
大和国「聖林寺」様に詳細なデータ提供を受け、新造型として「十一面観音 聖林寺」が発売されました。限定数50体ということで、予約段階で完売という争奪戦でした。発売日直前に、スケジュール調整をして株式会社MORITA様本社を訪れ、スタッフ様のご厚意で購入オーディションを開催してきましたよ。以前の聖林寺モデル「十一面観音」は、お顔の金箔の剥落具合を〝線を入れて(傷を付けて)〟表現していましたが、新造型「十一面観音 聖林寺」はそれがありません。〝お顔が美しい〟というのが特徴でした。限定数50体全てを観察した訳ではないのですが、4体を比較させていただいたところ、同じ職人さんの彩色と推測しています。「河越御所」に1体連れ帰ってきて、購入オーディションの画像を確認してみると「目」(黒い瞳の位置)で表情にだいぶ違いがあったことを認識しましたが、今回は〝お顔の金の残り具合〟を決め手としました。人気のある像ですからね、再販容貌が多く寄せられれば、数箇月語には再販が実現しそうですね。