沙羯羅は「あどけなさ」を感じさせる表情をしています。

 仏像エンターテイメント部門「八部衆 沙羯羅(イSム「掌」 イSム10周年特別商品 限定200セット)」を掲載しました。

八部衆。発売を楽しみにしながら、そして発売日に合わせて迎えに行ったのに、こうして個別像ごとの記事をまとめるまで数ヶ月も掛かってしまいましたよ。セット物(仏)なので、まとめて記事をアップしようと思ってはいたのですが、阿修羅以外の7名については情報が少なく、図録・書籍などを複数組み合わせながら、または取り寄せながら文章をまとめています。興福寺モデルの八部衆シリーズ、スタートを切りましたが、連続投稿は期待しないでくださいねっ。紹介順は「異形(いぎょう)さ」の低さで進めていきます。沙羯羅像は像自身の異形ではなく、身に着けている物(沙羯羅は蛇を這わせる)が異形ということになります。八部衆中でその容姿から最も幼いと考えられており、最も〝愛らしい顔〟をしているイメージがあったのですが・・・。色々な意味で、仏像の模造は難しいのだということを実感しました。

2021年09月20日