ、朝早の時間帯なのですよ。

「連理の杉」の根元を見ています。
嘗ては〝天照大神の恵み〟がピンポイントで差し込んできたことがありましたね。
今回は、特別な現象はありませんでしたよ。
これが普通なのですがね。

鳥居を潜って、振り返って見ます。

授与所からの明かりがありましたので、以前に見えた龍(ドラゴン)が見えるかなと思いましたが・・・残念、見えませんでした。
もっと暗くないとねぇ。

朝早の、静寂な境内の様子です。
とは謂いながらも、ひとりふたりと参拝客の姿がありました。

室生龍穴神社は、巨木に囲まれた神域ですからね。
上に開けた神社なので、境内では空を見上げたり、空模様を楽しんだりすると室生龍穴神社の魅力が深まっていくことでしょう。

「善如龍王」の額を掲げた拝殿前に控えている狛犬(阿・吽)です。

暗くても、明るくても迫力のある表情です。
懐く様に撫でるのですが、噛んでこようとします。
じゃれているらしいのですが、このコたちの甘噛みは洒落になりません。

拝殿の後方に本殿が位置しています。

このくらい明るくなると大丈夫ですが、暗いと、こっから先には進めません。
だって、おっかないんだもん。

本殿前です。

玉垣の修理が完了した様ですね。
そこから先には進むことができませんよ。
後方に監視カメラが配置されていますからね。

玉垣に近付いていきます。
賽銭は捧げましたよ。

近寄って本殿を拝します。
明るくなり、丹塗りの社殿が深い緑の中で映えていますね。
朝早ならではの色合いですよ。

両手を伸ばし、鮮やかな丹塗りの本殿の様子を撮っています。
見えている社(やしろ)の後方に御神体が御座します。
境内全体が〝凜とした雰囲気で満ちている〟のは、御神体の御力によるものでしょう。

本殿前(鳥居横)にも狛犬(阿・吽)が控えていますよ。
明治時代の生まれらしいですよ。

燈籠上部の宝珠越しに本殿を見ています。
どう見ても〝絵になる神社〟なのです。

左手側からの本殿の様子です。

右手側からの本殿の様子です。
草木のために、本殿の様子は判りませんね。

ネットで画像を検索していた際、気になっていたところがありまして、それを探してみました。

「善如龍王」の額を掲げた拝殿の手前、狛犬(阿形)の後ろ側です。
大木の表面に、白っぽい緑色の苔が生しております。
見方にもよるのでしょうが、龍(ドラゴン)が巻き付いている?かの様です。
〝巻き付いている〟と謂いながら、この画像しか撮っていませんがね。
次回、グルッとまわってみますね。

 

拝殿前の狛犬(阿・吽)に挟まれた状態で、境内入口を見ています。

〝上に開けている〟ことと、〝俗世と異界(神域)の境界〟の様子が、とても明解な画像です。
未明に到着して〝凄く怖かった〟思いをした時、恐らく〝気難しい室生龍〟がここに居て、鳥居のところに立っていた我々を睨んでいたのでしょう。
晴天の昼間でも、外側より境内はちょいと暗いですからね。
 〝暗い=静寂・・・神域〟
なのでしょうか。

遊び気分で、縦のパノラマ写真を撮っています。
〝上に開けている〟ことが、判りますよね。
境内の、背の高い木は皆「龍」(ドラゴン)なのではないか?
そうしたイメージを持ってしまいます。

境内を出る前に今一度、鳥居の横を確認してみました。

う~んっ、明かに龍(ドラゴン)が居る様には見えませんな。
また、次の機会に。

最後に、鳥居を潜る前に振り返り、挨拶をします。
「また、参拝しにきます」とね。
次の「また、参拝」は何時になることでしょう(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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