大和国室生龍穴神社(奈良県)その参

早朝の「妙吉祥龍穴」(奥宮)において、龍には逢えた感じはしませんでしたが、ここ数箇月の間で〝心が洗われた〟スッキリ感を得ることができましたよ。
その帰り道、そりゃぁ立ち寄りますわな、室生龍穴神社へ。

最初は室生寺からスタートして、室生龍穴神社って山奥にある、という印象でしたが、気付いてみれば〝奥の奥〟に行くことが標準となってしまいました。

時計を見ていなかったのですが、午前9時~10時頃ですよ。
この時間帯だと、数組の参拝客がおいででした。

県道28号線を横切り、バス乗場の通路を奥まで進んで振り返ると、入口の神木全体の様子を見ることができます。

陰影が際立って、拝殿までの様子が神秘的に見えますな。

 

偶々、空を見上げたところ

 

 

おぉ、偶々でしょうが、雲がドラゴンの姿に見えてしまっています。
夜を徹して大和国に来たので、疲れていたのですよ、多分・・・。

 

 

さてと

室生龍穴神社へと向かって行きます。

 

車にひかれない様に注意して道路を渡り、

 

入口の階段をのぼりかけ、

 

左手側に立つ「室生龍穴神社」の碑。
複数回訪れていると、良き意味での〝余所見〟をすることができます。
やはり最初は〝一気に本殿を目指す〟という行動をとってしまいました。
今回は3度目でしたのでね、いちいち観察して進みました・・・と言ってもパーフェクトにはなりませんがね。

 

碑の隣に立っている神木。
入口、向かって左側の神木ですよ。

 

こちらは入口、向かって右側の神木。
先に鳥居が見えていますが、この2本の神木が下界を仕切る標識でしょうな。

 

鳥居が独得な存在感を発していますな。
苔生す様子は、ドラゴンの存在があるのでしょう。

 

境内に入って鳥居に近付くと、こんな感じ。

 

社額は取り付けられておらんのです。

 

普通、社額が掛けられる場所が赤味がかっているのは、単なる自然現象なのですが、呪術的には何か他の意味があるのかもしれません。

 

鳥居の左手側に「手水舎」が配されています。

 

近寄ってみると

世情がうかがい知れますな。
数年後、「こんな時、あったなぁ」って言える日が来るんでしょうかね。

 

小っちゃいけれども、ドラゴン見っけましたよ。

水がチョロチョロと流れております。

 

近付いてみると、なかなかリアルな造形です。

 

反対側からも観察してみましたよ。
瞳が金色になっているのです。チョイと色を注すことで、印象はだいぶ変わりますからね。

 

ほぼ対面に位置しているのが「連理の杉」です。

前回は、このチビ鳥居に〝天照大神の恵み〟が射していましたが、・・・
あんな偶然、続く訳がない。

 

まぁ。天照大神は微笑んでいましたがね。

 

天候と時間帯という条件によるのでしょうが、心地良き画像が撮れましたよ。
参拝する度毎に、異なる素敵な画像が撮れると良いなと思っています。

 

何気なしに撮った画像です。
「連理の杉」に掛けられた注連縄の上に、曲がっている枝が見えます。
気のせいでしょうが〝昇り龍〟を連想してしまいます。

 

前回の参拝時は、ココが光っていました。今回は光っておりませなんだ。

 

〝一体化〟している部分は、こんな感じです。
地面から浮いているとこが〝連なって〟います。
長い年月を経て、こうなったのでしょう。
自然の力って凄いことを実感したところです。

 

「連理の杉」の横っちょに、「四神」のイラストを入れた「案内図」が立てられています。

 

 

そして、その横には社務所が配されています。いつも閉まっていますけれどね。

 

 

社務所の横で、空に向かって伸びている神木。
この神木自体がドラゴンなのではないかと思ってしまいます。

 

閉まっている社務所の入口は、こんな感じです。
宮司さんがいらっしゃる時は決まっているらしいのですが、東国から参拝する者にとって、そのスケジュールに合わせるのは無理にございます。

「室生龍穴神社」の朱印が欲しければ、室生寺の売店(授与所)で申し出ればいただけますよ。朱印帳を見ていたら「室生龍穴神社」の朱印がありましたので、室生寺で売店のおばちゃんに申し出てもらったのです。あんまり印象に残っていないので、こんな言い方になっています。

 

社務所の対面には、小さな高床倉庫があります。
大事な物が納められているのでしょうかね。

 

入口の鳥居から拝殿の丁度真ん中の場所で空を見上げてみましたが・・・何も見えない。
まぁ、ここ3回同じことをしていますが、取り立てて何かあった訳ではありません。
でも、他んところで、いろいろありましたからね。「室生」は不思議な所にございます。

真ん中から、入口の鳥居+神木2本を見ています。
あっこから先が俗世間ですよ。
こっち側が異界ですな。

 

くるりとまわって、拝殿を見ます。
参拝客の姿が無くなりました。おいでなのですよ、単に見えないだけで。

 

 

右手側には、これから大きく天に向かって伸びていく若い神木がおります。
この子が大きくなった時の姿を楽しめれば良いなと思っていますよ。

この清浄な気を吸って、健康な神木になってもらいたいものです。

 

 

いざ、拝殿へ。

狛犬が左右に控えておりますの。

 

先ずは、右手側の狛犬・阿形。

左前足で玉を抑えている姿です。
〝天照大神の恵み〟が注いでいて、神々しさが加わっています。

 

阿形たる由縁、口を大きく開けています。
なかなか嶮しい表情ですが、親しみを感じています。だって、何回も参拝しているもの。

 

ちょっと下から見上げる様に、狛犬・阿形の表情を観ています。
ほらっ、やっぱり嶮しい顔している。

 

目線を転じて、左手側の狛犬・吽形へ。

光が注してきましたよ。

 

口を一文字に結んでいます。
ムッとしているかの様です。

 

正面、ちょっとだけ下から見ています。
次回はもっと明確に角度を付けて撮ってきますね。

 

室生龍穴神社の境内には、「連理の杉」意外にも和合した神木が御座します。
ノーマークですが、注目してみてくださいな。

 

何の意識をすることもなく、偶然撮っていた画像です。
天然の光と人工の光のコラボレーションにございます。

 

奇しくも、灯籠を撮ったら天然の光と人工の光が融合した画像になっていました。
この陽射しの先に

拝殿があるのですよ。

今回は開いていませんでした。
開けようと、思ってはいませんがね。

 

「善如龍王社」の額が。

 

「土足厳禁 はき物のまま 上らないこと」だそうです。
そもそも昇殿する気がありませなんだ。
でも、この掲示によればはき物を脱げば昇殿可能ということになりますね。
ぢゃ、次回は昇殿しましょう。

 

床板に合わせた視点で拝殿を楽しんでいます。

 

奥の方に進んで、床板目線を楽しんでいます。
左側の先に見えているのが社務所にございますよ。

 

ほぼ同じ位置から、拝殿の裏側をみています。
ホント、次回は〝拝殿に昇殿〟しますよ。

 

拝殿裏側にまわり、軒に掛けられた灯籠から〝天照大神の恵み〟が注してくる画を撮ろうと思っていたのですが、・・・不調に終わってしまいました。

 

 

既に見えていたのですがね、敢えて言及しなかったのですよ。本殿にございます。

 

 

本殿を正面から見ています。

ドラゴンが居る聖地らしく、雰囲気は〝凜〟としています。

 

小さいんですけれどね、ちゃんと狛犬・阿形/吽形が控えていますよ。

 

〝監視カメラで監視〟だって。
不届きな族が居るのでしょう。
禁足地を侵せば、利益ではなく制裁を頂戴することになりますよ。

 

「玉垣修理中」と。
河越御所は聖域におけるルールを遵守する方針ですので、たとえ開いていたとしても入りませんぞ。

 

偶然?
「玉垣修理中」が、本殿正面と一致していました。

 

修理中ということで、こちら側も開いています。
2箇所も開いていれば、一般人は入っちゃいますね。
だから監視カメラが配置されてしまうのです。
監視している映像って、どこで見ているのでしょうかね。室生寺?

 

拝殿の裏側、この位置から奥行きのある本殿までの様子をうかがい知ることができます。

 

境内の奥の方に位置しているのに、こちらまで〝天照大神の恵み〟が注してきました。
ドラゴンの聖地なので〝ヒンヤリ感〟が強かったのですが、天照大神によって温められましたよ。善哉善哉。

 

 

「妙吉祥龍穴」と「室生龍穴神社」をセットで愛でてきました。
計測していませんでしたが、2~3時間は過ごしていた様です。これに「室生寺」(奥之院も含む)を加えれば、半日どころかほぼ一日がかりになってしまいます。次回、コレを実行しましょう。
それ程に、心地良き場所なのですよ。「室生」という土地はね。

 

 

 

 

 

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