またしても購入オーディションから1年以上が経過してしまった、室生寺モデルの「十一面観音立像」のお話です。

最近、こういうパターンが多いんです。そんで、このパターンの話題はたまっているのですよ(笑)。大和国宇陀郡室生には何度も足を運んでいますが、室生寺には2・3階に1度くらいの頻度で参詣しています。遂この間、久方振りに室生寺を参詣してきましたのでね。「河越御所」内で埋まっていた十一面観音立像を掘り起こしました(笑)。購入オーディションの時は「目線が虚ろだなぁ」と感じていましたが、こうしてゆっくり観察すると、そうでもありませんでした。オーディション時には、この「十一面観音立像」を介して室生寺十一面観音のお姿が見えましたからね。室生寺十一面観音の「お顔」は褪色・剥落に加え後世の彩色も加わっているので色合いが複雑です。その忠実な再現は困難ですが、それ以外の造型は素晴らしいですよ。残念ながら在庫僅少・・・、もしかするともう品切れになってしまったかもしれません。素晴らしいインテリア仏像が販売終了となるのは、とても悲しいことです。

2025年04月15日