「青梨子地」は毎回、色合いが異なります。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 薩摩柄 青梨子地鞘」を掲載しました。

未だ鞘の「微塵塗り」や「黒散らし」が無く、美術刀の梨子地といえば赤の作例が多かった頃のお話です。赤梨子地とは異なり、青梨子地の色具合は〝不安定〟で必ずしも同じ様なものにはならないのだそうです。長めの薩摩柄にハマっていた時で(現在も継続中です)、柄糸と鞘塗を色々な組み合わせへの挑戦の産物の一振です。以前紹介した居合刀・美術刀の青梨子地との比較もしてみました。青梨子地塗は本当に奥深いものです。

2020年08月26日