2020.4.27 ピンクですが「甘く」(可愛いものでは)ありません。

2020.4.27 ピンクですが「甘く」(可愛いものでは)ありません。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 「拵短刀/Rose et Noir(仮)」に感化された切返鞘」を掲載しました。

4.25「鮮烈的Rose Red」の続きのお話です。美術刀特注を数多お願いして到達した「ラメ・切返・黒散」といういいとこ取りの一振です。「あのショッキングピンクのラメってできますか?」という軽いノリを受けていただき、また職人さんも「いい色にできた」とご満足されていた、美しい仕上がりになりました。ぱっと見、地味に感じますが、近付いて見ると派手さがわかります。
黒合皮巻の長めの薩摩柄、禍々(まがまが)しさが溢れる箱乱れ刃文(はこみだれはもん)で〝ピンクの甘さ〟が過ぎぬ様にしました。