特別企画⑬ 「天燈鬼」&「竜燈鬼」(イSム「掌」)購入のオーディション

「イSム」様公式Twitterにおいて、2023(令和5)年2月7日付で天燈鬼・竜燈鬼の販売価格が4月3日より改定されることが発表されました。
 TanaCOCORO 天燈鬼   25,300円(税込) → 31,900円(税込)
 TanaCOCORO 竜燈鬼   25,300円(税込) → 31,900円(税込)

バラ売りされていますが、2体セットで購入することが多いのではないでしょうかね。
お世話になっているスタッフ様から「意外です」と言われましたが、「河越御所」では未だ掌・天燈鬼&竜燈鬼は迎えておりませなんだ。特別/限定版は速やかに確保しておりますが、標準版の購入に関しては〝いつでも買えるから〟と油断しがちです。ですから生産終了(終売発表)となって、改めて慌てることが多いのです。
今回の天燈鬼&竜燈鬼は生産終了ではなく、あくまでも「販売価格」の改定でしたがね。正味な話、揃えで迎えるとすると50,600円だったのが63,800円になってしまうぢゃないですか。・・・ということで、4月3日を待つことなく、連絡して東松山のロジスティックセンターへお邪魔してきました。

 

先ずは天燈鬼のオーディションにございますよ。
3体をご用意いただきました。並べて正面から観ています。

3体とも、吠えながら燈籠を担いでいますね。
あまり個体差が生じない造形ですね。

 

斜め上から観ています。
やはり、観た感じ造形としての個体差は確認できませんね。
筋肉の張り具合など、3体とも区別が付きませんよ(笑)。

 

天燈鬼たちの右側から観てみます。

よっこらせって燈籠を担ぎ上げ、みんな大っきく口を開けて吠えています。
正確には、吠えながら担ぎ上げたのですよね。
短めの手足なので、筋肉の盛り上がりがチャーミングですね。

 

今度は反対側、天燈鬼たちの左側から観てみましょう。

こちら側からだと、燈籠を担ぎ上げていく感じが強いですな。

 

3体に身を寄せ合ってもらい、燈籠に注目しました。

塗りに個性が出ています。
でも、ココが決定打となることはありません。
他にもいくつかのポイントに注目しましてね・・・

 

3体のうち、向かって左側の天燈鬼を連れて帰ることに決めました。
目の表現に3体とも大差はありませんでした。
感覚的に腹部のテカリ具合で、向かって左側の天燈鬼に決めたのです。

 

 

 

では、次~。
竜燈鬼たちも3体、ご用意いただきましたのでね。横並びしてもらいましたよ。

顔の位置に目線を合わせてみました。
3体とも、光の当たり具合もあるでしょうが、想像以上に黒っぽい色合いでした。
龍が身体に巻き付き、前方で力強く腕を組んでいます。

 

燈籠の正面に目線を合わせてみました。
3体ともに、足までムキムキですなぁ。

 

みんなに斜めを向いてもらいました。
先ずは竜燈鬼たちの右側から観ていきます。

身体に巻き付いている龍の表情を観察しようとしたのですが、この画像ではそこまで表情の区別ができませんね。

 

今度は竜燈鬼たちの左側から観ていきます。
腹の前で組んでいる腕のうち、左腕の彩色に微妙な個体差を見出しましたぞ。
一度気にすると、とても相違点が気になってしまいます。

 

ちょいと目線を下ろしますね。
竜燈鬼たちと目は合わせていませんがね。
3身体ともムキムキな手足をしていますが、真ん中の竜燈鬼の腕が艶々しています。

 

竜燈鬼たちの目を観てみました。
おっ、真ん中の竜燈鬼と目が合いましたよ。
偶々ピントが真ん中の竜燈鬼に合ったのでしょうが、これは運命の邂逅です(笑)。
艶といい、目が合うことといい、真ん中の竜燈鬼が主張をしていましたのでね。
真ん中の竜燈鬼を連れて帰ることに決定しました。

 

 

・・・ということで天燈鬼&竜燈鬼、「河越御所」に連れて帰ることにした1体ずつを並べてみました。

天燈鬼&竜燈鬼の本体の背丈は、ともに同じくらいですね。
でも、竜燈鬼が頭上に乗っけている燈籠がゴッツいですね。並べて観て、初めて認識しましたよ。
博物館等で実物を間近で観たことはありますが、この2体を並べた記憶は・・・不明です。
こうして並べたり、まわしたり、視点を変えたりと本物はイジることができませんけれど、インテリア仏像だと自由にできるので、楽しいですよね。
こうして連れ帰った天燈鬼&竜燈鬼を愛でながら、次に興福寺国宝館で本物の彼らと対面する時に備えますよ。

 

 

最後に、天燈鬼3体・竜燈鬼3体の計6体全員で記念撮影をしました。
中央の2体が「河越御所」に連れ帰ることにしたコたちです。

オーディションが終わると、何時もお世話になっているスタッフ様が「選ばれなかったコたちは片付けますね」と撤収を始められました。
〝選ばれなかった〟というのは偶々で、他の4体に何か問題があるということではありません。検品された、しっかりとした邪鬼たちでしたよ。
「河越御所」に連れ帰る天燈鬼&竜燈鬼は、スタッフ様が倉庫から選んでくださった各3体のうち、〝艶やかさが際立っていた〟と感じたものでした。これについては人によって違いがあることでしょう。
今回のオーディションも、これまでと同様に大変楽しませていただきました。
スタッフの皆様、大変お世話になりました。有り難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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