「多聞天」はね、四天王のリーダーだから他の三天と比較して装備が豪華なのです。

「多聞天」の装備を比較すると、他の三天(増長天・広目天・持国天)が紐帯で革製の甲を締めたり繋いだりしているのに、「多聞天」だけ革のベルトで締めたり繋いだりしていました。「河越御所」の仏像エンターテイメント部門で大和国東大寺戒壇院(戒壇堂)モデルの四天王を記事として扱うのは4例目ですが、同じ造形でも彩色といった仕様が異なれば新たな〝気付き〟を楽しむことができます。10値に上も前の作品ですが、彩色師・篁千礼氏による胡粉(ごふん)塗りの「四天王」限定版は、無茶して購入しておいて良かったですよ。粘土作りである塑像(そぞう)の雰囲気を、こうして10年超の間、楽しんできましたからね。あの時、胡粉塗りの四天王へ果敢に挑んだ自分を褒めちゃいますね(笑)。

2026年02月19日