大和国室生龍穴神社奥宮「妙吉祥龍穴」(奈良県)その伍

文月末のことでしたからね、もう一箇月が過ぎてしまいました。
武蔵国から夜を徹して大和国に向かい室生竜穴神社に参拝したお話の続きです。

室生竜穴神社に初めて参拝した時は知らなかったのですが、二度目以降は奥宮「妙吉祥龍穴」にも必ず参拝することとしました。

室生竜穴神社には、だいたい午前7時~8時頃に到着しました。
境内をゆっくりと堪能し、その後に奥宮「妙吉祥龍穴」へと向かいました。

こちら「妙吉祥龍穴」の鳥居前、駐車スペースから更に奥の方を見ている画像です。

ここ2年程、木材伐採のために立入禁止となっていましたが、解除されていました。
この奥は如何なるものか?
確かに興味はありますよ。
でも、敢えて車で進むという気にはなりません。
龍鎮橋周辺で「脱輪」地獄をハマりましたのでね。
大和国の山道は恐ろしゅうて恐ろしゅうて、気軽に進むことができなくなってしまいました。
ですから次回の参拝時、天候に恵まれていたら徒歩で探検してみようかと考えています。
野生の猪や鹿は何とも思いませんし、熊ならば適切な対処をしますよ。
でも、龍(ドラゴン)が出てきたら・・・・どうしよう。

これは、次回のお楽しみですね。

「河越御所」にとって、もはや〝近所にある庭〟みたいな認識になっている「妙吉祥龍穴」。
この時も晴天でして、招雨瀑の水量は・・・期待できないことは明白でした。
でもねっ、「河越御所」的には極上の安息地ですので、ルンルン気分で鳥居を潜ります。

朝の早い時間だと、鳥居の近辺に立つとライトが点灯します。
余所見をせず、龍穴に向かっていきます。

下り道の中間程の場所から、招雨瀑の様子がチラ見できます。

もう、この時点で水量が極めて少ないことが判ってしまいました。
だって、2024(令和6)年3月末に〝怒濤の招雨瀑〟を目の当たりにしていますからね。
感覚・基準が常軌を逸してしまいましたからね(笑)

何時もは、ついつい先を急いでしまうのですが

今回は人気(ひとけ)も無く、心もゆったりとしていましたのでね。
下り道の途中、木々の間から招雨瀑を見ています。
チョロチョロとしか流れていませんでした。
〝天照大神の恩恵〟を一身に受けていますので、致し方ございませぬ。
十回にいっぺんくらい、室生龍が「龍神の地力、見せてやるっ」って感じで雨を降らせてくれるのかな?
前回は大雨だったので、あと4~5年(年2回参拝想定)通っているうちに激しい招雨瀑に遭遇できれば幸運です。

拝所に到着し、ロープで明示されたラインを侵犯せぬ様に岩盤を上って

招雨瀑を見ています。
だいたい何時もこんな感じです。
・・・それにしても水量が少のうございますな。
まぁまぁ難儀をしつつ、この場に立っているので、もうちと豊富な水量を見たかったものです。を

立ち入りませんがね、岩盤が乾いています。
予想を超える酷暑ですからね。
草木の様子も心配です。

身体の向きを変え、拝所越しに龍穴を見ています。
龍穴は、案外と小さいのです。
まぁ、龍(ドラゴン)は伸縮自在でしょうから〝穴が小さい〟ということは気にならんのでしょう。

もうちょい岩盤を上って

「チョロチョロ招雨瀑から拝所越しの龍穴」の様子を収めたパノラマ画像です。
横向きのパノラマ画像、結構難しいんですよ。

次いで、拝所の横に立ち、

「チョロチョロ招雨瀑から龍穴」の様子をパノラマ画像に収めました。
この絵柄、季節はもとより時間帯・天候等々によって表情を変えるのです。
龍(ドラゴン)の姿は写っていなくとも、龍(ドラゴン)の棲む場所が有する独特の雰囲気がそうさせているのではないでしょうか。
実行していませんが、同じ立ち位置で同じ絵柄の写真を撮っても、印象の異なる画像になりますよ。

履物を脱ぎ、拝所内から招雨瀑の様子を見ています。
「何が招雨瀑ぢゃ・・・」なんて思っていませんよ。
見た目の水量は僅かであっても、大和国室生の清浄な聖域ですからね。

拝所内から、視点を招雨瀑から龍穴へと移動していきます。

草木が覆い繁っていますね。
これ、岩盤に生えているのですよ。
生命力の強さが伝わってきますね。

同じく拝所内から、龍穴のちょいと手前(右側)の様子です。
水流が少ないことで、ゴツゴツした岩場であることが、よく判りますね。

 

いよいよ、龍穴に寄っていきます。

龍穴には注連縄がかけられています。
それほど古くはありませんね。
いつのタイミングでかけ直されるのかは判りませぬ。

拝所の中を移動して、龍穴の前に立っています。
現場で見ていると、気分が高揚していることもあるのでしょうが、龍穴は大きく感じます。

でも、こうして画像で見ると、龍穴が小さく感じてしまいます。
やはり、画像だけでは物足りないですよ。
皆様、都合をつけて是非「妙吉祥龍穴」の前に立ってみてくださいな。
いろいろと凄いから(笑)。

この場に同行した、気功を学んでいる知り合いが、斯様な事を申しておりました。
・・・ありゃっ、その具体的な発言を失念してしまいました。
即ち、招雨瀑から流れてくるパワーと、龍穴から出てくるパワーは違うのだそう。
機会があれば、違いを確認してみます。

拝所内から龍穴を見ると、龍穴が〝あっちを向いている〟ので、

龍穴に向かって拝所の左側だと、だいたい龍穴が向いているところに立つこととなります。
・・・でも、遠いっ。

カメラのズーム機能を利して

寄っても、こんな感じ。
携帯電話搭載のカメラですからね。
高性能のデジタルカメラを購入して、また「妙吉祥龍穴」に行きましょうかね。

室生竜穴神社の奥宮「妙吉祥龍穴」は、何度訪れても心穏やかになります。
訪れる季節を変え、時間帯も変え、空模様も異なる時を選べば無限の楽しみ/喜びが広がっていきますぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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