大和国狭井神社(奈良県)

狭井神社は大神神社の摂社で、正式には「狭井坐大神荒魂神社」(さいにいますおおみわのあらみたまじんじゃ)と謂います。
大神神社では大物主大神の「和魂」を祀っているのに対し、狭井神社では大物主大神の「荒魂」を祀っているとのこと。

一般的には、三輪山登拝の受付をする神社として知られていますね。
何度も三輪山登拝をしているのですが、記事を掲載するのは今回が初めてです。
とは云っても、大神神社参拝の序で的に参拝しました。
結果として、そうなってしまいますよね。

暗くなりかけていましたので、ちょいと駆け足で社殿へと向かっていきます。

 

もう参道の灯籠には明かりが点いていました。

 

画像では空が明るく見えますが、実際はだいぶ暗い参道でした。

 

鳥居の前に到着しました。
この画像でも空は明るく見えますが、実際はだいぶ暗いのですよ。

 

参道の左手側には赤鳥居があり、浮島には市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)が鎮座しています。

 

ちょいと立ち寄って、手を合わせます。
海神・水神である市杵島姫を祀っているのだそうです。
奈良時代から始まった神仏習合の考え方で、平安時代に仏教側からの説明(本地垂迹:ほんぢすいじゃく)で、市杵島姫は弁財天と習合されています。

 

狭井神社の参道に戻ります。
僅かな時間で、どんどん暗くなっていきます。

 

狭井神社の拝殿に向かって行きます。

 

参拝客は、ほぼ居ない状態でした。
左手側が売店(授与所)、三輪山登拝の受付場所でもあります。
勿論、朱印をいただきましたよ。

画像は撮っていませんが、右手側に登拝入口があります。

 

拝殿の左手側に回り込むと

「薬井戸」が御座います。
明るい内は薬水を求め、列ができることもあります。

 

「狭井」の由来となる井戸ですが、井戸の佇まいはありませんね。
安全面・衛生面から、この様な姿になっているのでしょう。

 

銀色の金具がボタンになっていて、これを押すと薬水が出てきます。
コロナ禍がありましたからね、拝殿側にたくさんの紙コップが配備されています。
勿論、薬水を頂戴致しましたよ。

次に訪れる時は、三輪山登拝の時でしょうな。

 

 

 

 

 

 

 

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