2011(平成23)年「掌」TanaCOCOROシリーズの発売を前にしたキャンペーンでプレゼントされ、また時同じくして東日本大震災の復興チャリティーで1体1,000円で販売されていた、公式名称「イSム オリジナルミニ阿修羅」のお話です。
2021(令和3)年5月にイスム様「10th ANNIVERSARY CAMPAIGN」ということで興福寺モデル〝天竜八部衆〟が発売されました。現在、八部衆を一体一体紹介している訳ですが、ちょいと一休み的に「掌」阿修羅の各種を入れていきますね。
詳細についてはStandardサイズや特別版などで触れています(これからも触れていきます)ので、純粋に造形を楽しんでいきまする。
全体像、その一。
暗めで、落ち着いた印象の全体像です。
阿修羅像を置いているところが黒いので、この黒が反射して裳が濃い黒色になっています。
偶然の産物です。
全体像、その二。
ちょいと明るめで、軽やかな印象の全体像です。
全体像、その三。
とても明るめで、燻し銀っぽい印象の全体像です。
3枚とも、全て同じ阿修羅像の画像なのです。
360度まわると、こんな感じです。
後ろ姿の全体像。
阿修羅像を置いているところが黒いので、この黒が反射して裳が濃い黒色になっています。
偶然の産物です。
顔の正面はこんな感じ。
瞳が入っていませんが、凜々しい表情はしっかりと再現されています。
頭髪・髷を表現する毛彫りは、とても細やか。
正面の顔と、右側の顔の両方を見ています。
はい、右側の顔の表情です。
ブロンズ風、とは言ってもほぼ黒一色ですが、下唇を噛んでいることが判ります。
では次、正面の顔と、左側の顔の両方を見ています。
左側の顔のアップです。
眉を顰めた、渋い表情です。
そして、正面の顔からすると後頭部。
左右の顔からすると、それぞれの左右・側頭部ですね。
頭髪の流れが、見事に細やかに表現されています。
身体の正中線から、合掌する両手がズレています。これは本物に準拠しています。
上半身、六臂の広がり具合はこんな感じです。この角度は何れも本物に準拠しています。
裳の折り返しの表現、模様はとても丁寧に造り込まれています。
ちょっとだけ腹まわりがポチャっとしています。
ほら、左横側から見てもポチャっとした感じがあります。
全体的に細身なので、この僅かな膨よかさが際立って異形ながらも〝人間らしさ〟を感じさせるのです。
裳の折り返しも、その模様も丁寧に再現されています。
背中を這う条帛の襞と模様も細やかに再現されております。
右脇腹をまわっている条帛にも模様が施されています。
裳の折り返しの折り重なり具合も丁寧に再現されています。
裾を金色で縁取られた、裳の様子です。
細かく宝相華が彫り込まれています。
この宝相華、全てが丁寧に彫り込まれています。
裳の後ろ側にまわっていました。
裳の襞、動きがある中でも宝相華がしっかりと再現されています。
もう一度、前方から裳と脛のあたりを見ています。
前の方から〝風が吹いている〟のでしょうかね?裳が脛にくっついていますよ。
左右、横から見てみました。
裳は、前の方が足にくっついて、後ろ側の裾が緩やかですが後方にたなびいています。
最後に、足元の様子です。
足には板金剛を履いており、洲浜座の上に立っております。
斜め前から、足元の様子です。
斜め後ろから、足元の様子です。
因みに、イスムStandardサイズを購入すると貰えるプレゼント・キャンペーンは2011(平成23)年6月で終了しています。当御所では3体のブロンズ風・阿修羅が居たのですが、リペイントでお世話になった「スペクトルお兄」さん(https://twitter.com/rsyouta)にプレゼントしちゃいました。喜んでくれましたよっ。
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