2025(令和7)年4月から価格改定が発動するというので、TanaCOCORO「阿修羅」を購入してきました。
かなり前(2016・平成28年5月)にリニューアルされましたが、「河越御所」にはそれ以前の旧版「阿修羅」しか居ませんでしたから。
別件で株式会社MORITA様本社を訪れた時、急遽TanaCOCORO「阿修羅」新版の購入オーディションを開催してきました。

いつもお世話になっているスタッフ様のご厚意で、5体ご用意していただきました。
阿修羅がいっぱい居ると、とても楽しいのですよ。

みぃ~んな、同じに見えますが・・・、目が慣れてくると、それぞれの個性が見分けられる様になっていきます。

観察を通し特徴・個性を3パターンぐらいに区分して、垂髻に塗られた明るめのオレンジ色を決め手に連れ帰る「阿修羅」を決定しました。
「河越御所」に連れ帰ってきたTanaCOCORO「阿修羅」新版が此方です。

TanaCOCORO「阿修羅」旧版と比べて、「阿修羅」新版は顔の表情にキレがあります。
身体のヒビ割れ表現も加わりました。
TanaCOCORO「阿修羅」旧版のノーマル版は、記事にしていませんでしたね。
そのうち、TanaCOCORO「阿修羅」の旧版・新盤比較をしますね。
TanaCOCORO「阿修羅」新盤の360度を転回させます。

諸事勘案して、こういったサイズになっています。
垂髻に明るいオレンジ色が乗せられている様子です。

このコが、オレンジ色が強めに出ていました。
因みに両肩には、前方に垂れていたであろう天衣が、欠損してしまった様子が再現されています。
食玩の阿修羅だと、ここが想像復元されているものがありますよね。
イSム「阿修羅」では、本物準拠なので天衣欠損状態になっています。
垂髻を左右斜め前から観ています。

結果的に左右の顔の表情も見えています。
正面の顔は両耳が表現されていますが、左右の顔は背面側の耳しか表現されていません。
本物に準じています。
こうした造形、かなりの検討がなされた末の決定なのでしょう。
左右の顔に両耳を付けなかったことで、頭部のバランスが調っていますね。
阿修羅の後頭部(?)の様子です。

垂髻に、強めのオレンジ色が注されていますね。
本物の後頭部は、観たくても見ることさえできませんからね。
本来であれば〝気持ちワルい〟状況なのですが、これで阿修羅・頭部のバランス がとれているのです。
経年褪色の具合も、手間を掛けた彩色によって見事に表現されています。
・・・かなりの時間・労力がかかっていますよ。
垂髻も含めて、阿修羅の三面を観ています。

正面からして、
右側の顔が最も若い表情で、下唇を噛み締めています。
左側の顔が久能・懺悔を含む苛立ちの感情を表現しているのだそうです。
TanaCOCOROサイズなので小さいですが、三面とも本物に準じた特徴が見事に表現されています。
首元・肩の様子も含めて三面を観ています。

こうして観ると、耳の配置バランスが素晴らしいですよね。
旧版と比較して、三面とも凜々しいのですよ。
近日中に新旧比較をせべば・・・。
Standard/TanaCOCORO共に新版の特徴は

右胸のヒビ割れ表現ですよ。
他に合掌している右前腕にもヒビ割れが見えますね。
確認はしていませんが、他にもあるのではないでしょうかね。
ちょっとしたところですが、コレがあることによって〝より本物っぽさ〟が強調されています。
個体差があるのでしょうが、合掌は正中線上ではありません。
ちょいと左側に傾いています。

このズレって、本物準拠ですよ。
造像当初は、合掌が正中線上にあったかもしれませんが、破損・修繕を経ていますので、こうした状態になったと考えられています。
こうした拘りの造形が、素晴らしいのですよ。
嬉しいのですよっ。

左右各3本の腕も、欠損・修繕を経て現在に至っていますが、左右対称ではありません。
左右対称にすると、逆にバランスが崩れてしまいます。
イSム「阿修羅」は、この腕の角度と細さが絶妙なのです。
世の中に「阿修羅」フィギュアは沢山出回っていますが、腕の角度と細さの調和は、イSム「阿修羅」が秀逸なのです。
左右斜め前から、3本の腕の状態を観ています。

どちらから観ても、美しいですね、カッコいいですよね。
後ろに回って観ます。

これも、なかなか本物では見ることができない状態です。
そのうち、旧版との比較をしてみますね。
では次、下半身を観ていきます。

購入オーディションでは、藻の縁取りの金色が強めになっている阿修羅を選びました。
複数体が並んでいる状態で観察しないと気付かなかった要素でした。
後方も同様です。

宝相華が丁寧に表現されています。
更に視点を下ろし、足元を観ています。

阿修羅が佩いているサンダルは「板金剛」と呼ばれています。
足首を輪っかに入れる状態のサンダルです。
左右斜め前から、それぞれ板金剛の様子を観ています。

台座は「州浜座」と呼ばれています。
イSム「阿修羅」は、Standardサイズで細かなマイナー・チェンジを重ねています。
「河越御所」は、イSム「阿修羅」StandardサイズをM-ARTSリアル仏像の時代から3版までは追い掛けていました。
そっから先は・・・金が続かないということで断念してしまいました。
ですから、未だ「河越御所」には「阿修羅」Standardサイズの新造型リニューアル版が居りませんの。
でも今春の価格改定には、残念ながら間に合いませなんだ。
ですから、せめてTanaCOCOROサイズの「阿修羅」は・・・と思って、迎えに行ったのです。
最後に、上半身・正面からの様子です。

表情がキリッとしていますね。
本物の様に、顔面のヒビ割れはありませんが、TanaCOCOROサイズという小ささでココまで拘りの造形を実現しているのは驚愕の出来映えですよ。
近日の内に、TanaCOCORO「阿修羅」の新旧比較をしますね。
あくまでも予定ですけれどね。
当サイト内のすべてのコンテンツについて、その全部または一部を許可なく複製・転載・商業利用することを禁じます。
All contents copyright (C)2020-2025 KAWAGOE Imperial Palace Entertainment Institute / allrights reserved.