2024年05月29日 ライト・アップの無い、夜の東大寺。

戒壇堂(戒壇院)から「四天王」が東大寺ミュージアムに出向していた時のお話です。
2022(令和4)年末の訪問でした。

〝早朝の東大寺〟は以前の覚書で掲載しましたが、その逆の発想で〝夜の東大寺〟に挑んでみたのか今回の更新です。

特別なライト・アップがある訳でも無い、通常日の夜の東大寺境内に立ち入りました。

南大門は、この様な感じ。

観光客の姿は・・・ありませんでした。
金剛力士の姿は、残念ながら撮っていませんでした。
暗くて姿が見えなかったから、撮ってなかったのでしょう。
フラッシュをたいて撮影すれば良かったのですがね。
それはまた、次の機会に。

 

南大門越しに金堂(大仏殿)の屋根が見えています。

 

南大門を潜り抜け、振り返りました。

夜でしたが晴れていて、星空が綺麗でした。

 

同じ構図で撮った画像ですが、フラッシュの光?のために南大門が赤くなってしまいました。
ちょいと気持ち悪い画像になってしまいました。



東大寺ミュージアム前で大仏の手のレプリカを撮っていたら、

警備員が出てきました。
全く気にすること無く、四天王ポスターを撮影していました。

単に写真撮影をしていただけなので、警備員は戻っていきました。
ミュージアムを襲撃・略奪しようとする族とでも思われたのでしょうか?
まるで、そうした疑いを抱いて出動したかの様でした。
任務に忠実な警備員、天晴れですよ(笑)。

 

そのまま金堂(大仏殿)の方へ向かって行きます。

勿論、金堂(大仏殿)の敷地に入ろうなぞとは思っていませんよ。

観光客は誰も居ませんでした。
晩ご飯の時間帯でしたからね。

薄っすらとですが、金堂(大仏殿)の屋根が見えます。


金堂(大仏殿)前の「中門」に辿り着きました。

ちょいとピンボケになってしまいました。

 

年末でしたのでね、「初詣」の案内が表示されていました。
元旦は午前零時~八時まで「入堂無料」なのだそうです。
何時か行きたいですねぇ、大仏を拝む初詣っ。

 

見える筈もありませんが、向こう側に金堂(大仏殿)があります。
法華堂にも足を伸ばしたかったのですが、徘徊して警備員に捕獲されるのは回避したかったので止めました。



でも、折角なのでね。
方向転換し、東大寺の端っこのひとつに足を伸ばしました。

改築は為されていますが、創建時の姿を伝える「転害門」ですよ。
画像では表現できていませんが、星空がとても綺麗でした。


内側から、外側(道路)を見ています。

此方側が、創建当初の姿を残しています。
暗くて判りませんがね。

 

門の横側を通過して

道路側から「転害門」の正面を見ています。
明るい時の「転害門」も素敵ですが、夜の「転害門」もこれまた一興ですな。

 

斜めから。

平氏軍の進路もありますが、端っこにあったから焼き打ちされなかったのすよ。

 

「転害門」に張られた注連縄をズームしました。
日中は、彼方此方と探訪エンターテイメントを追究しているので夜間徘徊は原則しません。
でも偶にこうして夜の寺社を訪れ、何時もとは異なる表情を楽しむ様にしています。