2024（令和６）年10月24日（木）、TanaCOCORO「吉祥天」の復元極彩色仕様／細密現存仕様の各２版が発売されました。
発売日直前、株式会社MORITA様本社にうかがい、購入オーディションを開催してまいりました。
何時もながら、スタッフ様のご厚意で、楽しくオーディションをすることができました。
有り難うございました。
2021（令和３）年８月に発売された初版が完売してからも、再販要望が多く寄せられたそうで、今回の復元極彩色仕様／細密現存仕様各100体再生産が実現しました。
緻密なパーツの組立と細やかな彩色で、価格は4千円ほど上昇しました。
世の中が、そうした流れになっていますので、そこは致し方ありますまいて。
左側：復元極彩色仕様が３体
右側：細密現存仕様が３体
ご用意いただきました。
復元極彩色仕様の３体ですよ。
「極彩色」の名に相応しい、艶やかなお姿ですよ。
後の画像でも、ご確認いただきますが、どの吉祥天も〝目力が強う〟ございます。
皆、アイ・ラインが綺麗なのですよ。
こちらは細密現存仕様の３体です。
公式HPの見本ほどではありませんが、お顔の白粉（おしろい）が剥がれているかの様な彩色がなされています。
これまた、３体とも違いを見出すことが難しいですなぁ。
３体、並べて観ていますが、観る角度を変えると不思議なことに表情も変わった様に見えるのです。
見た目では難儀ですが、お顔の輪郭までも〝個性〟があるかの様に感じます。
それは細密現存仕様の３体にも当てはまるのですよ。
立体の造形って不思議・・・凄いですよね。
「吉祥天」は女の子だから、その魅惑的な容姿に翻弄されているのかもしれません。
復元極彩色仕様の３体、お顔を拝見しますね。
左：頬が締まっている感じ
中：ふくよか頬をしている感じ、綺麗な丸顔
右：小顔な感じ
こうして、画像を比較してみると案外〝違い〟を明確に見出すことができますね、
オーディション現場では、皆同じに見えていたのに・・・。
後ろ姿ですがね、
初版よりも細かく丁寧に塗られていました（笑）。
それでも、個体差は生じていますがね。
細密現存仕様のお顔も拝しますよ。
左：白粉の剥がれ具合、バランスがよろしい
中：ちょいと目が細い印象、ふくよかな頬が特徴
右：頬から顎にかけてふくよかな感じ
こちらも現場では、皆同じに見えていたのですよ。
画像で比較すると、〝個性〟がハッキリしていますね・・・。
細密現存仕様の後ろ姿、初版の雑な彩色に感情的になってしまいましたが・・・
だいぶ改善された様ですね（笑）。
ここは、追及しないしない方が良いのかもしれませんな。
このあと、スタッフ様が２種類を各２体ずつ追加してくださいまして、５体・５体からの選出と相成りました。
復元極彩色仕様５体のうち、左側のコが最も〝目力が強かった〟のです。
〝涼しげな眼差し〟とでも言いましょうか。
スタッフ様が、
「このコの目力が強いですね」
と助言を下さいました。
確かに目力が強かったですしね・・・ということで、このコを連れて帰ることに決定しました。
先ずは一件落着っ。
さぁ、今度は細密現存仕様の５体です。
今一度、後ろ姿の観察です。
多少の〝塗りの違い〟はありますが、それだけでは決め手に欠けます。
何とか４体に絞り、再びお顔を拝します。
観れば観るほど、輪郭の違いを強く感じる様になってしまいました。
暗礁に乗り上げたかの如きでしたよ。
すると、スタッフ様が
「このコの目力が強い～っ」
と、まるで〝天からの声〟を投げかけてくださいました。
そのコを連れ帰ることに決めました。
ズラリと並べていただきましたが、今までで最も難しい購入オーディションでした。
スタッフ様のご指摘、有り難く頂戴致しましたよ。
復元極彩色仕様／細密現存仕様、それぞれ最前列のコを連れて帰りました。
最後は、みんなで記念撮影をしましたよ。
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