リアル仏像版「竜燈鬼」を観察したお話です。先の「天燈鬼」は燈籠を左肩に担いで、まるで咆哮しているかの様に口を開けています。それに対し「竜燈鬼」は〝への字〟に口を結んでいます。天燈鬼は〝動〟を表し、竜燈鬼は〝静〟を体現していると云われますよね。口の形状から天燈鬼が〝阿〟形、竜燈鬼が〝吽〟形という認識が成り立ちます。指摘されるまで気付きませんでしたよ。運慶の3男・康弁は、天燈鬼・竜燈鬼を阿吽の対として造像したのですね。邪鬼も阿吽の対って、こうして仏像フィギュアを愛でていながら気付き、確認できました。仏像フィギュアって、色々なことを教えてくれるんです。







