特別企画㉗ 辰年だから「龍」の土鈴を集めてみました。

今回は単純に、「龍」の土鈴を集めて並べただけのお話です。
特に何処かの神社仏閣の売店(普通は授与所等と呼んでいます)で購入した、という土鈴ではありません。
ぶっちゃけ、Amazon通販ですよっ(笑)!

 

ぢゃ、具体的に実物を観ていきますね。

先ずは「薬師窯」様の金銀「龍」の土鈴にございますよ。

「薬師窯」は、尾張国瀬戸の陶磁器メーカー「中外陶園」様の商品ブランドだそうです。
「薬師窯」の命名は、法相宗の行基(668~749)が造仏した薬師如来を祀る祠が「中外声援」様の敷地内に存在していたことに由来しているとのこと。
行基作「薬師如来」は現在、曹洞宗「宝泉寺」に納まっていて、「薬師窯」の焼きものは行基作「薬師如来」による眼病治癒の利益/加護を得て人びとに愛でられている様です。
何の気なしにAmazon通販で購入したのですが、意外にも歴史のある焼きものであったことに驚きです。

 

金の龍の表裏を観ています。
左の横原に目出度い「福」の字が据えられています。

 

銀の龍の表裏を観ています。
同じく左の横腹にこれまた目出度き「寿」の字が据えられています。

 

縁起物なれば、斯様に並べて然るべきでしょう。
善きことが舞い降りてきそうですな。

 

ぢゃ、次。
「昭峰」作の紅白龍です。
「昭峰」も尾張国瀬戸の「瀬戸陶芸社」様のブランドだそうです。
「瀬戸陶芸社」様は、1951(昭和26)年創業の焼きものの老舗です。
金銀も素敵ですが、紅白もまた目出度き配色にございますね。

小さい龍・紅龍の様子です。

 

横腹には文字ではなく、縁起物が据えられていますね、
顔と尾っぽに金が注されています。

 

大きな龍・白龍の様子です。

紅龍と同じく横腹には文字ではなく、縁起物が描かれています、
顔と尾っぽに金が注されています。

「昭峰」作・紅白龍の土鈴、向き合う大小の紅白龍ということで、親子設定みたいですね。

 

では最後の組み合わせにございます。
同じく「昭峰」作の金銀龍ですよ。

 

 

「昭峰」作の金龍は横腹に「福」の字が描かれています。
紋様はなんちゃって梅鉢紋。

顔と尾っぽに銀色が差されています。

 

金龍と同じサイズの銀龍です。
横腹には「寿」の字が描かれています。

こちらは、しっかりと梅鉢紋です。
顔と尾っぽに金色が差されています。

 

 

2体1セットの「龍」土鈴、3パターンでした。

全龍、周濠の画像です。
こうして、何気なしに遊んでいますが、こうした地味な積み重ねが「龍」を身近に感じ、ほんまもんの「龍」と戯れることができるのです。
適当なことを言っています(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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