風鈴ではなく「銅鐸」の音で夏の到来を感じています。

 歴史エンターテイメント部門「桜ヶ丘遺跡出土4号銅鐸」(播磨国)を掲載しました。

〝毎日更新〟を心がけてきましたが、俗世における〝仮の仕事〟で奔走しており、数日更新ができませんでした。「大人感覚で知的に探求する遊び」を標榜していますので、ゆとりを持ちながら今後は週に数回更新していくことにします。
さて、今回は弥生時代の青銅製祭器のひとつ、「銅鐸」のお話です。意外とオークションで銅鐸が出品されており、紹介されている写真が本当であれば〝本物の銅鐸〟と判断できます。かなり以前、入札した事がありますが、競り合って10万円超になった時点で諦めた経験が数回ありました。ただ、仮に本物が落札・入手できても、その維持・管理に苦慮したことでしょう。今回紹介するのはレプリカですが、兵庫県神戸市灘区の桜ヶ丘遺跡で出土した「4号銅鐸」の形・文様・銅鐸絵画が忠実に再現されている物です。制作されたのが「昭和銅鐸」様という会社ということは判りますが、この「昭和銅鐸」様についての情報を得ることはできませんでした。手製の舌(ぜつ)を吊して揺らし、弥生時代の音色を楽しんでいます。

2020年07月08日