紀伊国高野山奥之院(和歌山県)その参

今夏(2024夏)もまた紀伊国高野山で2泊しました。
「生身供」(しょうじんく)をLIVEで拝見するという楽しみが目的でしたからね。

初日は〝出遅れた〟感があったので、2日目は御廟橋前で空海の食事を出迎え、その後ろ姿を映像に収めることを計画しました。

先ずは、大駐車場に車を停め、奥之院・御廟を目指します。
空模様から、明け方であることがおわかりいただけることでしょう。

道路を横断するため、信号待ちをしています。

時間の割りには車・バイクが通行しているのです。

青信号となり、GOサインが出ましたので道を横断します。

手水所で充分に涼み(笑)、参道を進んで行きます。

人気(ひとけ)がありませなんだ。

途中、大和国薬師寺東院堂モデルの聖観音が立っておられ、空に薄っらと三日月が残っておりました。
この画像だと、ちょいと見辛いですな。

参道も砂利道と也、雰囲気がガラッと変わるところです。

左手の大木、とても立派でしたのでね。
縦のパノラマ画像を撮りました。

高野山奥之院の入口~御廟前まで、樹齢が千年前後・超の大木が彼方此方に構えています。
こうした大木を愛でていると、それだけでかなりの時間を費やさねばなりません。

 

「御納所」です。
ここを左側に進むと

真ん中で大黒天を祀る「供御所」の手前に出ます。

「供御所」の左右の窓口で朱印をいただけます。

「供御所」の左側では、限定朱印も頂戴しました。

この対面には手水所があります。

水が 流れ墜ちる形態ですが、水量が少ないため、手を潤す様な感じで浄めましょう。

通路を挟んで隣が「護摩堂」です。
「生身供」(しょうじんく)の空海への食事は、「供御所」から出発するのです。

「護摩堂」の前を通過すると、川が流れています。
「護摩堂」の横、川の流れに沿って行くと

「水行場」があります。

石段を下りると 水行ができますよ。
当たり前ですが、観光客用ではありませんからね。

下流から「水行場」を見ています。
ネット検索すると、寺僧たちが白装束で水行している画像を閲覧することができますよ。

「水行場」の前の通路を進むと、「御廟橋」手前最後の手洗い場があります。

 

「御廟橋」の手前です。
右手前には、あらゆる撮影の禁止をはじめとする注意事項が明示されています。

横のパノラマ画像で「御廟橋」から「燈籠堂」を望む様子を撮影しました。

「御廟橋」から「燈籠堂」までの参道沿い、苔生した石灯籠や大木が立ち並んでいます。
落雷?によって避けてしまった大木もあります。
横道を逸れると、それはそれで高野山の永き歴史を垣間見ることができます。

こ~んな感じで、「供御所」から空海の食事が出てくるところを待っていました。
すると鐘の音が響いてきました。
「生身供」の始まりです。

〝空海のご飯〟が「燈籠堂」に到達したら、「燈籠堂」に向かおうと思って動画を撮影していました。

 

 

 

すると、外国人のグループが画面に入ってきましたっ。
・・・「生身供」の動画をあとで楽しもうと考えていたのですが、やり直しをせねばならなくなりました。
彼らの旅行ですからね、「止めろ」とは言えませんのでね。
これで、また高野山に登拝する理由ができました。
目標は年内(2024年)です。

外国人の一行は、〝空海のご飯〟にピッタリとくっついて「燈籠堂」内に入っていきましたよ。

このあと直ちに「燈籠堂」へと向かい、堂内での「生身供」を拝見しました。
中座するかもしれなかったので、内陣には上がらずに立って拝見していました。
寺僧たちの様子、あとから堂内に入ってきた参拝客・・・、生身供中の堂内の雰囲気を満喫することができました。
結局、「生身供」を最後まで拝見させていただきました。
これもまた貴重な体験でした。

 

「生身供」が終わり、「燈籠堂」をあとにし、「御廟橋」まで戻ってきました。
〝天照大神の恵み〟が射してきて、今日も一日善き日になるのだろうなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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