豊臣家の栄枯盛衰をたどる‐京都東山編‐。

 探訪エンターテイメント部門「山城国豊国神社‐方広寺・耳塚を含む‐(京都府)」を掲載しました。

緊急事態宣言等は解除されましたが、現実的に彼方此方に遊びに行くことができません。以前まとめて途中だった記事をアップしています。2020年末に行った駆足初詣の時に訪れた京都国立博物館のあと、そのまま〝繋がっている〟豊国神社・方広寺等に足を延ばしました。何度も訪れているのですが、この時に印象深かったのが方広寺鐘楼の天井画でした。伏見城化粧室の天井画を移したものといいます。退色・剥落はあるものの「迦陵頻伽」(かりょうびんが)たちが笛を吹いたり鼓を鳴らしたりととても楽しそうにしているのですよ。政争と災害によって不運に見舞われた方広寺と、滅亡へと追い込まれてしまった豊臣氏の悲哀を和らげるかの様に。

2021年10月06日