戦場に赴いたら振りまわす鑓です。

 模造刀エンターテイメント部門「長物特注 鍛人製 千鳥十文字鑓」を掲載しました。

中秋の名月が綺麗に見えています。ところで「神無月」になってしまいましたね。語源俗解ではありますが、神無月にはいつもより良からぬ事が生じやすい気がします。日本は宗教・信仰に寛容な国ですから「神仏習合」(しんぶつしゅうごう)という神道と仏教を融合させる考え方があります。神々が留守になるのであれば、神無月には仏の法力に頼るのも有効な自衛の手段でしょう。自衛といえば、大きく長めの鑓(槍)が必要ということで、今回はかなり以前に特注した千鳥十文字鑓(ちどりじゅうもんじやり)のお話です。真剣を製作する「鍛人」(かぬち)ブランドの長槍で、もう現在は同じ物の製作は困難でしょう。「武装商店」様HPにて発表された試作品の画像に感化され、何度も相談にのっていただき、試作品よりも長めにしていただきました。7/27紹介「大型独鈷杵目貫 朱鞘 長脇差」、7/28紹介「鍛人製金具装着 大型三鈷杵目貫 朱鞘 鵜首太刀」と〝お揃い〟の長槍になっています。

2020年10月01日