ブロンズ製 菩薩半跏像(イSムTanaCOCORO 販売終了品)

もう、だいぶ前の事になってしまいましたがね。
2024(令和6)年5月28日(火)~6月9日(日)の期間で、VIP会員対象「Garage Sale」(ガレージセール)が開催されました。

会場となった表参道店に出向き、販売が終了してしまったイSム製品たちと戯れてきたことを、昨日の如く思い出します。

さて、カウンター前の右側、棚の上部に御座しましたのが燻銀の半跏思惟像でした。
通常価格だと10万円程だったかと記憶していますが、何とガレージセール価格3万円程だったのです。
「河越御所」としては原則ポリストーン製の仏像のみを購入対象としているので、ブロンズ製の購入は控えていました。
でも、この価格であれば・・・連れ帰っちゃいますよね。

黒いお姿を直ぐに想起できるのですが、燻銀とは何と斬新な・・・。
ガレージセールで実物を前にすると、その美しさに見惚れてしまいました。

 

ブロンズ製なだけに、ズッシリと重たいのです。
回すのも手間でした。

 

頭部後方、宝珠形の光背です。

銀一色(燻銀)というのも、また美しいのです。

 

頭部には2つの丸い髷が並んでいます。

しっくりと意識したことが無かったのですが、単なる球体ではないのですね。

 

左右斜めから観ています。

双子ぢゃないですよ。

 

右手を口元に当てて、

物思いに耽っている姿と謂われています。

 

口元が緩んでいます。
これが〝古拙の微笑み〟、いわゆるアルカイック・スマイルです。
燻銀のアルカイック・スマイル・・・斬新かつ美しいですなぁ。

 

右足を左膝にのせ、左手で押さえています。

半跏という座り方ですね。

 

左右とも裸足で、燻銀だからこそ裸足の表情が見えてきます。
本物や本物準拠の像は、黒いですからね。
足の指の動き、足の裏の凹凸・・・に、あまり注意力が向きませんからね。

 

右側の裳懸座の様子です。
襞の仲に見える銀と燻銀の鬩ぎ合い、とても美しいです。

 

とても艶やかなブロンズ製「菩薩半跏像」。
余りにも素敵なので各視点から、そのお姿をお楽しみいただきましょう。

 

 

 

 

 

ブロンズ製「菩薩半跏像」は販売終了となってしまいました。
株式会社MORITA様に在庫は若干数だそうです。
期間は不明ですが、またガレージセールが予定されているそうですよ。

 

是非、ポリストーン製のTanaCOCORO「菩薩半跏像」で燻銀Ver.を復刻しましょうよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当サイト内のすべてのコンテンツについて、その全部または一部を許可なく複製・転載・商業利用することを禁じます。
All contents copyright (C)2020-2024 KAWAGOE Imperial Palace Entertainment Institute / allrights reserved