内行花文鏡レプリカ

2026(令和8)年2月下旬、大阪へ源義家佩刀「天光丸」に逢うため出向いてきました。
博物館の休館日に、電車を利用して河内国壺井八旛宮/壺井権現社に参拝しました。
授与所におばちゃんが不在で、ほぼ境内を独占できたって時のことですよ。

壺井権現社の本殿前に立った際、偶然に気付いたのですが

拝殿内に「内行花文鏡」(ないこうかもんきょう)が祀られていたことに気付きました。
「八幡神」は誉田別命(ほんだわけのみこと)、すなわちヤマト政権の応神天皇の神霊のことです。
日本列島で八幡神を祀る最も古い社(やしろ)は、豊前国宇佐八幡宮です。
宇佐八幡宮でも銅鏡を〝神の依り代〟(よりしろ)として位置付けられていたようです。

 

壺井八幡宮の門を潜って内側に立ち入ることはできませんが、こうして壺井権現社の拝殿・本殿の間に立って「内行花文鏡」が祀られている事実を知ったのは、ある意味〝必然〟だったのでしょう。
「内行花文鏡」は、日本列島に弥生時代~古墳時代に持ち込まれたり、列島内で模造された銅鏡です。



壺井権現社で祀られている「内行花文鏡」を見た時、
 「あっ、コレ河越御所にもあるわ!」
って思いました。

ほ~らねっ。
ず~っと前、オークションで入手した「内行花文鏡」レプリカです。
手にとった際、同心円孤が繰り返されている箇所を見て〝物足りなさ〟を感じていたのですが、こうして何年も経過してから〝運命〟的な邂逅に繋がったのです。

 

レプリカなので鈕座(ちゅうざ)に穴は開けられていません。
鈕座を中心に四葉文(よつばもん)が8つ、外側に向けられています。
鈕座を中心に連弧(れんこ)が内向き(中央に向かって)一巡しています。
連弧は8つが一般的ですが、他の数の鏡もあります。

 

中国では日用品の鏡として流通していたことが推測されているそうです。
鈕座の周り、四葉文や連弧文のところに吉祥句が配されているものもありますが、こちらのレプリカには吉祥句がありません。
吉祥句は無い方がカッコいいんですよ。

 

「内行花文鏡」には様々な図形を持つものがあるのですが、「河越御所」にあった「内行花文鏡」は河内国壺井権現社・拝殿で祀られているものと〝お揃い〟にございました。
八幡神を祀る社によく参拝しますが、そうしたことも奇縁によるんでしょうな(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当サイト内のすべてのコンテンツについて、その全部または一部を許可なく複製・転載・商業利用することを禁じます。
All contents copyright (C)2020-2026 KAWAGOE Imperial Palace Entertainment Institute / allrights reserved