鋒両刃の長さを調整してもらいました。

 模造刀エンターテイメント部門「美術刀特注 小烏丸刀身・平清盛拵」を掲載しました。

きっかけは、ほぼ問屋企画品「平清盛拵 小烏丸太刀(太刀鍔)」の〝強めの凸塗り〟(ぼこぬり)でした。この平清盛拵えは鞘塗り・柄巻・鐺金具など新規の要素が多く盛り込まれている美術刀でした。刀身は鋒両刃造(きっさきもろばづくり)の小烏丸(こがらすまる)でしたので、両刃部分の長さを調整することを依頼しました。個体差があるようですが、通常の小烏丸刀身は両刃となっているのはだいたい切先から刀身の1/3ほどです。此方の特注では刀身の2/3ほどを両刃にしていただきました。

2020年05月24日