特別企画062 TanaCOCORO「如意輪観音」購入オーディション

「河越御所」が初めて「株式会社MORITA」様を訪れ、連れ帰ったのが河内国観心寺モデル「如意輪観音」でした(他にも居ますが)。
「女院漢音」Standardサイズは全体のバランスといい、存在感といい絶妙な仕上がりでしたのでね。
存在は知っていたので、連れ帰ることを決めるのに時間を要することはありませんでした。
あれから15年程が恵果しましたよ。

多くの方々から発売の容貌が寄せられたのだそうです。
TanaCOCORO「如意輪漢音」は限定200体で、2025(令和7)年7月24日(木)に発売されます。

「河越御所」はVIP会員なので、ちょいと早めにTanaCOCORO「如意輪観音」たちと対面してきましたよ。

何時もお世話になっているスタッフ様が6体をご用意してくださいました。
毎回、お手数をおかけして申し訳ございません。
心より感謝申し上げます。
観心寺モデル「如意輪観音」は平安時代初期〝密教仏の典型〟と云われていますのでね、並べただけでも立派な立体曼荼羅となっています。


TanaCOCOROサイズですがね、各所が緻密に再現されている密教仏ですので

独特の雰囲気ができあがっちゃいましたよ。
6体がそれぞれ、しっかりと造りこまれていましたし、彩色も本物準拠でなされていました。
購入オーディションは、難儀なことになりそうな予感がしましたよ。


先ずは〝顔まわり〟に注目しました。

半眼で遠くに向けられた虚ろな眼差し、見事に6体は再現されていましたよ。


次いで、胸元の如意成就まわりに注目してみました。

これと云った特徴・差異を見出すことはできませんでした。
悩んでいたら、修理を担当されるスタッフ様が通りかかり、
「皆、同じ様にできているでしょ」
と自身に満ちあふれたお話をしてくださいました。
そうなんです、職人さんの手塗りなので、何かしらの差異(個性)が生じるはずなのに・・・。
そして、見れば見る程に〝皆同じ〟に感じてしまったのです。
現実には違いを区別できていたのですよ。
でも「あの個体とこの個体は同じだな」とか「これといこれが共通だな」・・・という感じだったので、堂々巡りに陥っていました。

Standardサイズの脇侍としてTanaCOCOROサイズを2体・・・、
「河越御所」では、よくあることですが、TanaCOCORO「如意輪漢音」は1体だけと決めていました。
その予定が揺らいでいる・・・密教仏の法力か?



迷いに迷った末、

手前の1体を連れて帰ることに決めました。
決め手は・・・特に印象に遺っていませんの。
観察して間もなく〝ピンときた〟ってことが理由ですね。
・・・って、説明にはなっていないのですが、運命って、こんな感じなのですよ。


TanaCOCORO「愛染明王」(高野山金剛三昧院モデル)の時もそうでしたが、TanaCOCORO「如意輪観音」(河内国観心寺モデル)も並べると〝うねる様なパワー〟を感じました。

・・・と言うことは今後、TanaCOCORO「如意輪観音」の〝おかわり〟をすることになるのでしょうか?
まぁ、連れて帰ってきたTanaCOCORO「如意輪観音」を観察して、落ち着いて考えてみましょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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