「琉球國王之印」(琉球王国)

2020(令和2)年6月12日、首里城公園・有料区域の一般公開が始まりました。
公開初日(6/12)のみ、開場時間を10時10分として「御開門」(うけーじょー)が行われました。

                                 (画像は「首里城公園」HPより)

一般公開は当初、5月大型連休に予定されていたのですが、ご存じの通り新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期されていました。

まだ記憶に新しいところですが、2019(令和元)年10月31日未明、首里城において火災が発生し、正殿と北殿・南殿が全焼してしまいました。正殿一階の北東部分で電気関係の設備がショート、火災が発生し、午前4時頃に正殿が崩落し始めました。

      (那覇市消防局撮影の首里城火災映像 https://www.youtube.com/watch?v=xsgBYWB7hns)

たまたま仕事で琉球を訪れており、明け方のTVで炎に包まれた建物が崩落していく場面の生中継を視ていました。午前3時50分過ぎだったと記憶しています。あの映像と衝撃は生涯忘れることはないでしょう。
この時は観光どころではありませんでした。

首里城正殿は1992(平成4)年に復元され、首里城公園開園後も復元工事は継続し、2029(平成31)年に首里城の全容を観ることができるようになっていました。

首里城焼損から遡ること2年前(2018年)、初めての琉球、初めての首里城を観光で訪れていました。その時、首里城公園有料区域をゆっくりと楽しんだことを覚えています。

 

                              (画像は「首里城公園」HPより)

なかでも琉球国王の玉座を再現した「御差床」(うさすか)は圧巻でした。
たまたまこのエリアに入った時に、他の観光客の方々が居ない状態となりました。
その時の〝凜とした雰囲気〟がとても印象に残っています。

 

                              (画像は「首里城公園」HPより)

また、琉球国王が執務の合間に休憩したという「奥書院」も落ち着いた気持ちになった空間でした。子連れのご家族が立ち去られた後、庭園を望みながらこの空間を暫く独占することができたことを覚えています。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、沖縄県特産品及び首里城公園オリジナル商品を購入することができる「ショップ紅型」(びんがた)で土産物を物色していた時、目に飛び込んできたのが「琉球国王の印」でした。

<img src=”琉球國王之印.jpg” alt=”琉球國王之印”/>

同封されていた説明書には


「      琉球國王印
  中国の清(一六四四~一九一二)という王朝の時、康煕二(一六六三)年に琉球に与えられたものです。
  この國王印は、琉球国王が中国に、臣下の礼をとっている国だと中国の皇帝が認めた証で、国王が皇帝  に提出する文書などに押されていました。
  材質は、銀製で金メッキが施され、印面には、右が満州文字、左が漢字の篆書体で「琉球國王之印」と  陽刻されており、つまみはラクダをかたどっています。
  この琉球國王印を、スタンプとして制作しましたので、首里城の記念品として御愛顧下さい。    」

 

この「琉球國王印」はレジン製で、印面がゴム製となっています。
摘まみは「駱駝」だそうで、〝駱駝鈕〟(らくだちゅう)というべきでしょうか。

 

 

<img src=”琉球國王之印.jpg” alt=”琉球國王之印”/>

各方向から駱駝鈕の様子をご覧ください。
駱駝は、愛らしい表情をしています。

 

印面には、右が満州文字、左が漢字の篆書体で「琉球國王之印」と陽刻されています。

 

 

印を2個購入したのですが、高額紙幣で支払ったところ、売店の方が未使用「二千円札」を釣銭として手渡ししてくださいました。思わず「おぉ、二千円のピン札っ」と声に出してしまいました。
この時の二千円札、財布の中の特別な場所に入れて保管していたのですが、私的に〝不測の事態〟が発生したことで放出せざるを得ませんでした。
また沖縄県に行き、首里城を訪れ、その時点の「ショップ紅型」にて高額紙幣で土産物を購入することにします。勿論、釣銭で二千円札がいただける様に買い物をしますよ。

 

政府が2026(令和8)年の首里城正殿完成を目指した工程表を発表、2022(令和4)年より本殿本体の工事に着工することになっています。

今回の再建事業で注目すべきは「見せる再建」です。
2026年までの6年間で再建・復元の過程が公開されていくとのこと。
前の再建では無かった善き工夫(防火対策の強化)が加えられた〝未来に伝える首里城〟ができあがっていく様を楽しみに応援していきたいと考えています。

 

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