山城国六道珍皇寺(京都府)

地図では、だいたいの位置を確認していました。
「六波羅蜜寺」を参詣したら、歩いて行こうっ!と、すっと思っていたのです。
なかなか実現しませんでしたがね。

「六波羅蜜寺」を後にし、十字路を上って暫くすると「六道珍皇寺」に到着します。

 

 

「小野篁卿舊跡」の碑が立っておりますよ。


六道珍皇寺
 〒605-0811
  京都府京都市東山区小松町595
 電話番号 075-561-4129

 

 

門の手前、自然石に「六道の辻」の文字が彫られています。
そう、古くからここら辺が現世と来世の境目、〝冥界への入口〟と認識されていたのです。



「六道珍皇寺」の周辺は住宅密集地で、画像にもある様に小規模ですがビルも建っています。

 

〝冥界への入口〟の側に住んでいることで、何かしら問題は生じないのでしょうかね?
門前の案内板には


    六道珍皇寺

大椿山と号し。鎮座異臭検事派に賊する。
創建は平安時代に遡り、かつては真言宗東寺に属していた。
中世期に兵禍によって荒廃したため、建仁寺僧の聞渓良聡
により南北朝時代に建仁寺所属となり、その再興がはかられ
現在に至る。
寺域は、古来からの葬送の地、鳥辺野の麓で入口付近にあ
たることから、冥界との境界「六道の辻」と称され、お盆に帰る
精霊は必ずここを通るともされた。
「六道」とは、仏教でいう一切の衆生が生前の業因によって赴
くとされる地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六種の迷界
をいう。
毎年、お盆にご先祖の精霊を迎えるため八月七日から十日
の四日間は、「六道まいり」の行事が行われ大勢の参詣者が、
冥土にも響くという梵鐘(迎え鐘)を撞き、亡者をこの世に呼
び寄せる。
本尊は、平安時代前期の薬師如来坐像(重文)で、そのほ
か閻魔堂には木造の閻魔大王坐像と冥官伝説をもつ
小野篁の立像が祀られている。また、本堂裏庭には、夜毎に
閻魔庁に出向くときに使ったと伝わる「小野篁公明度通いの
井戸」もある。
京都市
        」

という説明がなされていました。


門を潜ろうとすると

 


    心せよ
  ここは六道の
    辻と聞く
  踏み違えつつ
    行くな冥途へ
       浅井了意(江戸前期)
       『出来斎京土産』巻三
                   」

だって。
江戸時代の観光名所の説明をしているのですが、かなり〝おっかないコト〟を謂っているのですよ。


六道珍皇寺の境内に入りました。
右手側に「迎鐘」があります。

 

ここの鐘を鳴らすと、冥土に届くって案内板に記されていましたからね。
折角来たのだから、そりゃ鳴らしますよ。

左側に奈良仕方の手順が説明してありますので、ご参照に。

 

縄の結び目が出ていますよね。
これを引っ張り出します。
伸びるので、これを掴みながら勢いをつけて鐘を鳴らしました。
特に冥界から誰かを呼び寄せるなんてことは、ありませんよ。
ただ、鳴らしたかっただけです。



本堂に入ります。

 

堂内は撮影禁止ですからね。
閻魔大王や小野篁・・・色々と居りましたよ。
ご住職が、おひとりで朱印や売店(授与所)の対応をされておりました。
いただける朱印の種類が、とても多かったのには驚きました。
 「えんま王」
の朱印を頂戴いたしましたよ。

堂内は、なかなかな人混みでしたのでね。
朱印をいただくのも、かなりの時間を要しました。


次の探訪予定がありましたのでね、そこそこ慌てて六道珍皇寺を後にしました。



境内に入る前、六道珍皇寺の周りを散策しておきました。

 

「黄泉がえり之井」となっ。
扉が開いておりませんでしたので

 

 

覗き込んだのですが・・・見えませんでした。


ん?
小野篁の「冥土通いの井戸」は本堂の窓から見えるのだそうです。
調べてみると、小野篁の「黄泉がえりの井戸」って2011(平成23)年に発見されたものだそうです。
「冥土通いの井戸」と「黄泉がえりの井戸」???
整理すると
 「冥土通いの井戸」 …地獄への入口
 「黄泉がえりの井戸」…地獄からの出口
ということの様です。

「冥土通いの井戸」は、特別拝観の時に近付くことができるとのこと。
「黄泉がえりの井戸」は、常時近づくことができるのかな?
先程見た「黄泉がえりの井戸」の表示がある門の、直ぐ裏にあるのだそうです。

次回、六道珍皇寺に参詣する時に確認してみますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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